俺の眼鏡を超えてゆけ

20051231(Sat) 
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オヤビンと俺その2。

〜補足説明〜
・西小→西小学校の略
・オヤビンが両手で持ってるおやつ→チューペット
・食べ方→ちゅーちゅーちゅぶりらちゅぶりらら


サイトが消えてびっくりさせてしまったみたいですみませんでした。
私もびっくりしました。
あとサイト消失マジック記念(不吉)でトップの絵を久しぶりに変えたら、沢山(2以上が沢山だし時と場合によっては1から沢山という女です私は)反応頂けて嬉しかったです。
ありがとうございます。
それからご質問頂きました前回置いていたトップの行方ですが、ログに収納するくらいまた絵がたまったら収納したいと思っております。
少しでも気に入って頂けていたのならすごく嬉しいです。
ありがとうございますね!

えーとそれで友達に言われてものすごくびっくりしたのですが。(「早く言ってよ!」と噛み付いた)
このサイトのトップ、上手く表示されてない方どれくらいいらっしゃいますでしょうか?
Macの友人に「画像以外の画面が真っ暗になっている」と言われたんですけど、ひょっとしてMacユーザーの方には皆真っ暗に見えているのかな。
「私にも真っ暗に見える」という方がいらっしゃいましたら、よろしかったら使用OSとブラウザ明記の上ご一報下さい。
よろしくお願いいたします。
えーでも原因お手上げなんですけど……。
場合によっては何か考えないとなぁ……。


先日例によって例の如く長谷川さんとメッセしたら、凄まじい洋三ボムを投下されたのでとち狂って二人ともリアルタイムで、
C「ちょ、私今洋三って単語登録するよ!」
長「私もするよ!」
みたいな事になりました。
そもそも3年前に私が初めて買ったSD本は洋三で、その洋三サークルさんをオススメしてくれたのが長谷川さんなので、洋三に関しては同じ釜戸の飯を食ったというより同じ産湯に浸かったという感じです。
それで長谷川さんに教えてもらった個人的ゴッドオブ洋三があらせられるので、その人を超える洋三なんて書けるわけがないというわけで今までスルーしてきたけど、年明けくらいからちょっと呪縛解いてみたいな……無理だろうけど……と思います。
あんまりすごい二次創作見ると、それで満足してしまって自分で書こうとしなくなる、の典型だな洋三は。
でも少し描いてみたい。
超える超えられないで言ったら当然超えられないので、縦にジャンプしないで横にジャンプする事にします、私は。
あと洋平については、石油掘り当てる気かよというほど大掛かりな装置とか総動員して、あの鬼の様なカッコよさを掘り下げたいです。


チャットについて。
私いつも当日にいきなり「チャットやります」と予告なしに設置して始めてしまうんですけど、今回は少なくとも前日にはここで告知して始めたいと考えています。
絵茶じゃなくて字茶の予定。
何故なら絵茶の設置方法が分からないのと、私がペンタブで絵を面白いくらい描けないからでぇ〜す。(しけったクラッカー打ち鳴らしながら)
初めてペンタブ買った時接続が上手くいかなくてまったく使えず、友達に電話で泣きついた事があるのですが、なんのことはない、私はパッドに向かってペンタブを走らせずにモニターに向かって直接書いていたという過去があるくらい、基本的にペンタブとの相性は悪いです。
「か、可愛いじゃん……」と引き気味のあの友の声が、ペンタブ見る度蘇ります。
か、可愛いだろが……。(黒目が右往左往)

今のところ1月の第1週のどれかくらいにやりたいなぁと考えています。
できたらいいな。


2005年はこれでおしまいです。
私の拙い発信にお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました!
引き続き2006年も何卒よろしくお願いいたします。
来年も皆様にとっていい年でありますように。
私にもいい年でありますように。(本音)

20051230(Fri) 
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牧さんと信長の893パラレル。

以前SHAKAやんに「信長が牧さんの事『オヤビン』って言ってたら可愛いね」と言われてゲロ萌えだったので。


まだ全く予定は未定の段階なのですが、年明けたらもしかしてチャットやるかもしれません。
やるとしたら申し訳ありませんが、ある程度の年齢制限(18歳以上)を設けると思いますけど、もし設置しましたら遊んでやってください。

20051229(Thu) 
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ほ〜ら、不思議!サイトが消えたよ!

