俺の眼鏡を超えてゆけ

20070128(Sun) 
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原稿ぼちぼちエンジンかかって来ました。
12月から始めて私の同人史上(この世で一番どうでもいい歴史)類を見ないポンコツエンジンぶりに何かもう悲しくなってしまって、無理に新刊出さないでもいいかも……と思っていたのですが、何のことはない、蓋を開ければ多分またそこそこには厚くなりそうです。
薄い本より厚い本が読むのも書くのも好きだから、泣かない程度にがんばりまっす。
まぁイベント年に2〜3回しか参加してないからできる頑張りですけど……。
去年の秋のイベントで出した本では翔陽の出番があんまりなかったので、今回はバカ5人組の話を2本以上は描くつもりです。
あと洋平。


私の原稿があまりにも進まなかった時長谷川さんに愚痴を聞いてもらっていたのですが(今思うとこんな事グチって相当恥ずかしい……。生まれて始めて原稿が進まなくて人にグチりました)、ぼやく私を長谷川さんが「洋平が手伝ってくれたら進むかもねぇ」みたいな感じで慰めてくれて、何か変なところに火がつきました。
着火一秒怪我3時間。
それから延々洋平が同人誌描く時アシしてくれたら……三井も手伝いに来てくれたら……しかも洋三原稿を……の妄想です。
趣味?
お花とお琴と妄想を少々……。

前にも書いたけど洋平は絵は下手だと思うんです。
洋平画伯の絵画センスは動物の顔を(^v^)で描き、花といえばチューリップ、妹が書いている女の子のイラストは総じて「お人形さん」です。
昔私が高校生の頃、美術の時間で「自分の好きな歌を絵にする」という授業があって、皆思い思いに自分の好きな歌で一生懸命絵を書いていたのですが、同じクラスにめっちゃくちゃ無口でクールな男の子がいたんですよね。
いっつもヘッドホンして痩せぎすの体を猫背にして歩いてました。
友達はいるんだけど一匹狼タイプというか、何かマンガの登場人物みたいな人でした。
それで私はその人はどんな絵を描くのかなーとふと気になったのですが、運良く提出の時順番が重なって、その人の絵が見れたんですよ。
茶色い線が横に1本引いてあるだけの絵でしたね。
ていうか絵か?それは絵なのか?
世の中に中指立てて背を向けたようなパンクな作風に、当時私は密かに衝撃を受けたのですが(「何でこの人選択授業、書道じゃなくて美術を選んだんだろう…!」と)、洋平に関しても何かそんなイメージがあります。
自由に書いていいよっていうのが、絵を描く以前に苦手っぽいイメージ。
人の心のキャンパスは洋平色に塗りたくるくせに、自分がまっさらの画用紙を前にしたら途方に暮れてしまうんじゃないかと思います。
だから0から1にする作業がすごく苦手なんです。
でも元々手先は滅法器用だと思うので、0から1にするようなネーム作業、1から2にするような下書き作業はできなくても、5から6にするようなアシ作業は実はこなせるんじゃないかと見ました。
ただベタを塗るとかこの余白にべったりトーンを貼るとかそういう単調な作業はできるんだけど、影を適当につけてトーンを貼ったり削ったりの効果めいた作業は洋平には無理だと思います。
ていうかそもそも洋平にマンガ描くの手伝わせるとは何事だという大前提が。
まぁそれは見ないフリして押し進めますが、長谷川さんが
「洋平は写植きっちり貼ってくれるね、絶対少しも曲がったりしない」
と言ったので、今から憂鬱な写植作業も洋平が貼ってくれるかもしれないと仮定すれば心も軽くなるというものです。
俄然やる気を出し始めた私に「え、ちょっとまって、これカッコいいの?これでいいの?」と戸惑いを隠せない長谷川さんでしたが、最終的には「アリだ」という判定を下し考えた以下洋三アシスタント妄想。

