俺の眼鏡を超えてゆけ

20051031(Mon) 
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文章にすれば3行で終わる所を3時間近くかけて図解。
洋平にこのセリフが言わせたかっただけです……。


サイト開く前に「三井受けも好き」と書いてたんですけど、何人かの方に三井受けについても語ってくださいと言われていたので、今回ちょっと書いてみました。
3年前に初めて買ったSD本も思えば三井受けだったような気がします。
三井はもう金太郎飴の如く、どこを切っても受けだと個人的に思っている。
三井を泉に落としたら女神が引き上げてくれるのは、襲い受けな三井、誘い受けな三井、無自覚ノンケ受けな三井、の三種でしょう。
DEAD or DEADばりの選択肢のなさ!
でもそれくらい三井は哺乳類ウケ科の生き物だと思う。


そして三井受けだったら私は洋三が好きです。
今私の中で第一次水戸洋平大戦が勃発しているという事も手伝っていますが、多面的に見たとしても洋平がSで三井がMというのはもう第一印象から決めてましたァ!(勢い余って土下座)
前にも書きましたけど7巻で洋平が三井に言うセリフ、
「おい…まだだぞう。立てよ」
この「だぞう」の伸ばした「う」の辺りに、全身の毛という毛が総毛立つようなサディスト感が現れていてもう本当にたまりません。
洋平様!罵って!

えーと洋平といえば花道だし、洋平は花道のこと大好きだと思うんですけど、花道は洋平の中でサンクチュアリなんですね。
私はこの二人の事を考える時、『鉄コン筋クリート』(このマンガのせいで鉄筋コンクリートという単語がスラスラ出てこなくなった)のシロとクロを思い出します。
有名なマンガなので皆さんがご存知であること前提で深くは言及しませんが、クロはしっかりしている子どもでシロはそのクロに守られて生きているようだけど、実はシロの天真爛漫さに救われていて守られているのはクロだった、みたいな(単行本全3巻が身も蓋もなく…)感じです。
洋花もこんな感じだと思う。
絶対汚す事は許されない聖域であって、肉体関係とかとんでもない感じがいい。(でも他の方の洋花を読むのは大好きです)
花道は性欲の対象には絶対ならないで、ただひたすら無償で守るべき存在だと洋平は思っているんじゃないかなぁ。
以前どこかでSD関係の100の質問を回答しているサイト様がいらしたんですけど、その中でものすごい萌える質問がありました。
調べてみたんですけどその100質が見つからなくて、手元にきちんとしたあれがないのでうろ覚えで申し訳ないんですけど、「問.花道と洋平、ケンカしたら強いのはどっち?」みたいな質問でした。
この質問に答えたいがために30分ほど真剣に色々探し回ってしまいましたが、SDの100質なんて私1ヶ月かかっても答えられないから断念して正解だったかも……。
妄想バトン2問目で断念した前科があるので……。
えーと、それで肝心の「どっちが強いか」論ですが、結論から言うと私は洋平だと思います。
花道の方があらゆる面(握力や脚力等)で数字は上回っているんだけど、でも洋平だと思う。
例えば柔道とかボクシングとかK−1でも何でもいいんですけど、そういうルールがある上での格闘だったら1RKOくらいで花道が強いんだろうけど、ケンカだったらルールはないから洋平だと思う!
花道はすごく優しい子だから、例えばケンカしている相手が「まいった」を言えばそこでやめると思うんですね。
でも洋平のケンカはルール無用の残虐ファイトだと思う。
「まいった」言われてもそんなん知るか!
使えるものは何でも使う!
砂利引っつかんで目潰しもする!
時計握りこんでメリケンサック代わりにする!
とにかく自分と自分が大切にしているものに危害を加えようとする者は完膚なきまでに叩き潰す!という感じなイメージがあります。
それでそんな事したら人から恨まれるし嫌われるし報復される可能性だってあるんですが、洋平にはそういうのを全部受け止めて尚残酷でいられる部分があるような気がする。
例えば花道だったら人の心の機微に敏感な子っぽい(とにかく花道は優しいと思う。ひたすら盲目的に優しいと思う)ので、たとえ敵だったとしても死ぬほど恨まれる覚悟はできないんじゃないかなぁと。
でも洋平はそういうダーティーなものを受け止める器が先天的に大きいので、肝が据わっているというか覚悟ができているんだと思う。
ていうか私何で洋三の事書こうとしていたのに、洋花についてこんなに熱く語っているのだろう……。(遠い目)


えーまぁそんなわけで洋平は自分の大切なもの以外にはドSだと思うんですけど、三井は自分に対してMだと思います。
膝を故障して分かりやすくグレた時も、一見グレた方が楽だからそっちの方に逃げたような気もしますが、でも実はグレた方が辛いっていうの分かっていて、でも自分を許せなくて自らを痛めつける方へ痛めつける方へ進んでいったように見えなくもないです。
そういう二人が出会うと、もう暴力がセックスなんだと思う。
私は極端な痛がり屋で自分が痛いのも他人が痛いのも耐えられないので、そういう暴力の描写をエロス的に書けないからそういった意味では読む方専門なんですが、これは普通のHより相当倒錯したエロスになるんじゃないかなーと思います。
洋平は地面に這いつくばった三井に対して、革靴で顎を持ち上げさせながらすごく優しい声でひどいこと言ったりしたらいいです。
「あーあ痛そう。三井サン、可哀相に」
自分がやったくせにそういう心にもないことを言う。
でもその声音は寝台で囁かれる睦言かと錯覚するくらいとろけるように掠れた声なんです。
三井はそれを聞いて、自分を痛めつける度に全てから許されるような間違った感覚に襲われ、内心ゾクゾクしながら血の混じった唾を吐く。
洋平もまた生産性のないことしている自分に嫌気を差しつつ、三井の瞳の奥に「許されたい」という独りよがりかつ歪んだマゾヒストな面を見つけてしまって、天性のS心が疼いてしまうんじゃないかなーと思います。



また機会があったら洋三についても書きたいと思います。


20051029(Sat) 
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いきなり洋三。続きはあと1枚で次回にまた。



えーとリンクのご報告とか本当にどうもありがとうございます。
お気に召して頂けたのなら嬉しいなぁーとしみじみ思っています。
えーとそれでご質問頂いたのですが、ここのサイト名は「Shiasatte」でも「明々後日」でもどちらでも構いません。
お好きな方をお使いください。
リンクページの説明で「Shiasatte(明々後日)」と記述してありますが、これで1セットなわけじゃなくただ単に読み方書いておいた方がいいかな〜と思ってビッグなお世話してみただけなので、あの、本当にお好きな方で……。
返って分かりにくくしてるし、私……。
「Shiasatteってパッと見イタリア語っぽくない?」
「あぁ、ぽいぽい」
「caffellatteっぽい」
「あぁ、ぽいぽい」
と一人で脳内会議開いた結果漢字でも書いてみたんですけど、別に大してイタリア語っぽくもないんだろうか。


20051027(Thu) 
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リーゼントって10年近く前に幽白が流行っていた時、白い紙っきれにエンピツで幽助(模写)を描いて以来ジャンル的に一切ノータッチだったのですが、もうこの際しのごの言ってられっか!
リーゼントが自然に描ける様頑張ります洋平様……。

洋平のうちは、父親が飲んだくれの暴力野郎でかなり早いうちに離婚して、母子家庭となった母親は水商売で家計を支え、洋平より2歳くらい下の妹が一人いると思う、という事は折につけ話しているのでいちいちこういう前置きはもう個人的にしゃらくせぇ!という感じなのですが、今日初めてこのサイトに来た方のためにこうして一応書いておきます。
過剰に親切がモットーです。(揉み手)
私は常日頃親しい人ですら眉間に皺を入れて(実話)引かれる程口を酸っぱくして、「洋平の妹になりたい」「水戸○○(本名)になりたい」と言っているイモドリ中毒者かつ洋平崇拝者なのですが、これから書いてあるネタはまぁイモドリと言えばイモドリなんですけど、別に「これが私だったら」と思っているわけではない、という事だけ先に言わせてください。
この前もイベントで
「COLOさんはイモドリでは自分に当てはめて萌えてらっしゃるんですか?」
と真正面から聞かれ、きちんと誤解を解かないままその質問者の方がどこかへ行ってしまったので(何でどこかへ行ってしまったんだろう……私がお菓子に夢中か何かだったのだろうか……それとも私が話すだけ時間の無駄っていうようなイッてる目つきだったのだろうか……)あわわわ……という感じでした。
うーん、非常に説明しにくいんですが、確かに「妹になりたい」のスタート地点はそこなんですけど、非常に奥の深いイモドリはそこから根を広げるわけで、ドリーム視点だけじゃない萌え方が半分以上占めています。
というのも、「××の妹になりたい」と同時に、「妹がいる××」に萌えるからです。
ここは私の中でかなり大きい。
だから例えば、洋平が妹に対して「大きくなれよ」と言っているとしたら、「もしも洋平に『大きくなれよ』と言われたら」というドリーム視点と共に、常に「妹に『大きくなれよ』という洋平」という二次創作視点の萌えが混在しているのです。
奥が深うございます……。(抹茶を泡立てながら)
……何かもう自分のことを自分で書いてるのに意味が分からなくなってきましたが、とりあえず何かこう……多分皆さんが思ってるより私まともですって事を一応言っておきたくて……自己保身で……。

ま、いっかー。(原っぱで大の字)


で、そーそーイモドリの話〜。(身を乗り出してフォークでさしたタコさんウィンナーを振り回しながら)
洋平の家は母子家庭で、母親は水商売やってると思うんですね。
別に母性がないってわけじゃないんだけど、そういうバックグラウンドがあるので性にはかなり奔放な母親だと思います。
そういうのを洋平はずっと見ているから、妹にはただひたすら健やかに、たんぽぽのように育ってほしいと願って止まないのです。
ということを長谷川さん(@萌えに関しては赤い帯の先と先で連なっている一蓮托生)に言ったら、心のキャッチャーミットにズバァァン!!とどストライクを大きく振りかぶって投げられました。
「自分のお母さんが色んな男を連れ込んでるのは、養われてきた身としてはもう許容するしかないんだけど、妹は絶対的な聖域なんだろうね」
コールド負け!
その一球で試合終了です。
あーもうお母さん部屋に男連れ込むなよォ〜〜p(>_<)q(ZITABATA)
洋平のうちはアパートの1階とかで間取りは2DKなので(見てきたように言う)(ていうか見ました)、母親が帰宅する深夜には洋平と妹(イメージ的に洋平10歳・妹8歳)は奥の部屋で寝てるんですね。
妹はむにゃむにゃ寝ているんですが、洋平は昔から眠りが浅くてきっと少しの音でもすぐに目が覚めているタイプなので(暴力野郎の父親がいた時の名残。父親が酔っ払って帰ってきた深夜に殴られる事が多かったので、ちょっとの物音で覚醒する習性がついていると思う。何故ならそうしないと自分の身が守れないから……。ううぅ……洋平……。だから洋平はこの年の子どもにしては異様に腹筋が鍛えられているんじゃないだろうか。子どもの時はそうやって耐える事しかできないから……。丸くなって身を守るの……。ちなみにその時妹はまだすごく小さかったので暴力も振るわれなかったし、父親の記憶もないので影がある洋平と違ってのん気な性格だといい)(括弧内でくくるには長すぎる)、母親が男を連れて帰ってきたことはすぐに察知します。
10歳の洋平はそれでも母親が男と何をしているのかはきちんと分かっています。
ここで長谷川さんの放った豪速球に着地するのですが、洋平はそうやって母親が色んな男連れ込んでいる姿を当たり前ですが良くは思っていないんだけど、その事が原因で分かりやすくグレたりはしないんです。
まぁグレてるけど。
でも絶対にその事が原因ではない。
洋平は別に母親の事が大好きというわけではないけど、きっと感謝はしていると思う。
洋平が桜木軍団の様な既知の間柄といる時に何かの拍子で母親の話になったとしたら、煙草吸いながら遠い目で
「母親というより女だったからなぁ、あの人は」
とか言ったらいいな。
そしてそれ以上は語らない。
子どもは子どもであるというだけで親にとって庇護の対象となりますが、洋平には父親関係で色々思うところがあるので、母親に対してもある程度の線は引いてるんだと思う。
それが傷つきながら学んできた洋平の処世術なんです。
だから母親が男連れ込んだとしても、「オレの母ちゃんが盗られる!」とか「母ちゃんの癖にあんな事してる!」とかそういう子どもらしいベクトルに感情が向かわないで、「自分と妹を養ってくれてるんだから我慢しなくてはいけない」になってしまう。
洋平の年齢に似合わない諦観しきった瞳は、すでにこの頃からだと思います。
あーもう切ない……!洋平……!(自分の肩を抱きながら)
自分の考えた妄想が木枯らしのようだ……!

