俺の眼鏡を超えてゆけ

20070228(Wed) 
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発行するであろう季節に合わせてマンガを描くという事が何故かできないので、春に出す本で節分やってたりものすごい寒がってたりするっぽい。
季節感を入れたことがより仇に。

20070227(Tue) 
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私が撮ると何でもボケる。

ありえない所にトーンが侵食してくる時期(原稿の)になってきました。
犬の鼻にトーンがついていると、「あぁ……今原稿やってるんだな私……」としみじみ思います。
今日は湯船にまでトーンが侵食してきていた。

NECやPCについて色々メルフォから教えて頂きました。
本当にありがとうございます!
それではっきりしたのですが、やっぱり私に対するNECの態度は鬼畜攻めだったことが判明しました。
だって元NECの方もそう言ってた。
それにしても色んな事教えて頂いてすごく勉強になりました。
次のPC買う時やこれからのPCライフの参考にさせて頂きます。
本当にありがとうございますね。

ちなみにまた何かPCおかしいです。(淀んだ黒目で)
今PCなくなったら本っっっ当に困るので、地を這うような声で「明日になったら直るかな」を呪詛のように呟いています。
原稿できてるのに表紙と写植ができなくて、新刊が出なかったらどうしよう。
まぁまだ別に全然原稿途中ですけど……。
余計な心配を抱えながらの原稿は、一層心臓に悪いです。
もう本当に検便して欲しい……。
あ、素で打ち間違えました、違う、検便じゃない勘弁です、そんな、それじゃ正に鬼畜攻め、違う、何だこの間違え、もう直してやらん。
ていうかこれじゃ相手が鬼畜攻めなんじゃなくて、私が一方的なただのド変態です。
6万円も払ったのにショックです。(お門違いな傷心)


OFFの一番下の所に、よくいただくご質問をアップしておきました。
何回かここでもお答えした事あるご質問なんですが、ログが埋もれてしまうため分かりにくくて以降も何回か聞かれた事があったので、分かりやすくしようと思って一応書いてみました。
よかったらご参考ください。

20070225(Sun) 
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原稿やってます。
いつも使ってるトーンが1枚100円近い値上げをしたらしく、オフラインの作業で一番好きなのがトーンを貼る事な私には大打撃です。
表紙だけじゃなく本文もデジタルでやれば、トーン代もかからないから(データ入稿代金はかかる所もあるだろうけど)よさそうですが、やっぱり原稿はアナログが好きなので同人誌発行する限りは多分ずっと私はアナログ派だなぁ。
マンガ描くの好きだから、下手なりに頑張ります。


話は変わりますが、「さくらん」を上映初日の初回に見て来ました。
以前日記でも書いた事がありますが、原作の清次ときよ葉の関係に腹の底から悶えた事があるのでとても楽しみにしていました。
以下ガンガンネタバレ入りますので、まだの方はご注意ください。






いやー………………。
漫画が原作の実写版だと、しかも原作が好きだったりすると色々アレなんだなぁと思いました。
鬼に金棒と同じ意味のことわざで、「アラタにメガネ」という新語ができてもおかしくはなかった「ピンポン」が奇跡だったせいで、私の中で知らず知らずのうちに漫画が原作の実写映画に対するハードルが上がっていたのかもしれません。
私は過剰に清次に対して夢や憧れや何かモヤモヤしたものを抱いているのですが、最初公式サイトのキャスティングで椎名きっぺーの文字を見つけた時、何故か勝手にきっぺーが清次だと思い込んでしまったんですよね。
それでそのキャスティングの妙に全ての親指を立てて喜んだものなのですが、後々それが私の勘違いで本当は安藤まさのぶさんだったことが明らかになって、個人的に安藤さんはものすごい好きな俳優さんなのですが、清次を演じるには年齢が足りないような気がして「うーん……」となってしまいました。
きよ葉が廓に売られてきた時から清次はそこで働いているわけだから、椎名さんくらい大人の男じゃないと、そして癖がある人じゃないと清次は無理なんじゃないかなと思ったんですね。
安藤さんは変化球というより豪速球に美形なので。
なもんで「あー……」とずっと思っていたんだけど、始まってみたら何て事はない、喉仏があまりに美しかったので差し引いてもお釣りが来ました。
ちょんまげが似合う美形の若手って貴重だよ……。