つい最近もサイトが消えて同じような事言ったような気がする……。
昨日の夜数時間ほどサイトが閲覧できない状態になってしまい、申し訳ありませんでした。
更新しようと思って行ったらサイトがなくなっていたので、このサイト消失マジックで一番驚いているのは多分ステージ上にいる私でした。
以前ロリポップで100%向こうの手落ちでファイル全部削除、そして誰もいなくなった……みたいな信じられないヘマをやらかされた事があるので、今回も「すわ!悪夢再び!?」と気色ばんでしまいましたがすぐに復旧したからよかったです。
そして今回は多分私のミスだと思う……。

そういやあの悪夢は今年の夏コミ前だった。
そして今回は冬コミ前。
何だよ、このタイミング……。
ていうかもう本当にロリでもポップでもない仕打ちだった、夏のアレは。
ロリポはサイト行くとすごいファンシーなデザインで出迎えられますよね。
星とかもう無数に飛び交っている。
でも一連のファイル全削除(ID&PASS制で運営しているものだったので、500人分のIDとPASSも吹っ飛んだ)の件があってから、ロリポのサーバーサイト行ってもからくりサーカスみたいな映像が脳裏に浮かびます。
あのランプ持ってる小人のおじいさん?みたいなやつが、カタカタカタカタと口をゆらして首を360度ぐるぐる回転しながら、「キシャシャシャシャ」と私を嘲っているような気がする。
それに比べてさくらインターネットはすごい対応が早くて感動しました。
年末年始なのにびっくりした。


それから当サイトへのリンクについての記述をもう少し詳しくしました。
あんまり小うるさい事言いたくないな……という自分の良い顔したがりなアレがたたり、最近困った事が立て続けにあったので、もう少し大きな声でいう事にしました。
以前から「検索避けされているサイト様のみリンクフリー」という記述はしてあったのですが、どうもご覧頂けていないのか……。
一人や二人だったら直接メールでハウツー込みの耳打ちもできたのですが、桁が一つ違うので最近疲れてきてしまいました。
言うまでもありませんが、検索避けができないブログからのリンクや、パドタウンのようなコミュニティからのリンクもご遠慮願います。
ご協力の程、よろしくお願いいたします。

でもリンク貼って頂けるというのは気に入って頂けているという事なので、そこには本当に感謝しております。
ありがとう、すみません。

20051225(Sun) 
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修羅のようにカッコいい洋平様シリーズ。


この洋平のセリフは『G戦場ヘヴンズドア』の町蔵というキャラが言ったものです。
絵が癖のある感じなので読まず嫌いするというか、好き嫌いが激しい感じだとは思うのですが、一旦開いたら最後、最後までグイグイ引っ張っていく筆力は凄まじいものがあるのですごくお勧めです。
ていうかものすごい有名なマンガなんだが。
今私「ちょっと聞いて〜!もうすっごいすっごい美味しい料理食べたの。皆は知らないと思うんだけど、一部では有名な料理みたい。名前?ハンバーグ!」と言っているような気分です。
そしてこんないいマンガ読んでる時、私が思ったことといえば「この町蔵のセリフをもしも洋平が言ったら……」というものでした。
謝れ!

G戦場のネタバレになってしまって申し訳ないのですが、町蔵はこのセリフを年上の女性に言います。
その年上の女性というのが父親の愛人で、町蔵はその愛人と父親に隠れて肉体関係を結んでいたんですね。
そして愛人と決別するシーン(G戦場での場面は踏み切り)で上のセリフを言います。
すごいカッコいいマンガなのでよろしかったら是非に!



