俺の眼鏡を超えてゆけ

20050930(Fri) 
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色々間違ってるけどそこは上手くアレしてください。
弄りまくったら当初の「下校中藤真と花形がウォークマンのイヤホン半分こしている」という基本コンセプトもつぶれて見えなくなりましたけど、そこも上手くアレしてください。


気楽に描きたいジャンルで描きたいキャラを描きたいようにやっていこうと思ってこのサイトを立ち上げたので、リンクを貼って下さっている方を悩ます結果になりましたが(本当にすみません。解釈お任せしますので)あえてジャンルやCPを限定するような事は、サイト説明では書きませんでした。
だけどここで声高らかに宣言します。
藤真と花形に関しては、私は俄然藤形です。

基本的にホモにするのが大好きという腐女子特有の重いカルマを背負って二次創作をしていますが、スラダンに限っては結構別にホモじゃなくてもいいかなーというのが今のところの現状です。(勿論この先変わる可能性も十二分にありますけど。というかまぁ多分あえて分類されるとしたら現時点で私は藤形の神清なんですけど)
皆でワイワイきゃいきゃいやってるのを見るのが楽しいという段階なので。
よくマンガやゲーム等を見ていて、「このキャラは攻めだな!」「この子は俄然受けだな!」という攻めor受けの判断を一方的に下す事ってありますが、私はスラダンでは洋平様を「あの方は攻めとかそういう次元じゃない。あれは雄だ。雄という生き物だ」と強く思う以外は、結構雑食です。
ていうか洋平って本当に『雄』って感じだよな……。
洋平以外の生き物は総じて『雌』でも構わないとすら思う。
殺るか殺られるかで言ったら確実に殺る方、喰うか喰われるかで言ったら確実に喰う方のエブリタイム勝者。
生態系の頂点に君臨しているかのような貫禄さえうかがえます。
仮に洋平がカマキリだったとしても、交尾の後はメスに喰われるという事態にはならないでしょう。
どーでもいい妄想ですが、個人的に洋平の初体験は13歳で相手はトラック運転手の流れ星お銀(見たことないけど)みたいな女だったらいいと思う。
しかも下世話で申し訳ないですけど、最初からきちんと相手をイかせられると思う。
「君、ほんとに初めて?」「はは、オレまだこんな子どもじゃないスか。銀子さん(←誰だよ)犯罪者だ」「……アタシも焼きが回ったもんね、ホントこんな子どもに……(メンソールの煙草吸いながら)」「でもこんな子どもでも、一緒に寝ると寒くはないでしょう。旦那さんの代わりにはなれないけど」「えっ!君、知って……」「知ってましたよ。銀子さん(←誰だよ)の旦那さんが亡くなっている事は」「…………ごめん」「やだな。謝ることじゃないでしょ。ただ、ただやっぱりオレみたいなガキじゃ銀子さん(←以下略)を笑わす事はできても幸せにする事はできねぇんだなって思った。だって銀子さん(←……)寝言で旦那さんの名前言ってんだもん。(笑)」「…………」「明日の朝、一緒にメシ食いましょう。そうだ、近くのファミレスに銀子さん(←(-_-)zzz)のでっかいデコトラで乗り付けましょうよ。オレはガキらしくお子様ランチでも食うよ。それで…………もう会わない方がいい」「…………洋平……」みたいなやりとりがあってもいいとすら思う。
……自分の中で『流れ星お銀』という単語にのみ強烈なインパクトがあって、それが何なのかよく分からない(トラック運転手の女という事だけは何か覚えていた)まま書き始めてしまいましたが、今調べてみたらこれは高島れい子主演のドラマらしいですね。
水戸洋平×銀子(高島れい子)……キング・オブ・とんちんかん。
余談ですが以前長谷川さん経由で、ギンカさんがとある異種格闘技CPを見たという話を聞き、口角泡飛ばしながらギンカさんを問い詰めてしまいましたが、ギンカさんは過去「いなば浩志(ビーズ)×孫悟空」を見かけた事があるそうです。
孫悟空ってサイヤ人の孫悟空ですよ。
上には上がいるんだな……だから私もまだまだ大丈夫だな……と思いましたとか何とか、例によって盛大に話がオフロード走行しているのは気づいています。


藤形、私は藤形です。
個人的に藤真は受けというより攻めだと思っていますが、それより何より花形自体が洋平が雄なのに相反するようなレベルで、受け身という生き物だと思っています。
「受け」じゃなくて「受け身」。
花形は幼女や子猫、果ては洗濯バサミとか相手に受けられる、スラダン界きっての受け身だと思う。
花形ってだけでとりあえず×の右側に来る事は、私の中で必至です。
それで藤形については藤真→花形で、この矢印の感情につける名前は『限りなく支配欲に近い、征服欲がブレンドされた独占欲』です。
これは私が二次創作やる時どのジャンルどのCPでも共通して言える事ですが、基本はノーマルがいいんですね。
女の子を普通に好きな男の子が落ちてしまう「青春の落とし穴(これ前ありがたくも江藤さんに言って頂けた私の書く物の感想なんですけど、もうこのフレーズ、正に快感フレーズ。永遠に変わらないテーマだと震撼しました。この一言に私のやりたいこと全部凝縮されている!)」。
だから藤真は性欲の対象は女だし、別に花形をそういう意味でどうこうしたいと思っているわけではないんです。
私はスラダンでは洋平以外のキャラ全員童貞でいい派(どんな派閥)なので、藤真も童貞がいいんですけど、それでもあんなにカッコいいんだから今まで女の子と付き合った事は数回あると思っているんですね。
それで藤真は自分が女の子と付き合うのは問題ないんですが、花形に彼女ができるのは絶対許さなかったらいいなと思う。
花形に関しては長谷川さんと同じくホモCP目線と同等か、それ以上にイモドリ目線というけったいな視点が加わっているので、
「お兄ちゃんを好きな女子がいるですって!?ハン、無駄無駄。あのぬぼーっとしたぱくねんじん(朴念仁の間違い)に、こ、こ、ここ恋とか百億万年早いってゆーの!ざーんねーんでーしたー。さ!ほら、お兄ちゃん。早く家に帰るわよ!あたし今日ちょこれぇとのくっきぃ焼いたんだっ♪え?オレのためにかですって?自惚れないでチョウダイ!!これはサッカー部の○○クンのために焼いたんデスー。お兄ちゃんのためじゃないデスー。でもまぁどぉしてもってゆうんなら、ちょこっとだけならあげてもイイヨ?」
という、最早自分でも何言ってんだかよく分かりませんが、花形がもしも女子とくっついたらという想像すらしたくないというか、それを全力で否定したい気持ちに襲われるというか、もう何書いてんだかお手上げというか。
そんなわけで、電波な妹ドリと藤真を一緒にするのは非常に申し訳ないんですが、藤真も花形と女子がくっつくのにメチャクチャ抵抗があるんではなかろうかと思うわけです。

それでも花形は「翔陽のスター」と謳われる位だから翔陽のスターなんだろうし、知名度もかなり高いだろうし、み、みみ認めたくないけどカッコいい(動揺)し、女子で花形を好きな子が皆無な可能性の方がもしかしたら低い可能性もなきにしもあらず。(動揺三乗)
それで藤真の前に「花形が好き」という女の子が現れたら、藤真は
「この子趣味いいな……」
と思ったらいいです。
口では言わないし、顔にも出さないけど。
でもその子と花形が結ばれたりなんかするのは藤真としては絶対いやなので、全力で邪魔すると思う。
全然その子に興味がないのに、花形とくっつかせたくない一心で間違えてうっかり口説いちゃってもいい。
藤真に口説かれて嬉しくない女子なんて皆無だと思うので、こういう場合すぐに女子も満更でもない感じになってしまい、そういう女子を見た藤真は
「こんなのに花形を任せられないな……」
と花形の周囲から女子排除計画に本腰をいれる結果に繋がったらいいです。
ていうか藤真がある事ない事言えばいいよ。

女「花形君ってちょっといいよね、優しそうだし」
藤「花形ァ?あー…………アレねぇ……」
女「え、な、何よその反応」
藤「アレはだめだよ。ホモだから」
女「え!」
藤「ここだけの話、シャワー室でオレ襲われそうになったもん。あーやばかった、マジで」
女「そ、そうなんだ……」(この後マッハで一部に広まる)

みたいな感じで。
藤真から花形へ向かうベクトルは、前述したように『限りなく支配欲に近い、征服欲がブレンドされた独占欲』だと思ってるんですけど、これは初めてできた友達を他の人にとられたくない、自分だけの友達でいて欲しいという幼稚な独占欲とほぼ同義です。
藤形の藤真は、花形を振り回すのは自分だけでいいと思っていて、自分以外の誰かが花形を振り回すのは我慢ならないと思ってたらいいな!

それで一方藤形の花形の方は、振り回されているという自覚があんまりなかったらいいです。
長谷川さんが「花形は感情の揺れ幅が狭い(バスケ除く)」と言っていて成る程!と思いましたが、私もそういう流れで全てにおいてあまり自覚のない花形であってほしいと思う。
だから振り回されている自覚もない。
喜怒哀楽がないわけじゃなくて、ただでさえ鉄面皮なのにその喜と怒と哀と楽の間の差が人よりなくて、だから親しくない他人から見たら楽しい場面でも「怒ってる?」って見えたらいい。
花形は自分の中ではしっかりとした喜怒哀楽があるので、そういう風に見えるのは心外というか「え?なんで?」ときょとんとしてしまう。
それで藤真は花形を振り回してやろうとしても花形の方に振り回されているという自覚はないし、怒らせようと思って意地悪しても花形は怒らないし、逆に喜ばせようとしてもそんなに喜ばないし、あー!もうお前何なんだよ!!(怒)と、逆に振り回されている藤真な藤形がいいなーと思いました。
よかったなぁとおもいました。(小学生の〆)




リンクのご報告もありがとうございます。すごく嬉しいです。
検索避けをされている同人系のサイト様でしたら、不都合とか全然ないので素直にすごく嬉しいなぁと思っています。
お心遣い本当にありがとうございます!
感想を下さる方も本当にありがとうございます。
とても励みになっています。

20050928(Wed) 
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以前テニスの商業アンソロで描き下ろしをやらせて頂いた事が何度かあるんですけど、その時載ったメアドに携帯からのちょうハイテンションな「お友達になってクダサイ!!\(^o^)/」という内容のメールがつい先日届いていて、何か逆にお友達になりたいよな……とウケてしまいました。
「ぃぃDEATHょ。。。(*^_^*)」とうっかり返信しそうになりましたが、なんていうか年をとると一周してこういう方向に感情のベクトルがいくんだな……とぼんやり思いつつかろうじて返信は思いとどまりました。
でも何か新鮮でした、面と向かって「お友達になってください」とも早々言われないので。
ほんじゃーほんじゃーはないちもんめでもするぅ?と、キュロット履いて待ち合わせ場所に現れても、それでもまだお友達でいてくれるんだろうか……。
そして今回こういう経緯で自分がテニスで描いたものが懐かしくなり、発掘してみましたその1が上記の絵。
古い!古い!!

そしてその2が下の文。
書いたのは3年ちかく前……?のような気がします。
跡部×南ですよ。

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剣の舞





〜前回までのあらすじ〜

やあ、俺は南健太郎。俺の家は正真正銘、中流家庭。親父はしがない公務員。俺はそんな平和な日々をテニスなんかして過ごしていた。ところがそんなある日、親父とオフクロが俺の婚約者と称してアラブの大富豪を家に連れて帰ってきたんだ!まったくどーしろってゆーんだ……。
そんな中激昂したのが俺の彼氏の跡部景吾。俺とアラブの大富豪との見合いの席に乗り込んできたからさぁ大変……!?俺は思わず跡部の手をとって逃げちまったけど、この先一体どーなることやら……。


(中略)