それで小さい洋平と妹が寝ているのは2DKの奥の部屋で、母親は隣の襖1枚隔てた部屋で事を始めてしまいます。
暗い寝室の襖の隙間から母親と男がいる部屋の光が漏れ、聞きたくないのに息遣いとか聞こえる。
洋平は「聞きたくねー……」と思って布団をかぶり直すんですが、隣で寝ている妹が寝苦しそうに「うーん」とか言いながら寝返りを打つ。
もう少しで起きてしまいそうな妹。
それで洋平は「こいつにこんなの見せたくない!」とハッとします。
それでひよこ柄のパジャマ着ている妹に自分のパーカー着せて、寝ぼけ眼の妹を背負い、部屋のベランダから不釣合いな女物のサンダル(洗濯物を干す時に履くようなやつ)を履いて家を出ます。
深夜に寝ている妹を背負って、とぼとぼと公園へ向かう洋平10歳。
風邪を引いたら大変なので妹には自分のパーカー着せたりして過保護なんですが、自分は寒さに無頓着だから寝巻き代わりにしてたTシャツにハーフパンツのままだと思う。
あーもうこんな小さい洋平と妹が公園のベンチでぽつん……と座っていたりした日には、私はどうしたらいいんだろう……一体何をすべきなんだろう……妄想だから何もしなくていいんですけども……。
それで妹はおんぶされて公園に向かっている最中で目を覚まします。
自分は背負われたまま家を出てきてしまったので当然裸足で、歩けないのでずっと洋平におんぶされたまま夢見心地でいる。
「お兄ちゃんどこ行くの?」
って寝ぼけたままの妹に聞かれたら洋平は、本当のことを悟らせまいとして
「ピクニックだよ」
って言う。
「こんな夜に?」
「そう。楽しいだろ?」
「うん!」
それで妹は10歳の洋平の小さい背中の上で、もっと小さい裸足の足をぷらぷらさせてご機嫌になる。
洋平はそういう妹の姿に実はものすごく救われてたりしたらいいなー……。
そして救われるのと同時に、「こいつは絶対きちんと育てよう」って大して年も変わらないだろうに、自分が妹の父親兼母親になる決意を固めているのです。
それで公園に着いた二人は、洋平のポケットに入っていた小銭で温かいコーンポタージュを一つ買って、ベンチに座って半分こします。
半分こといっても、きっと洋平は二口くらいしか飲んでない。
「オレもう沢山飲んだから、あとはお前飲みな」
って言って、ほとんどを妹にあげます。
やだ……もうそんな10歳いるのか…………ってここにいる!洋平がいる!!
洋平(@10歳)と今の私、俄然私の方が精神年齢低い自信があります……。
今日だって食べようと思っていたチーズケーキを妹に食べられてマジギレしたばかりです……。
母親に「やめなさい、いいじゃないのそれくらい」と窘められ余計に火に油だったばかりです……。
そして微塵も自分の怒りは正当だったという思いを改める気がなかったばかりです……。


あと思ったんですけど、母親がいない時に母親の男が家に上がりこんで(「ちょっと待たせてくれやー」みたいな感じで)、酔っ払ったその男が育ち始めた妹(12歳・洋平は14歳)に「大きくなったなぁ〜」といやらしく身体を触り始めたら、洋平は物凄い目でその男を睨むと思う。
野良犬だったら即キャンキャン逃げていくような、そんな殺気立った目。
それで男はビクッとして妹を触るのやめるんですが、いかんせん酔いも手伝って洋平に対して「何だその目はよぅ」と管を巻きます。
「別に」
「別にって奴があるかい。気にいらねぇな!」
それで洋平を殴る母親の男。
妹は悲鳴をあげて殴られた洋平の下に駆け寄るのですが、14歳の洋平といったらすでに和光中で伝説の狂犬と化している時期なので、酔っ払いの男に殴られようが屁でもありません!(妙に得意げ)
でも殴られたまま下を向いている洋平。
妹は半泣きになりながら救急箱を探しに席を立ち、男は「はっ、これに懲りたらもう少し大人しく……」とか何とかお決まりのセリフを洋平に言い出すのですが、ここでもお決まりに途中で口ごもって最後まで言えないといいです。
何故なら下を向いた洋平を覗き込んだところ、洋平がすごい表情で哂っていたから。
ゴク……と思わず生唾を飲む酔っ払い。
それでゆっくりとその男の方を見た洋平は、声には出さず口パクで一文字一文字ゆっくりと言います。
『こ』『ろ』『す』『ぞ』
それでもう男は縮み上がってしまって、水戸家から飛び出し二度とこないと思う!
あーもう洋平って何てカッコいいんだろう。
自分で考えといてなんですが、この人のこのカッコよさはもうSLAM DUNDYみたいなタイトルで漫画化して全31巻くらいで綴られるべきなんじゃないんですか。
そんな極楽絵巻見たい!!
どーでもいいけどこの前素でSHAKAやんと話していた時に、「信長がダンクをきめる回で」という所を「信長がダンクをきめる巻で」と言ってしまい、必要以上に場が和んでしまいました。
SHAKAやんが素っ頓狂な鼻声で「××の巻ィ〜」と言っていました。


あーそれにしてもまだまだ洋平については語り足りない。
今も書こうと思ってメモっていたトピック半分以上書けてません。
純情愛情過剰に異常?
洋平についてはまた近いうちに書きます。
あと洋三についても思うところがあるので、それについてもまた。
マンガも書いたよ。

ていうかもう本当に洋平やばいだろ……。
長谷川さんと洋平についてメッセで語っている時、凄まじい武者震いが私を襲い(実話)カタカタと歯の根を鳴らしながら「あーやばい洋平やばい、これやばい、洋平やばい」と言っていたのですが、長谷川さんが
「どれくらいヤバイかっていうとマジやまい」
と言いました。
勿論メッセなのでタイプミスなのですが、言いえて妙なのでもう洋平に関してはマジやまいでいいと思った。
マジ病。
マジでヤバいの最上級です。
水戸洋平を前にしたら日本語だって進化する!

20051025(Tue) 






カラオケ翔陽編。
ビ〜ズの『ラブファントム』は翔陽メンバーでカラオケ行った時に必ず歌う定番の曲です。
それもこれも藤真たちは花形に例のセリフを言わせたいから。
当の本人の花形とあんまり羽目を外さない一志以外の3人は、凄まじいテンションで翔陽的メインディッシュ(「そして私はつぶされる」)まで歌いきります。
花形の「そして私はつぶされる」で笑うためだけの歌なので、花形がそこを言い終わった後は歌わずにずっと皆でヒーヒー笑っている。
花形はボーっとしている。
基本的にマイクを持っているのは藤真なんですが、高野と永野が変な合いの手を勝手に入れて加速する盛り上がり。

藤「♪君を探し彷徨う MY SOUL」
高&永「SHO-YO-!!」

ロック歌手がライブでスピーカーに足をかけファンたちを挑発するようなポーズで歌ったりしますが、藤真もソファーに足をかけ(藤真は礼儀がなってないのできっとコンバースとか履いたままで)絶叫みたいな感じで歌うと思うなぁ。
高野や永野はコーラスやったり、ファンのように拳を突き上げたりすると思う!
そして高野は透明のベースをかき鳴らすように(別に楽器を持ってもいないし、弾けるわけでもない)、ボーカルの藤真と背中合わせに立ち目をつぶり頭を振りながらベースを弾く真似をする。
永野や一志はそれを見て笑っているんですが、花形は藤真が土足のままソファーに足をかけていることが気になって藤真の靴紐の結び目ばかり見ています。


あとこのチームは平均身長が異常に高いのでカラオケボックスに入った時点からものすごい圧迫感で、受付の男性店員がビクッて5人を見上げたらいいです。
だって自動ドア入る時、藤真以外全員頭屈めて入るよ。
そんなむさくるしい男5人が、女子高生ですら6人くらいで一杯になってしまうような部屋に押し込められて、それでも楽しく遊んでいる姿ってすごい萌えます。
きっと手も大きくてリモコンの操作も容易じゃないだろうに。
それで女性店員が「失礼しまーす」と飲み物を持ってくるんですが、その時点では全員座ってるから大きさがそんなに気にならないんですね。
でも気を利かせた花形が女性店員からお盆を受け取ろうと立ち上がったところ、ズモモモ……という効果音がついてきそうなグリーンジャイアントであったため、女性店員はまたビクッてなって花形の頼んだ烏龍茶がガチャン!て若干こぼれたらいいよ。

それからカラオケボックスの部屋の構造ってどこも似ているものなので、翔陽メンバーがハイテンションで騒いでいる部屋に、全然知らない他人がトイレから帰ってきて間違えて入ってしまってもいいなー。
えらいビク!ってなると思う。
そしてそういう闖入者がいる時に限って、花形は藤真に
「お前音程まったくとれないんだから、逆に早口で喋る系案外いけるんじゃねぇの?」
とうそぶかれ、無理矢理知りもしない歌を歌わせられている時だったりするんですよ。
「へーきへーき、ただ歌詞を喋ればいいだけなんだから」
と言われ、オザケンの『流れ星ビバップ』(藤真は女の子からオザケンのアルバムとか貰っていると思う……)を入力され、マイクを持たされる。
オール受け身。
超低音でたどたどしく

花「真夏の果実をもぎ取るように僕らは何度もキスをした」

と、まったくのリズムなし、例えるなら凪の海の如き単調さで歌うというより朗読するといった形でボソボソと喋る。
お経の様なそれに、間違えて入ってきた人はものすごくビクゥッてなると思いますが、何か早口で喋る系と思って適当に名前出したこの歌が想像以上に藤形だったので今私もビクゥッとしてしまっています……。
藤真も最初は笑うつもりでセレクトしたのに、そして狙い通り鬱々と呟かれる歌詞の内容とまったくあっていないバスボイスに他のメンバーは爆笑しているのに、何かうっかりグッと来てしまうといいな。
藤真は予想外のところから飛んでくる球には本当に弱いと思うので、いきなり少し無口になってしまう。


いやー、この歌、私オザケンの中ではこれが一番好きなんですが、いやー……藤形……いやー……そんな……。(震える手で煙草に火をつけながら)(吸わんけど)
「も少し僕が優しいことを言や 傷つくこともなかった?」とか「あん時誰か電話をかけてくりゃ 涙だって流してた?」とか、VS湘北戦が終わった後の藤形のような気がしてなりません。
二人とも試合終了時は頬に世界樹の雫を滑らせていましたけども(別名:涙)、多分試合が終わった後、この事について話し合ってはいないんじゃないかなーと思います。
翔陽は全員冬まで引退しないから、夏のIHで湘北に負けてもそれをバネにして更に頑張るだろうって事は分かっているんですけど、湘北に負けた事はもう藤真や花形の中ではかなり大きなウエイトを占めていると思うんですね。
でもきっとこの事についてはあんまり話し合っていないと思う。
それで季節は流れて秋になったら、やっと藤真が冗談ぽく
「素人なんかにダンクきめられやがって」
と言います。
「そうだな」
花形は静かに返す。
「オレなら止めてたぜ」
「そうだな」
きっと花形の部屋で二人でぼんやりしている時だと思う。
藤真はベッドでゴロゴロしていて、それに背中を向けるような感じで花形は勉強している。
花形はあくまで静かに、じんわりと水がしみこむような感じで藤真が言う無茶苦茶な事に「そうだな」って返します。
それで藤真は猛烈に悲しくなって、あの時負けた時より悲しくなって、ゴロンと壁の方へ向き直り
「嘘だよ」
って小さい声で言う。
「うん」
花形も言う。
それで二人の中でようやくVS湘北戦が消化されたらいいなーと思います。

この時に限らないけど、藤真はわざと花形を傷つけるようなこと言って、でも実は自分の方が傷ついていると思う。

あとこの歌で「時は流れ傷は消えてゆく それがイライラともどかしく 」という歌詞もあるのですが、あーもう身悶えしちゃう……。
私本当にこういう思考回路を持っている男子高校生がいたら、無条件に私財を投げ打ってでも牛丼おごりたくなるから勘弁してください……。
藤真は花形と痛みを共有できなくなる事がすごく辛いんじゃないかなーと思いました。
花形はバスケ以外では感情が鈍磨していて、でもバスケがあったから喜怒哀楽を一緒に分け合えるんです。
例えば家族や女の子だったら絶対100%は理解できない事も、バスケという共通項さえあれば藤真は花形と笑えたし泣けた。
でも一生一緒にいるわけではないし、ここで藤真が「一緒の大学行こうネ☆」とかいうキャラだとも思えないので二人が進む進路が別々だったとして、これから花形が喜怒哀楽を共有する相手は同じチームの自分ではない違う人間だと思うと、藤真は居た堪れないんじゃないかなぁ。
だけどそういう事を考えてすごく辛いのはきっと今だけ、っていうのは藤真自身分かっているんです。
別の大学へ進んで、それぞれがぞれぞれのチームで選手として頑張る。
そういう毎日があって、若い藤真は自分が花形がいない日常にきっとすぐに慣れるであろう事は、頭がいい人だから分かっています。
でも藤真はそれが一番イヤだと思っていたらいいな!
「花形がいない日常」よりも、「花形がいない日常に直に慣れてしまうであろう自分」に傷つくのです。
それがイライラともどかしく……!