そして話は我らが洋平様に戻るのですが。
洋平にこのセリフを言わせたいがために描いただけなので、どういうバックグラウンドがあってのシーンなのかは頬袋に妄想という名の木の実を詰め込んでげっ歯類のようにきょとんとした顔で首を傾げるばかりです。
どーでもいいけど今この文章を打って、以前イベントで新刊落ちた時、お客様に「あの……新刊は……」と言われて、私は「どうなったと思います?」と首を傾げてすっとぼけた事を思い出しました。(その時隣にいたSHAKAやんはフォローをするどころか「当ててみて!」と言った)
あの時の「え……こっちが聞きたいよ……」という表情。
今モニター越しの閲覧者様がこの表情をされているのが、何かこうありありと浮かびます。

えーと洋平にとっての「セックスより面白い事」って何だろう……。
以前「もしも洋平が湘北バスケ部に入部していたら」というネタを書いた事がありましたけど、ぼんやり下書きしている時に「そのネタを引きずると今回のこれは『バスケ』になるのかなぁ……」と考えていたんですが、何かそこまで健全じゃないような気もしてきました。
ここは無難にバイクとかケンカとかなのかなぁ。

バイクだったらきっと洋平はすぐに頭文字Yとして、峠で伝説作ったりできるんじゃないかと思います。
私はバイクに乗った事ないので全く分からないのですが(以前原付バイクに乗ってみたくて知り合いの原チャを少し駐車場で運転させてもらった事があるのですが、サーカスのピエロの如く豪快なウィリー走行(事故)をかまし、「やめた方がいいよ……」と言われすっぱりあきらめました)、きっと中型とかにまでなればエンジンとかも色々凝れるんだろうし、跨った時にサドルから伝わるエンジンの回転数とかにもいっそエクスタシーになるんだろうか。
全然詳しくないのでバイク用語とか知識は間違っているの前提で聞いて頂きたいのですが、このコーナーではどうハンドルをさばいてどう身体の角度を傾ければスピードを落とさずに曲がれるとか、バイクの世界は色々奥が深そうなので洋平もハマったらとことん追求してしまうんじゃないかなぁ。
だっていい大人の男たちがあれだけ熱狂するんだから、きっと奥が深いんでしょう。
あと洋平の周りにはバイク乗りが沢山いそうだし。
詳しいことは何も知りませんが、言葉の響きだけで単純に洋平にはスズキのカタナというバイクに乗って欲しいと思います。
カタナ!
剃刀のように切れ味鋭い洋平の眼差しにぴったりなバイクですね!
そういう色があるかどうかは知らないのですが、色は黒がいいな。
夜の闇に溶けてしまうような漆黒のバイク。
妹としては事故を起こさないよう夜間目立つように黄色とかを薦めたいところですが、いつもは妹のワガママを比較的聞いてくれる洋平もこの時ばかりは聞いてくれないんです。(頭文字C、流れるようなステアリングでイモドリへシフトチェンジ)

妹「絶対黄色にしなよ!その方がいいよ!だって事故にもあいにくそうでしょ?」
洋「うーん」
妹「小学校低学年だと黄色の帽子かぶらされるじゃない?あれきっと安全だからなんだよ。目立つからなんだよ」
洋「だろうなぁ」
妹「私が小学1年生の時、お兄ちゃんあれだけ帽子は忘れずにかぶれって言ってたじゃない。ね?黄色にしてよ。ね?」
洋「……ごめんなぁ、今回ばっかはやっぱ譲れねーや」