「お前、本当に無茶すんだな……」
俺たちは切り立った絶壁にたった二人佇んでいた。ため息混じりに俺がそう呟いたら跡部は心外だという顔をした。
「無茶なもんかよ。俺に出来ないことはねぇ」
「だからってなぁ、相手はアラブの大富豪だぜ!?もし軍隊とか何か引き連れてきたら……」
考えるだに恐ろしい。背筋がぞくりと寒くなった。それは身を切られるような木枯らしだけのせいではない。
「軍隊でもなんでも連れてこいっての。俺はハートのラケットを磨いて戦うだけだ。金と銀の火花を散らしてな」
跡部が器用に片目をつむった。まったくこいつって男は……。
俺がつられて少し笑ったら、跡部のその人を射抜くような双眸がほんの少し揺れた。そして綺麗な長い指で俺の眦をそっと撫でた。
「やっと笑ったな」
「……え……?」
「最近お前笑わなかったから……。まぁ見合いとかあってそれどころじゃなかったのかもしんねーけど。俺が絶対なんとかするから。お前はそうやってバカみたいに笑ってればいい」
口角を意地悪げに上げて、ゆっくり微笑む。あぁ、俺はいつだってコイツには敵わない。俺の胸に秘めていた身を切られるような切なさが、また疼いた。
「これから……どうするんだ……?」
俺は風から身を守るように、コートの襟を立てながら問うた。
「愛が眠る場所に行く」
「愛が眠る場所……?オーロラの城か!」
オーロラの城!それは昔跡部と読んだ童話に出てきた、伝説の聖地だった。確かにあそこに行けば、俺たちは誰にも邪魔されずに結婚できるかもしれない。俺は跡部との新婚生活を思い浮かべてにわかに心が躍った。しかし現実を思い出してすぐに地に足がつく。オーロラの城に行ったら、二度と日本には戻れない。それは親父やオフクロ……それだけじゃない。亜久津や千石にすら会えなくなるのとイコールに等しかった。
跡部は俺のそんな心の葛藤を見抜いたようだ。レーザー光線のような瞳で、俺を正面に見据え、俺の目尻に浮かんだ雫をそっと払った。
「さぁ、涙を振り切れ。さぁ、迷いを断ち切れ」
「跡部…………」
「これは誓いのキスだ」
跡部の薄い唇が、電光石火の勢いで俺に触れ、そして離れた。小鳥のようについばむ程度のそれだったが、俺には何よりもそれが神聖な物に思えた。誓いのキス。跡部が俺に誓いのキスをくれた。もう、日本に帰れない。否、帰らない……。
「行こう、跡部」
「後戻りは出来ないぜ」
「いいんだ。行こう!オーロラの城へ!俺のドン・キホーテ!」
「イイ度胸だ。探すぜ、ビクトリー」
跡部の漆黒のマントが風に翻った。ここは絶壁。俺たち以外に誰もいない。冬の夜は足音もなく忍び寄り、あたりに帳を落とす。遠い遠い海の向こうで一等星が鈍く瞬き、俺はそれを指で指し示す。その指先がほんの少し震えてしまった。
「空の彼方たった一つ、光る星がそこにあるね」
俺は上手く笑えているだろうか。跡部が俺を見て珍しく優しそうに笑った。
「一度しか言わない。よく聞け」
「ん?」
「お前は俺の愛の天使だ」
あぁ、跡部!世界中に叫びたいほど、お前が好きだよ!


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……どうやって解説したらいいのか分からない。




20050927(Tue) 
お友達のおうちでFF7ACを見せてもらいました。
なんかお邪魔したら「COLOたんがFF7ACを見ている所を見るのが面白そうだから来た」という人もいて、あーじゃぁ見ている間中鼻の下につまようじでも差しておいた方がいいのかなぁーと始まる前はそういう事考えていられる余裕もあったのですが、もーだめだった。
ダメダメ。
これ全編100分の映像作品なんですけど、私人様のお宅で不眠不休5回連続で見ましたよ、冗談抜きで。
5回連続って事は500分なわけで500分って事は7時間なわけで7時間ってことは2万5200秒なわけで。
一睡もしないまま朝靄煙る早朝の路地を、ダッシュで駅まで走りました。ひかるさんと。

あーもう本当になんていうか、ご多分に漏れず私FF7大好きだったんですけど、その大好き心をくすぐる演出がそこかしこに散りばめられていてたまらなかったです。
あと主にたまらなかったのはレノとルーファウス様です。
ここからガンガンネタバレぶっこみますので、未見の方はご注意ください。





しょっぱなから私の7最萌えキャラ・レノのご登場で思わず「にぎゃっ!!」と悲鳴をあげてしまいました。
当たり前の事ここで言うのも興醒めですが、とにかく映像がキレイでキレイで、そんなキレイな映像で初めて出てきた人間キャラがレノだったので(もうスタッフ様分かってらっしゃる!使い古された言葉で言うならば正につかみはOKでした)、美麗CGでここまで美しく人間を表現できるようになったという事に論点をおいて感心すればいいのか、FF7がそのような美麗CGで蘇った事を噛み締めて感動すればいいのか、リアル度が増したレノのカッコよさに重きを置いて萌えたらいいのか、頭の中が洗濯機の渦のようになって取り乱しましたが、結局のところ欲望に忠実に一番最後が私の反応になりました。
もうヘリコプターを飄々とドライビンするレノのカッコよさは筆舌に尽くしがたいものがあった!
すごかった!
しかも何がすごいって顔もカッコいいんですけど、御手に浮かぶその血管!
すごいよ、何でそんなフェチっぽい所まで忠実なんですか。
私、手に浮かぶ血管って喉仏の次くらいに萌え箇所なんで、AC1回目で
「レノの手に血管が!」
とソプラノっちゃいましたが、その場にいた人に「そこかよ!」と言われました。
そこだよ。
血管……レノの血管…………あーもう……。

あと萌えが狂い咲いたので、ネタバレぶっこみつつ落書きはさみます。
いっぺんに載せんなよ、重くて仕方ねぇよ、という量ですが、ACを見た後の私には他人のPC環境思いやるだけの余裕がありません。
すみません。




ヴィンセントのテノールとかバリトンとかそういう枠でくくれない、あえてくくるとしたら陰気ボイスという聞き取りにくい事この上ない声で囁かれる「賛成しかねる」。
もう全て否定されたい。
ヴィンセントに何から何まで賛成しかねられたい。
レノの血管に萌えた後にこういう事言うと、この人血管フェチかしら?という感じですが、まぁそうとってもらってもういいので言っちゃいますけど、ヴィンセントって動脈なさそうですごい萌える。
静脈だけで形成されてるんじゃないか。

あとこの後マリンをマントの中に入れたり、マリンに役立たず呼ばわりされたり、それに傷ついてモンスターが暴れるミッドガルについて一番先にした事が電話屋(ヴィン語録)を探すことだったり、幼女に言いように振り回されるヴィンセント、お前を心の監獄に無期懲役。
マリンがヒエラルキーの最上層にいて、ヴィンセントが最下層にいる感じでした、AC。
ていうか、私が半狂乱になりながらとったメモには、『マリン×ヴィン』という文字が書き殴られています。
次回作(DC)予告編でルクレツィアに想いを馳せるヴィンセント(地を這うような声で「彼女が幸せならそれでいい……」)はルクレツィアに嫉妬を覚えるくらいカッコよかったのですが、もしヴィンセントでノマカプやるとしたら私はマリヴィンです。
バレット、怒髪天。




この人の相変わらずぶりも、もう嬉しいです。
マリンを守るためにロッズと戦うシーンは本当にカッコよかった。
あとクラウドの事を飛空挺の中で解説する姿に、朝倉南を見ました。
絶対同じ属性だよなぁ。




若……!立派になられて……!
どーでもいいことまた言いますが、FF7ではレノ×ルーファウスだったので、この人の満漢全席並にゴージャスなご尊顔現る登場シーンには体育座りで見ていた私も思わず忍者の様な片膝立ちになりました。
画面にも乗り出すわ、そりゃ。
FF7ACではとにかく人の顔がリアルで、どうリアルなのかというと皆完璧じゃないっぽい作りしてるんですね。
全員美形なんだけど、例えば鼻のラインが違ったり、目元の流れ方が違ったり、欠点というわけではなくキャラそれぞれの特徴がクセのある感じできちんと顔に表れています。
ただルーファウス、この人の作りは全て完璧なの。
リアルなCGをもってして作り物の様な美形。
マネキンのようなんです。
そこがまた酷薄っぽい感じが良く出ていて、ひいてはルーファウスっぽさがよく出ていて、もうとにかく悶えました。
あーもうルーファウス好き。
しかもまたやる事がカッコいいんです。
何でこの人、マトリックスに出演しなかったんだろうなぁ。
オファーあったけど神羅の復権にお忙しいから、お断りになられたのかしら。もう敬語も崩壊。

あとカダージュ相手につく白々しい嘘がもうワナワナするくらい悶えました。
あーもうこの人に騙されたい!
小手先で騙されたい!
もうすごいの、声もカッコよくて死ぬかと思った。
こんな人が社長だったら、仕事のやりがいも本当にありますよね。




私が半狂乱になりながらとったメモの多くはこの人の御言葉です。

・「お前への贈り物を考えていた。……絶望を贈ろうか」
・「跪き許しを乞う姿を見せてくれ」
・「お前の最も大切なものは?それを奪う喜びをくれないか」

キング・オブ・××××の称号を贈りたい。
私ゆりかもめの中で小学生と口喧嘩して負けた事あるんですけど、あータイムマシンがあって今あの瞬間に戻れるんだったら私の言うべきセリフは決まっています。
「お前への贈り物を考えていた。……絶望を贈ろうか」
小学校中学年が絶望の意味を正確に理解して怖がってくれるかどうか分かりませんが、でも生物としての本能でこのセリフには戦慄する事でしょう。
ハーレルヤ!ハーレルヤ!と、片翼の天使が空から堕ちて来た時は不吉なチャペルが頭の中で鳴り響きました。
やっぱりこの人以上のイッてる悪役には、しばらく会えそうにありません。




エアリスもすっごい可愛かった!




主にレノのシーンで、「COLOたん、その動体視力を何かスポーツに活かしなよ」と言われる程の薄気味悪い粘着視力を発揮しました。
視聴1回目でレノの持ってる警棒の取っ手に、神羅のマークが埋め込んであることに気づきました。
あーていうかもうすごいの、レノ。
カッコいいんです!この人カッコいいんです!(メガホン)
これは全員に当てはめる事なんですが、ここまでキャラのイメージにあった声優を見つけてくるなんて、スタッフさん方はプロジェクトXされるべきだ。
レノも本当にイメージどおりというか、イメージ以上というか、軽薄で飄々としていてでも実は欠陥だらけっぽいキャラの感じがよく出ていて、レノが出る度皆が私に気を使って静かにしてくれました……すみません……。
ていうか、レノの軽薄な中に混在しているある種の渋さは、この声優さんじゃなきゃ出せないんだと思う。
ちなみに藤原さんという方なんですが、この方はくれしんのヒロシや鋼のヒューズもやっていて、成る程、ナイスミドルな渋さや深みがあるはずだ、と思いました。
あーもうすごいの、レノ。すごいんです。
死ぬほどカッコいいんです。
電車に乗っている時たまたま隣になった人に、普通に「そういえばレノのことだけどさぁ」ってうっかり話しかけてしまいそうになりましたってうそぴょーん。
もう自分で自分が何言ってるんだか分からない。
これ自動書記のように打っています。
読み返していないまま、北斗の拳の人の連打並に打ち続けているので、翌朝になったらもう少し冷静になれるんでしょうけど、もーいいやー。(原っぱで大の字)
どーでもいいですけど、今ふとSHAKAやんが私に買ってくれたトッポを忘れてきたことに気づきました。(ブラキオザウルス並の反応速度)
トッポ好きなのに。悔しい。

えーと私がAC中で一番好きなシーンは、ヤズーVSレノの「全然だぞ、と」から流れるような延髄斬り、そして舞台は屋上へ……のシーンです。
もうだめだ。
すごい、レノ。
すごいんです。
あーもうアレだよ、アレ。
アレでした。(虚目)




レノ・レノ・レノ。

20050923(Fri) 
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落書く。


えーと「妹ドリームもやばくて面白いですが、姉ドリームはなしですか?」というご質問を頂きました。
お答えしましょう。
アリです。(血走った目で)
ていうか「妹ドリームもやばくて」の「やばくて」が気になりますが、まぁそこはこの3年間で培った堂に入った見て見ぬフリで流します。
えーとこれは私の個人的なアレですが、どうしてまずアネドリじゃなくてイモドリに目がいくのかというと、多分私が長女だからです。
ちなみに暴露すると、長谷川さんも長女です。
余談ですが私の友達って異様に長女率が高いんですが、類は友を呼ぶみたいな感じで姉は姉を呼ぶんでしょうか。
まぁ真偽は定かではないんですが(でもオタク友達とNOTオタク友達、今思い返してみても長女じゃない人一人しか思いつかない)、私の場合「あたしCOLO、おっちょこちょいでちょっぴり泣き虫な14歳(精神年齢)。原稿ではキャラの上唇にトーンを貼る事に夢中なお年頃……のはずだったのにぃ〜……、な、な、なんですってぇ!?両親がとある夫妻とパートナーを交換して再婚するですってぇ!?しかも相手には連れ子の男の子がいるってハナシ……え〜ん、聞いてないよォ〜。ドキ!この人が今日からあたしのお兄さん!?こんな人とこれから一つ屋根の下で暮らすなんて……。あたし、どぉなっちゃうの。。。」という、ママレード的な展開がなければ『兄』という存在を手に入れられないわけで、そんなもんだから余計に憧憬が強いんだと思われます。
まぁ実際お兄さんがいらっしゃる方は「そんないいモンでもないよ……」という感じなのでしょうが、分かっています、分かっていますから夢は見させて……。(「よよよ」という効果音でしなだれかかって)