あーもう男子高校生って本当に好きだ……!!



毎日感想とか色々、本当にありがとうございます。
どれも嬉しくデレデレしながら拝見させて頂いております。
それで結構色んな質問頂いているので、時機を見て少しずつお答えできたらいいなーと思っております。
結構妄想の準備していたものとかぶっていたりもするので。


最近、洋平について本気出して考えてみたりしています。
彼、底なし沼だった……!(両手で顔を覆いながら)


20051024(Mon) 
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土屋はアズキがすごく好きで、いつもアズキを洗っていそうなイメージが無責任にあったのですが、それじゃただの妖怪だ。


カラオケ編はあと1校。

20051022(Sat) 
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これを信長だと言い張る我の強さがある私ですが、海外で「ディスカウントプリーズ」を言えたためしがありません。

信長0歳。毛はもうフサフサだと思う!
信長にはお姉ちゃんがいたらいいなぁーと思ってるんですけど、5歳くらい上だったらいいなぁー、それで信長0歳姉5歳でおしゃま真っ盛りなお姉ちゃんのいいオモチャにされている信長だったらいいなぁー、ボール与えてもあぐあぐしてヨダレでべとべとだったらいいなぁー、何かもうなんでもいいかなぁー。


えーと明日のシティは水色妖精でスペース取っているので、よろしかったら遊びにいらしてやって下さいませ。
し、新刊は、な、ないで、す。申し訳ないです……。

あと夏コミで発行した水本の通販の件でお問い合わせ頂いたのですが、今は全ての本の通販予定が全く白紙の感じです。
何故ならドスゴルチェ(やってる事はロリでもポップでもないのでもう可愛く呼んであげない……)がサーバー障害とやらで、全てのデータが飛んだからです。
復旧の目途が全く立たないよ…………どこから手をつけていいのか分からないよ……。(遠い目)

20051021(Fri) 
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カラオケ陵南編。
いつもソワソワキョロキョロしている陵南エース。
これが仙道初書きだなんて……。

以前T0KI0の長瀬ともやがリプトンのレモンティー?のCMでこの曲をカバーしていて、それがメチャクチャ可愛かったんですよ。
男の人がこの歌を歌うとこうも破壊力がデカいのか、と当時震撼したものでした。
という事をヤベさんに言ったら仙道が歌えばいいよといったので、某月某日は某記念日。(何一つ具体的なものがないアニバーサリー)
ちなみに『恋の呪文はスキトキメキトキス』はりょーちんが歌うといいと言う事に落ち着きました。



唐突ですが陵南だったら個人的に今、仙茂が熱いです。
仙道→茂一(妻子もち)。
監督陣の中で誰に指導者になってもらいたいかと言ったら安西先生か北野さんなんですが、それじゃぁ誰が好きかと言ったらもともと私は田岡監督が一番好きです。
湘北戦終了後のインタビューとか鳥肌物でした。
「敗因はこの私!!」ってなかなか言えないよ……もいっちゃん(と学校で派手系女子から呼ばれていたらゲロ萌え)が巨人の監督に就任すればたちまちペナントレース独走ですよ。
あと弥生のインタビューで花道と小暮さんの事を「あとほんの一押しだったところを小暮君と桜木君にやられました」と、君付けで呼んでいるところにもぐっと来ました。
茂一に君付けで呼ばれたいな……。
仙道も仙道両親の前では茂一に「彰君」って呼ばれてたのかな……。
きっとリクルートに熱を入れ始めた茂一は仙道の両親にも挨拶を入れているだろうから、「彰君」って絶対言ってますよね。
きっとその時仙道は釣りに行ってて聞き逃していたと思う。


えーとどうして仙茂になったかというとこれまたヤベさんとメッセでお話していた時に開眼したのですが、そもそも牧に言わせたいセリフを私たちは考えていたのでした。
私は「牧に『びわこ(琵琶湖)!!』って言わせたい」と自分以外はどこら辺に萌えポイントがあるのか皆目見当がつかない発言を繰り返していたのですが、ヤベさんは「『チュッコラ』と言わせたい」と言いました。
ちゅっこら。
私は初めて聞く単語に、「それはオシャレなタイルを貼る技法か何か?」(ガーデニングに関係がありそうな気がしたので)と無知丸出しの発言をしたところ、ヤベ先生が例文まで持ち出して解説してくれました。

チュッコラ【副】ちちくりあう。チュッチュする。
例文:「チュッコラチュッコラしよってからに〜(怒)」

それ、茂一に言わせたい。(猛禽類の如く射抜くような目線で)
ヤベさんがこの例文を出してくれた時、動転して目がウロウロし焦点が定まらなかったので、「やばいやばい」と打とうとした所、「やばいやばいあ!!」と打ってしまい、以降ずっと「やばいあ」と言っていました。
茂一が「チュッコラチュッコラしよってからに〜(怒)」と言ったら、仙道は飲んでいたポカリをブーッ!と噴出してしまうよ〜。
それで誰がチュッコラしているのかという事に話が及んだ時、再びヤベさんが夢色の爆弾を落としました。
「田岡家の犬と娘」
もうそれやばいあ!
きっと田岡家の愛犬は茂一に全然なついてないんですよ。
茂一は平日は朝早くから夜遅くまで教師の仕事とバスケ部監督の業務のため学校にずっといるだろうし、休日は休日でそれこそ1日体育館です。
犬の世話は全くしてないでしょう。(ていうかそもそも田岡に妻子はいるのか、犬は飼っているのか、等疑問が複数ありますが、私は職業ロマンサー(キーワードは『夢』(^_-)-☆)(昔WJに連載されていたマンガなんですけど知っている方いるんか…)なので無問題です。田岡に妻子がいなくて犬飼ってないなんて夢!)
だから犬は茂一のことまるっと無視していて、近寄ろうとすると逃げていくし触ろうとすると唸るので茂一の天敵です。
一方散歩やエサ等の世話をしてくれる妻と娘にはとてもなついています。
きっと田岡家愛犬の中でのランクは、田岡妻を頂点にし、その次は娘、犬、そして茂一というヒエラルキーの構造なんじゃないかなーと思います。
なもんだから、茂一は娘と犬がチュッコラチュッコラしているのがすごく気に食わない。
茂一ビジョンでは娘の頬を舐めた犬が、さぞかし悪い顔で茂一に向かってニヤリとほくそえんでいる様に見えているのでしょう。
そう、こういう背景があっての

茂「チュッコラチュッコラしよってからに〜(怒)」

なのです。
仙道もう萌えちゃうよ、茂一相手に。
思わずときめいしてしまう。
それでポカリ噴出して彦一にその後始末をさせ、レモンくわえたままキュン……☆としている仙道に向かって、フクちゃんが
「意外とお前……年上好みだったんだな」
とか言ったりしたらいいです。
越野は淡々と「こいつ熟女好きだよ。ビデオでシリーズ全巻そろえたりしてんもん」とポカリ飲みながら言えばいい。


いやー……でもこれお上手な方が調理して下されば、相当切ないプラトニックラブ(と臆面もなく言う)になりますよ。
私の技量じゃ無理なんですが。
仙道は茂一に奥さんも娘さん(きっと思春期真っ盛り)もいる事を知ってるから、当たり前だけど具体的に何をどうしようというわけではないんですよ。
茂一はあんまり家庭のことを学校では出さないタイプっぽいので、自分から何かプライベートな事を話すという事はあんまりないと思うんですけど、仙道のクラスで教鞭をとっている時明るいグループの女子たちがふざけて、
「せんせー、休日は家族サービスとかすんの〜?(笑)」
と質問したりするんです。

茂「……あー……」
女「せんせー、バスケの事ばっかりで奥さんほったらかしなんでしょー。いいのー?逃げられるよー(笑)」
茂「うるさい。ほら、教科書53P!」

みたいな会話をする。
仙道は「聞きたくねー……」と思って、顔をそらして空を見てたりすると思います。
あと派手系の女子にスカートの丈の事で注意したりすると、女子から
「もいっちゃん、これくらい多めに見てよ〜。サービスするからさぁ〜」
とふざけてスカートの裾をヒラヒラされたりする。
茂一は「バカモン!!」と一喝します。
仙道はそれを見て派手系の女子が茂一のこと「もいっちゃん」と呼んでいたり、甘えていたりする事に対してムカッ腹がたち、その後その女子から話しかけられたらつっけんどんになってしまったりしたらいいです。
そんな仙茂。
そしてこんな仙茂↓。




10月。衣替えの季節だ。5ヶ月ぶりに袖を通す冬服は妙に襟元が窮屈で、福田はしきりに指で詰襟を弄りながら廊下を歩いていた。手には部活で使うための公欠願が握られている。あとはここに田岡の印を貰うだけだ。心持急ぎ足で歩いているため、薄汚れた上履きが乾いた音を立てた。先程職員室で田岡は社会科準備室にいると聞いた。急がなくては。早くバスケがしたい。
曇りガラスがはめ込まれている準備室の扉を、福田は幾分強く叩いた。
「はい」
聞き覚えのある声がする。引き戸を開けると、そこには仙道がいた。
「おう、どした」
机に緩く腰をかけ長い足をもてあましながら、人懐こい笑顔をこちらに向ける。
「お前が言うな。福田、どうした?」
ただでさえ大きい仙道を椅子に座っている田岡が見上げるようにして嗜め、福田に向き直った。「これ……」口の中でもごもごと呟きながら、しわくちゃになった公欠願をのろのろと差し出す。福田は田岡が苦手だ。よく怒られていた時期はそれこそ苦手というより憎らしかったのだが、その時より今の方が実はどう接していいものか分からなかった。福田の厚ぼったい目はキョロキョロとせわしなく動き、田岡のがさついた右手をとらえる。俺はこの人を殴った。自分の右手があの時の感触を思い出しそうになる。福田はますます下を向いた。
「ほら、これを担任の先生に出しなさい」
「……だってさ、フクちゃん」
「だからお前が言うな。さぁそろそろ部活の時間だぞ。こんな所でペチャクチャやってる暇があったら仙道も福田も走れ走れ!」
がさついた手でパンパンと乾いた音を鳴らしながら、田岡は椅子から立ち上がった。
「あ」
「何だ?腹でも壊したのか?」
仙道の例によって間の抜けた声が田岡をさえぎるのを聞いて、下を向いていた福田も顔を上げる。
「センセ、当ててあげましょうか。奥さん、実家に帰っているでしょう?」
前置きもない唐突な発言に、福田はぽかんと仙道を見た。男にしては長い睫毛を伏せ、父親ほども年の離れた男の旋毛を見つめている。目を細めてまた口を開く。「別居?」
「何を言ってるんだバカモン。かみさんの母親が体調崩したんで面倒見に……って、何でそのことを」
田岡が目を見開いた。ぱちくりとしている姿は皺が刻まれた目尻に似合わず福田の目にもやけに若く見えた。
「アイロンかけてもらってないんでしょ。ほら」
浅く机に腰をかけていた仙道が立ち上がり、田岡に手を伸ばした。田岡とは違い皺一つない、滑らかで美しい手だ。長く綺麗な指は何拍か置いた後、田岡の首の後ろの方へ伸びる。
「うん?」
「タグです」
クリーニング屋の。仙道の声は何故か掠れていて、グラウンドで部活をしている野球部の掛け声にかき消された。
「そうか」
「取りますよ。動かないで」
田岡は仙道がタグを外しやすいように下を向いた。首の後ろ、いつもはシャツの襟元で隠れている頚椎の部分が見える。思っていたより頼りなかったそれに、福田はぎくりとした。思わず仙道を見た福田は、再び身体を強張らせる。仙道の表情。どこかで見た事がある。知っている。これはあれだ。昔家族が居間で見ていて、自分も何となく見てしまった恋愛映画を思い出す。ブラウン管の中の男は別れを告げる女の背中を見送る時、こんな表情をしていた。
不躾な程自分を覗き込む視線に気がついたのか、仙道は田岡の首から視線をそらし福田を見ると、困ったようにへらぁっと笑った。
「おい、まだか」
痺れを切らした田岡が声を上げた。
「はいはい、もうすぐ。ていうか先生、白髪結構ありますよ」
「お前が苦労かけるからだろう。まったくエースが気紛れだと、気が休まらんわ」
「ははは、でも監督あっての陵南バスケ部ですからね」
「どうだかな。最近は薄情な奴も多いから、卒業したらオレの事もすぐに忘れるんだ」
「忘れませんて」
「いや、でも忘れてくれていいんだ。教師なんて過去の人になってナンボだろう。若いやつは前を向いてどんどん進んでいけばいいんだよ。お前らもそうだぞ、仙道、福田」
田岡は首を仙道に晒したまま、ははは!と楽しそうに肩を揺らして笑った。
「そんな事言うと、オレ馬鹿だから速攻で忘れちゃいますよ」
そう言う仙道の目はボールを前にした時のようにあまりに真っ直ぐだ。それから仙道は人差し指を唇に当て、再び福田に向かって困ったような顔をして音もなく少し笑った。