というわけで私がこの映画ですごいと思ったこと。

・菅野みほの頑張り(乳丸出し)
・木村よしののガッツ(なりふり構わない濡れ場)
・花魁道中で清次がきよ葉の後ろで傘を持っているところ

この3点はとにかくすごかった。
素晴らしかったです。
菅野さんはキレイというより可憐な、女性というより少女っぽい可愛らしさがあるようなイメージだったのですが、粧ひがすごいよかったです。
ものすごい美人で根性悪い様を、あの可愛い顔でやってるのが何かたまらなかった。
あと今までに見たことないくらい肌露出させてました。
勝手に「あなたはまだ清純派でやっていけますよ、もうちょっともったいぶっていいですよ」と心配するほどでした。
木村さんは三雲と高尾が合体したわけの分からない役だったんですが、着物がものすごい似合っていてキレイでした。
和か洋かで言えばどちらかというと和な顔立ちの人だから、着物が本当に似合ってた。
この映画の女優さんの中で一番着物が似合ってたんじゃないかなーと思います。

ていうかそう、三雲と高尾が何か合体してたんですよ。
確かに2時間であの内容量をやるのは無理な話だから、どこを入れてどこを入れないかのエピソードの取捨選択は非常に難しいところだと思うんですが、三雲と高尾を一人の人物にしちゃいかんだろうと思いました。
高尾は一人の間夫に入れ込んでその挙句殺されてしまった悲しい人で、一方三雲は腹の底で何を考えているか分からない、ある種の強かささえ持ってるような人なのに、ごっちゃにしてしまったのは正直がっかりでした。
あと私の大好きな花屋がきよ葉に惚れるエピソードも入っていたはいいものの、何かやたらとポップな演出というか、あそこは報われない悲しい感じがよかったのに「オッス!わっちきよ葉!わっちがウインクしたら花屋さえもわっちに夢中☆オマケにお花貰っちったもんね♪」的な演出に……。
私と一緒に見に行った長谷川さんは別に相談したわけでもないのに、お互い監督の蜷川みかさんを心の中で「みかちゃん」とか「みかっぺ」とか呼んでいた事が判明したのですが、正にこのシーンでは「そりゃないぜみかっぺ」という感じでした。

ていうかもう根本から否定するような事言って申し訳ありませんが、みかっぺも主演の人も、基本的に静止画でこそ映える人なので「あー写真で見ればキレイなんだろうなー」と思うシーンが多かったです。
あと菅野みほや木村よしのの頑張りを無にするような、土屋あんなの鉄壁のディフェンス。
あれはディフェンスに定評のある池上を彷彿とさせる防御力の高さでした。
そういうシーンになるとピントがボケてパーンアウトしたり、そうかと思えば乳の部分や尻の部分に何故か手前で咲き乱れる花々。
別に土屋さんの裸が見たいわけではないのですが、男子中学生のように「ッカーー!乳見せろ、乳!」となってしまいました。
別にそんなに見たいわけでもないのに……。
自分のこの感想は何かえげつないのかなぁと思っていたら、たまたま見たテレビですまっぷの稲垣さんが全く同じ事を言っていたので(「土屋さんはもっと見せるべきだ」)、「大丈夫、一般論」と密かに頷いてしまった。
あのアイアンメイデン(鋼鉄の処女)という言葉を想起させるまでの頑なさは事務所の方針なんだろうか……。

あとこれが一番納得がいかなかったんですけど……。
どれくらい納得がいかなかったかというと、映画見た後4時間くらいずっと延々納得のいかなさを噛み締めるくらいには納得がいかなかったんですけど、ラストWhy何故に清次ときよ葉が駆け落ちするのか……。
「『さくらん』に萌えた」という日記を書いた時に延々と語ったのですが、この話の何がいいって清次ときよ葉が安易な恋愛関係に発展しないで、ずっと店の商品である女郎とそれを管理する見世番という立場を崩さない潔癖さにブルブル身悶えたというのに、みかっぺテイストではラスト手に手を取ってお互いに用意された結婚を蹴りお花畑(文字通りお花畑です)に逃走していました。
土屋あんなが乳を出さんでもいい。
若菊が安易な憎まれキャラになっていてもいい。
原作ではお盛んだったご隠居が何故か死んじゃうのだって気にしない。
でもそこは、そこだけは私の中で譲れないラインでした……。
返す返すも残念でならない……!
何で清次ときよ葉を安易な駆け落ちに走らせたのか……。
清次ときよ葉の関係は男と女じゃなくて、恋愛じゃなくて、もっとこう終わりのない螺旋に絡め取られるようなものだと思うんです。
愛だったり恋だったりするものはいつか終わるけど、上手くカテゴライズできない感情は渦を巻いていつまでも腹の底に沈殿します。
そういう二人がよかったのに……!
大スクリーンで清次どんが「オレと逃げるか!」と爽快に言った時、昔あったアーノルド・シュワルツネッガーの映画のように、スクリーンへターザンのように飛び込んでいきたくなりました。
「ア〜アア〜」という掛け声じゃなくて、「ゥウォイ!」というツッコミを入れながら。
これはない、これはないよみかっぺ。