・何故か洋三18禁原稿を洋平と三井に手伝ってもらう事になったとしたら。
・「この点描ってヤツだけあ、いつまで経っても慣れないんだよな……」と、丸ペン片手に照れくさそうに笑う洋平。
・コタツで原稿。
・洋平は前髪下ろしてるんだけど邪魔だから、あのぶっといヘアバンド?みたいなやつでとめている。
・勿論ユニクロのスウェットです。
・三井がアンアンあえいでいるコマのベタを塗りながら、「実際はここまでならねーだろ。つーか男同士で正常位っつーのがまず幻想だからな」って淡々と。
・居た堪れない三井。
・「初めてでここまでスムーズって言うのも、逆にこえー話だよなぁ?」って、三井の局部にトーンを貼りながら。その頬にはトーンくず。
・洋平のいつもは機械油で汚れている手が、今はパイロット製図用インクで汚れている……。
・三井は自分の乳首にトーンが貼ってあるのを見てショックを隠せない。
・「俺がソーリになったら、男の乳首にトーンは貼るなっつー法律を作る」
・熱弁のあまり、原稿にカルピスをこぼす三井。
・怒る私。
・「時間ないのにどうしてくれんの!?あーもう三井君の喘ぎ声『みゃぁん……っ』にする!絶対する!」
・「ちょ、ま、な……っ」
・「つーか膝にもトーン貼ってやる。赤ちゃんのほっぺに貼る様な、あの丸い小さいグラデにホワイト処理してある例のトーン貼ってやる……」
・「おま…っ、やっていい事と悪ィ事があんだろーが!」
・洋平がコタツを出て、「まぁまぁ。時間がないから急ぐ気持ちも分かるけどさ、アセったって何もいいことないっすよ。夜食にしましょう。カップラーメン何にする?」やかんに火をかけながら。
・「「とんこつ醤油!」」
・三井とユニゾンしたい……。
・奥付に「スペシャルサンクス:M&M's(Youhei Mito&Hisashi Mitsui)」って書きたい。

ところでこんなこと書いてる間に原稿やれば、3枚はペン入れ出来ましたね。


ふと思ったんですけど、「絵が上手い」と「マンガが上手い」って全く別物ですよね。
短距離走が得意か長距離走が得意かの違いと似ているような気がします。
両方とも走ることには変わりないし、走らない人から見ると一見同じ様に見えるし現に共通するセンスみたいなものはあるんだけど、実際は似て非なるものというか、なんかそんな感じがします。
絵が上手い事はそれ自体で十分な財産なんだけど、だからってマンガが上手いとは限らない。
逆もまた然りです。
昔は絵が上手ければそれだけで見ていて楽しいので中身にはあんまりこだわらなかったんですけど、最近はとにかく上手いマンガが読みたい!(同人でも商業でも)
そしてマンガを描くのが上手くなりたい。
なんつーかもう絵に関しては諦めましたね……。(遠い目)
だって今日ちょっとショックだったんですけど、昔は1年前に描いた絵なんて恥ずかしくて見られませんでしたが、今日1年前の絵見たら余裕で直視できたっていうか、むしろ今よりマシなんじゃないかと思うものすらあったりしました。
1年前どころか2年半前までは余裕だった。
全然変わってない、成長してない証ですおおぉ怖い。
だからもうマンガに照準合わします。
絵とマンガが絶壁でぶら下がって「助けて!」となっていたら、私はマンガを助けよう。
いや、絵も助けたいんですけど……。