とかなんとか言っちゃって…………。(すごい卑屈な上目遣いで)

……今はこれが精一杯。(万国旗をスルスルと誰もいない空間に向かって出しながら)


20051019(Wed) 
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絶壁に追い詰められた犯人の様な顔して、ブザビを買ってきてしまいました。
また一歩、底なし沼に足を取られた……。

20051017(Mon) 
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バナー用に描いた神さん。


唐突ですが神清について。
神×清田は私の中でどちらかというと、神→清田という感じです。
でも極めて神→←清田に近い、神→清。
信長は基本的に神さんの事が大好きですから、少し酷い事されたくらいでは嫌いにならないと思うので、そういう意味では私の考える藤形よりは幾分歩み寄りのあるCPっぽいイメージがあります。
でも共通点として、神さんも信長を好きな女子がいたらちょっかいかけてしまうと思う。
でもアプローチの仕方が藤真と違って(藤形語りは過去ログのどこかにあります)、神さんの場合女子に意地悪します。
ひどい!
信長のこと好きな女の子に、それはもう酷い事散々言うよ。
「信長の事好きなの?……可哀相に。あいつはバスケの事しか考えてないよ」
とか
「信長に『バスケと私、どっちが大切なの?』みたいなくだらない質問してごらん。信長のその時の顔、見物だろうなぁ」
とか
「例えば君とオレが同じ日の同じ時刻にあいつを誘ったとするでしょう?賭けてもいいけど、あれはオレを選ぶよ」
とか言ってしまう。
女の子、泣いちゃう。
それで女の子が信長に対して神さんの事を悪く言うように上手く仕掛けて、神さんの事を悪く言われた信長は大激怒します。
そこへ颯爽と登場してきて女の子をかばう神さん。
自分で考えといてなんですが、この男最悪だな。(素)
あと逆に信長が好きな女の子に手を出す神さんというのも萌えます。
あ、ていうか、神清はきっとこっちの方がいいんじゃないだろうか。
もう何も考えないで思いついたままキーを打っているのが丸分かりな内容ですみません……。
信長がいる前ではその女の子の髪の毛に触ったり、荷物持ってあげたり、笑わせるようなこと言ったり笑ったりするんだけど、信長がいない時は基本的にもうもうめっちゃ素っ気無いんです。
それで散々好きにさせといて、信長が
「神さんと○○はお似合いっすよ……」
みたいに諦めモード入った途端、まったく相手の女の子を視野に入れなくなる神さん。
自分で考えといてなんですが、この男も最悪だな。(素)
でも神さんはそういう最悪な自分を自覚しているというか、自分がいかに残酷で酷い事を信長や女の子にしているかという自覚あっての行動で、だから例えば自分がその事で窮地に立たされようが慌てふためかないと思う。
甘んじて罰は受ける覚悟はできているから。
信長にそういう事がバレて「ひどいじゃないすか!」って半泣きで罵られても、「だよなぁ?」って困ったように笑いながら言うだけだと思います。


そして個人的に神清の中で最重要ポイントなのは、二人の関係がSとMって所なんですけど、一見神さんがS、信長がMっぽいんですが、実は信長がSで神さんがMって所が大分前から私の中でくすぶっている神清の重要ポイントです。
信長は無自覚Sというか、SとMって「え?磁石のこと?そーいやオレガキの頃、砂場で砂鉄バケツ一杯とって持って帰ったんだけど母ちゃんに捨てられて(以下略)」という感じだと思うので、まぁ基本的に何がなにやら分かっていない。
それで神さんは言うと、一見Sなんですね。
信長に意地悪するし、信長の周りの女の子にも意地悪する、語彙は豊富っぽいイメージがありますのでバラエティに富んだ言葉攻めなんかはお手の物でしょう。(個人的に肉体的にSなのは洋平様で、精神的にSなのは神さんだと思っている)
でもSと見せかけて、根底ではMのような気がする。
セクシーさを売りにしている杉本あやというタレントがいますが(どーでもいいけど、私この人が隣に引っ越してきてゴミの分別の事でケンカした夢を見たことがあります。夢の中で彩はバスローブを着ていた)、彼女は
「昼はSだけど夜はMなの」
とか何とか言っていたような覚えがあります。
多分ある程度は表裏一体なのかなぁと。
だから神清は精神的SMだと思うんですけど、平たく言うなら信長が無自覚Sというのもありつつ、神さんが器用に一人SMという。
なんか……そんな感じのような気がする。
神さんは恋愛に関してかなり倒錯しているよ、きっと。


例えば神さんが信長が好きな女の子を盗っちゃって、信長が気持ちの整理をつけようとしている所(「お似合いだもんな、二人」)へ、
「日曜に彼女と水族館行くんだけど、二人じゃなんだから信長もおいでよ」
と誘うような、確信犯的無神経だと思う。
それで当然信長は
「え!そんなのイヤっすよ。オレ完璧お邪魔虫じゃないっすか」
と至極当然な思考の流れで断るんですが、神さんは「ならオレも行くのよそうかな」と脅しを入れ、信長は本当に優しい子だからそれじゃ彼女が可哀相だと思って結局は行くんです。
そういう信長を神さんはゾクゾクしながら見ている。
それで3人でデートの当日、神さんはあくまでさりげなく彼女に肩に触ったり手に触れたりします。
彼女は嬉しそう。
彼女の事まだ好きな信長は、彼女がそういう風に嬉しそうにしているのが嬉しいんですが(そこで素直に嬉しいと思える信長は本当にすごいと、神さんは思っている)、やっぱりまだ辛いのでとにかくはしゃぐ事でごまかします。
二人の前で完璧な道化(一発変換がド受けでした。私の事をさすがによく知っているPCだ)を演じる信長。
右手にソフトクリーム、左手にアメリカンドッグ、両頬にソフトクリームとケチャップをつけ二人を笑わせようとします。
一方神さんは彼女の手に触れながら、視界に入れているのはずっと信長だと思う。
傷ついている信長にゾクゾクするS心を抱きつつ、自分の考えている事を信長が知った時、信長はどういう眼で自分を見るんだろうという想いでまたゾクゾクするM心。
信長を傷つけることでSな部分が満たされ、傷つけられた信長が自分を見る軽蔑した目を想像して、自分も傷つきながら満足するMな部分もある。
神さんて器用だなー。(他人事)
だから最低かつ下品な例えで申し訳ないけど、水族館へ一緒に行った彼女は神さんにとってある意味間接的なマスターベーションの道具という感じなのです。
やっぱり酷いぜ。
あと下品繋がりで話がそれますが、神さんも健全な男子高校生ですから性欲とか当然あって、いつもは一人で処理していると思うんですけど(あーもう本当にごめんなさいすみません何言ってんだこの人)、基本的にノーマルなのでオカズは普通にクラスメートから借りたAVとか雑誌だとかのような気がします。
でも導入部はそれでも、次第に信長にシフトチェンジしていくと思う。
しかも信長がやらしいポーズ取ってるとかのそういう妄想じゃなくて、信長がすごい軽蔑した目で自分を見ていたり、「最低だよ、アンタ」って自分が信長から言われていたりするところを想像して一人でしていると思う……。
あーもうすごい倒錯加減ですみません。
神さんってこういう所がすごいMのような気がしているんです、個人的に……。
それで神さんはそんな自分が少し変だっていうのは当然自覚していて、バスケの練習で休憩の時にふと武藤とかの3年から猥談(自分のフェチ箇所暴露とかそんな感じの)をふられたら、サラッと
「あぁ、オレは変態ですから」
って言っていると思う。
あまりにもあっさり言うので皆ギャグだと思って笑っているけど、実際確かに結構な変態だと思う…。
牧は猥談になった途端、鼻からちょうちんだして居眠りを始めます。
信長は変態の意味を履き違え、しむらけんの変なおじさん踊りを始めます。
どいつもこいつも!(怒)(萌)(愛)


えーと、性欲関係の話が少し出たので流れで書いてしまいますけど、そんなわけで私がSDのどれかのCPでエロを書かなきゃいけないような状況(どんな状況)に陥ったとしたら、多分神清が一番書きやすいと思う。
神さんは変態なので言わずもがなですが、信長も結局はそういう神さんを許容するだけの器があるいい男だし(というか基本的に色々全く分かっていない。何がなんだか分かっていない。何故ならSMとは磁石のことだから)順応性もきわめて高いので、万が一エロに発展したとしてもなし崩しとはいえそこそこ上手くやれるんじゃないかなーと。
でもこれはSDに限らず高校生(中学生)が登場人物の全ての創作に言えることですが、個人的に、あくまで個人的になんですけど、高校生の男子が二人集まって性欲をお互い発散しようとなった時、果たして「突っ込む」「突っ込まれる」という発想が湧くんだろうか、と思います。
いや!これだけは言わせてください!(大声)
他の方が書いたエロは好きです何冊も持ってるし舐めるように読み返していますよ悪いか!!?(金切り声)(でいう事かとちょっと自分に引きながら)
あくまで私が描く場合、という前提で話を聞いてください。
えーとそう、それで、日本の高校生男子が二人集まったところで、何かいいムードになったとしても「よし、オレは今からお前に突っ込むぜ」「オレは突っ込まれるぜ」という発想には至らないんじゃないかなーと思うわけです。
アメリカの刑務所の中とかだったら話は実にスピーディーに進みそうなんですけど。
ていうか私、男子高校生のことユニコーンと同軸にいる生き物として捉えていますから。
登校する際彼らが歩いている道は、虹の架け橋かエメラルドの都へ向かう黄色のレンガ道だと認識しています。
好きな食べ物?当然かれーとはんばーぐでしょう。
雨はきっと里芋の葉でしのぐんじゃないですか。
そんなもんだから、描く場合は個人的にCじゃなくてBまでがいいです、ていうかCとかBって。(鏡に向かって)
うん、だからまぁ何を言っているのかというと、エロなら神清が読みたいし描きたいなっていうごくごくパーソナルな願望の話なんですけどね、えぇ。(はにかみ笑)


そういや以前長谷川さんと藤形についてベシャリ場していた時(あ、ていうか前々から気になっていたのですが、私の話でよく出てくる長谷川さんという方はブックマークでリンクも貼らせて頂いているsofaの長谷川さんであって、脳内で翔陽6番長谷川一志と会話しているわけでは断じてありません。感度良好すぎるだろ)、花形の性欲について話が及んだのですが、二人で目に見えて動揺してしまいました。
すっかり妹視点です……。
長谷川さんは
「『花形と性欲』という組み合わせは、『おばあちゃんと生理』並みのタブー感がある」
と怯えていたのですが、確かに本当に花形の性欲について考えた時、脳内で狼煙は上がるわ、火の見矢倉で鐘は打ち鳴らされるわ、御用と書かれた提灯を持った岡引の群れが押し寄せるわ、頭の中はカオスな非常事態になりました。
ていうか、花形きっとないよ、それ。
以前高校が全寮制だった男の人が
「皆自由に一人でそういう事できないから(一人になれる場所がないから)、結構イライラすんだよな」
と言っていたのを聞いた事があります。
だから合宿などに行くとやっぱりそういう面もあるのかもなーと思うんですが、花形に関してはもう1週間だろうが2週間だろうがケロッとしていると思う……。
翔陽ではあけすけな高野はもう大声で「こきてぇー!」とか言って、そういう面ではあけすけでないけど機嫌が悪い時思いっきり表面に出る藤真も明らかにイライラしていて、永野もなんかトゲトゲしている。
一志でさえ心なしかイラついていたらいいです。
そういう状況いて尚、花形はもうケロッとしていて、3年の不機嫌オーラにけ落とされている伊藤卓は花形を尊敬の眼差しで見てたらいいな。

伊「花形先輩はそういう事でモチベーション左右されなくて、オレ本当にすごいって思ってます!」
藤「あ、そいつ枯れてるだけだから」
花「…………」
伊「………あ…なんか……すみません……」
花「謝るなよ。本当みたいじゃないか」


藤真爆笑。不機嫌直る。


あ、ちなみにカラオケ編はまだ続きます。
あと「ここはひょっとしたら洋平サイトだったのかもしれない」というくらい、洋平についての反響がありましてとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
今までで一番感想頂いたネタでした。
洋平についてはまだまだ語り足りてないので、近いうちにまた書きたいと思います。