映画の批評で好意的でない感想を書く場合、よほど上手くやらないと批評でなくただの悪口になってしまうので、今までつまらない映画見てもピントのズレたぼやけた感想しか書いたことなかったのですが、今回のはどうしても納得いかなくて辛口になってしまいました。
この映画を見て面白いと思った方、すみません。

20070225(Sun) 
パソコン壊れてずっとエンピツで臨時日記書いてましたけど、今日何とか無事データも残ったまま戻ってきました。
よかった……本当によかった……6万円かかったけどとりあえずよかった……のだろうか……。
もう新しいPC買うつもりで色んな電器店ハシゴして店員さんから話聞いたりしていたんですけど、「データは残っている」という最重要事項のお告げが鬼畜攻め(NECの意)からあったため、今回は修理をすることにしました。
多分次回壊れたらもう新しいの買うな……。
でもなんか戻ってきたPCちょっとおかしいんですけど……。
さっきちゃんと起動しなかったんだけど……。
修理の保障期間が3ヶ月なので、またおかしくなるようだったら預けるしかないかもしれません。
もしまた臨時日記になっていたら(今はトップからリンク切りましたけど)、今度こそ私はNEC(鬼畜攻め)×私のドリーム小説書きますよ。
ワケの分からない辱めをしてやる、もうこうなると誰に対する辱めなのか定かではなくなってきますが。(どちらかというと私に対するダメージの方が大きいドリーム小説)
実は見積もりに丸々3週間かかって、その後修理にも2週間、下手したら1ヶ月かかる場合もあると言われ、私は生まれて始めて他人に「ハァ!?」と言いました。
「じゃあそれっていうと何ですか、預けてから5週間かかるってぇことですか」
と落語のご隠居みたいなセリフが自分の口から流暢に流れるのをどこか他人事のように感じたりもしつつ、蓋を開けたら見積もりには3週間かかったけど、私がごねたせいか修理は1日でやってもらえましたミラクル。
いやでもまず3週間って言うのがまずおかしかったと思うし、以前壊れた時は見積もり1週間+修理に1週間で大体平均して2週間で返って来てたので、修理でミラクル起こしてもらっても大分時間がかかった感は否めないのですが、いや……早くしてもらえるもんなのかもしれないな……。
今まで何でも「はい」「はい」と言ってきたんですけど、これからはちょっと交渉できる場面ではしてみようと、企業側にしてみたらいらん自信をつけてしまいました。
いやー……でも見積もりで3週間は、もうハメハメハ的スケジュール管理ですよ。
NEC@風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みする鬼畜攻め×私@あなた(PC)なしでは生きてゆけないオタク受けのドリーム小説。
今度何かあったら24時間365日尽くしてくれる(サポートセンターが対応してくれる)真面目だけどちょっぴりおっちょこちょいの富士通君(へたれ受け)に乗り換えることをここに宣言します。


それにしても衝撃だったんですが。
電器屋の店員さんに聞いた話なんですけど、今でたばかりのVistaだとフォトショップ等のAdobe系ソフトをインストールできないって本当ですか?
それを聞いた時もう本当にショックでショックでびっくりして、
「うぞ!?」
って店員さんに言ってしまいました。
危なかった、20万円近く無駄な買い物する所だった。
フォトショ系が使えないんだったら、新しいPC買っても全くの無意味でした。
これがもし本当なんだったら、もっと警鐘を鳴らすべきなんじゃないのか?
でもそれも何となく腑に落ちない話というか、Vistaともあろう者が(別によく知りませんが)画像ソフトの最大手であるAdobeがインストールできないなんて、「え!僕の打ったホームランボールが核ミサイルのスイッチを直撃!?」クラスの凄まじいミスを犯すものなんだろうか……。
もし真偽をご存知の方がいらっしゃいましたら、よかったら教えてください。
これ、本当ですか?
行く電器店行く電器店、全ての店員の言う事が違うので、このニュースもちょっと怪しいよなぁ。
でも聞き捨てならないニュースなので、私の中でハッキリさせたいです。