ちなみに同人誌を読んで「この人マンガ上手いなー!」と思う時は、ストーリーやセリフの言い回しが素敵だった時は勿論なんですが、きっと描きたくなかったんじゃないかというものまできちんとそれを悟らせないように描いてらっしゃる同人誌は、尊敬の眼差しで作家さんの名を心に刻みます。
私なんかで言うと、まず背景は描きたくないですね。
あと背景じゃなくても建物とか小物とか、そういうのも描きたくない。
モブも描きたくない。
食べ物とかも描きたくない。
靴も描きたくない。
ないないない描きたくない、ないないない時間もない、ないないないでもやめられない…………(同人が)。
打っててお前どんな駄々っ子だよと思いますが、でも恥ずかしながら本当です……。
描きたくないもの方が実は多いんじゃないか。
私が「描きたいものは?」と聞かれて、光速で挙手の後滑舌よく発言できるのは「上唇とノドボトケ!」くらいのようなもんです。
「それ言わなければ気づかなかったのに……」と言われたんですが、でももう言っちゃいますけど、私は上唇とノドボトケが描きたいがために不自然なコマ割になることが滅法多いです。
無理矢理ねじ込みますからね、意味もなくそのカットを。
もう全部話が洋平の薄い上唇と男らしく隆起したノドボトケで進んだらいいのに。
ネタっぽいですけど私の本を見て頂ければ、どんだけそれが真に迫った願望かがゾワゾワと伝わってきて気味が悪いと思います、現に私は読み返してみてちょっと引いた。
でも懲りずに4月に出す本もまたそうなる事は目に見えています。
いいんだもう、欲望に忠実にやるから。
ていうか今気づきましたが、自分を基準にしてマンガ描きさん全員が背景小物モブを描く事を嫌がっている前提で話進めてしまいましたが、なんていうか断じてこれは違いますね。
あーもう頑張ろう、マンガ頑張ろう。
下手なりに少しずつ上達していけたら言う事ないですね!


そういえば友達から往復ハガキが着たんですよ。
インビテーションってあって、カッコいいイラストも書いてあって、元々絵の上手い人だからとうとう個展を開くんだ!スゲェ!と思ってよく読んでみたら、オタクで鍋〜略してオ鍋〜のお誘いでした。
絶対絶対個展かと思うような死ぬほど凝りまくった作りで、どれくらい凝っているかというとオ鍋イベントの専用ロゴ(オリジナル)が至る所にデザインで配置してあったり、主催や協賛がいたり、会場(友達の家)までの地図が企業の招待みたいな感じであったり、なんかもうちょっと感動した!
マーベラス!
とても楽しみです。
この日は総勢8人?くらいのオタクで鍋を囲むらしいんですが、恐るべきことにほぼ全員と私はジャンルがかぶった事があって、ほぼ全員の同人誌を所持しています。
そんで気になったのでザッと計算してみたのですが、8人が過去出した同人誌の冊数を大まかに足してみると、多分400冊近くになる計算になりました。
これはもうオタクで鍋〜略してオ鍋〜というより、魔界で鍋〜略してマ鍋〜っぽい、鍋の底が異界に通じるかもしれないというような黒ミサ加減になる予感がします。
主催のありさん、がんばって!
とりあえず鍋の具は水戸洋平でお願いします。
きっといい出汁が出る。

20070123(Tue) 
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妹が「ウンパ・ルンパとめざましテレビの大塚さんは同じ顔だ」と何回も言ってくるので、「しつこい!」とケンカになりました。

20070121(Sun) 
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口ゲンカ王。


相当昔にビートたけしの元気が出るテレビという番組で、「口ゲンカ王」というコーナーがあったんですよ。
読んで字の如くガチンコで口ゲンカするという趣旨のもので、1対1のトーナメント戦で相手を言い負かして勝ち抜いていくって感じのものだったと思います。
私のおぼろげな記憶を辿ると色んなタイプの口ゲンカする人がいて、何言ってるか分からない様なキツイ方言でガーッとまくし立てる人もいれば、イヤミな理論武装派もいたような覚えがあります。
女子ならではの視点で攻めるタイプの口ゲンカもあったり。
どうやってその勝ち負けを判定していたのかはもう忘れてしまいましたが(相当昔なので)、今思うとひどいコーナーだよな……。
だって参戦した女児が泣かされて試合終了とか日常茶飯時だった覚えがあるもん……。