20051014(Fri) 
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カラオケ湘北編。
(書いてから気づきましたけど、きっと洋平は花道の前では煙草吸わないですよね。でも洋平の煙草に火をつける仕草はどんなにか美しいだろうと思ったので描いてしまった)


洋平はこんな感じで終始1曲も歌わず、花道に譲るんじゃないかなーと思います。
洋平はカラオケ行っても一人で結局一曲も歌わないタイプなんじゃないかなぁ。
皆でカラオケ行って一人全く歌わない人がいると盛り下がるというか、場の雰囲気が悪くなるという事も全くないとは言えませんが、洋平の場合それを気づかせないくらいめちゃくちゃナチュラルに歌っていないと思う。
ニ〜三日経ってから「そういえばカラオケ行った時さぁ」みたいな話になって、誰が何の曲歌ったという流れで「あれ?そういえば洋平は?」ってなり、そこでようやく皆洋平が歌っていなかった事に気づくというナチュラルさなんではないでしょうか。(言わずもがなですが、かといって影が薄いというわけでは断じてない)
「洋平なんで歌わないんだよ〜」と言われれば、「ははは、今度な今度」と春風のマタドールのように軽やかに交わします。
洋平は自分が歌うより、皆が楽しそうに歌っているところを見るのが好きなんです。
でも決して音痴ではないの。
というより、普通に上手い部類だと思う。
少なくとも桜木軍団の中ではダントツに上手い。
女子が聞いたら身ごもるくらいには上手い。
それで洋平が仕方なくその美声を披露する経緯は、あくまで仕方なくというシチュエーションがいいです。
例えば、花道が曲の入力を間違えて、いつのだよ!という古い昔の曲が始まってしまいます。


桜「なぬ!?ルビー…のゆびわ……?オレ、こんなのいれてない!」
高「おうおう消すな花道」
野「そうだよ、歌えー」
大「う・た・え!う・た・え!」
桜「だって知んねーもん、こんな古い曲!」
洋「あーわかったわかった。オレが歌うから」


そして花道からマイクを受け取り、「ルビーの指環」を歌う洋平。
やだ……キュン……。
中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」でもいいな……。
洋平みたいな男がスレた感じの女の人の歌を歌ったらアルマゲドンレベルの非常事態だと思う。
洋平の低い声で「♪私は泣いた事がない」とか言われたら、私があなたという船が帰る港でいてあげるからお泣きよ!私の胸でお泣きよ!という気分に、女子はほぼ9割はなると思う……。
あーでも洋平は泣いた事あんまりないだろうなぁ……。
最後に泣いたの5歳くらいなんじゃないの……。
そう、それで、ルビーの指環でも飾りじゃないのよ涙はでもいいんですが、洋平はものすごくしっとりと歌い上げます。
桜木軍団呆然。
高校生くらいの男の子だったら、特に「飾りじゃ〜」の方はサビで「ハッハ〜ン」とかいう歌詞があるので大爆笑ものですが、洋平の霧煙る夜の函館を彷彿とさせるような歌い方(どんなだよ)にからかいもせず聞き入ります。
それで歌が終わって最後のメロディの部分だけになったら、洋平はサッとリモコンを取って曲を消してしまいます。
さ、もういいだろ、と言わんばかりに。
桜木軍団は聞き惚れていたので、大ブーイング。
そしたらすかさず花道にリモコン渡して、
「お前あの曲歌うんじゃなかったのか?」
と言い、矛先を実にさりげなくかつ上手に変えます。
あーもうそんなお兄ちゃんカッコよすぎる!!
何で私のお兄ちゃんは洋平じゃないんですか!!(自分に流れている血に向かって)


えーと歌も勿論ですが、洋平のそつなくこなす加減は、バスケ漫画でありながらバスケプレーヤーでないもののSD中かなり上位に食い込むと個人的に信じています。
だって日常生活においては河本兄のような、全てのポジション一人でこなす的八面六臂の大活躍なんじゃないでしょうか。
個人的に洋平のバイト遍歴は自叙伝出せよというくらいすごいものだと思う。
コンビニ、ガソリンスタンド、引越し運送、交通整理、新聞配達、バイクショップ、パチンコ屋店員、居酒屋、ポン引き、中華料理厨房手伝い、整備工アシスタント、寂れた喫茶店のウエイター……、とにかく色んなものを経験していると思う。
しかもどれもクビになったとかじゃなくて、円満退職というか、全ての店の店長や先輩後輩からものすごい惜しまれてやめると思う。
日曜とかにもうやめたバイト先の店長から
「ごめん水戸君、急にバイトの子がやめちゃって人手が足りないんだ。即戦力の水戸君に1日でもきてもらえると助かるんだけど……」
みたいな電話貰う事も多いんじゃないかなー。
ていうか個人的に洋平の萌えバイトは、ガソリンスタンド(つなぎ!)と寂れた喫茶店のウエイター(エプロン!)です……。
おぉぉ、そんなのって困る……。
きっと喫茶店では客を困らせないようにリーゼントじゃなくて前髪下ろしてるんじゃないですか……。
バイトの面接の時喫茶店のマスターがすごく人の良さそうなおじいさんで、
「うーん。君がすごくいい子なのは分かるんだけど、前髪おろしてくれるとお客さんは怖くなくて僕はありがたいかなぁ。それとも何かすごくこだわりとかあるのかな?」
みたいなこと言われて、
「あ、いっすよ」
とかる〜くOK出してたら萌える。
そんで寂れた喫茶店なのでウエイターだけじゃなくて厨房もこなすんですよ。
コーヒーはマスターの不可侵領域なので洋平はノータッチなのですが、洋平の作るナポリタンは隠れた人気メニューになるでしょう。
よ、洋平が作るナポリタン!!?
自分で書いててものすごい動揺。
やー……洋平が作るナポリタン…………それやばいんじゃないの……ある意味ポイズンクッキングなんじゃないの……。
あとその寂れた喫茶店のモーニングを食べに、水商売のお姉さんたちが結構来たらいいなーと思います。
明け方帰宅して化粧落として泥のように眠り、昼近くに二日酔いの頭抱えてすっぴんのままモーニング食べに来る様なお姉さん。
そんで洋平はそんなお姉さんたちの愚痴聞いてあげたらいいよー。
的確に、相手がほしい所でほしい相槌を使い分け、具体的に何をアドバイスするわけでもないんだけど、最後は愚痴ったお姉さんはすっきりするんです。

女「水戸君に話聞いてもらったら何だかスッキリしちゃった!よし、今日も頑張ってお金稼ぐぞ!」
洋「ははは、その意気ですよ」
女「水戸君今度お店おいでよ。安くしとくよ。水戸君ならツケでもいいわ」
洋「オレ未成年っすよ。勘弁してくださいよ(笑)」

みたいな感じで。
ていうかどーでもいいんですけど、私書き始める前は今日は名朋の森重寛とおっちゃんについてのエトセトラを書こうと思ってメモとっといたのに、洋平のバイト列伝にえらい話が逸れている……。
もう逸れついでにとことん掘り下げます……。


ガソリンスタンドでは言わずもがなつなぎです。
しかもオイルで汚れてたり、軍手もしていたりしたらベターです。
ガソリンスタンドでは冬になると灯油を売っていたりしますよね、あの石油ストーブ用の。
私車で買いに行ったことあるから分かるんですけど、あの容器(灯油入り)ってすごい重いんですよね。
両手に一つずつ計二つ持てない事はないけど、でも私は根性なしなので一つが精一杯です。無理はしたくない!
だけど洋平は軽々、それはもう軽々ひょいって持って車に積んでくれると思う。
その時肘まで腕まくりした袖から、腕の血管が幾筋か浮いているのが見えたりしたら萌えのあまり吐血です。
ゴハァ!ってなる。
その後出て行く車を誘導する時も、過去バイトでやった交通整理のノウハウを活かし流れるようにこなすだろうと思います。
スッと車道に出て、サッと会釈して車の流れを止め、サラッと客の車を誘導し、最後バックミラーでは洋平が帽子を脱いで「ありがとうございましたー」って言っているのが見える。
そんなの何丁目のガソリンスタンド行けば見えるんですか!?(充血しきった目を見開いて)
洋平って意味のない権力に屈さないところがありますけど(1年なのに3年の不良にタメ口とか)、意味のある年功序列、例えば職場関係の上司とかお客様にはきちんと礼儀を尽くして敬語を使うんじゃないかなぁと思います。
勿論能無しのクセにやたら態度がデカいイヤミな上司みたいなタイプには、表面上はそつなく接しつつもバカにしくさった物腰をしているとは思いますけど、それでもお客様に対しての「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」はきちんと帽子を脱いでお辞儀しながら言うと思います!
あーんもうカッコいい!!
でも神奈川だし、海が近いし、そんなんだからガソリンスタンドに給油しに来るお客の中にはタチの悪い奴もいるでしょう。
ヤンキーっぽいグループというか。
それでそういうのが徒党を組むとサイヤ人並みに厄介というか、迷惑倍率更にドン!という感じで、グループでの来客は他のバイトは接客したがらないんですね。
ガソリンスタンドでバイトしている男の子って早々気弱な子っていなさそうですけど、
「水戸君、どうしよう。タチの悪そうなのが沢山きたよ〜」
って洋平に泣きついてほしい。
すると洋平は休憩中で缶コーヒーのブラック(←萌えポイント)を飲んでいたのに、サッと立って「あ、じゃオレ行くっす」って接客してほしいです。

洋「いらっしゃいませ」
客「おうおう、レギュラー満タンな」
洋「はい。灰皿の方は」
客「オウ兄ちゃん、手ぇ出しな」

それで洋平が手を出したら灰皿逆さまにして、ニヤニヤしながら吸殻をぶちまけるヤンキー。
後部座席に乗っていたほかの仲間は「あー悪いんだー」「ひっでー」「イッパンシミン泣かせんなよ〜」とか癇に障る囃し方をします。
でも洋平は顔色一つ変えないでそのまま裏に行って、手の中の吸殻をバケツの中へ捨てる。
洋平を接客へ行かせてしまった同僚はハラハラしながら、「水戸君……」とか言うんですが、当の洋平はケロッとした表情で「何すか?」って言えばいい。
露ほども気にしていない洋平。
もう器が違うんですね。
それでその日のバイトは終了して、たまたま深夜のコンビニに立ち寄ったらそこでそのヤンキーたちと再会して、ムカツクからまれ方されてしまいます。
「あれ〜さっきのバイト君じゃ〜ん?」
「家この辺なん?じゃ場所そこに移して飲もうぜ」
みたいな。
洋平も1回目は
「もう遅いですし、家では妹が寝ているのでそういうのは困ります」
と静かに断ります。そして私は静かにイモドリを挟みます。
でもヤンキーたちはそれで引き下がるわけもなく、コンビニの駐車場の暗がりで洋平を囲みます。
調子に乗って「バイト君、妹いんの〜?」「何歳何歳?処女ー?」と馴れ馴れしく洋平の肩に手をかけるんですが、急に洋平と肩を組んだヤンキーが膝を折って地面にもんどりうちます。
何のことか分からない他のヤンキー。
それで洋平は倒れたヤンキーの左手からゴツい時計を外して、自分の右手の拳に巻き付けます。
それで我に返った他のヤンキーはいきり立ち、
「テメェ、マーシー(←不良)に何したんだよ!」
「マーシー(←不良…)の時計パクってんじゃねぇぞコラァ!」
と怒鳴るのですが、洋平の表情は外灯が当たらない暗がりなのでよく見えない。
でもボソッと呟いた声は聞こえる。
「ブッ殺す」
ゴツい時計をメリケンサックのように握り込んだ洋平に気づいた瞬間、他のヤンキーもコンクリートにキスをしていると思う。
もう秒殺だかんね!
お兄ちゃん、カッコいい!
守ってくれてありがとう!
どーでもいいけど存在もしない妹の役だけで十分アレなのに、洋平や洋平にやられる悪役まで自分で演じているこの日記にそろそろ疑問を抱きつつあり、楽しいんだか楽しくないんだかかなり微妙なラインです!
ヒュゥ!
微妙なラインついでに言うと、洋平のスクーターの鍵には妙に可愛いキーホルダーがついていて、それは妹がふざけてつけたものだと思います!
でも洋平はあえてそれを外さないと思います!
A-ha!