それでアネドリですが、私弟もいないんで基本的にこちらも抱く夢は無限大です。
スラダン界でアネドリ愛好者(そんなんいるんか)の食指を動かすキャラといったら、ここはやっぱり清田信長15歳でしょうか。
でも私がいつも書いてる信長とその姉の会話は、特にアネドリを視野に入れたものではなく、ただただ信長可愛いという盲目的な思いで書いたものなんでドリーム要素は皆無なんですが……。
誰も望んでいない分析をしてみると(本当に何でこんな事に時間を費やしているんだ私はという思いで胸が張り裂けそうです)、花形や越野や洋平のイモドリに対しては、妹視点で見た(←最高に言っていて馬鹿らしい)「お兄ちゃんがもしもこういう事を言ったら」という萌え方なのかなぁと思いましたあー言ってて馬鹿らしい。
でも信長に対しては、姉視点(←最高に言ってて以下略)で見た萌え方というより、信長単体の単独萌えが勝っているからアネドリに夢は見つつも、イモドリほどの傾倒は見られないのかなーと感じています。
あーもうこんな情けない自己分析初めてだ。
しかしイモドリほどの錯乱ぶりをアネドリでは見せた事のない私が、つい最近取り乱した萌えがありました。

ヤベさんとお話している時、何かの拍子に信長の小学生時代に話が及んだんですね。
その時私が
「信長は小学校低学年くらいまで、お母さんの床屋さんだと思う。お母さんに髪の毛切ってもらっていると思う。しかもお母さんが上手くないので、ザンバラ髪っぽくなってすごい変なのに、信長自身は全然気にしてない。でもお姉ちゃんは変な頭の信長と一緒に歩きたくない微妙な年頃で、通学班で登校する時とか少し離れて歩いていると思う」
と言ったら、ヤベさんに
「じゃぁ信長は『ねーちゃん、おれをむしすんな!』って半泣きで怒るね」
っぽいこといわれて、もうそれから数分間私は何も手をつけられなくなってしまいました。
ずっと「あがががが」って言っていた。
イモドリ関係では聞き手一辺倒(すみません……)のヤベさんがサイヤ人並の秘めた実力を発揮した瞬間でした。
とんだアネドリの伏兵に虹色の弾丸で撃ち抜かれた気分です。
ヤベさんの名誉のために言っておくと、ヤベさんはイモドラーでもアネドラーでもないですが、それでも3年以上現実と羞恥心という見えない敵と戦いながら経験値を積んできたイモドリ上級者の私をも一発でノックアウトさせる鮮やかな萌えでした。
あ、ていうか、名誉のためにて!
自分で提唱しておきながら、イモドリが不名誉だと言い切ってしまった!
あーまーそこはアレしてそれをどれして……ネ!(曖昧笑)


あ、今急に思い出しましたが、私は過去イモドリよりもアネドリよりもイッタイドリームを提唱した事があったんでした。
娘ドリームです。
しかも中学生キャラの。
私は一時期渋沢克朗(『ホイッスル!』)の娘になりたがっていた。(半目)
彼女でもクラスメートでも友達でもなく娘。
三十代でも二十代でも高校生でもなく中学生。
いらぬアップグレードを果たしたそれは、思い返すだに我ながら頭を抱えたくなる過去です。
あーでもまぁ、未だにそれはそれでアリだと思っていますけど、実は……あーもう手に負えない……。
どういうアレかはもう防衛本能で忘れてしまいましたが、私数年前にお父さんが渋沢でお兄ちゃんが越野という、家庭内で苗字が違う不穏分子を見なかったことにして戦車で押し進めて行くようなドリームを書いたような覚えもほんのりあります。
内容忘れてよかった!(うーんと背筋を伸ばしながら)



あ、腰にいいストレッチ、教えて下さった方ありがとうございます!
早速やってみます。
早くよくならないかな……。

20050922(Thu) 
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この前魔女の宅急便がテレビでやっていたので。


もひとつ。



行く町行く町で猫に大人気の花形。
花形の元には活きのいいネズミの死骸や、瀕死のハト、取れたてのトカゲなど各々の考える最高のお土産を持参した猫が、毎日沢山やってきます。
白目むいて痙攣するハトを前に、なす術なしの花形。
ドン引きな花形の後ろで、藤真がゲタゲタ大笑いです。

藤「よっ、色男。その贈り物、色男は誠心誠意受け取るよなぁ?」
花「………………」



8月くらいから今まで居間にあったスキャナを自室に持ち込んだので、もう家族の目を気にして寝静まった夜更けにスキャンしなくてもよくなりました。
気軽に落書いたものもアップできるから、どうしようもないものまでどんどんアップしてしまっているなぁ……。
今まで信じられませんが、自分が使っているノートPCを居間まで運んで、居間のスキャナでスキャンして、それで部屋に持って帰って加工していたんですよ。
凄まじい手間。
なんで4年もそういう事やってたんだろう…………。


どーでもいいことですが、もともと腰痛もちっぽかったんですけど、ここ数日「おおぉぉ……」というような痛みに襲われ、とうとう先日病院に行きました。
まぁ案の定大した事はなかったんですけど。(自分にがっかり)
でも今も痛くて、あーもう早く治らないかな……。
以前教えてもらった「固い床の上で胎児のように仰向けに丸まって、前後左右ゴロゴロたゆたう」という、一人でやってると情けない絵面のストレッチは今も毎日やっているのですが(すごい気持ちいいですよ)、もしこの他に何か腰にいいストレッチあったら、よろしかったら教えてやってください。
あー今も痛い。
ので、唐突に終わる。

20050922(Thu) 
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オッス!オラ 犬。


20050921(Wed) 
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流川の朝食inちどり荘。
昨日に引き続きまたハムネタで、「お前どんだけハム好きなんだよ。ていうか肉屋かよ」という感じですが、別に家業が肉屋なワケでも特別ハムが好きなわけでも……。
私が好きなのは流川と口からピンクの薄っぺらい舌出してる犬です!
犬飼ってないといまいち分からないネタですみません。
ミッチーって犬顔だし、絶対犬好きだと思うんだよなぁ……。
それで犬好きな自分を恥ずかしく思っていると思う。

えー話は流川に戻りますが、流川って絶対箸使うの下手だと思います。
もう握り箸みたいな勢いで、昨今子どもの箸使いがなってないとよくメディアでも取り沙汰されていますが、そんな子どもたちの大半よりも箸が上手く使えない流川だったらすごい萌えます。
仙道や沢北に挑んだ時の様な真剣な表情で、VSおいもの煮っ転がしやVSおでんのこんにゃくに取り組む流川。
しかしおいもは流川を嘲うかのようにテーブルの下へ逃げ転がっていき、こんにゃくは挑発するかの如くそのマグマのように熱された体躯(←こんにゃくの)で流川の顎を叩きます。
流川、熱いおでんのこんにゃくが顎に当たったら、日頃あんなにカッコいいのに小声で
「あふィ!」
って言わないかなー!言ってくれたらいいのになー!
「あふィ!」って私の中でかなり萌えセリフです。
前も田中(一生眠っていたであろう私のSっ気を目覚めさせた偉大な受)にこのセリフを言わせたいがためにマンガ描いた事ありました。
あと流川の袖はご飯粒だらけだと思う!
カピカピになったご飯粒。
学ランだとすごい目立つ。
でも誰も注意できません。
あー流川、私の二次元で限りなく初恋に近い人……。



えーと感想とかいつも本当にどうもありがとうございます!
すごく嬉しくて全部何度も拝見しておりますよ。
本当は前の日記を閉じてこっちで新しく始めようってなった時、拍手とかメルフォのレスのページとか多少なりとも交流系として脱皮を図ろうかとも思ったのですが、一番最初にやっていたサイトでBBSをつけていた時、親記事に対して2倍以上の長さでレスする!とワケの分からない鉄の掟を自分で作って、それによって1日のBBSレス時間が1時間を越えるという本末転倒具合を発揮して結局1年ぐらいでBBSを外したという経緯を思い出し、今回も踏みとどまってしまいました。
お一人お一人に「ありがとう」と言えなくて心苦しいのですが、本当に嬉しくて全部何度も読み返しています。
ありがとうございますね!
あの、以前一度誤解された事があるのでまたここでも言っておきたいのですが、私が基本ノーリアクションなのは何か思うところがあるからではなくて、ただ単に筆不精が引き起こした怠慢なので……。
怒ってるとかそういうのでは断じてないです。
ましてや人気者すぎてレスもままならない!とか、そういうのでも断じてないです。
いつも嬉しいなぁと思いながら、一人でじんねりと読んでいます。
質問とかお問い合わせには、できる限りメールなり日記なりでお返事できたらいいなと考えています。

あ、そういえば、「妄想バトンの続きを書いてください。連載でもいいから」っぽいメールを3通ほど頂いたのですが、無理です!!セフィロス!!(万能挨拶)
だってあれ4問目と5問目が「よく妄想する、または特別な思い入れのある5つのCP妄想」「時折妄想する、または特別な思い入れはないけど5つの他CP妄想」ですよ。合計10つのCP妄想しなくちゃいけないんですよ。
無理無理、終わる気がしません。
よって無理です!!セフィロス!!(万能挨拶)


友達がFF7AC見せてくれるっていうから、もうその事で頭が一杯です……レノの事で頭が一杯です……。
私の「柳に風タイプの攻め」好きのルーツになったキャラ・レノ。
あーもうどうしよう。
ヴィンセントも相変わらず陰気でどうしよう。

20050920(Tue) 
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海南生の下校。
画像つぶれて見にくいですけど、信長はふがし食べてます。
名門海南大付属バスケ部の練習は、質・量ともにケタ違いにキツい事で知られています。
そんな練習の後、普通なら砂漠を横断したラクダ並に喉が渇いているところですが、信長はそんな状況でも平気でふがしとか食べる。
口の中の水分ゼロ。

清「ヤベー!喉がカラカラだー」
神「だろうね」
清「えっ神さん、何でオレが喉がカラカラって知ってるんすか!?よ、よもやエスパー…………」(腰低くして後ずさりしながら)
神「エスパーでもウィスパーでも何でもいいよもう」(←セクハラ)(自転車漕ぎ出して)

みたいな帰り道だったらいいな!
あと私は運動部じゃなかったからよく分からないんですけど、部活の後の男子高校生(海南に限らず全般)の飢え具合といったら地獄の餓鬼も裸足で逃げ出すほどだと思うので、毎日じゃなくても皆で帰りに何か食べてってほしいなーと思います。
ラーメンとかコンビニ中の肉まん買い占めたり、あと皆でとち狂って「何か甘いモンが食いたい」「オレも」とか言って、異様に平均身長が高い男たちがクレープとか食べてたら可愛いと思う!
女子高生に混じって恥ずかしそうに買ってほしい。
あーでも、ラーメンにしてもハンバーガー3個とかにしても、練習終わったバスケっ子たちはそういう間食諸ともせず、夕飯余裕でぺロッと食べれるんだろうなぁ。
萌えます。
私、すごい沢山ご飯食べる人、ものすごい萌える。

海南の中ではお調子者の信長が一番ご飯おかわりしそうですが、実は一番の大食漢が神さんだったりしたらキュンキュンします。
あの細い体のどこに入るんだよ!って皆が思うくらい、淡々とよく噛んで一番最後までじっくり沢山食べてるんじゃないかなぁ。
スピードで言えば信長が一番早く食べ終わって(ほとんど噛まないでかっこむから)、量で言えば神さんだったらいい。
しれっとした顔で、
「オレ、胃下垂なんですよ」
って言う神さん。
あー胃下垂な神さん、いいな…………。(自家発電)
神さんはすごく箸を上手に使って魚を食べるよ!