まぁそんなこんなで、腕力では絶対勝てない三井は口ゲンカしに来たオシャベリ君でいいと思います。
でも口ゲンカでも最弱だと思う。
多分晴子ちゃんにも負ける。
三井は「口ゲンカ=悪口=バカ」という、小学校低学年の時から揺るぎない概念が植えつけられ、育ち、花開いた感があるので、仮に三井と晴子ちゃんが口ゲンカしたとしても(三井は基本的に女の子にそんなひどい口はきかないと思うのですが、あくまで「口ゲンカ」という名のスポーツ(……)で試合したとして)

三「バカじゃねーのお前赤木の妹とかいってマジうけんだけ
晴「バカって言った方がバカだと思います!」(真っ直ぐな目)

撃沈です。
湘北で口ゲンカがきっと強いのはりょーちんと彩ちゃんですね。
この二人はものすごい口が達者だと思う。
りょーちんはムカッとくるけど正論な事を難しくないボキャブラリーで実に分かりやすく言ってくるタイプの口ゲンカで、彩ちゃんは自分でも気づかなかったような事を鋭い洞察眼でインサイトしてズバッと切り込んでくるタイプのような気がします。
ゴリは口下手だからめっちゃ弱い。
すぐに「な……う……お前……っ」ってなってしまう。
花道も自分を持ち上げる語彙は豊富なんだけど、他人を貶める語彙は皆無なので絶対弱いです。
流川なんか論外ですね。
唯一手持ちの武器が「どあほう」なんで、初戦敗退は確実です。
ちなみに洋平はというと決して口下手ではないんだけど、マシンガンの様に淀みなく流暢に言葉が出てくるタイプではないので(常に目で威嚇タイプ)、口ゲンカに限っては物凄い強いということはないんじゃないかなーと思います。
相手が早口でガーッと何か言ってきて、息継ぎのためにちょっとだけ間が開くとすかさずそこで「骨が折れる音聞いた事ある?」。
相手はゾッとしてしまいますが、口ゲンカではこれは反則なので(テレビの口ゲンカ王のルールがどうだったかは知りませんが、この場合の口ゲンカはあくまでスポーツなので、試合後の暴力を匂わすような発言は反則っぽいような気がする)一発退場、レッドカードです。
じゃあ湘北での口ゲンカ王は誰かというと、多分木暮さん。
思わず10年以上前の音楽の時間、合唱の時歌うのが面倒だったから口パクでずっとごまかしていた事を膝を折って謝りたくなるような、そんな罪悪感を煽る笑顔で
「○○はいつもいつも誰より一生懸命練習していて、俺は本当に感心しているんだよ。いや、すごく嬉しいんだ。勿論お前は俺なんかのためにやってるわけじゃなくて、自分のためにやってるってことは百も承知なんだけど、それでもすごく嬉しいんだよ。お前が頑張っただけ俺たちは上に登れるような気がしてるんだ。ははっ、勝手だよな。ごめんよ。ただ無理だけはくれぐれもしないでくれよ?辛かったら休むっていうのも、時には本当に大事だよ。お前がどれだけ頑張っているかは俺がよぉーく知ってるからな、ところで実を言うと俺お前がちょっと苦手なんだ(微苦笑)」
とか言われたりしたら、どんだけ早口でまくし立てられる人でも心がぽっきり折れると思います。
き、嫌われたくない!
こんなに優しい木暮さんに嫌われるという事は、日本中の人間がオレを嫌いという事だ!!
木暮さんは日頃の行いがマザーテレサレベルな分、対戦相手をパラノイア的なショックに陥れるので効果倍増です。
試合って分かっていても、そんな悲しい歌聞きたくないよ……!