よくSDの質問?みたいなので「大人なキャラは?」っぽいのをいくつか見た事がありますが、牧でも赤木でも小暮でもなく、私は洋平だと思います。
かなり人間的に器が大きいというか、すごい人だと思っている……。



えーとそうだ、先日2月のスラダンオンリーに参加予定で、そこで本を出すつもりだという事を書きましたら、予約方法のお問い合わせを頂きました。
は、早すぎる。(笑)
まだ形にもなっていませんし、先の事なので何も決めていません。
すみません。
もし形になるとしたら、少しでも皆さんに気に入って頂けるようなものを描けるように頑張りたいと思っています。
お問い合わせありがとうございました。


20051013(Thu) 
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カラオケ海南編。

信長が歌っているのは、『WE GOTTA POWER 』というドラゴンボールZの主題歌です。
近々DBZのゲームがでるらしく(もう出たのかな?)最近CMでこの歌がよく流れているので、私が「信長がこの歌を凄まじいテンションで歌いきっていたら可愛いんじゃないかしら?どうなのかしら?」と思うようになるのには、そう時間はかかりませんでした。(手記風)
以前信長はカラオケでは『リンダリンダ』を歌うと思う、っぽいこと書きましたが、この歌も捨てがたいなーと思います。
ていうか歌詞がすごいんですよ。
もう信長のこと言っているとしか思えない。
信長という人物をたった数言で表すという事は至難の業かと思いますが、この歌をもってすれば簡単にできます。
「NO-TEN P-KAN 空は晴れて IPPAI OPPAI ボク元気 」
……もうこれに尽きるんじゃないですか。
これでいいんじゃないですか。
この底抜けにアッパレで日本晴れな感じ(背景には一富士二鷹三茄子)が、本当に信長っぽいと思う。

あ、ちなみにマンガで「ボク元気」の後にガピーって入ってますが、あれは信長が極端にデカい声でマイクに向かって吼えたためにできた音割れであって、曲の効果音とかではないです……。
言わないと分からないっていうのがね……修行不足っていうね……そして解説している時の惨めさといったら……。


それから前にも書きましたが、こういう場所では神さんや牧は暴走する信長を諌める立場であるべきだろうけど、やっぱりどう考えても年相応のハメの外し方はしてほしいなーと思います。
まぁ締める所は締めるけど。
それで信長が神さんにふざけて「神さん、でゅえっとしましょうよ。でゅえっと」とか言って、「やだよ。お前声でかすぎなんだもん。オレの声かき消されるだけじゃないの」って最初は引く神さんですがそれはあくまでポーズで、基本的に面白い事は好きなんで満更でもないんですね。


清「えーせっかくじゃないですか」
神「うん、まぁ、なぁ?」
清「やった!何歌います?もうここは王道で『男と女のラブゲーム』とかスか。つーか、オレでゅえっとってそれしか知んないや」
神「それどっちが女のパートなの。オレやだよ」
清「オレだってやっすよ」(唇尖らして)
神「お前ね……
牧「だめだ!!」(ガターンと立ち上がって)
清「ま、牧さん?」
牧「まだ夕方の5時だぞ!そういう大人の歌謡曲は、夜の10時を過ぎてからだ!!」
清「は、ハイ!すんませんっした!」
神「…………」(ジンジャーエールを遠い目で飲みながら)


牧さんのお家はテレビは9時までしか見せてもらえないので、牧さんにとって夜の10時〜は未体験ゾーンです。

どーでもいいけど、神さんってジンジャーエール好きだと思う。



そうだ、話は坂道を転がるおむすびのようなスピードで逸れますが、もう私の中で牧の両親って以前書いたように「父親→向井千秋さん(宇宙飛行士)の旦那」、「母親→オーバーオールとか着てた時代の水森亜土」という設定が修正が効かないまでに深く刻み込まれてしまいました。
父親(おかっぱにちょびひげ)と母親(首から画板引っさげて、両手には大量のクレヨン)と牧が、大きな色とりどりのキノコに腰をかけてティータイム。
ステキな午後のひと時だね。(この上なく優しい顔で)

そして牧のお家はもしかしたら「くれぇぷ屋さん」かもしれない、そうじゃないと証明できる事が誰にできようか、とも前言いましたが、最近人とお話していて思ったんですけど養蜂場でもいいなと思いましたよ。
ハチミツ作ってる家。
ハチミツ作りながらクレープ作っていてもいい、いやそれがいい、そうしよう。
牧はハチミツ採取する時のあの例の格好で、バスケ部の練習がない時とかは両親を手伝います。
神奈川ナンバー1の握力腕力脚力を駆使して、すごいスピードでハチミツを収穫する牧。

母「しんちゃんはホントにシューパーマン(スーパーマンの意)なのら〜(*^。^*)」
父「いやはやまったく!がははは!」

息子の働きぶりに惚れ惚れする両親。
そして海南で唯一牧一家と話を合わせられる男・清田信長が、何か暇だったので遊びに来ました。


清「牧さ〜ん、遊びにきま……うお!あぶね!ハチ!ハチ!」(両手両足をやたらめったら振り回しながら)
牧「よせ清田!」(例の防護服?を身に纏った牧さんがやぶから飛び出して)
清「ひっ!ハチの次は変しつ者!」
牧「落ち着け清田!オレだ!」
清「そ、その声は牧さん……?」
牧「あぁ」
清「牧さ〜〜ん、ハチがハチが」
牧「大丈夫だ清田。ハチは黒っぽくて動くものに攻撃する習性がある。ほら、こうしてしゃがめ」(地面に丸まりながら)
清「は、はい!(さすが牧さん、ハカセ(物知りの意)だぜ……)」(同じく)


こうして地面に丸まった牧と信長はそのまま寝てしまい、牧の両親が三時のおやつを知らせるまでその場にいましたとさ。
愛でたし愛でたし。


信長ってハチに直面したら、やってはいけないことばっかりやりそうだな……。
動きまくる、棒で反撃しまくるる、木に登りまくるるる……。
信長って本当に可愛い。

20051012(Wed) 
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〜五分前〜

清「神さんすげーや!マジでイタリア語まで話せるんスか!?」
神「まぁね」



少し思いついたネタがあったので、神清マンガのネームをきってみたら10Pを超えたので、これはここでアップした方がいいのか、それとも紙媒体の方がいいのか迷っています。
多分どちらにしても日の目を見ると思う。多分。


え?紙媒体?という感じですが、今のところ2月にあるオンリーイベント(リンクのページに貼ってあります)に最初で最後のSD本描いてサークル参加したいなぁと考えています。
ちょっと急な予定が入る可能性も結構あるので、あくまで予定というか願望なんですけど……。
でも一生懸命申し込み用紙は書いています、大分前からじんねりと。なんと8月から書いている。
配置希望を翔陽にすればいいのか海南にすればいいのか、セクシーなのキュートなのどっちも好きなの!!(怒)と逆ギレ気味に悩んでいます。
どっちにしたらいいんだろう……。

20051010(Mon) 
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花形は新聞三紙くらい読んでると思うんですけど。
中でも一番お気に入りなのは産経新聞。
そんでこの後藤真に

藤「まさかテメー、コボちゃんとオレが髪型少し似てるとか思ってねーよな」

って下からメンチ切られたらいい。

どーでもいいですけど、この花形の格好は私が生まれて初めて遭遇した露出狂に少しだけ似ています……。
……あれは高1の春……西武池袋線だった…………。(遠い目)

20051008(Sat) 
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ロッカールーム海南編。

先日「腰が痛い。腰にいいストレッチを教えてください」というような事を書いたら、「腹筋を鍛えるといいですよ」と教えて下さった方がいらしたので、それじゃぁ腹筋を鍛えようと思って最近毎日50回くらい腹筋をしています。
それで一人で引きつる腹筋をごまかしながら起き上がりこぼしのようにむにゃむにゃ腹筋をしていたら、ふと「神さんはアバラがういてるんじゃないか」と思い、途中で腹筋やめて自室へメモを取りに行ってしまいました。
一事が万事この調子。


神さんは189センチで71キロしかないから、相当細身ですよね。
最後の方では花道の身長が伸びて189センチになっていたけど体重は83キロだし、それに近い190センチの一志だって81キロはあります。
皆さんご存知でしょうが、標準体重の算出方法はポピュラーなものでBMIを使った計算式がありますよね。
これは『BMI=体重÷(身長(メートル)×身長(メートル))』というもので、これに神さんのを当てはめると

71÷(1.89×1.89)=19.87...

です。
それで導き出されたBMI値で、肥満か否か等を判断するという感じなのですが、神さんの19.87は私が調べる限り痩せすぎよりの痩せ気味でした。
「19未満が痩せすぎ。19〜21未満が痩せ気味」とあったので。
もっともスポーツやっている人は筋肉がついているから、必ずしもこの方法で正確な数値が導き出されるわけじゃないだろうし、ザッと調べてみただけでも痩せすぎ〜肥満の数値設定がサイトによって結構違うので素人の私が判断を下せる立場にありませんが、オタクの私としては判断を下します。
神さん、痩せすぎよりの痩せ気味に決定!(バッと旗を振り上げて)
長身痩躯って神さんのためにあるような言葉なんじゃないですか……。
あーもう萌ゆ萌ゆする……。


そう、それでここに帰結するわけなんですけど、神さんはアバラが浮いてると思う!
あれだけ練習して、あれだけ走ってるんだから絶対にそれなりに筋肉はついてるんですが、それでもこれだけ細身だと圧倒的に厚みが足りないというか、華奢なんだと思う。
それで神さんの筋肉は思うに手足に集中してついてて(だから外見に似合わず手とかゴツかったら萌え死ねる。一見手タレレベルな美しさっぽいのに、よく見るとすごいゴツゴツしているといいよ……おおぉぉ……)、胸襟や腹筋背筋の辺り、即ち「厚み」と言われる部位は結構華奢なんじゃないかなぁと。
そんでこれは妄想なんですけど神さんは胃下垂っぽいので、食べても食べても太らないから厚みに繋がらないんです。
それで必ずしもというわけではないでしょうけど、センターというポジションには厚みって必要不可欠ですよね。
神さんは元センターで、しかも高頭監督にセンターは無理だと言われてしまった過去があるので、華奢って言われることにものすごく抵抗があったらいいなーと思いました。
そして「でりかしー?外国の菓子のこと?」という全身バネの信長は、そういう背景がある神さんにバッサリと「アバラういてんすね!」と言ってしまったらいいよ、という萌えです。
長い上に的を得ない解説だ。
ていうか「神さんのアバラ」ってそれだけでエロ曼荼羅描けそうな萌えフレーズです、個人的に……。
SD界一、肋骨の造詣が美しい人なんじゃないでしょうか、神宗一郎。


あーでも神さんは厚みがないってだけで、力がないってワケじゃ断じてないと思う。
握力や腕相撲で勝負したら海南で強いのは牧さんか高砂だし、瞬発力やジャンプ力・足の速さで言えば信長だろうと思うんですけど、神さんの場合柔能く剛を制す的なものがあるんじゃないかなぁと思います。
だから例えば、信長が神さんとケンカしたら多分負けるよ。
しかも地味な感じの技で。
信長の場合本人曰く『野生のカン』で、猪突猛進タイプな攻撃しかできないと思うんですよね。
しかも生来の目立ちたがりな性格がたたって、延髄斬りとか飛び蹴りとか派手な大技でしか攻撃しない上、そういうのって交わされた時に大きな隙が生じるだろうから、その隙を突かれてあっさりローキックとかで負けると思う。
しかも痛みに対しての耐性も信長より神さんがあると思う。
一方神さんは打撃系というより関節系に長けてるんじゃないかなーと、どこまでも独りよがりに思います。
信長のやけにアクロバティックなかかと落としを交わした後に、抉るようなローキックを放ち勝利を収める神さんというのにも非常に萌えますが、ここは一つ信長に腕ひしぎ逆十字固め→清「いだだだだ!!」→緩める→フェースロック→清「あがががが!!」→緩める→チョークスリーパーホールド→清「ぎぎぎぎぎ!!」→緩める→コブラ・ホールド→清「ギブ!ギブっす!!ギブギブ!!」みたいな感じで(レフェリー宮益)、極端に負けず嫌いでなかなかギブアップしない信長相手に多彩な関節技を見せてほしいなぁと思います!
海南っ子がみんなで仲良くプロレスごっこ(1年は血を見るごっこ遊び)とかしてたら萌え死ねる……。
この年頃の男の子って、異様にプロレス技に詳しかったりしますよね。
でもきっと牧さんだけ、「え!それ何の技!?」みたいな、問答無用な力技で勝つんだと思う。
ただ突き飛ばすだけ(しかも両手で)とか。
あ、でも、牧さんがやるアイアンクローって顔と一緒に心臓まで鷲掴まれるのと同義で、その時点でアイアンクローされた人は戦意喪失しそうだなぁ……。
心が折れる。
でっかい手でガッと顔面つかまれて、その長くて太い指の隙間から帝王モードの牧さんの顔が見えるんですよ。
ちびるよ、そんなの。
阿修羅だよ。