そういや全然話は変わりますが、信長の両親が高頭監督にお中元だかお歳暮だか贈っていたらいいなーと突然思いました。
7月27日の日記でも書きましたけど、信長はスポーツ推薦で海南に入ったと思うんですね。
スポーツ推薦というものがどういう経緯を経て成立するのか全く知らないのでアレですが、田岡監督が色んな生徒をスカウトしに行った事から、信長も高頭監督にあんな感じでスカウトされたんじゃないかしらと思います。
神奈川でバスケをやっていたら天下の海南の名を知らない者はいないでしょうけど、中学生当時の信長がバスケ関連の雑誌を買っていたとは到底思えないので(絶対駄菓子買ったりボーリングに行ったりでお小遣いは使い果たしてしまっていると思う)、海南という王者の認識も「ベジータ?強いよ!」くらいの認識しかなかったらいいと思う。
「海南?強いよ!」以上のことは知らない。
それで信長の事だから漠然とした「オレってすげぇぜ!」という想いがスポーツ推薦という道に結びついておらず、自分がスカウトされるなんて思ってもいないんです。


それで信長中3のある日、公園で友達たちと3on3をやっています。

清「むっ。(ぴーん)清田独特の野生のカンが、なにやらあやしいものをキャッチしたぜ……」

公園のコートでバスケをしている信長を、フェンスの外から見ている不審な人影がありました。
センスをパタパタしていて何か怪しい………。
信長は半目でジーッとそのオッサンを睨みつけます。
するとそのオッサンは信長に話しかけてきました。

オ「君、バスケはいつから?」
清「………………」(ジトーッ)
オ「うん?」
清「…………知らねぇ人と話すなって母ちゃんが言ってた」
オ「え、あ、あぁ、、……」
A「おい、清田。あのオッサン、オレどっかで見たことあるよ」
B「あ、オレも……。どこで見たんだろう」
清「知んねぇー。もういーよ何だって。清田独特の野生のカンは、あんな妖怪青ひげはほっといてホームランバー食いに行こうとゆっている」(ボール持ってスタスタと)
オ「(妖怪青ひげ!)」
C「あ、おい!清田!」
D「待てよお前!」

これが高頭監督、信長とのファーストインパクト。
それで信長の類まれなる運動能力に目をつけた高頭監督は、信長の中学校のバスケの試合に足繁く通うようになったらいい。
それで何回も実際に目で見てみて「こいつは本物だ!」と思ったので、スポーツ推薦を視野に入れた面接のために信長の中学校に会いに行きます。

清「しつれーしまー……す」(校長室のドアを恐る恐るくぐりながら)
先「清田、こちらに座りなさい」
校長「君に会いたい方がいるそうだよ」
清「あの……今日は一昨日ダメにした花壇のことで……?」
先「なに!アレはお前だったのか!」
校「ま、まぁ、それは今はいいから。早くこちらに来なさい」
清「あー……じゃぁ……昨日割った職員室の窓ガラス……」
先「それもお前か!」
校「ま、ま、まぁ、それはとりあえずだね……」
監「こんにちは、清田君」(立ち上がって手を差し出す高頭監督)
清「え?」(ぽかん)
先「紹介しよう。こちらは高頭さんといって、監督をされている方だ」
校「君をスカウトしたいといって、わざわざお越し下さったんだよ」
清「すかうと!!」
校「そう、スカウトだ」
監「はじめまして。高頭です。いや、はじめましてではないな。君のプレイは何度も拝見しているよ」
清「す、すかうと……」(目キラキラ)
先「よかったな、清田!」(やっと事の重大性を把握してきた清田をにこやかに見つめて)
監「君のその卓越した運動能りょ
清「た、大変だ!!」
監「え、」
清「オレ、バク転の練習してこなきゃ!ローラースケートも!!」
監「は?」
先「き、清田!違うぞ!アイドルのスカウトじゃない!海南大ふぞ
清「でも安心してください」(監督の肩をがっしりとつかんで)
監「あ?」
清「オレは清田信長。1日でバク転もローラースケートも完璧にしてみせます。でわ!!」(疾風のように校長室を去る信長)
先「清田、おい!待ちなさい!違うって!」

これがセカンドインパクト。


サードインパクトは、もう信長に話をしたんじゃ永遠にまとまらないという事にようやく気がついた高頭監督が、清田家へ訪れて直接信長の両親にスポーツ推薦の話をしたらいい。

監「今日は信長君の進路についてお話がありましてお伺いしました」
父「まぁまぁ遠い所からようこそ……」
母「ささ、ビールでも」
監「いや、まだお話が途中ですので……」
清「社長!オレ、ぬかりはないっす!もうバク転も完璧だし、ローラースケートもプロ級ですよ」
母「信長、アンタは黙ってなさい」
清「社長、オレあの日からびふないとつけて寝てますよ。あと顔を洗う時はじゃくさんせいのびおれだよ。姉ちゃんの」
母「もう信長!アンタちょっとあっち行ってなさい!」
姉「すみません」(客間に顔覗かせ会釈する姉)
監「お邪魔しています。こんにちは」
姉「弟がお世話になってます。ほら、ノブ。今月のコロコロコミックだよ」
清「あっ!」(ぴょーんと吸い寄せられるように客間を出て行く)
姉「それじゃ今のうちにどうぞ」(会釈して去る姉)
監「…………しっかりとした良いお嬢さんですね」
父「えぇ、上のはしっかりしているんです……」
母「えぇ……本当に…………」

みたいな感じで、ようやく両親にスポーツ推薦の話ができた高頭監督。
そこで信長の運動神経のことをホメまくってくれた監督に対して、両親はもうありがたいやら嬉しいやらで盲目的に信者っぽくなってしまったらいいな。
それで冒頭のお中元やお歳暮を贈る、という流れに帰結します。

でも高頭監督はよき指導者なので、
「私は信長君のバスケセンスに惹かれたからスカウトしたのであって、大事な息子さんを我が海南にお任せ下さった事に対してお礼を言いたいのはこちらの方です。こういうお心遣いはなさらないで下さい」
と、やんわり手紙を書いて、信長に渡して返そうとします。
練習の後に監督に呼ばれて、キレイに包装された箱を渡される信長。
どうせ説明しても信長は分からない(バカだから)ので、その辺は監督も心得たもので
「家に帰ったらご両親に渡しなさい」
としかもう言いません。
名将は無駄な努力はしません。

それで練習後、部室でその箱をしげしげと見つめる信長。

清「監督もオレの存在のありがたさに、おそまきながら気づいたようだな……」
神「は?」
清「だってこんなんくれたんすよ!これはもう今年の海南はオレの二の腕に担っているとしか」
牧「にのうで?」
神「肩でしょ。器用な間違い方するね」
清「あーそれにしてもハラ減った!これ、食いモンかなぁ?」
牧「やめとけ、清田」
神「そうだよ。監督は両親に渡せって言ったんでしょ?」
清「びりびりびりびりー」(幼児の様に包装紙やぶく)
牧・神「あっ……」
清「お、な、何だこの肉の塊は!?」
神「……ボンレスハムだよ……ていうかいいのかよお前……」
清「うまそー!あ、牧さん、神さん、一緒に食います?」
牧「……いらん……」
神「……一人で食えば……」

そんで信長はボンレスハムをブチブチーッと、頑健な顎と歯を駆使して貪り食いながら下校したらいいです。
ふがし食べながら下校した次の日は、ボンレスハムを食べながら下校。
夜道ですれ違った人はさぞかしギョッとすることと思います。


清「ただいまー」
母「おかえ、キャー!あ、アンタ、何食べながら帰ってきたのよ!?口と手が脂でテラテラしてるじゃないの!」
清「はー母ちゃん、オレ、責任じゅーだいだぜ……」
母「は?」
清「今年の海南の命運は、オレにかかっているといっても過言じゃないんだよ」
母「そ、そう」
清「だってさー、ほら。たかとー監督もオレに期待してるらしくって、こんなものまでくれたよ。ちょういい人だ」(ビリビリに破いた包装紙の歯切れを見せながら)
母「あ、そ、それは!!」
清「天才もつらいもんだな。ふー。あ、ハラ減ったから早く夕飯にしてね」(2階に上がりながら)


という、ノブナガウォーズ・エピソードワン。


20050918(Sun) 
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恋する乙女のスタンドです。見たくないものは気合で見ない!
ところで藤真は絶対くしゃみに関しては、例え法事の時でも遠慮しないで豪快にやるタイプだと思う。

藤「口元を手で隠せばって?ハ!そんなの女がやる事だろ」

と、鼻水たらそうが白目むこうが一向に気にしない漢であってほしい。


どーでもいいことですが、うろうろネットしていたらとある所で『容疑者室井慎次』という文字を見かけたのですが、『容疑者阿散井恋次』に見えて一瞬本当にリアルにドキーッとしました。


20050917(Sat) 


皆さんは天才に会った事がありますか?

忘れもしない約3年前(忘れていない割にはアバウト)、私は日記にてこういう出だしでとある所へ文中リンクを貼った事があります。
あくまで個人的なアレなんですが、私は公の場で友達を褒めちぎるという行為は、閲覧者の方から見たら馴れ合っているように見えるんじゃないかと考えてしまうんですね。
なもんで、馴れ合いは好きじゃないから誤解されてもしょうがない、それでも私は君のこといつだって思い出すだろうという方針(パクり)でいっているので、終わらない萌えは終始胸のうちで叫んでいるに止まります。
が、馴れ合い?うん、いいんじゃない?(チャイナドレス着て座高の高い椅子に座り、煙管を気だるげにふかしながら)
今ここでもう一度言います。


皆さんは天才に会った事がありますか?


天才の書いた9月15日の日記を見てください。ほら、今すぐ!(ドーベルマンをけしかけるイヤミな金持ち小学生の顔で)
ええい、もうべらんめぇしゃらくせぇ!
何語だよ?という熱い喋り方にもなってしまいます!
ちょ、見てこれ!天才が、天才が、花形の妹ドリームという名の秘宝を魔境と化したHDから発掘めされた!

DOKKAN☆LOVE




…………どうよ。
私が書いたわけでもないのに得意げな顔でふんぞり返ってしまいます。
もうここからは非常に申し訳ありませんが、皆さんが長谷川さんの9月15日の日記と上記のAm I ナショナルトレジャー?ばりの秘宝をご覧になったと仮定して話を進めてしまいます。
そう、長谷川さんも書いてますが、私たちがイモドリイモドリ言い出したのはもう今から3年近く前になるんですね。
一瞬「3年間もこんな事飽きずに考えていられるのか」と自分の進歩のなさと変わらない性癖にギョッとしてしまいますが、まぁそれは一瞬です。
「3年か〜……。なんか感慨深いな(照笑)」と、オタクお得意の議論のすり替え。
メールを拝見する限りかなり昔から私の書くものをご覧下さってる方もいらっしゃるみたいですが、でも最近は「はじめまして」の方も多いと思います。
そんな方は私が唐突に登場させた花形妹の性格設定が妙に濃くて、びっくりされたことと思いますが、なぁ〜んだ☆ナットク!3年も前から二人がかりで考えていた設定ナンダネ!と、一朝一夕じゃない怨念を感じてびっくりどころか返って引かせてしまったんじゃないかと思います。
わーわーわーわー。(メダパニ)


ていうか、もう私本当にセックスドラッグイモウトドリーム。
いつの時代も悪の華的要素を含んだ火遊びは、いつだって若者の心を捉えて離しませんが、世も世なら若者はロックンロールじゃなくて妹ドリームに夢中になっていたんじゃないでしょうか。
クラブで音楽爆音でかけ、右手にウォッカ、左手に注射器、交わす会話は

「ちょー聞いてくれよマジで。オレ花形の妹になって、雨の日にブツクサ言いながら地味で親父クサイ傘持って、花形駅まで迎えに行きてぇーんだけどマジで」
「マジかよ!それやべーじゃん!つーかオレは越野?越野ン家はおやつがコーラとカールでぇー、オレが妹んなって越野と『コカコーラとぺプシ、どっちがマズイか』でマジ、ガチンコケンカしてぇ」
「バッ、おめぇら分かってねーよ。洋平だろ洋平。洋平の妹ンなって、お駄賃目当てにヤニ買いに行ってやるっつーけど、洋平に『お前にはおつかいでも煙草なんて買いに行かせられねーよ』って、優しげに苦笑される話だっつーの!」
「あーーー!マジヤベー!妹ドリーム!!」
「ちょ、これから神奈川行っとく!?そこでイモドる(←動詞)!?」
「マジイモドる!」
「キャッホーーー!!イモドリーー!!」
「オレたちゃイモドラー!!」
「ヒャッッホォォーーーウゥゥ!!!」

みたいな。
もう何が言いたいのか見失いつつありますが、とりあえず思ったのは長谷川さんの日記で

「その日、私は売り子として参加したイベントの帰りに、友人や友人のお知り合いの方と食事をご一緒させていただいてました。ええ、私も含めて4人だったと記憶しています。その中に、『彼女』がいたんです。」

とありますが、まぁ『彼女』って私のことなんですが、確かあの日の飲み会は4人以上いたんじゃなかっただろうか、という事です。
少なくとも居酒屋のテーブルが長テーブルで、6人以上いないと案内されないような座席だったし、何より印象的だったのは私と長谷川さんはその酒席で向かい合わせに端っこに座っていたのですが、うちらの所だけ変なムーディーなライトが当たっていて、話している会話の内容を象徴させるが如くそこだけ異世界な雰囲気をかもし出していたことです。
ていうか長谷川さんも4人って記憶違いをしていますが、それじゃぁ誰がいたの?と問われても、まことに失礼ながら目の前にいた人に釘付けだったのでなんとも……。(肩すくめて)
でも私たちがジャンキーのようにイモドリっているのに手をつけられず、途方に暮れていたギンカさんの顔はよく覚えています。
ほんと、失礼極まりないよ……。
6人以上いる酒席で、私長谷川さんとイモドリった記憶しかない。
ついでに長谷川さんの日記を読んで私の中の眠れる獅子が目を覚ましましたが、確かこの日、魚住の妹妄想もしました。
板前が夢で、包丁の練習に余念がなくて、夕飯に魚住が練習で向いた大根のツマが沢山出て来るんだけど、我慢して食べる妹と申し訳なさそうにする魚住というイモドリ。



あーそうだ。
もう野暮承知で『DOKKAN☆LOVE』の解説も少しさせてください。
これは私がネット上の読み物で、生まれて初めて涙流して笑いながら読んだ快作です。
涙流して笑っていたので椅子から落ちてしまいました。(実話)
でも痛かったけど痛がる暇もなく、文字通りヒーヒー言いながら笑い読みました。
これのすごい所はですね、「食パンくわえてチコクチコク☆角曲がったらドッカーン!人にぶつかっちゃっタ。怪我ない?だなんてちょっとステキな男の子。えっなんですって!?くまちゃんのぱんてぃーはガキっぽいですって!?前言撤回!あんな奴全然ステキじゃナイ!ふー今日は朝から大変な事に巻き込まれちゃったな。でも転校生がくるって言うし楽しみーってえーー!?て、転校生ってあのサイテーな奴ー!?トホホ、これからどーなることやら。。。」的な非常に分かりやすい少女マンガの踏襲に逃げていない所です。
一昔前のりぼんやなかよし的なパロは比較的簡単で誰にでもやりやすいと思うんですが、長谷川さんの成したこの偉業を分類すると「少コミ的パロ」に落ち着くと思うんですね。
だって想像してみてください、北川みゆき先生の絵で描かれる『DOKKAN☆LOVE』を。
違和感は全くないはずです。
これは本当にやろうと思っていても難しくてできないというか、下手したら気づかれないで終わってしまうという、書き手にしてみたら屈辱以外の何者でもない徒労に終わる可能性も孕んでいるウルトラCです。
だが彼女はそのウルトラCを見事成功させた。
もうイモドリでここまで持ち上げられる長谷川さんも可哀相ですが、私本当にこの人すごいと思います。
どうぞ、今一度その妙技に酔いしれて下さい。
それではもう一度。

DOKKAN☆LOVE



テンキュー!(死屍累々的茨の視線に焼かれながら、最後まで舞った踊り子が舞台を去るように…………)

20050916(Fri)  訂正
すみません。トップに書いてあるメールアドレスが間違ってました。
正しいのに訂正しておきましたが、もし万が一以前の間違ったメアドにメールを送って下さっている方がいらしたら申し訳ありません……。よ、よろしかったら送り直していただけると嬉しいです。本当にすみません。
私何かを10やったら7くらいは間違ってますからね。もう自分で自分が嫌になる!