ところで翔陽の口ゲンカ王は棄権者続出で藤真ですね。
リングに上がる足が震える対戦相手。
第1回目なのにも関わらず何故かチャンピオンと挑戦者な気分だと思います。
豊玉の大阪弁標準装備は、RPGで言うと初期装備ですでに結構いいものが付いてくるキャラ的な頼もしい感じがあります。
ある程度気弱なキャラだったら、岸本の「こんにちは」に当たる「いわしたろかコルァ!!」で二の句が告げなくなりますからね。
でもスライムあたりには有効な装備でも、中盤に差し掛かってくるとこの初期装備もそうそう役に立たなくなってきそうです。

岸「おんどれ何抜かしとんのじゃコラきょっとーんとした顔しくさってからにオレが起き抜け一発喉に手ェ入れてのどちんこ可愛くちょうちょ結びしてから全身そらもう念入りに漂白したろかワレェ!」
牧「すまん、誰だっけ君?」

20070116(Tue)  業務連絡
取り急ぎ、ご質問頂きましたのでお答えします。

Q.通販で予約してたんですが・・まだ販売はしてますよね??キャンセル扱いになってそうなので・・早く読みたいのですが。。中々郵便局行く時間がなくて・・

A.えーとすみません、トップやオフラインのページ、あとこのメモでも何度もすでに書いているのですが、通販は11月末日で終了しています。11月末日で通販を終了する事は11月初旬からずっと言っていた事ですので、どうぞご了承ください。欲しいと思って下さるお気持ちに副えなくて本当に申し訳ありません。本の在庫状況や販売予定イベントなどはトップの「OFF」という所をクリックして頂ければ詳しくご覧になれますので、もしまだ興味があるようでしたらどうぞご参考ください。
それから少しに気になったのですが「通販で予約してたんですが」とのことですが、当サークルの通販では予約制を取っていません。お名前やご住所を入力して送信するフォームは設置していましたが、それは「宛先のお問い合わせフォーム」として設置していたもので、予約をするものではありません。私なりにその事は明記していたつもりなのですが、誤解を招いてしまったようで重ね重ねごめんなさい。ご理解何卒よろしくお願いいたします。

20070114(Sun) 
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湘北発チューチュートレイン。

絵が下手なんでいまいち上の絵だけじゃ分からないと思うんですが、これはあれです、ダンスでこう縦1列に重なり合うように立って千住観音の手のように、円を描くようにこう踊るっていうか。(手を空に彷徨わせながら)
それを3バカが相手をおちょくる時にやっていたら可愛いなぁと思います。
山王戦の時、花道とリョーちんと三井が3人並んで腕をグッとやるのが死ぬほど可愛かったので、山王戦で味をシメた(「キマった……!」と思った3人)彼らがその後の愛和学院戦の際にこれをやればいいと思う。
ムカッチーーーンとくる愛知の星。
スタンドで大爆笑の桜木軍団。
「ときめき運べよ花道ー!」
「出た、神奈川のtrfー!」
「目線お願いしまーす!」
ちなみにカチンと来るのは3バカと同じ知能指数の諸星だけです。
他の愛和学院のスタメンは「え?え?」みたいな感じで、突如始まった相手高の意味不明なダンスに戸惑うだけなんですが、諸星だけは同じ穴の狢として敏感に「こ、これはおちょくられている……!」というのを察知し、その挑発に乗ったらいいです。
それで「倍にして返したらぁ」と思った諸星はすぐさま華麗なダンクをキメ、自分が最前列となってこのチューチュートレインダンスををお見舞いしてやろうとするのですが、「ホラ!後ろ!後ろ来いて!」とやっても他のチームメイトは「諸星、お前ここには雑誌も来てるんだよ……」「カメラあるから……」と言って続いてくれません。
ゲラゲラ涙流して笑う3バカ。
「オレらが後ろで踊ってやってもいいけど?」と調子づく3バカにゴリは拳骨を炸裂させますが、それでもまだププー!と笑ってる3バカに、諸星は真っ赤になってブルブルするくらい感情を持て余していたらいいなぁと思います。