ていうか今ふと思ったんですけど、プロレスごっこは合宿の時に雑魚寝状態に布団を沢山敷いた場所をリングにしてやったらいいと思いました。
海南バスケ部合宿時の伝統行事なの。
この日ばかりは無礼講で1年も2.3年と戦う時遠慮しなくてよいという掟があるんですが、普通の神経だと1年は対戦相手が同じ1年じゃない限り萎縮してしまって、手加減というと驕った言い方ですが当然本気は出せないんですね。
暗黙の了解で防戦一方というか。
今の2.3年も大概はそういう1年時代を経て現在に至るので、体育会系のノリで1年にも容赦なく技をかけます。
でも信長は違う。一味違う。
信長は海南バスケ部の長い歴史の中で、初めて1年のクセに本気で上級生とプロレスしたつわもの(という名の無礼者)として名を刻んだらいいです。
信長のドロップキックが武藤の背中に炸裂した時、皆
「え!まさか!?」
みたいな思いでいっぱいです。
「本気でやりやがったこの1年!」
みたいな感じで。
でも一応始まる前にルール説明(この時ばかりは無礼講)した手前、「あぁは言ったけど普通汲むだろう!ふつう!!」と男らしくない事は言えずに、他の2.3年は
「き、清田やるじゃん……」
「ははは……つえーじゃん……」
と微妙な顔で拍手するしかないんだろうなぁと思います。
「そうだよな……清田に言葉の裏の意図を汲めっつーのは無理な話だよな……」
と、上級生たちは遅まきながら気づく。
きっと信長は武藤を倒した後、ブルース・リーの物真似(結構似ている)をやることでしょう。


そんで神さんVS信長の一戦の際、武藤との戦いで大勝を収め調子に乗った信長が、誰かが持ってきたCDラジカセを借りて入場から劇的にやろうとします。
えーとそうだ、清田信長の入場テーマは

ttp://columbia.jp/readymade_011221/OST.html

の8番目の曲がいいです。
パーカーのフードかぶってふすまをスパーンと開け、他の1年(目が泳いでいる)をセコンドにつけて入場してくる信長。
最初の「♪ルパン・ザ・サード!」の掛け声?の所で、バッとパーカーを投げ捨てます。
その後音楽にあわせてシャドーボクシング。
「♪優しく抱きしめてくれとねだる」の後、上段回し蹴りをキメるパフォーマンス付き。
それでぽかーんとしていたレフェリーの宮益がやっと我に返って、

宮「あ、あ、赤〜〜〜コォーナー!!清田ーのーぶーなーがー!!」

とアナウンスします。信長大満足。思わず満面の笑み。
1年の子たちに手を振ったりして応えます。
でも他の1年は上級生相手にここまで傲岸不遜な態度にでる信長に、「お前そのへんにしとけよ!」「見てて怖ーんだよ!」と内心ハラハラしまくりだと思う。
きっと正座で見ているよ。

そしてここまでするのは自分だけだろうと思っていたのに、どこからか例の重低音的手拍子が響く音楽が聞こえます。

ttp://www.excite.co.jp/music/song/4988006818156/

の1曲目です。
格闘家が花道歩く時に使う人気ナンバー1の曲。
信長にドロップキックくらって負けた(きっとお風呂入る時鏡で見てみたらアザになっている)武藤が、躍起になって手拍子で盛り上げていたらいいな!
ギャラリーの皆は英語のところは何言っているかよく分からないから、「×@*☆▼#¥」とか適当にハミングしてごまかして(バカな男子高校生って人類史上最強に可愛い生き物だと思う……。アイフルもチワワ使ってないでバカな男子高校生使った方がいいよ本当に)、唯一分かるところの「♪We Will We Will Rock You!!!」って所だけ野太く通る声でがなるように歌います。
武藤に煽られた他の2年も、手拍子と床を足でドンドンやりながら盛り上げます。
3年はニヤニヤしてる。
そこで信長が出てきたふすまとは逆のふすまから、セコンドに牧さんを加えた神さんがゆっくりと出てきます。

宮「青〜〜コォーーナーー!!神ーそーーいちろぉーーー!!」

首をゆっくり回したり、肩をコキコキいわせたりしながら、中央のリング(という名の雑魚寝布団)で信長と対峙する神さん。
それで半眼で信長に
「あんまり調子にのるんじゃないよ、信長」
って言ったらいい!
信長はそれにビックーー!ってなるんですが、生来の負けず嫌いで闘争心はそれでも衰えず、誰かが持ってきた金たらいをカーン!とゴングのように鳴らし試合は始まります。
えーとそれで結果は上にも書いたように、神さんの流れるような関節技の数々に信長が沈んで試合終了。

宮「WINNER!神ーーそーー
監督「うるさい!!お前ら何時だと思っている!?」(スパーンとふすま開けながら)

監督の乱入により、それでようやく海南バスケ部合宿伝統行事プロレス大会は幕を閉じたらいいです。
監督の乱入までがきっと一セットで、毎年恒例になっていると思う。
でも信長が入部してから、そのうるささに拍車がかかり宿の人からも苦情が出たらいいな。


牧さんや神さんは大人っぽいというか、バカをやる信長を嗜めるようなポジションだろうとも思うんですが、ある意味ただの普通の男子高校生の様な無鉄砲さも持っていてほしいなーと思います。
本来プロレス止める立場なのに、気張ってやっちゃったり。
そういう矛盾があった方が萌えます。

20051007(Fri) 
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前髪切りすぎてしまった藤井さん。
2年位前に長谷川さんと電話で話している時、一時期流行った「○○の秘密」的特定ジャンルの考察本?(あの非公式っぽい本)の話になりました。
それで長谷川さんが
「SDの秘密っぽい本に、確か流川の彼女が藤井さんだっていうような事が書いてあった」
と言ったので、流川のクラスメートの女子の如くリアルに
「何それ!付き合ってるって事!?証拠は?根拠は?意味不明なんだけど!」
と逆ギレに近い動揺の仕方をしてしまったことを、これを落書いている時に思い出しました。
流川は限りなく二次元の初恋に近い人なので、もうなんていうか存在そのものが私をナーバスにさせる……。


基本的にログに収容するのは最新5件から流れた絵がいくつかたまってから、という感じなのですが(あと気が向いたものだけ)、先日の藤形マンガをきちんとした流れで早く読みたいと仰って下さった方がいらしたので、少し早いけどもう収容しました。

あと結構前から「神清について書いてください」というご意見も数通頂いているので(ありがとうございます)、近いうちに書きます。
いつもオススメのマンガ(あれすごいですね。びっくりしました)とか、感想とか、本当にありがとうございます!
打てば響くからやってて本当にやりがいがあるなぁ。

20051006(Thu) 
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ロッカールーム翔陽編。
藤真のセリフで「ムカつくから」が妙に強調されてるように見えますが、これはあとからPC上で付け足したもので馴染んでいないだけです。
別に藤真が花形にめっちゃムカついてるわけでは……まぁそれでもいいんですけど……。

花形って制服のシャツの下に、ランニングシャツと一般的に言われるものを着ているんじゃないかと思う。
花形の広いYシャツの背中から、だっさいランニングシャツのラインが透けて見えてたら最高じゃねーの……。
もう少し寒くなったらランニングシャツじゃなくて半袖の肌着(!)になります。
あと靴下も藤真は踝が隠れるか隠れないかみたいな靴下を履いたりするんですが、花形は灰色や黒の妙に薄い伸びる素材の靴下を履いてたらいい。
ということを踏まえて。

女生徒A「お父さん、これプリント」
花「…………え」
A「あ、ごめん。間違えた」

男生徒B「父さん、それ取って」
花「…………え」
B「あ、ワリィ。間違えた」

みたいな感じで、皆にうっかりお父さんと間違えられてたらいいのになーと思いました。
並のお父さんより二周りほど巨大ですが、花形の身につけている親父アイテムと地蔵のように自分からは物言わぬ様が、色んな家庭のお父さんをそこはかとなく彷彿とさせ言い間違いをさせたらいいです。
それでもう花形はクラスの人から「お父さん」と呼ばれても、元々突っ込むタイプじゃないのに加え、そんなに動じない性格がたたっていちいち否定しなくなります。
それで藤真(花形と藤真って違うクラスだと思うんですよね)の前で、クラスメイトに「お父さん」と呼ばれる花形。

C「お父さん、プリント提出で、お父さんのだけないんだけど」
藤「おとうさん!?」
花「あ、あぁ、ごめん。今出す…………はい」
C「はい、確かに。じゃね」
花「ありがとう」
藤「…っだはははは!なにお前、お父さんとか呼ばれてんの!?」
花「呼ばれてないよ」
藤「何普通な顔してとぼけてんだよ。今思いっきり呼ばれてたじゃねーか」
花「いや、あれは間違えてるんだよ」
藤「お前の言う理屈って意味分かんねー。つーかお父さんて。ははは。お父さんて!ははは!(←笑い上戸)オレも今日からお前のことお父さんって呼ぶわ」
花「……」
藤「オトウサン、部活デスヨ。体育館イキマショウ、オトウサン」
花「……」

フィリピン人ホステスが言うところの「シャチョウサン」と同じアクセントで「オトウサン」と花形に言う藤真。

あと藤真は基本的に花形におごられる事はあってもおごる事はないのですが、この一件があってから初めて花形に物を買ってあげます、マンダムのヘアトニックを。
部活の後シャワー室でシャワー浴びて、頭をタオルで拭いている花形にいきなり

藤「スキッと刺激。血行を良くしフケ、カユミを抑えます!」

と言いながら、ヘアトニックを頭からかけて髪の毛わしゃわしゃかき混ぜたらいい。
花形、頭をガクンガクン揺さぶられて両目が古典マンガのように数字の3に。
それで普通に服着て帰ろうかってなるんですが、一志がボソッと言います。

一「なんかお父さんの匂いがする」

普段ギャグっぽいこと言わない一志のその発言に藤真や永野や高野はギャハハハ!って笑いますが、当然伊藤卓は笑えません。
他の1年2年も校門に向かう途中で花形等とすれ違う時、口では
「ウォッス!」
「お疲れっした!」
とか言っているのですが、皆心の中では「お父さんの匂いがする」「何かお父さんの匂いがする」と思っています。
でも言えない1〜2年。

そして花形帰宅。
居間で『ちゃお』を読んでいる妹。

「あー……人間山脈が帰ってきた……て、クサ!兄貴何かクサ!ヤダヤダ、何かつけてるの?さいてぇ!ちょっと何色気づいてんの?ちょうフケツなんですけど!ちょうちょういやらしいんですけど!ちょっ!触らないでヨ!(花形は別に触ろうともしていない)あーもうマジでゲンメツ……。あたし、兄貴がそういう事する人だとは思わなかった……。アタシが深紅のルージュやバイオレットのマニキュア買ってきた時、『どぉ?』って言っても『まだお前には早いんじゃないか』とかゆったカタブツの兄貴(当時妹は13歳)……それがどぉ?香水つけてお帰りですか。あーもうマジでブルー。チョーブルー。So ブルー。あーいやらしいいやらしい!(自分の肩を抱いて身震いしながら)お、お、おお女の人とそそそそそーゆー事してたクセに、どおしてあたしの前にそんな自分は聖者デスーみたいな顔して現れる事ができるのかしら!?どーゆー神経してんだかね、ハッ!何よその顔。まさかあたしが、『赤ちゃんはコウノトリが持って来てくれるもの』だと素直に信じているネンネだと思ってんじゃないでしょーネ?ハン、とんだ道化(ピエロ)ね、兄貴。残念、あたし、知ってるもん。もうオコチャマじゃないの。いつまでも兄貴の考えてるような、ちょこれーとぱふぇが大好きなあたしじゃないの。もういい!!(急に金切り声)あたし、エンコーしてやる!!」(バッドばつ丸の財布を引っつかんで家を飛び出す妹)

この後家を飛び出した妹を探して、部活後の花形は2時間走り回りますが、当の妹はコンビニで『ピチレモン』を買った後、隣の家の友達の家でダベっています。
私本当に花形好きだよ……。
とにかくあらゆる方法と手段と様式でもって困らせてやりたいくらい好きだよ……。
でもきっと花形自身は困ってないんだと思う。
花形ってきっと、受け身と言えばそれまでだけど、人類史上類を見ないほどの極めて高水準な適応能力の持ち主なんじゃないだろうか。


あ、そうだ。最近車の中でTMGE聞いててふと思ったんですけど、先日
「水戸洋平は『雄』だ。洋平以外の生き物は総じて『雌』でも構わない」
と言いましたけど、なんていうかこれはチバ幽助(一発変換。すごい。チバさんが霊界探偵に……)を前にしたらあまねく女子はマゾ化してしまうのと同義なんじゃないかと思いました。
だってこの人に「サノバビッチ!」(どーでもいい余談ですけど、何でか私この単語のこといつも「サノビバッチ」と言ってしまうし書いてしまう。日常的に使わない単語だから別に不自由してませんけど)とか「黙れブスども!」とか言われて膝を折らない婦女子がいたらお目にかかりたいものじゃないですか。
別に水戸洋平とチバ幽助が似ているとかそういうんでは全くないんですが、問答無用で人に頭を垂れさせる何かが両人にはあるよなぁ……という話。