あとリンクのご報告とか本当にありがとうございます。デレデレしながら拝見させて頂いております。
感想も本当に嬉しいです。頑張ろうって思えます。

20050915(Thu) 
突然ですが回してくださった張本人のギンカさんもお忘れになってそうですが、『妄想バトン』という、あなた私を時間泥棒する気か、というようなバトンを回してもらっていたんでした。
ただでさえ的を得た簡潔な質疑応答ができない私なのに、お題が妄想。
大丈夫。頑張ります。

妄想バトン

○脳内に入ってる妄想の容量


ここで801ギガとか言ったら「ひょっとしてこの人自分で自分の事日々面白い妄想吐いてると思ってんじゃないかしら」とか思われてしまうんじゃないだろうか……と、自意識と自己保身の狭間で揺れる想い体中感じて。
ここは一つティースプーン一杯分と言っておきたいです。
この前私の日記を通算4年以上読んでる方に、
「大分前COLOさんが『ここで私の芸人根性が試されている』っていって、無茶な企画めいた日記書いてたけどそれが面白かった」
と言われ、その方は「面白かった」と褒めて下さっているのに、私は自分で自分の事を芸人と人目も憚らず言ってしまった過去に焦点を当てて、せっかく褒めて下さっているのに頭を抱えて本気で消えてなくなりたがっていました。
もー自分で自分の事芸人とか言うなよ……数年前の私よぅ……。
久しぶりに具体的に消したい過去に出会いましたよ……。
日記で私生活の愚痴を言わないとか、私信の乱舞はしないとか、比較的今も貫いている基本方針はネット始めた時から変わっていないのが唯一の長所だったのに、その長所も蜃気楼と化した今、私は何をよりどころにしてキーを叩けばいいのか分からない。
ていうか、脳内に入っている妄想の容量はティースプーン一杯分ですが、被害妄想の容量は100ギガは優にあるっていうのを、今何となく実感しています。

○今進行中の妄想

信長と花形と藤真の声変わりについて。

〜信長の場合〜

信長は誓ってもいいですが、小学生の頃は前へならえの時、前から数えた方が早かったんじゃないかなーと思います。
ていうか一番前でいい。
信長の中で「前へならえ」のポーズといえば、両腕をキョンシーのように(いちいち例えが古めかしい)地面と平行に持ち上げるポーズじゃなくて、腰に手を当てるポーズだったら本当に可愛いなぁ。
だから一番前じゃなくなった時の、両手を腰に当てなくてよくなった時の信長の喜びようは半端じゃなくて、目を閉じると膝小僧がかさぶただらけの信長がブリーフ一丁(トランクスは中2から。幼稚園の時はパンツに何とか戦隊何とかマンの絵がプリントされてるやつを履いてたらいい)で身長測定機の前で飛び跳ねて喜んで保健医に「あーはいはいよかったね。はい次の人。ちょ、清田邪魔。あっちで喜びなさい」って言われてる姿が走馬灯のようによぎります。
でもしばらくは「前ならえ!」の際、間違えて前から3番目なのに腰に手を当てて、後ろから見たら面白い事になってたらいいな。
というわけで信長の著しい成長期は中学時代を希望します。
高1で178センチあるってことは、中学2年3年で合計30センチくらい伸びたのかな。
私は小6の時155あったんですけど(何で覚えているかというと、その時クラス内で流行っていたティーンズハート文庫の主人公と同じ身長だったから)、女子で常に後ろから3番目以内でした。
だから男子の小さい子は私より余裕で10センチ小さかったと思うので、145だとして、信長も2年〜3年で30センチ伸びるとしたら中学入学当初は148?…………マーベラス!(小さくガッツポーズ)
自分で導き出した信長身長の推移に、我ながら一部の隙も見えません。
あーもー絶対こんな感じだよー。

……………………?(自分の作った落とし穴にハマりながらきょとんとした表情で)
あ、そうだ、声変わりです。
今素で忘れていて、思わず自分の書いたものを読み返して、何を書いているのか振り返ってしまいました。
そうそう声変わり。
そんなわけで信長の声変わりは、身長が伸びる兆しを見せた中1のよく晴れた冬の寒い日に突然訪れたらいいです。
朝起きたら喉がイガイガしてなんか引っかかる。
声が掠れて思うように出ない。
信長は
「風邪か……?いやいや、冬しょーぐんとうたわれたこのオレが(前日天気予報で冬将軍という単語を聞き、「カッコいいぜ!」と単純に思い何かと使ってみたがる信長。意味を間違えて使っていることは、高1の時の対湘北戦の際、啖呵を切った信長に対して親切心の固まり小暮先輩の指摘により明らかになる。神は入学してからそれまでの間教えてあげなかった。面白いから)風邪なんて引くわけねー……」
と思い、ガラガラした声を押し隠しつつ登校します。
それで教室のドアをくぐる中1の信長。

清「はよーっす」
A「ちょ、おい。お前どーしたその声。風邪でも引いたか?」
清「バッカ言え。この冬しょーぐん信長、風邪なんてふつーの病気やるわけねぇ」
B「どういう理屈だよ。つーかマジでどうしたの?昨日カラオケでも行ったのか?」
清「そ、そう!それ!」(指さしつつ)
B「え?」
清「カラオケだよカラオケ。そうそう、それ」(本当は行ってない)
A「何だよカラオケかよー」
B「人騒がせな奴だな〜(笑)」
清「カラオケカラオケ、そうそうカラオケ」
A「いやもう分かったから」

それで1日経ち、2日経ち、それでも喉のイガイガと掠れは治らない。

A「清田、はよーっす」
清「か、カラオケだぜ」
A「聞いてねーよ」

ちっとも声の調子が戻らない信長は、「自分はひょっとしたら何か喉の病気なのかもしれない……」とこっそり思い悩みます。
いつもはご飯3杯食べるところも、元気がないのでご飯2杯しかはいりません。
それで夕飯の後ぼんやりテレビを見ていたら何か歌手のドキュメンタリーみたいなのがやっていて、その歌手がマイクを向けられいいました。
「喉にポリープができてしまって……先日手術したんです」
これだ!!と思う信長。
オラウータンのようにこけつまろびつ、半泣きで2階の自室にいる姉の下へ。

清「ね、ね、ねぇちゃん!!」(ドアバーーン!)
姉「アンタ、ノックしないと殺すっつったでしょ。覚悟はできてんの。痛いよ〜……」(拳固つくってそれに息をハァ〜と吹きかけながら)
清「そ、それどころじゃねぇ!た、大変なんだよ!」
姉「なによ」
清「オレはぽりーぷかもしれない…………」
姉「は?」
清「だからオレはぽりーぷなのかもしれない……。ノドが……」
姉「あぁ、それ声変わりだよ。3日前、夕飯赤飯だったじゃん」
清「なぬ!?」

という経緯で中1の冬に声変わりを自覚する信長だったらいいなぁ〜という妄想。
信長は声変わりした直後、低くなった自分の声が面白くて今度は本当にカラオケ行って、低い声の男性歌手の歌を歌いまくったらいいです。
それでその後歌いすぎによって血を吐く。
また大騒ぎ。
ちなみにカラオケの歌いすぎで喉から血が出たという友達が実際います。
電話中にいきなり「今喉から血ィ吐いた!」と実況され、泡食って原因聞いたら「カラオケ」だった。
どこのカストラートだよ。


〜花形の場合〜

花形は高3で197センチある事から察するに、成長期も大分早く訪れていて、だから声変わりもかなり早かったんじゃないかなーと思います。
高校入った時点でイメージですけど190くらいはもうあったんじゃないかと思う。
10巻で安西先生と彩子さんが

彩「去年見た限りじゃわりと小さいチームでしたよね!!」
安「うむ…スタメンは小さかったね。でも控えにはかなり大きい子がそろってましたよ。彩子君おぼえてますか?」
彩「あ…」
安「彼らが今年の3年です」

という会話を交わしているので、花形は2年の時点でもうかなり今の身長に近かった事が推測されるし……。
ていうか今思ったんですけど、197センチもある人間山脈の翔陽のスター花形も安西先生にかかれば「かなり大きい子」なんですね……!
くっ、萌え…………っ!(机をダン!と叩きながら)
翔陽は残念ながらきちんとした指導者がいなくて藤真が監督やっていたから実質最高権力者が同い年(でもそこには圧倒的なヒエラルキー)な花形でしたけど、こういう安西先生のやり取りを見るとおじさんの指導者&花形という組み合わせも見てみたいなぁと思います。
197センチの花形が、自分より30センチ近く身長の低いおじさん監督に小童扱いされるの。
監督のおうちに皆で遊びに行って鍋とかしたりしたらいいよ!
藤真と高野は遠慮というものは母親の胎内に置いてきたので、鍋を貪り食います。しかも主に肉を。
監督の奥さん(←すごい人がいい)に
藤「すみませーん、奥さん。肉がもうありませーん」
高「にーく!!にーく!!」(お茶碗チンチン箸で鳴らしながら)
って催促しているのを見て、大きい身体小さくして肩身を狭くしているんです。
一志と永野は客間にあった碁盤を見つけて将棋を始めてしまいます。(とことんマイペース)
それでやりたい放題に食い散らかし遊び散らかすチームメイトをどうやってなだめたらいいか分からなくて、箸も全く進まない花形の頭をバチコーンと監督が叩きます。

監「なーにを遠慮しとるんだお前は」
花「はぁ…………」
監「ガキはガキらしく食え。沢山食って大きくなれ。お前はもっと大きくなっても構わないんだぞ。まだまだチビだお前なんか。ガハハハハ」
花「はぁ…………」

みたいなやりとりしてほしいなぁ……。
うん、話がそれているの気づいてます。

そんなわけで、花形は小学校の時点でもう170はあったと思うんです。
同じ197のゴリも小6の時点で173あったし。(2巻参照)
そんなわけで、花形の声変わりは小5!
小5だったと思う!
また個人的な話になりますが(ていうか私がする話はいつだってこの上なく個人的)、私が小5の時同じクラスにすでにかなり背が高い男の子がいて、音楽の授業の時その子だけ歌うの免除されてたんですね。
声が一人で低くて異様に目立つのが理由なのかよく分からないのですが、まぁ確かに低くて目立っていたけど、それよりもまず歌うために声を出すのが喉の調子が定まっていなかったから辛かったのかなぁ?
全然真相は分からないんですけど。
今こうして冷静に考えると、「一人だけ免除される」という特別待遇が教育上必ずしもその子にとってよかったのかどうかは別問題ですが、それを花形に置き換えて萌えるか萌えないかで言ったら断然アリです。
問答無用な一本背負いに対する判定の「一本んん!」並の、アリ判定を下したい。
それ、アリ!!(判定)

花形は基本的に今日に至るまで自分の服装については至って無頓着(妹に罵られようが…)で、小4くらいまで母親が買ってきた半ズボンを履いてしまっているといい。
それで小4の花形はいつも通り半ズボンで商店街を歩いていると、向こうから来た女子高生二人組みがヒソヒソと
「ちょっと何あれ。中学生のくせに半ズボンて」
「う、わー。きっつー」
と話しているのを聞いてしまいます。
「違う!僕は小4です!」と花形が言えるわけもなく。
そんでその時ようやく花形は電撃的に「オレは人より大きいのかもしれない」と気づいたらいい。
その日から半ズボンは履かなくなります。
大人の階段登ったね。
でも君はまだシンデレラ。(カクテル傾けて)

