20051031(Mon)
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| 文章にすれば3行で終わる所を3時間近くかけて図解。 洋平にこのセリフが言わせたかっただけです……。
サイト開く前に「三井受けも好き」と書いてたんですけど、何人かの方に三井受けについても語ってくださいと言われていたので、今回ちょっと書いてみました。 3年前に初めて買ったSD本も思えば三井受けだったような気がします。 三井はもう金太郎飴の如く、どこを切っても受けだと個人的に思っている。 三井を泉に落としたら女神が引き上げてくれるのは、襲い受けな三井、誘い受けな三井、無自覚ノンケ受けな三井、の三種でしょう。 DEAD or DEADばりの選択肢のなさ! でもそれくらい三井は哺乳類ウケ科の生き物だと思う。
そして三井受けだったら私は洋三が好きです。 今私の中で第一次水戸洋平大戦が勃発しているという事も手伝っていますが、多面的に見たとしても洋平がSで三井がMというのはもう第一印象から決めてましたァ!(勢い余って土下座) 前にも書きましたけど7巻で洋平が三井に言うセリフ、 「おい…まだだぞう。立てよ」 この「だぞう」の伸ばした「う」の辺りに、全身の毛という毛が総毛立つようなサディスト感が現れていてもう本当にたまりません。 洋平様!罵って!
えーと洋平といえば花道だし、洋平は花道のこと大好きだと思うんですけど、花道は洋平の中でサンクチュアリなんですね。 私はこの二人の事を考える時、『鉄コン筋クリート』(このマンガのせいで鉄筋コンクリートという単語がスラスラ出てこなくなった)のシロとクロを思い出します。 有名なマンガなので皆さんがご存知であること前提で深くは言及しませんが、クロはしっかりしている子どもでシロはそのクロに守られて生きているようだけど、実はシロの天真爛漫さに救われていて守られているのはクロだった、みたいな(単行本全3巻が身も蓋もなく…)感じです。 洋花もこんな感じだと思う。 絶対汚す事は許されない聖域であって、肉体関係とかとんでもない感じがいい。(でも他の方の洋花を読むのは大好きです) 花道は性欲の対象には絶対ならないで、ただひたすら無償で守るべき存在だと洋平は思っているんじゃないかなぁ。 以前どこかでSD関係の100の質問を回答しているサイト様がいらしたんですけど、その中でものすごい萌える質問がありました。 調べてみたんですけどその100質が見つからなくて、手元にきちんとしたあれがないのでうろ覚えで申し訳ないんですけど、「問.花道と洋平、ケンカしたら強いのはどっち?」みたいな質問でした。 この質問に答えたいがために30分ほど真剣に色々探し回ってしまいましたが、SDの100質なんて私1ヶ月かかっても答えられないから断念して正解だったかも……。 妄想バトン2問目で断念した前科があるので……。 えーと、それで肝心の「どっちが強いか」論ですが、結論から言うと私は洋平だと思います。 花道の方があらゆる面(握力や脚力等)で数字は上回っているんだけど、でも洋平だと思う。 例えば柔道とかボクシングとかK−1でも何でもいいんですけど、そういうルールがある上での格闘だったら1RKOくらいで花道が強いんだろうけど、ケンカだったらルールはないから洋平だと思う! 花道はすごく優しい子だから、例えばケンカしている相手が「まいった」を言えばそこでやめると思うんですね。 でも洋平のケンカはルール無用の残虐ファイトだと思う。 「まいった」言われてもそんなん知るか! 使えるものは何でも使う! 砂利引っつかんで目潰しもする! 時計握りこんでメリケンサック代わりにする! とにかく自分と自分が大切にしているものに危害を加えようとする者は完膚なきまでに叩き潰す!という感じなイメージがあります。 それでそんな事したら人から恨まれるし嫌われるし報復される可能性だってあるんですが、洋平にはそういうのを全部受け止めて尚残酷でいられる部分があるような気がする。 例えば花道だったら人の心の機微に敏感な子っぽい(とにかく花道は優しいと思う。ひたすら盲目的に優しいと思う)ので、たとえ敵だったとしても死ぬほど恨まれる覚悟はできないんじゃないかなぁと。 でも洋平はそういうダーティーなものを受け止める器が先天的に大きいので、肝が据わっているというか覚悟ができているんだと思う。 ていうか私何で洋三の事書こうとしていたのに、洋花についてこんなに熱く語っているのだろう……。(遠い目)
えーまぁそんなわけで洋平は自分の大切なもの以外にはドSだと思うんですけど、三井は自分に対してMだと思います。 膝を故障して分かりやすくグレた時も、一見グレた方が楽だからそっちの方に逃げたような気もしますが、でも実はグレた方が辛いっていうの分かっていて、でも自分を許せなくて自らを痛めつける方へ痛めつける方へ進んでいったように見えなくもないです。 そういう二人が出会うと、もう暴力がセックスなんだと思う。 私は極端な痛がり屋で自分が痛いのも他人が痛いのも耐えられないので、そういう暴力の描写をエロス的に書けないからそういった意味では読む方専門なんですが、これは普通のHより相当倒錯したエロスになるんじゃないかなーと思います。 洋平は地面に這いつくばった三井に対して、革靴で顎を持ち上げさせながらすごく優しい声でひどいこと言ったりしたらいいです。 「あーあ痛そう。三井サン、可哀相に」 自分がやったくせにそういう心にもないことを言う。 でもその声音は寝台で囁かれる睦言かと錯覚するくらいとろけるように掠れた声なんです。 三井はそれを聞いて、自分を痛めつける度に全てから許されるような間違った感覚に襲われ、内心ゾクゾクしながら血の混じった唾を吐く。 洋平もまた生産性のないことしている自分に嫌気を差しつつ、三井の瞳の奥に「許されたい」という独りよがりかつ歪んだマゾヒストな面を見つけてしまって、天性のS心が疼いてしまうんじゃないかなーと思います。
また機会があったら洋三についても書きたいと思います。
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