えーとこれも先日ですが、藤形マンガをちょっと描いて載せてみたんですけど、感想下さった方ありがとうございます。
どれも嬉しくデレデレしながら拝見しております。
それで「終わり方が余りにも苦しいので、いつものようにCOLOさんの解説をください」というご意見を頂いたので、それは大変!解説しなきゃ!と思ったのですが基本的に私は匙を投げる時だけ豪腕というタイプなので、投げっぱなしだから解説とか上手くできないなぁ……。
ここでの「解説」は「フォロー」っていう意味ですよね?
もう傷口に塩どころかレッドでホットなチリ・ペッパーを塗りこむようなこと言って本当に申し訳ないですけど、もしあの設定の藤形マンガで続きを書くとしても、この二人は結ばれないと思います。
ご、ごめんなさい。
違う始め方していれば違う終わり方もあるので如何様にも転びようはあるんですけど、あんな感じの始まり方だったらもう絶対に二人が結ばれる事はないと思う。
ていうか、私のオフ活動をご覧になった事がない方は心底意外でしょうけど、私は結構毎回陰気な話が多いです。(床にのの字を書きながら)
今までに40P以上になるストマンは4回描いた事があるんですけど(そのうち1回が90P弱ので、私はもうこれを超える話は描けないとこっそり思っている……)、
1、友達にすらなっていないまま終わる学園メルヘン(サンゾロ)
2、攻めが死んで何でか知らないけどお化けになってフラフラ会いに来るトンデモパラレル(せんべ)
3、何一つ救いのないまま片方が転校する陰鬱リリカル(ジロオシ)
4、「はじめまして。あなたのかげぼうしです」中略「十七年間誰にも話しかけられることもなく、笑いかけられることもなく、ただじっとそこにいたのだろうかと」中略「僕のにじんだまぶたに鮮やかなかげおくりがうつって消えた」END...(立田)(説明になってない)
という、闇・闇・闇・闇のダークネスオンパレードです。(聞かれてもいないのにこういう事言うの死ぬほど恥ずかしいんですけど、上記のものは全部完売済みなのでお問い合わせはご遠慮ください……)
何か性格出るよな……こういうところに……。
というのも、藤形から話がそれてしまって申し訳ありませんが、はっきり言うと私は結ばれないのが萌えるからです!ごめんなさい!
読む分には二人がくっついて幸せにしている話は大好きで、自分でも浮かんだら描く事もあるんですけど、描く方になると一転してアンハッピーエンド萌えになってしまうんですね。
これはあくまで個人的な萌えの話で、他のやおいCPを書いてらっしゃる方に対して物申す!とかそういうのでは断じてないのでそこら辺は誤解なきようお願いしたいのですが、個人的に男子高生でホモカプ描くとしても「好きだぜ!」「オレも!」「そんじゃキスしよう!」「OK!」「ついでに犯っちゃうかぁ!?」「ここでか!?」「そう!」「まいっかぁ!」「おう!」みたいな展開にはならないと思うんですね。
ていうかどんなやおいでもならないだろうよ、こんなジェットコースターロマンス。
えーとまぁそれで私の萌え的傾向でいくと、攻めと受けのどちらかがノーマル(でも基本的に両方ノーマル)か、攻めも受けも両方お互いが好きなんだけど抜き差しならない状況で二人ともそれを言い出せないとか、もう会えない状況だけどよーく考えてみたら俺はあれが好きだったとか、そんな感じのが萌えなんです。
恋は過ぎ去った日の花火なんです。
アスファルトに落として溶けてしまったソーダ味のアイスなんです。
そういうのが私の萌えなん……で…す……。(今猛烈に我に返り恥ずかしいです)
こんなに好きなのに報われないっていう、どうしようもない想いに悶える男子高校生が三度の飯より好きです。

そう、だから話は先日描いた藤形に戻りますが、この続きとして藤形でマンガを描くことはもうありませんが(あのマンガに続きはありません、という意味です)、多分あの後藤真はもしも花形に彼女ができたら(みみみみ認めません!!)、その彼女を寝取ってしまうと思う。(えーとでも基本童貞萌えなんですけど)
花形の彼女(何て動揺する響きだ)とするキスで、藤真は間接的に花形とキスをしているような気分になる。
花形の彼女の髪に顔をうずめて、花形の匂いを探す。
花形の彼女の上で動きながら、そういう時の花形を想像する。
藤真にとって花形の彼女は「花形の彼女」以上の個性はなく、きっと名前すら覚えていないです。
それで藤真がキスの時あまりにも執拗だから、花形の彼女は「必死だね」って笑います。
すると藤真は「必死だよ」って下向いて言うと思う。
そう、藤真はいつだって必死なんです。


ハッ!
ていうかこれ全部嘘ですから!
花形に彼女いませんから!!
藤真も童貞ですから!!
みみみ認めませんから!!


20051005(Wed) 
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今度月9でやる新ドラマに非常〜〜に思い入れのある役者さんが二人も出ているので、CM見る度に「キャ!!」と見えてもいない胸元を隠すように己の肩を抱いている毎日なのですが、それとは別にCMで流れるナレーション
「おねえちゃん警報発令」(BYみらい君)
に、異様に長い舌で舌なめずりしながら瞬きしない蛇の様な瞳孔をぎらつかせています。
物の怪とだって化すわ!
ブラウン管越しに手袋投げつけられた(貴族の決闘状)と解釈してもかまわないですか、これは。
私3年前から「おにいちゃん警報発令」しまくって、常に事態はレベルA。
けたたましいサイレン音と共に、恐怖心を煽るような赤いランプの点滅が繰り返されているような世界に住んでいるので、テレビ見ながら「イモドリが市民権を得る日もそう遠くはないのかもしれぬ……」とほくそえんでいます。
やー……やばいだろ、これ。
見るよ。見ます。見れば?(フランクに)

ちなみに大昔の日記で書きましたが、イモドリ初級編として『私立探偵濱マイク』の映画版(絶対映画版)三部作を再びオススメしておきます。
これ、長くほの暗いイモドリ道の導入部としては、非常に分かりやすくキャッチーです。


そういえばどーでもいいですが、「おねえちゃん警報発令」と打って、『きんぎょ注意報!』というマンガがあった事を思い出しました。
小学生の時好きだった……。
当時、手の施しようがないくらいに歪んだ模写に励んでいました。
小学生のやる模写って、大概破壊力大ですよね。
あ、それでこのマンガの中でよくポテトチップスが登場してくるんですけど、それを「ぽてち」と表記するんですね。
皆ぽてちぽてち言ってた。

今、牧さんに言わせたいセリフ。

「ぽてち取ってくれ」


20051004(Tue) 
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あと1枚つづく。

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つづく。

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つづく。





角曲がったら出会い頭に露出狂、みたいな唐突さですが、もしも藤真がふしぎ遊戯の鬼宿だったら……と思いました。




資料ほぼゼロなので模写として最低な上に、こういう描き方だと金髪に見える。
昨日ブックオフ行った時からくりサーカス立ち読みして泣いてないで、ふしぎ遊戯買えばよかったです。(こういうパロやるためだけに買ったマンガがうちに何冊もある)
中学生の時友達から借りて読んだだけなので記憶がかなり曖昧なんですが、鬼宿って額に鬼の字があるんでしょう?
以前「もしも藤真が鬼宿だったら」という話をとち狂って一方的にした時、「藤魔」というときめきネーミングをヤベさんから授けられたのでうっかり萌えてしまいました。
藤魔…………ちょ、悪い男の匂いがする…………。

主人公のやたら自己犠牲精神が強い女の子は誰をキャスティングするにしても違和感は否めないので、ここは一ついっそ花形でいいと思う。
本の中に吸い込まれてしまう花形。
伝説の朱雀の巫女とか言われてしまう花形。
朱雀の巫女を守る使命を持った朱雀七星士という輩に、何だかよく分からないまま守られる花形。
青龍七星士と流れで戦う事になる花形。
朱雀召還の儀式でいやらしい装束を着せられる花形。
事ある毎に汚されそうになる花形……って、ににに逃げてお兄ちゃん!!(『四神天地書』を引きちぎりながら)

多分全部花形は「……はぁ」と言って、何となくこなすんだと思う。
ふしぎ遊戯で主人公の美朱というキャラが、やたらめったら貞操の危機にあっていたので「事ある毎に〜」って書いてしまいましたが、かかか仮に花形が貞操の危機(白目むきながら打ってます)にあったとしても、身体能力的に余裕で回避できるという事を差し引いても
「あー……とりあえずやめてくれませんか」
っていう、荒くれ男どもにしてみたら服の引ん剥き甲斐がねぇぜ!的な展開になるんだと思う。
ていうか花形のでっかい手でビンタでもされたら、大体は一発で脳震盪だ。
やだ、キュン…………。(額に手を当てて溜息)
あと藤魔から「永遠我愛弥(最後の漢字は本当はにんべん)」と書かれた手紙を手渡される花形、というのも私的には外せません。
藤魔の字って、きったないんだろうなー!


あとふしぎ遊戯のあらすじを色々調べていたら、鬼宿が自分が本の中の登場人物である事にショックを受けるエピソードがあったらしいんですけど、「そりゃショックだろうよ」とウケてしまいました。
でもこれが藤魔だったら、

藤「マジかよ……。オレ、本の中の登場人物なのかよ……」
花「…………うん」
藤「マンガかな?」
花「…………あ、どうだろ」
藤「お前マンガとか読まねーの?」
花「読むよ」
藤「どんなの?」
花「新聞の4コマとか」
藤「だははは!つまんねー巫女!!」

みたいな感じになるのかなー。
もうそろそろいい加減自分がどうしようもない事言っているのに気づいてますが、第2部では藤魔がいきなり記憶喪失になったらいい。
ていうか本当に記憶もおぼろげなんですが、第2部では確か現実世界に鬼宿が記憶喪失になってきていた(前世?)んですけど、この場合藤魔が本の中の登場人物ゆえ、戸籍もない、金もない、住居もない、というとんだ生活能力の低さを発揮して花形のヒモみたいな生活を送ることを余儀なくされたらいいですよ。
もう何でもいいですよ。



前の日記でチラッと書きましたけど、今深夜に放送されている24のシーズン3が油断していたから逆に面白くて、カフェイン摂取しつつ頑張って見ています。
シーズン1しか見た事ない上にこちらも夢うつつで見ていたのでよく分からない事が若干あるんですけど、でもいい、エドモンズがいればそれでいい……。
この人の頭の形って完璧なんじゃないですか。
坊主好きの方は必見な、「母なる惑星(ほし)……the earth……」と呟きたくなるその曲線。
横顔のシルエットは著作権申請できるような美しさです。
首に浮かぶ筋とかマーベラス。
坊主の人を一番引き立たせる服装って、ロングTシャツなんだな!とこのドラマ見て確信しました。
1話2話あたりのジャックに対して全幅の信頼おいてる感じがすごいカッコよかったです。
今のところのお気に入りシーンは1話の「喜んであなたの弾除けにだってなるけど」と、2話でジャックに「チェイス!やれ!」とけしかけられ、それに忠実に従い敵の傷口を拷問的に踏む、気高き孤高のドーベルマンを連想させるようなシーンです。
こんなドーベルマンいたらほねっこ買って破産してもいい。

私はこれから読み始める推理小説の犯人を先に言われても全く腹が立たないタイプの、ネタバレに関してのみ心が広い人間なので、シーズン3のネタバレも見かけてしまい「おおぉ!」と動揺してしまいましたが、エドモンズ見たさにしばらく夜更かしします。


20051002(Sun) 
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「テニスの王子様ミュージカルの公式サイトが面白いよ」と以前言われたのを、先日電撃的に思い出し見にいってみました。
あら〜ジロちゃん可愛いでないの……とデレデレ見ていて、私は氷帝ではジロオシなので次に忍足役の人のコメントを見てみたんですが、役の人がなりきっているんだか滑舌が悪いんだかそれとも私の耳が悪いんだか定かではありませんが、上のマンガのように聞こえてふきだしてしまいました。
3回視聴して、ようやく「関西人」と言っていることが分かった。
でもこれ絶対「三歳児」って聞こえると思うんですけども。


昨日の夜に更新しようと思って用意したものがあったんですけど、何でかネットに繋げなくなってしまいました。
「きっとサーバー障害だろう」と別に気にもせず深夜にやってる24にうつつを抜かしていたんですが、15時間ほど経っても繋がらずようやく「これはサーバー障害ではないのかもしれない」と気づき、さっきまで死に物狂いで色々弄ってまたなんとか繋がる様になりました……。
あーもうどっと疲れた。
夜にまた更新します。




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