ちなみに彼らの言うチューチュートレインはZOOのであって、断じてEXILEのではありません。
古き良き90年代……。


そういや余談なのですが、上の絵と同じダンスを私やった事ありますね。
高校の時体育の時間で創作ダンスをやる授業があったんですが、私と同じ班にいつもは体育サボってるか出ていても真面目にやらないような派手系女子がいたんです。
その子はギャル系の雑誌で表紙モデルやったりするような、本当にスタイルもよくて顔もすごく可愛い、歩いていたらサインをせがまれるような(実際目撃した)派手な子で、ダンスに興味があるらしく、というか本当にやってたらしいので、その創作ダンスの時はやけに積極的に振り付けを施してきました。
それで張り切ったその子にされた振り付けが、上記のチューチュートレインだった。
しかも私最前列。
それだけだったらまだしも、細部までこだわりを見せたその子の指導により、手はインドの仏像っぽく、首はヨガっぽく左右に移動させる動きを強要され、何か笑わせようとしてるんなら私も笑えるから別にいいんですけど、大真面目にそれらをレクチャーされて死ぬほど遠い目になってしまった事をぼんやり思い出しました。
地味な私には発言権はおよそ皆無で、それらを壊れたロボットのようにカクカク踊るしか道はなかった。
他クラスの女子と合同体育だったんですけど、私のその捨て身のロボットダンスを見た違うクラスの友達に「COLO(仮)ちゃん、目が虚ろで魚みたいになってたよ」と言われました。
ちなみにそのダンスにあわせて踊った曲は、変わり者として当時名高かった同じクラスの友達が持ってきた、北朝鮮の行進曲でした。

20070112(Fri) 
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「よつばと!」のよつばととーちゃんとジャンボ。

このマンガ本当に好きです。
大切にしたくなるマンガだよなー。
書いてるのがあずまんが大王のあずまきよひこ先生なんですけど、私自身あずまんが大王が萌え系のイメージが強くて少し敬遠している所があったんですね。
コミケ3日目配置っていうか。
でも全然そんなことなくて、あずまんが大王は未読なのですが調べてみるとファン的には萌え系にカテゴライズされるものではないらしいし、よつばと!も全くそんな事はありません。
とある街に引っ越してきたよつばととーちゃんが、お隣の家族(父・母・長女・次女・三女)やとーちゃんの友達(ジャンボやヤンダ)と毎日を静かに、だけど楽しく生きていく話です。
別に超能力者が出てくるわけでもないし、地球がピンチになるわけでもない、登場人物たちの相関関係が矢印でごちゃごちゃになるようなこともない。
でも主人公の5歳のよつばにとっては、夏だから花火しようとか、公園に絵を書きに行こうとか、そういう日常の事が地球がピンチになるくらいの大事件なんだなーと読んでいて本当に胸が温かくなります。
味噌汁が美味しい事がよつばにとってはもう大事件だから。
本当に可愛い。
何度でも読み返したくなるし、現に何度も読み返しています。そして飽きない。
前も書きましたが、ジョジョとからくりサーカスを読んだ後私は「そうだ、私いい人間になろう」と思うのですが(でもすぐ忘れる)、よつばと!を読んだ後は「そうだ、人にやさしくしよう」と思います。
まぁすぐ忘れるんだけどな!\(^o^)/

あと話が小さいよつば視点で進んでいくので、街の景色とか家の中の様子とかも文字通り目線が低いんですよね。
冷蔵庫が巨大に見える。
それとあずま先生に実際お子さんがいらっしゃるかどうかは知らないのですが、よつばのちょっとした仕草とかがものすっっごい子どもらしくて、先生は本当にすごいと思った!
よつばの階段の上がり方とか、私が小さい頃やってた上がり方とまるっきり一緒です。
サラッとそういうのが沢山詰め込んであって胸がきゅんとする。
よつばが「高かった」を言えなくて「たたかった」と言っていたり、きっと「何のお構いも出来ませんが、どうぞお上がり下さい」と言いたいんだろうけど「おあがり?おまかいですが」と言っていたり、いちいち説明とかなくてサラッと流す感じでそういうのが沢山あって、私は何だかもうよつばが可愛くて可愛くてあと少し懐かしくて涙が出てきそうでした。
これを読んで、私は「高島屋」が言えなくて「たかしやま」と言っていた事を思い出しました。
きっと私みたいに、色んな事を思い出す方が沢山いらっしゃるんじゃないでしょうか。
本当にオススメなので、是非読んでみてください。
瞬間的に臨界点を突破するような面白さや燃え(萌え)はないんだけど、大事に何度も読み返したくなるマンガです。
あとよつばと!を読んだ後にあずま先生のサイトに行くと、あずま先生の言葉遣いがまんまよつばなのであずま先生も可愛く思えてきてしまうというこの可愛さスパイラル。