そんで花形小5(アディダスのジャージとか着る様になってたらいいんじゃないの……すごくいいんじゃないの……)のある日、信長同様喉の調子が悪くなります。
でももともと無口な花形はさほど都合も悪くなかったので、別に誰かに相談する事もなく放置。
高い声が出にくい音楽の授業は、培ってきた優等生イメージの貯金で口パクしていても怪しまれません。
そんな日をしばらく過ごしていたら、ある日花形は担任の体育教師に呼び出されます。

教「花形、非常に聞きにくいことなんだが…………」
花「……はい?」
教「お前最近どこか身体の調子がおかしいとかないか?」
花「え」
教「言いたくなかったら言わなくても全然いいんだぞ」
花「別にありませんけど」
教「……そうか……。いやな、実はお前の妹(←当時小1)を担任している先生から聞いたんだが、お前の妹が『うちのお兄ちゃんは病気なんだ』とクラスで言いまわっているそうでな、それで先生は心配になったんだ」
花「…………」
教「何か辛い事や大変な事があったら先生にいつでも言いなさい。力になるから」
花「…………はぁ」

低くなった花形の声にびっくりして、あることないこと大袈裟に言いふらし、果ては教室で泣き出してしまう花形妹(@電波)。

という花形小5で声変わり妄想。


〜藤真の場合〜

藤真は高3で178だから決して全国平均で見たら低い方じゃないですよね。
でも個人的に身長伸びたのは遅かった方なんじゃないかなーと思います。
花形は生まれた時からコンスタントに伸び続け、信長は中学入学と共に伸び始め、でもそれに比べて藤真がぐんと伸び始めたのはかなり出遅れて中3くらいからだと思う。(もう今更ですけどこれ全部妄想ですから。妄想バトンですから)
今藤真の高1と高2の時の身長を単行本で確認してみましたが、詳しく数字になってないから全くのイメージでしかないけど、高1の時は172〜3くらいかなぁ?(すっごいどーでもいいんですけど高2の身長を確認するためにエースキラー南のエピソード辺りを見てみたら、単行本23巻158Pで花形と高野と永野がモブみたいに「すげぇさすが藤真!!」とか言っていたので噴き出してしまいました。スーパー生徒会長に歓声をあげる少女漫画のモブのようだ)
なわけで、中3の初期は160あるかないか位がいいな!
りょーちんみたいな、小さくてすばしこいPGとして中学では活躍していた事を願います。

そんで声変わりですが、藤真の成長の推移がこんな感じなので、声変わりも中2のごくごく後期か中3の前期辺りを希望します。
いつまでたっても聖堂に響き渡るような、天使の如きボーイソプラノでそれがコンプレックスの藤真萌え。
そのコンプレックスを隠すために、一時期ものすごい口が悪くなってたりしたら可愛いなぁ!
何でもかんでも攻撃的でナイフみたいに尖ってた藤真。(こと自分の外見に関してのみ)
ていうか今何となく思ったんですけど、藤真の女っ気のなさはその辺のコンプレックス+中2の時に母親に無理矢理つけられた女子大生の家庭教師による個人授業のトラウマが起因していたらいいなぁ!と思った。(何度も言いますが妄想です)
中2の時の藤真といったら、そんじょそこらの日本美少女コンテスト受賞者も裸足で逃げ出すような容姿だったと思うのですけど、当然中2の藤真にはあまり自覚がないというか、同級生のお母さん連中からやたらめったら評判がよかったけどただそれだけというか、具体的な告白の嵐はまだあんまりなかったと思う。
というのも藤真の外見が中2の当時だと美少年というより美少女に近かったから。
美少年っぽくなるのは中3からで、その時からラブストームが吹き荒れるわけです。
そんで身長も伸びてない、スネ毛も生えてない、声変わりもしてない、という中2の藤真に対して、家庭教師の女子大生は
「オトナの私がイイコト、教えてア・ゲ・ル(^_-)-☆」
という勘違いした態度とって、藤真の女に対する考えの根源のあり方をかなり捻じ曲げてしまっていたりしたらいいと思う。
中2って言ったらそういう事しか考えられない猿のような時期だとは思いますが(笑)、それでも藤真はキツイ香水の匂いプンプンさせて、やたら胸の谷間を強調する仕草とったり、無意味に何度も足を組み替えたりする軽薄な女子大生にイライラしていて、ある日つもり積もったそれが
「すんません。オレ、アンタに勃たないっす」
という発言を引き起こします。
憤慨してカテキョやめる女子大生。
えーとまぁそんなこんなで(匙投げた!)中2の後期か中3の前期に声変わりする藤真だといいなぁという話。



○最後に買った妄想の元
○よく妄想する、または特別な思い入れのある5つのCP妄想
○時折妄想する、または特別な思い入れはないけど5つの他CP妄想



妄想バトンであと3問残ってます……が、現時点で何文字だと思いますか。
原稿用紙に換算すると22枚です。
もうここまで読んでくださった方、本当にいらっしゃるんだろうか。
私ですら誤字はあるだろうにめんどくさくて読み返していないのに。

というわけで、ギンカさんすみません。
たった2問でギブアップです。
恐ろしいぜ、妄想バトン。


20050914(Wed) 
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メールフォームから「電波お上手ですね」というお言葉を頂いて、「このサイトのどこを見て私がアマチュア無線の資格を持っていると思ったんだろう……?」としばらく本気で考え込んでしまいましたが、これはアレですよね、花形妹の電波の事ですよ、ね?
あーもーびっくりさせないで下さいよぉ〜。(虚空を肘でつつきながら)

20050912(Mon) 
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アドヴェントチルドレン発売日迫る記念。
買おうかな〜どうしようかな〜と今尚悩んでいます。
これってレンタルとかには並びませんよね?
どうなんだろう……。
レノが美麗でスムーズに動いている所は是非見たいんだけどもなぁ……。
どーでもいいアレですが、FF7ではレノ×ルーファウスでした。

FFは4からプレイしていますが、無条件に好きだ!と思えるのは7までです。
年季の入ったゲーマーではないので基本的にノンポリなんですけど、それでも7までのキャラの立ち方はすごかったと思う。
特に7の尾を引くような読後感(というんだろうか)はやっぱり群を抜いていて、それからキャラのイッてる目つきもやっぱり群を抜いていると思います。
主要メンバーの男キャラで、目つきが安定しているのってシドだけじゃないですか。
ヴィンセントなんて幼児が見たら敵キャラ以外の何者でもないでしょう。
あそこまで味方で負のオーラ放ってるキャラもなかなかいないと思う……。

そしてなかなかいないといえばセフィロス、もう彼なくして「なかなかこんなキャラいない」話はできないでしょう。
私はオタクなので普通の人よりはゲームもマンガも嗜んでるでしょうけど、「セフィロスよりイッてるキャラを挙げよ」と言われても即答ができません。
もう〜……プレイしている間中、彼には度肝ぬかされ続けましたよ……。
すごいんだもん、色々と。
私がセフィロスを心の中で思い浮かべる時はいつだって、炎の中でゆらゆらてらてら佇んでいるシーンで再生されるのですが、このセフィロスと炎という組み合わせは火の鳥と炎くらい切っても切れないものの様な気もします。


あ、ていうか、今思ったんですけど、セフィロスの登場シーンで流れる例のオペラみたいなやつ(胎教に半端なく悪そうなアレ)、「♪セフィロス!!セフィロス!!」って地を這う不吉なバリトンボイスと女の人が金切り声でオペラってるやつ、あれを目覚まし時計にして花形にプレゼントしたらいいんじゃないですか、藤真と花形の妹が共同出資して。
藤真は勿論嫌がらせですけど、妹は
「フゥ〜、毎日毎日朝練で5時起きなんてゴクロウサマですコト!でもホーント、よく毎日5時に起きられるよねお兄ちゃん。パン屋さんにでもなったら?アタシめろんぱん好きだし。あーっ、なにその顔。どーせアタシはオコチャマですよっ(怒)ぷんぷん!(←口で言う)えぇえぇ、確かにアタシは7時でも起きられませんヨ。ママに起こしてもらうまでかわゆくスヤスヤ夢の中ですヨ。でもねー、オ・ア・イ・ニ・ク・サ・マ!(あっかんべーしながら)アタシはお兄ちゃんが思ってるほどオコチャマじゃありませんの。お、オペラだって、き、聞いたことあるよ?嘘じゃないモン!ホントだモン!じゃぁ証拠に今度のお兄ちゃんの誕生日プレゼントに、オペラっぽいものあげるよ!あげればいいんでショ!」
と、特に花形は何も言わずに黙って新聞読んでるだけなのに、急に一方的にわめき散らして唯一聞いたことのあるオペラっぽいもの→「♪セフィロス!!セフィロス!!」を目覚まし時計にしてプレゼントしたらいいです。

それで妹はお小遣いが足りなくて特注の目覚まし時計を買えないので、ある日家に遊びに着た藤真に内緒話で相談を持ちかけます。
これが普通のTシャツとかタオルとかのプレゼントだったら断じて乗らない藤真ですが、胎教音楽として聞かせていたらその子どもは大量殺人鬼に育つ可能性が極めて高い名曲「♪セフィロス!!セフィロス!!」(曲名知りません)を真顔でセレクトする妹に内心爆笑しつつ、
「OK。俺も金出してやるよ」
と表面上は話の分かる兄貴の友達面をし、7:3でお金を出してあげます。
そして誕生日の翌日の早朝、花形の部屋に大音量で響き渡る不吉なオペラ。
花形は「翔陽のスター」と謳われている素晴らしい反射神経を駆使して、「♪セフィ」あたりで目覚ましを止めます。
目覚ましのスイッチを押している花形のメガネは、慌ててかけた為ものすごいズレているといいです。
ついでにいうと花形のパジャマは、ヨレヨレのグレーのスウェット(足元が寸足らず)だと尚いいです。
花形が呆然と目覚まし時計を眺めていると、いきなり乱暴にドアが開きます。

「ちょっと!朝からそんな大音量で薄気味悪い目覚ましかけて、近所迷惑だと思わないの!?アタシが道歩いてる時に近所の人から、『あぁ、あそこにいるのは早朝から不気味な目覚ましを大音量でかけている花形透君の妹じゃない』とかゆわれてもいいの!?信じられナイ!てゆうか、かわゆい妹が隣の部屋で寝てンのに、そーゆー気遣いがないのが信じられナイ!あーもう寝不足!(妹は前日9時半に就寝)寝不足でお肌もボロボロ!まー確かにアタシは若いわよ。お肌もピチピチよ。でも寝不足ってゆーのは大敵なのぉー!お肌にちょーよくないのぉー!」

と、寝ぼけ眼の妹に怒鳴られます。

花「………………………………悪かったな」


何度も言いますが、花形の忍耐力は明治の女レベルです。


その後朝練に出た花形の目の下のクマを見て、藤真一人で爆笑。

20050910(Sat)  手を伸ばして受け取ってよ常勝の念だけたばねたシュート
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ヤベさんと高野について真剣にベシャリ場してみたら、彼はイナゴの佃煮のようなキャラだと雷に打たれたように悟りました。
「おいおい、虫なんか食べたくないよ」
と一瞬誰もが思うものの、伝統的な料理で食わず嫌いされることが圧倒的に多いけど、実際食べてみれば案外美味しかったりクセになったりするような、そんな感じのキャラ。
というかこの例えのマズいところは、私はイナゴの佃煮を未だに食わず嫌いしているところです。
ち、ちがう。高野は普通です!嫌いじゃありません!ふつうです!(余計色々とマズい)


そんなわけで藤真と高野の男の友情劇場レモングラス風味。


高野には好きな女の子がいました。
名前はまぁなんでもいいんですけど、不便なのでA子とします。
高野はそのA子(ちょっと天然入ってる系の可愛い子)がすごく好きで片思い期間もかなり長いです。
昼休みや部活の休憩時間や帰り道に皆でラーメン食べてる時とかも
「あー可愛いんだーA子ちゃん〜……。オレの天使なんだ〜……」
と溜息ついたりして過ごしています。
その度藤真はふざけて「やめとけやめとけ。お前にアレは無理だって。ブサイクのクセに面食いなんて百年はえーぞ」とか茶化すのですが、心の中ではこっそり応援しています。
それである日高野は意を決して告白する事にします。
頑張って手紙を書きました。
テレながら「渡してくる」といった高野を、藤真はとび蹴りしながら見送ります。

そんで部活の最中、忘れ物をしたことに気がついた藤真は、体育館を抜け出して教室へ向かいます。
すると人気のないはずの放課後の教室から女子の笑い声が聞こえてきました。
藤真は特に気にもしていなかったのですが、ふと見たらその輪の中心にいるのは高野が告白したA子でした。
嫌な予感がして立ち止まってよく見てみると、A子は高野から貰った手紙を回し読みして晒し者にしていました。
「マジ勘弁してほしー!」とゲラゲラ笑っていたのです。
藤真は爪が食い込むほど強く握りこぶしを作り、そのまま黙ってその場を離れます。

高野の告白から数日後、高野はA子から
「ごめんね……。気持ちはすごく嬉しいんだけど、受験で忙しいから今は勉強に専念したいの……」
とフラれます。
でも根が純粋な高野はそれを丸呑みします。