PCも返って来た事だし(またいつ私の元から去っていくのか分からない爆弾を抱えているものの……)、原稿もやりつつまた更新できたらいいなぁと思っています。
それで前々から多かったオフライン関係のご質問にお答えするページとかを時間ができたら作って、OFFのページからリンク貼ろうと思います。(そんなに長くならないようだったら、わざわざ別ページにしないで同じページに書くかも)
日記でお答えするとどんどんログが埋もれていってしまうので、分かりにくかったなぁと反省しました。
ヤフオクの事とかもきちんとOFFのページに書こうと思います。

それからメールフォームも少しだけ弄りました。
今までにはなかった「ご質問のある方はメアドをご記入ください」というのを付け足しました。
これまではご質問があった際はここでお答えしていましたが、これからもそのスタンスは変わらないんですけど、ときどきここでお答えしにくいようなご質問もありますので、そういう時はメアド教えて頂ければ直接お答えできます。
必ずしも全てのご質問に日記やメールでお答えできるわけではないのですが、でも基本的にオフライン関係の事はお答えしていくつもりですので、また何か分からないことなどありましたら引き続きお気軽にご質問ください。

20070201(Thu) 
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スラダンDEよつばと!

信長は年上にものすごく懐くタイプなんだけど、無条件に懐くのは海南の先輩で、それ以外の先輩に懐くか懐かないかはある程度条件があって、藤真とは相性悪いんじゃないかなーと思います。
藤真もまた基本的に後輩を可愛がるタイプなんですが、やっぱりある程度の相性はあると思う。
でも信長が藤真を嫌がるほど藤真は信長を嫌がってません。
よつばと!のヤンダとよつばみたいに、信長は藤真を嫌ってるんだけど、藤真はそんな信長を面白おかしくからかいながらニヤニヤ接していたらいいなぁと思います。
それでまた信長に嫌われる。
親戚のおじさんと小さな子どもみたいな感じが理想です。
「今日泊まっていくか、おっちゃんちの子になるか」としつこく言ってきて、しまいには「泊まらん!おっちゃんちの子にならん!」と泣かせてしまうような藤真と信長であって欲しいです。

藤「どーよ、翔陽こねぇ?」
清「行かん!オレは次の海南を背負って立つ男だ!」
藤「あれー?でも牧は……あ、なんでもねぇ」
清「な、なんだよ……」
藤「何でもねぇ何でもねぇ、気にすんな」
清「言えよ!気になんだろ!」
藤「牧は別に清田なんかいらねぇっつってたぞ」
清「(何も映してない黒目)」
形「お、おい、清田、嘘だぞ、それ嘘だぞ。牧はそんな事言ってない。大丈夫、牧はお前が大好きだよ」
藤「わははははは!!」

親戚のおっちゃんおばちゃん夫婦&子どもの会話ですが、年齢差わずか2歳の見事なギャップも清田信長その人の成せる技です。
正しい意味で天に愛されている男。



委託通販でお世話になっていたエスエスブックスさんが通販業務から撤退されるそうです。
今現在お願いしている本はないのですが、4月の新刊もお願いしようと思っていたのでとても残念です。
こちらはうちみたいな小さいサークルにとても優しい通販形態だったので重宝していました。
こんな所でも言ってもアレだけどお疲れ様でした&ありがとうございました……。

えーとそれで4月の新刊はどうしようかな……。
自家通販はいつも通りやりますが、またどこか違う通販委託業者を探してお願いした方がいいでしょうか?
元々通販の数が多くて一人では裁けないので業者さんにお願いしていたわけではなくて、当サークルの自家通販が小為替方式なので、それがやりにくいという方のためにお支払方法が選べる業者さんにお願いしていただけなので、数という面では別に自家通販のみで対応できるんですけど……。
わざわざアンケート設置してやるほどの事でもないのでしませんが(今時間もない)、もしよろしかったらご意見お聞かせください。
自家通販の小為替方式だとご都合悪い方ってどれくらいいらっしゃるんでしょうか。
必ずしもご希望に副えるわけではない(業者通販だと審査があって、こっちがお願いしたくても諸々のアレでダメな場合も多い)ので申し訳ないのですが、参考にさせてやってください。

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