新年明けてからも新年のご挨拶やご感想など、本当に色々ありがとうございます。
お返事できなくて心苦しいのですが、何度も何度も読み返して元気を貰っています。
嫌な事とか辛い事とかあって、「もういいんじゃね?日記で愚痴ってもいいんじゃね?」と思うこともまぁごくたまにあったりもするのですが、それでもメールチェックしたらメールが着ていて、そこに「すごい好きです」って感じの事が書かれてあると、お世辞8割増しとしても本当に嬉しくて頑張ろうという気持ちになれます。
本当にありがとうございますね!

20070109(Tue) 
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その3

鉄コンDEスラダン。
以前洋平と花道は鉄コンのクロとシロみたいな関係じゃないかみたいな事を書いたんですが、それを踏まえると藤村が茂一で沢田が仙道だったらいいなぁと思いました。(ネズミや木村がマンガ業界に投じた一石(ヤクザ萌)は死ぬほど大きいし私も大好きなのですが、SDっ子でのキャスティングはどう考えても無理だ……)

今映画上映中だし(今度見に行きます!)有名なマンガなので皆さんがご存知であること前提で進めてしまいますが、洋平と花道がクロとシロみたいに寄り添って生きていたらどうしようと思います。
ただ洋平はクロほど子どもでなく、純粋でもないから、きっとああいう壊れ方はしないので、洋平と花道だったらきっとダラダラ宝町で続いてしまうんだろうなぁ。
クロのシロがいなくなってからの壊れ方は、ただただ一途で混じりけのない性格ゆえの狂気だから、それは一言で言えばクロが「子ども」だったから出来た崩壊の仕方なんですよね。
洋平は子どもじゃないから、色々ずるくて目を逸らしたり気づかないフリができると思う。
だから花道を警察に預けなくても上手くやれると思うし、仮に預けたとしても荒れたりすさんだりはするだろうけど、狂気の国からこんにちはみたいな事にはならないだろうと思います。
洋平の場合は壊れきれない悲しさみたいなのが付き纏うなぁ。

あと洋平は花道より早くは寝ないし、花道より遅くは起きないと思う。
それいつの時代の出来た女房だよって感じですが、宝町は危険な所なので洋平は極端に眠りが浅いんじゃないだろうか。
眠っていたとしても死んだように眠ってる。
寝息一つ立てないで、身じろぎ一つしない。
口と鼻の所に手を持っていくと、ようやくほんの少し息が当たるので「あぁ、生きてた」という感じなんだけど、寝ているときにそこまで人を自分のテリトリーに近づけさせないので、詰まる所誰も洋平がいつどんな風に寝ているのか知りません。
花道は12歳くらいまで、洋平は眠らない生き物だと思っていたら可愛いと思います。
「おやすみなさい」と自分が目を瞑る寸前のそれを見ている洋平と、「おはよう」と目を開けた時に視界に入る洋平がまったく同じだから。