高「A子ちゃん、優しーぜ。きっとあんなに可愛いんだから彼氏いるだろうに、オレを傷つけまいとしてくれてるよ」
藤「そうだな」
藤真は静かに聞いているだけでした。

そしてそれからしばらくたったある日、バスケ部の練習を見学しに件の女子グループ(A子&手紙を回し読みしていた女子たち)がやってきます。
なんていうかミーハーな感じで、つまるところ藤真狙いというか、めぼしい男探しに来ているのが見え見えの感じでした。
休憩の時、部員たちは疲れ果てて水分補給したりしているのですが、その時A子は体育館の隅で鏡を広げて化粧直しをしています。
それはもう念入りにやっています。
藤真はワザとに見えないようにA子の方にボールを放り、ボールをとりに行くフリをして自然と近づきます。

藤「よう」
A「あーっ、藤真君。頑張ってるねぇ〜」
藤「まぁな。つーか化粧してんだ」
A「あ、うん。ちょっとだけね」
藤「しねーと見れたモンじゃねーもんな。つーかそのマスカラっての?それつけてもオレの方が睫毛長くね?」

藤真はいつも女顔ってからかわれるのが何より嫌いだったのに、A子を効果的に傷つけるためにわざと自分も女の土俵に立ってそういう事をいいました。
凍りつく女子グループ。そのまま練習に戻る藤真。
藤真はそれからしばらくの間、その女子グループに悪口(「藤真って性格メチャクチャ悪いんだって」という幼稚系から「藤真ってどっかの女子高の子、妊娠させた事あるらしいよ」みたいな陰険なものまで)とかいいふらされたりします。
でも藤真は全然気にするそぶりも見せずに、至って普通に暮らしています。
でもある日A子が高野相手に「藤真君にこんな事言われちゃった……。ちょっぴりショックだったな……」みたいな感じで告げ口します。
高野は手紙を回し読みされた事も何も知らないから、藤真に「お前女子に何てこと言うんだよ!」と激怒します。
藤真は死んでも原因は言わないので、この事が原因で一時期藤真と高野の仲はギクシャクした険悪なものになります。(その時花形はただオロオロしているだけで、長谷川は我関せずで、永野はガンダムのプラモ作りに夢中になっています。一番繊細な伊藤卓の胃壁には穴が開きました)
でもまぁ高野持ち前の明るさでしばらくしたらそれも何とか消えて、はっきりとした仲直りの儀式みたいなものはなかったのですが、何とか仲は修復できました。

それから10年後。(!)
高野と藤真のクラスの同窓会(あ、二人は同じクラスという設定。花形たちは違うクラスなのでここにはいない)があります。
それで高野はA子と同じグループだった女性に話しかけられます。

女「あ、高野」
高「おう、久しぶり」
女「私さ〜、もうずっと高野に謝らなくちゃなぁと思ってたことがあってさぁ」
高「おう?」
女「高野、A子の事好きだった時期あったじゃない?その時うちら高野が書いた手紙、皆で回し読みした事あるんだ……」
高「え……」
女「ほんっとごめん!!」(手をパンと合わせて)
高「お、おう、まぁ、10年も前のことだからな」
女「マジでごめん。本当に反省してるんだ……」
高「いやもう別にいいって」
女「私らあん時本当にどうかしてたんだ……。藤真にも悪い事しちゃったし……」
高「え?」

それで高野は実に10年遅れで、藤真のとった行動の理由を知ります。
女子グループは気づいていなかったけど、藤真は自分が書いた手紙が回し読みされてるの知ってたんだ……と思う高野。
自分のためにそこまで怒ってくれて、そこまで泥かぶってくれて、それで怒る高野に対して言い訳一つしない藤真に高野はえらく感動し、酔いも手伝って涙ぐみながら「ありがとう……」と言い出します。

藤「なにが?」
高「いやだから、オレがA子ちゃんにフラれた時のさ……」
藤「え、お前A子にフラれた事あんの?だはは、ちょーウケるんだけど!オーイ!A子ー!ちょっとこっち来いよ〜!」

きれいさっぱり忘れている藤真。
高野呆然。
流した涙の行き着く先がない。
それで二次会行こうってなるんですけど、藤真と高野は二人で抜け出します。

高「フーゾク行こうぜ!」
藤「やだよ。金払うなんてバカらしい」
高「お前ホントにやな奴だな!知ってたけどな!!」
藤「おう、知ってんだろ」
高「あぁ、知ってるさ!!」

そんな感じの会話を交わしつつ、肩を組ながら夜のネオンに消えていく178センチと193センチ。


みたいな友情劇場。



あ、早速リンクのご報告とか本当にありがとうございます!
すごくすごく嬉しいです。
デレデレしながら拝見させて頂きました。
わー、うれしいなー!

20050909(Fri)  お願いダンクダンクここにダンクあなたからダンク
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信長は体育のリレーの時に、裸足になってジャージまくって何故か上脱いでタオル巻いて、陸上部よりも凄まじい走りを見せるんじゃないかしら、という妄想。
ていうか、リレーのアンカーの裸足率が異様に高いのって何でなんでしょうか。
リレーという競技自体に縁遠いもので(人生で初めて触れたバトンが長谷川さんが回してくれたミュージックバトンでした)よく分からないんですが、単純に裸足だと小石踏んだりしたら痛いと思うんだけど実際どうなの?
グラウンドって結構小石落ちてたりしますよね。
まぁいいや、萌えるから。(魔法の呪文)

信長は身体能力だけで言えば十年に一人の逸材だと思うので(身長がバスケ界では低い方だからフィジカル面で弱冠不利なだけで、測定値という数字だけで見たら色々かなり上位に入ると思う。特に垂直飛びとか天使!?みたいな数値だと思う。絶対この人、背中に羽根はえてる)、足も当然凄まじく速いでしょう。
冬のマラソン大会では、陸上部差し置いて上位2位が牧と神で、信長は間に長距離走選手(←インターハイ経験者)二人ほど挟んで5位くらいなんじゃないかなーと思います。
普通に考えたら信長のスタミナは相当なもんだと思うけど(山王の伝家の宝刀ゾーンプレスに対抗できる自信満々だったし)、牧や神に言わせたら
「清田、お前だらしないぞ」
「まだまだだなぁ」
って感じだったらいいなぁ。
先輩強し!!
信長は尊敬を新たにします。
そんでマラソン大会ゴール直後、牧と神はケロッとしていて、3分くらい休んだら普通にドリブルとかストレッチとか談笑しながらやってます。
信長は髪の毛ボサボサのまま、ちょっとまだ疲れが取れない感じで
「オレはまだまだだ。だってちっとまだ疲れてる。ほんのちっとだけど。ほんとにちびっとだけど」
と、尊敬と悔しさが入り混じった気持ちでその様子を眺めているんですが、3位と4位だったインハイ長距離選手の男子生徒はもうぐったりして倒れこんでたらいいなぁ。
「お前ら、陸上やれよ……!」
みたいな感じで。

えーとそれで話は体育のリレーに戻りますが、信長のチームにはあんまり運動部の生徒がいないといいと思う。
他のチームにはサッカー部や野球部で健脚ならしている生徒が結構いるんです。
でも先生がめんどくさがって、そういう運動部の生徒たちを均等に振り分けてチーム分けしなかったので、名簿順でやったため信長のチームは囲碁部とか放送部とか文化部系の男子が多くなってしまいます。
文化部系の男子は走るのが好きでないのでもうほぼ諦めムードというか、
「悪いな、清田。俺らが足引っ張って」
と走る前から謝ったりしています。
でも信長は勝つ気なの。
他のチームにはサッカー部や野球部や陸上部などが揃い踏みで、カッコよく走る前にストレッチとかしてたりするんですが、そういうの見てビビってる文化部系男子に対して、
「何、お前ら。もう負ける気なのかよ。だっらしねーなー、やっぱオレ様がいねーとだめだなー。かっかっかっか」
と笑い飛ばします。

そんでリレーが始まる前に、運動部系の生徒たちが集まって賭けをしています。
「オレんとこが一番になったらコロッケサンドおごりな」
「そんじゃオレんとこがなったら焼きそばパンな」
みたいな感じの賭け。
そんでその賭けの最中に、信長は自分のチームの文化部系の子たちの首根っこ引っつかんで輪に入っていきます。(今ハッとしたんだけど、信長ってクラスの中ではかなり長身な方なんだろうか……。178っていったら絶対小さい方ではないですよね……。ていうか大きい方?ど、ど、ど、どどどうしよう……)
で、「お前ら、好きなモン賭けろ」って言います。
あわわわわってなる文化系。
A「何だよ清田。お前そのメンツで勝つつもり?」
B「やめとけやめとけ。お前ただでさえ今月ガチャガチャやりすぎて金ねぇっつってたじゃん」
清「だから勝つってゆってんじゃん」
あまりにも平然と言い放つ信長に、ぽかんとなる運動部、引き続きあわわわわな文化部。
それでいつまでも賭けの賞品を言えない同じチームの文化部の子たちには、信長の好きなもの(はんばーぐ、かれーらいす、おむらいす、らーめん等)を賭けさせます。
もう賭けにすらなってない。
焼きそばパンとハンバーグが同軸にあるなんて、インフレにもほどがある。
が、あまりにもオッズの低いメンバーなのと、信長の目が余りにも真っ直ぐでまぶしいので誰も何も言いません。
クラスの潤滑油・清田信長15歳。

えーとそれでいざ勝負が始まると、やっぱり足が遅い文化部。
でも最初みたいなやる前から諦めているみたいなムードはあんまりなくて、今月ガチャガチャやりまくっちゃったから厳しい信長に散財させないためにも、あと足の遅い自分たちを足手まといと全く思っていない信長のためにも一生懸命走ります。
でも他のチームとの差は歴然としていて、アンカーの信長に回ってくるまではダントツのビリです。
1位との差は半周ゆうについています。
すでに走り終わった文化系の男子はへとへとになって座り込みながら、
「悪い、清田。頑張ったんだけど……」
とか言います。
信長は裸足でスタート位置に立って、屈伸運動しながら
「へーきへーき。だいじょーぶだいじょーぶ」
と言います。
それでいざバトンを渡される際、もう文化系の男の子も必死に頑張ってるんですね。
顔赤くしてとにかく一生懸命。
それを信長はスタート位置に立って、手を差し出して待ってます。
「オラ、もうちっとだ。踏ん張れ!」とかいって。
そんでいざバトンを手渡されたら、その男の子にだけ聞こえる小さな声で
「あとは任せんしゃい」
って言ったらいいな〜。
えーとそれで、信長はそれはそれは素晴らしい走りを見せます。
あんなに差がついていたのに、5位、4位、3位、とごぼう抜き。
きっとそんな爽快な走りを見せられたら他のチームも信長を応援してしまうんじゃないかと、声高らかにここに宣言します!
信長は手をパーにして走る独特の走法(絶対こういう走り方だと思う)で次々抜いていくんですが、いかんせんそれまでの差が痛かったので最終的には2位。
ゴールインして、それで皆そんな人を少し感動させる走りを見せた信長にワァッって寄っていくんですが、信長はすっごい不満そうな顔で裸足の足でジャリを蹴ったりしています。

「清田、お前すげぇよ!」
「そうだよ!あんなに差があったのに……!」

皆褒めてくれるのに、信長は頭に巻いてたタオルを乱暴にとって

「くそ!絶っ対ェ今のはいけた!くそ!」

って本気で悔しがってるんです。
それでクラスメートの皆は、歴史の授業の時フランシスコザビエルの髪型が面白いと大騒ぎして教育実習生を泣かせた事があるような信長が、伝統ある王者海南のバスケ部に1年でスタメン入りしたすんごいルーキーだって事を、遅まきながら実感したりしたらいいなー。
こいつバカだけどすごかったんだ……みたいな。


あ、上の全部妄想ですから。(ドーナツの食べかすを口につけてきょとんとした表情で)



あとどーでもいいんですが、個人的に信長の誕生日は5月5日だと思います!
花道や流川よりもお兄さんなんだよ。
それで兄貴風吹かす信長。
う〜〜〜〜〜〜萌える。(JITABATA)

20050908(Thu)  フリースローや選手交代をあと何回やったら全国行かれるの
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高速で顔を動かせばモザイクは必要ないという証明。顔の中身だけ上手いことぼけている。

20050907(Wed)  落ちた鼻血も見ないふり
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藤真が噛んでいるのは酢昆布です。
でも夢色フィルターがかかってる1年女子(藤真の実態を知らない)は、

「ねぇねぇ!藤真先輩、ローズマリーくわえてた!」
「うそ〜〜!ステキ〜〜!!p(>_<)q」

と言い合っています。
それを偶然廊下で聞いた耳ざとい高野(←女子の噂話大好き。何故ならいつどこで「高野君ってカッコいいよね」と言われているやもしれないから)は、
「よっ。王子様。ローズマリーは美味かったか?」
とか言うんですが、一向に動じない藤真は
「おう。でもラベンダーの方が好きかな」
と返します。
その後二人で顔見合わせて「ブフー!!」って噴き出して、ヒーヒー笑いあってたらいいなぁと思います。