それから洋平と花道がクロとシロというの以上に、よく考えたら藤村と沢田が茂一と仙道というキャスティングがしっくりくるんじゃないかと思ってワナワナしてしまいました。
仙茂です。
不感症の仙道。
熱意ある捜査をしていく茂一と、鉄砲撃ちたいなァ〜とぼんやりしているだけの仙道です。
その仙道が花道に感化されていって、少しずつ優しくなっていったりするのも、心温まるハートフルな感じで冬にはぴったりなんじゃないでしょうか。
ていうか不感症の仙道という響きに無限の可能性を感じるんだが……。
肉体的にも勿論そうなんだけど、ハートが重度の不感症だったりして、そんな仙道に茂一が
「あれか、お前はリセットボタン押せば何でもやり直せると思ってるクチか」
とか言ったりすればいいと思います。
「うわー、そんな風に考えてる人って本当にいるんですね。コメンテーターだけかと思った」
仙道は飄々と警察手帳いじくりながらどこ吹く風だったらいいな。

20070108(Mon) 
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その2

20070108(Mon) 
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その1

20070107(Sun) 
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藤真健司18歳。
好きな言葉:闘魂
嫌いなもの:宝塚

ちゃんと目張りいれたのに縮小したら潰れてしまった。


今日シティだったんですよね。
どーしても欲しい本があったのですが結局予定が着かず行けませんでした。
久しぶりだったのになぁ、こういう強い気持ちで「あのサークルさんの本が欲しい!」と思ったのは。

そういやこの前ぼんやりと何気なく考えていてハッとしたのですが、2006年は友達一人もできませんでした。
いやービックリした。
新しいジャンルでオフ活動した年なのに、一人もできないだなんて。
友達と「私たちは何故友達ができないのか」をテーマによく不毛な議論を交わすのですが、先日「もうどうやって友達作るのか忘れちゃったよ」と呟いたらその言葉の重みに新年早々押しつぶされそうになりましたね。
私がもしウサギだったら、その寂しさで圧死しているところです。
でもその議論していた子とはまた違う友達に「何故私は友達が増えないのか」と真顔で問い詰めた所、ズバッと「まずはメールの返事を出せ」と黄金のカウンターを食らい、心臓を押さえながらヘナヘナと座り込んで「な、なーる」と思いました。
今年は積極的にメールを書く人になろう。多分。きっと。もしかすると。
自分から好きなサイトさんやサークルさんに感想のメールを送る事なんて、もう年単位で久しくやっていないことなのですが、今年は頑張って感想を送ろうと思いました。
でも別にだからって友達になりたいという下心があるわけではなくて、なんていうか好きな作家さんに好きという勇気を持ちたいと言うか、え、なにこれ、私多感な中学生か?
とにかく色々初心に戻って楽しくやりたいです。

というような事を車の運転中に考えていたのですが、ヤン車に後ろから煽られ寿命が縮まりました。
こ、ここここは制限速度50キロの道路なんだかんね!!><(遥か後ろから遠吠え)

20070103(Wed) 
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あけました。おめでとうございます。
年末は「今年はお世話になりました」の挨拶もなしにすみません。
2006年は初めてSDで同人誌を出した年ですが、イベント等でお声かけて頂けたりしてとても楽しく過ごせました。
本当にありがとうございます。
2007年もオンオフ共に今まで以上にマイペースになってしまうと思いますが、何卒よろしくして頂ければ嬉しいです。


そういえばふと思い出したんですけど、水色妖精描いていた時にSHAKAやんが
「このジャンルに来てから、前は描けなかった『水』が描けるようになった」
と言っていて、へー成る程なーと思いました。
ジャンルが変わると時代背景や舞台設定も変わるので、キャラは勿論の事だけどその他諸々の描き方もガラッと変わったりしますもんね。
例えば現代物→時代物という変遷の仕方だと、着物や和風の建物が描ける様になったりだとか。
じゃあ私はSDを描くようになって何が描けるようになったかというと、別に体育館もボールもバッシュも描ける様になってないので何もないな…と思ったのですが、マンガを書いていて一つだけあった事に気づいた。
高野のおかげでブサイクが描けるようになりました。
ありがとう高野、今年もお世話になります。大好き。

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