藤真はどんどん夢見るが故の勘違いが加速していく女子をからかうのが、すごく好きだと思う!
絶対訂正しないで、ニヤニヤしながら(女子にはニコニコに見える)流すだけだなんじゃないかなー。
そしてそんな藤真を花形は少しハラハラしながら見ています。



そういえばどーでもいいですが、さっきコミックス12巻の表紙をぼんやり「かっこいいなぁ〜……」って見ていたんですが、これがもし湘北じゃなくて翔陽だったら、カッコよくなくてただただ面白いだけでうけるな…と思いました。
お手元にある方はお分かりかと思いますが、湘北のスタメン5人が縦に弱冠ズレながら1列で並んでいる構図なんですね。
それで一番手前がりょーちんで、その次が三井、見たいな感じで身長が低い順に並んでいるので、一番前にいるリョーちんはきちんと全体が見えているんですけど、その他の4人は少しずつ顔のどこかが隠れている感じなのです。
それでも十分カッコよくて、流川(限りなく2次元の初恋に近い)の射抜くような視線は見ているものをたじろがせるほどの目力です。
そう、それでそんなカッコいいイラストなんですが、翔陽でやったら藤真がバーンと手前に出るだけで、あとの4人は似たり寄ったりな人間山脈なのでちっとも顔が出ない、藤真の残像?みたいな感じになってしまうんじゃないかと思いました。
う〜萌える。
そんな扱いの花形萌える。
目下花形に対して抱く劣情は、「花形を鬼にしてかごめかごめがやりたい」です。
それか花形以外が全員鬼のハンカチ落とし。
何で花形って体育座りで目をつぶらせたくなるんだろう。
そういうドリームないですか。


あ、ドリームといえばイモドリ(妹ドリームの略だよ!試験に出るので覚えておくが吉☆)ですが、この延長線上でイモドリやるとしたら、居間で床に新聞広げて背中を丸めて足の爪を切っている花形の背後から、いきなり唐突に
「お兄ちゃんの背中ひろ〜〜〜い!……なんてネ!ぬりかべみたい。もう邪魔だよ〜」
とか言いながら、タックルするように抱きつきたいです。
爪を切っていた最中の花形、思わず血が出るほどの深爪。

花「………………」(深爪で滲んだ血を見つめながら)
妹「あーっ。急にオンナノコに抱きつかれて照れてるんでしょー。あーやだやだ、むっつり助平は!オンナノコと言っても私は妹ですからネ、お間違いなく!もうモテない兄貴をもつと妹は苦労しますヨ。(大仰に肩をすくめて深く溜息しながら)あっ、お兄ちゃんの分のショートケーキ食べていいでしょ。可愛い妹に譲りなさいよネ。ていうか食べちゃった。えっへへ。あーあれ美味しかったなぁ……」(2階の自分の部屋に移動するために階段登りながら)
花「………………」(出血が未だ止まらない花形)

みたいな感じがいいです。
昼は学校でハバネロ並の暴君藤真を相手にし、家に帰ってきたら帰ってきたで静電気発生させてそうな電波な妹に翻弄される。
花形の忍耐力は、明治の女レベルです。

ていうか、花形の妹が一人エレクトリカルパレードかと見間違うかのような電波な妹、という設定は私頑として譲りません。
多分長谷川さんも賛同してくれると思う。
というより、長谷川さんが切り込み隊長としてその説を説いてくれると思う。

20050906(Tue)  ノット退場目標大切にして知らずに臆病なのね
そういやふと思ったんですけど、スラダンの世界で確実に存在しているファミレスはデニーズなんですよね。
連載当時と今のフェミレス事情は大分変わっているだろうから、もしも2005年現在でスラダンが連載されていたら、デニーズじゃなくてサイゼリヤとかだったりするんだろうか……。
あーそれも惜しい。
非常に惜しい。
でもやっぱりあのデニーズの垢抜けない素朴感は、スラダンっ子達に非常にあっていると思うのであります。
じゃなかったら、すかいらーく。
間違ってもロイヤルホスト(あーでも藤真なら似合う。何故ならロイヤルだから)やジョナサン、とち狂ってアンミラに行ったりはしないと思う。
うっかりジョナサンへ牧を誘ったりした日には、

牧「こんな所に俺は入れない。だ、だってピンクじゃないか……」

って、赤面させてしまうと思います。
ピンク=H。(牧脳分析)
あ、ジョナサンって外壁ピンクなんです、そうじゃない店舗ももしかしたらあるかもしれませんが。
あーでも思ったんですけど、最近和食系のファミレスも台頭してきましたよね。
藤真のあの麗しい唇から

藤「あ、じゃぁ、とんでん寄ってこうぜ」

とか言われた日には、住民票とんでんに移します。
藤真が「とんでん」とか言ったらもうどうしよう。
よく芸能人が私たち民間人に親しみを持たれるために、
「えー私普通に電車に乗りますよー?えぇ、案外誰にも気づかれません(笑)」
とか、「キレイだけど気取らない気さくなキャラ」を演じていますが、というかはなから「演じている」と穿った目でしか見れない何より卑屈な私がいますが、藤真が「とんでん行こーぜ」とか言ってる所を想像しただけで、ゼウスがフンコロガシと共に鍋を囲んでいるような、下々の者と目線を合わせてくれるなんてありがたき幸せ……!というような気分になります。
一文が長すぎてもうどこの日本語が変なのか分からず、読み返して修正もできない。

でも藤真って本当に王子様でも何でもなく、ふっつーの男子高校生だと思う。
そこが萌える。



そういや以前ヤベさんと、もしも海南がファミレスに行ったら、という話をしました。
私が
「信長はメインのハンバーグ(目玉焼きがのっかってたら言う事ないぜ!)の前にポテトやほうれん草のソテーや鳥のカラアゲなんかを頼んで、食後にもパフェとか頼むんだけど財布を忘れてると思う。それで高砂に借りる。神は教育方針の違いにより貸してくれないので。というか神は信長が困ってる姿が面白くて好きなので。
それで翌日母親が用意したスミレの花模様の封筒に、信長のでっかい筆圧激濃な文字で宛名書いて高砂にお金を返すと思う」
と言ったら、ヤベさんが
「宛名の表記は『高さご先ぱい』だね」
と言うので、もう悶え吐くかと思いました。
ちょ!信長こっち来い!抱いてやるから今夜!(開き癖のついた単行本16巻を血走った目で見つめながら)



あ、そうだ。
メルフォから「もう日常話はされないんですか?」というお問い合わせ(というか何というか)を頂いたのですが、えーと、やりますよ。(笑)
移転の際に日常話のログも全て移行させていたらキリがないなぁ、と思ったので今回はしょっただけで、移転してからの日常話についてのブレーキは特に何も考えていません。
これからもお付き合い頂ければ幸いです。
ていうかこういう書き方すると、私が毎日パーティーとかに参加していてカラフルで誇れて報告すべき日常を送っているように見えますが、実際は歯医者に行って詰め物のかたどりをするためにあの不味いゴム?のようなものを噛まされて、それでまぁ治療がすんで所用の為ウロウロ出かけていてショーウィンドウのガラスに映った自分にふと目がいってみたら、口に噛まされたゴムのカス(エメラルド色)がついていたとか、そういう感じの日常です。
すれ違った人は、さぞ
「お前一体何をつまみ食いしたんだよ!」
って感じだったと思う。
エメラルド色のカスを口につけて電車普通に乗ってましたよ。
ていうか、歯医者さん、教えてよ。


20050905(Mon)  そこから何も言えなくなるの電撃スルーパス
移転してから初めての日記だ。
お祝いメール?というか、色々本当にありがとうございます。
デレデレしながら何度も読んでいます。


ログの移行はスラダンからでいいかなーと思っていたら、BLEACHのもしなさいとひかるさんが言うので、少し拾ってアップしました。
日常生活の部分や、移転した今となっては辻褄の合わないところを若干削除しながら移行しているので、全体的に見てもっと意味の分からないことになってしまいました。
でも気にしません。
生粋のO型です。


もう突貫工事で一気にやったので、デザインもへったくれもあったものじゃないのですが、もう雨露がしのげればそれでいい……多くは望まない……と、自分に対してすでに諦めの境地です。
今まで避けてきたCGIとの戦いも今回避けて通れず、チョット・ギリギリ・アイシテルの略かと思い込んで視界に入っても見なかったことにしていたけど、何とか騙くらかしながらやりました。
もしどこか表示が変になっていたりしたら、お気軽に教えてやって下さい……。
そして今回痛感した事はSHAKAやんの凄さだ。
半泣きになりながら色々弄っている時、私は自分が銀行の地下から金塊を盗むために、ガーデニング用のシャベルで必死になりながら隣家から穴を掘っている滑稽なこそ泥になったような錯覚を覚えましたが、SHAKAやんは例えるなら音も静かな高性能ドリル+ドル札吸い込む大きな掃除機(怪盗御用達)のような人なのだなぁ、と思いました。
そういう事考えながらやってたから、また色々間違えた。


そして今回長谷川さんに沢山お世話になりました。
どれくらいお世話になったかというと、何と私はオススメしてもらったサーバー会社のサイトが見つけられなかった。
まずそこからお世話になった。
すごいでしょ、違う単語で検索してたんだよ、私。
何はともあれ、手に手を取り合って戦地を駆け抜けた戦友(とも)・長谷川さんのバファリン以上の優しさ含有量に支えられ、なんとかできました。
ありがとう!

20050901(Thu)  ボールを止めて3秒あなた貪欲な目をしたから
sd17.jpg 470×311 52K

海南の試験前。



信長の家族は信長以外皆まともで地に足がついてるだろうなーと思うのですが、牧の場合家族単位でアレなんじゃないかと思う。
前ヤベさんとお話している時に、
「牧のお母さんは水森亜土みたいな感じで、お父さんは向井千秋さんの旦那みたいな感じなんじゃないかと思う」
と言ったら、「それはアレすぎだろう。特にお父さんの方がアレすぎだろう」っぽいこと言われたのですが、何かもう別にそれで構わないような気がやっぱりする。
どうしてもする。
私はその後
「牧のお家はもしかしたらくれぇぷ屋さん(クレープ屋にあらず)かもしれない……」
と畳み掛けるように再び問題提起したのですが、こう冷静に考えてみると牧のお家がクリィーミーマミの実家みたいなくれぇぷ屋さんであるわけがないとも少しは思うんですが、だったらいいなという思いの方が若干強いです。
何言ってるんだか自分で分からない。


でも萌えませんか。
例えば海南がどこかとバスケの試合をするとします。
観客席にファンシーな垂れ幕(例のイラスト付き)がぶら下がっていて、そこには「しんいち☆FLY!HIGH!!」とかリスやウサギや小鳥がごちゃごちゃ描かれています。
でもまさか誰もその「しんいち」が牧だとは思わないんです。
牧も試合前はタオル引っかぶってスーハースーハーやってるので気が付かない。
その垂れ幕のそばにはすごい浮いた男女が二人がいます。

男……おかっぱにちょびヒゲ。ピンクのはっぴを着ている。やたら浮かれている。

女……オーバーオールにキャスケット。異様に舌足らず。

およそバスケの試合会場にはふさわしくない二人。
海南のメンバーは一瞬ギョッとするんですが、持ち前の集中力で見なかったことにします。
それで試合は無事快勝し、皆で学校に戻るためのバスに乗り込もうとしている所へ
「コンニチワワ!!」
という野太い声&甲高い声が。
振り返るとさっきの男女。
高砂辺りが「すみません……。急いでますので……」とやんわりお引取り願おうとすると、会場に設置されてあった水飲み場に夢中になっていたため皆より一足遅れてやってきた牧と信長と神(←付き添い)がやってきます。


牧「あれ、来ていたのか」
男「もちのロン!」
女「そうよ〜来てたのよ〜♪あのねあのね、今日の伸にゃん、とぉ〜〜ってもカッコよかったじょー(*^_^*)」
牧「そうか。よかった(穏笑)」
高砂「お、おい、牧」
牧「うん?」
宮益「お、お知り合い?」
牧「あ、あぁ、すまない。紹介しよう、両親だ」
海南「!!!」
母「伸にゃんがいつもお世話してます〜〜(#^.^#)」
清「あ、おじさん、おばさん、こんちはっす!」
父「おやおや、信長っちじゃないか」
母「あらぁ〜信りん、またおっきくなったんじゃなぁ〜〜い?おでこのメガネでデコデコデコリンして計っちゃおうかしらん(^^♪」
清「かっかっか!やってください!やってください!俺は毎日1センチ伸びてます!」
父「こりゃ一本とられた!(爆笑)」
母「信りんにはホントかなわないわ〜〜(爆笑)(^o^)丿」
牧「(何かよく分からないけど爆笑)」
海南「(引きつった笑い)」
神「監督、もう行きましょう」
監「あ、あ、あぁ、、、??」



みたいなやりとりがあったらいいのになー!と思います。

ていうか牧の両親のモデルになった人たちは、もっと知的な人たちです。
断じてこんなんでは…………。

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