何故なら黒のカタナは洋平の憧れの人が乗っていたからです……。
洋平の憧れの人、それは洋平が小さい時近所に住んでいたお兄さんです。
洋平はその人の名前は知りません。
でもその人は黒のカタナに乗っていました。
水商売の母親が深夜家に男を連れ込んで事を始めてしまった夜、洋平(@10歳)は幼い妹(@8歳)をおぶって公園にピクニックに行った事が何回かあると思う、というようなことを以前書きましたが、その黒のカタナのお兄さんは洋平がその時公園で出会ったお兄さんだといいです。
夜の公園は冷えるので(季節は別に設定していなかったけど、このネタでさすがに冬は辛いから初秋あたりかな?)、寝ぼけている妹をおぶってやってきた洋平はポケットの中の小銭を集めてコーンポタージュをいつも1缶買います。
妹と半分こするためにです。
でもある日かき集めた小銭が、コーンポタージュを買うためにあと10円だけ足りない。
コーンポタージュはたかだか120円?くらいだと思うんですが、10歳の洋平にはそれが重なると痛い出費です。
家に帰って引き出しの中を引っくり返せば10円くらいはあるだろうけど、家に帰ったら見知らぬ男と母親がやってるし、何より公園まで妹をおんぶしてきてしまったので妹は裸足です。
裸足のままで今もベンチに座って洋平がコーンポタージュを買ってきてくれるのを待っているのです。(自分で打ってて涙腺が緩んできました)
自動販売機の前で小さい掌に持ち合わせの小銭を全部並べて、途方に暮れる10歳の洋平。
すると背の高い男の人が洋平の頭上からチャリンチャリンと小銭を入れました。
気の強い洋平は小銭が足りなくて確かに買えなかったかもしれないけど、今自動販売機の前にいるのは自分なのに何だよ!と思って遥か頭上をキッと睨み返すのですが、その男は洋平の方をチラリとも見ずに低い声で呟きます。
「何飲むの」
洋平はびっくりして黙ったままです。
するともう一回男は言いました。
「何飲むの」
洋平はすぐに人の裏を読むような子どもだったので、何か裏があるんじゃ……とすぐにこの場から立ち去れるように男からは見えないように拳を握りこみました。
体格差では絶対勝てないけど、向こう脛や急所を思い切り蹴り上げればその隙に逃げるくらいはできるかと思ったからです。
すると男はまた言いました。
「あー……じゃぁココアでいいか」
その言葉に洋平は思わず
「違う!コーンポタージュ!」
と言ってしまいます。
男は「了解」と言って、コーンポタージュのボタンを押します。
洋平は「しまった……」と思う。
洋平の知っている大人は信用できる人が誰もいなかったので、大人はずるくて油断ならない奴らだと認識していたから、その大人に借りを作るなんて、しかも知らない大人相手にだなんて言語道断だからです。
洋平が差し出されたコーンポタージュを受け取れずに下を向いていると、その男は近くの植え込みの所にそのコーンポタージュを置き、「じゃ」と行って黒のカタナにまたがって去っていきました。
呆気にとられる洋平。
恐る恐るそのコーンポタージュを手にとって、念のため自分で毒見してから妹に上げます。
別に普通のコーンポタージュでした。
「おいしいね」と妹が飲んでいるのを尻目に、洋平は「そういやあいつ、深夜に子どもがこんな公園の自動販売機の前にいるのに、何も聞いてこなかったな……」と考えています。

それから度々その男とは深夜の公園で顔をあわすようになりました。
その日みたいに何も言わずにコーンポタージュを一缶おごってくれる日もあれば、少し離れたベンチで一人で缶コーヒーを飲んでいた日もありました。
いつもその人は黒のカタナに乗って公園に来ていました。
洋平はその人に自分から話しかけようとは決してしなかったし、またその男も洋平達に話しかけてくることはありませんでした。
だから洋平は男の名前が何であるかとか家がどこなのかは当然知らなかったし、男の方も子どもたちだけで何で深夜にこんな公園にいるのか、親はこの事を知っているのかなど、普通知っておかなければいけないような事は知りませんでした。
そういう奇妙な夜が1年くらい続いたある日、ぱったりと男は公園に来なくなります。
洋平は別にその男と親しくもなんともなかったので、ただ単に「最近見ないな」としか思いませんでした。
それで洋平が下校途中、オバさんたちが井戸端会議をしていて、その大きい声から期せずして男の名前が知れました。

「あの三丁目の××さんちの息子さんの話聞きました?」
「あぁあのいい大学にいったっていう?」
「違う違う。それは上のお子さんよ。下のお子さん。○○君」
「はいはい、あの不良の」
「そうそう。なんだか知らないけどさ、大きな黒いバイク乗り回している」
「迷惑よね。大音量でさ。こんな住宅地であんな物騒なモン乗り回してどういう気なのか知らないけど」
「それでね、その○○君、そのバイクで亡くなったのよ」
「えっ!交通事故?」
「そうなのよ〜こわいわね〜」
「まぁ〜、でもいつかやるなって思ってたわ私。とうとう…って感じですよ」

洋平はそれを聞いて、そのおばさんの買い物袋を蹴っ飛ばします。
買い物袋は吹っ飛んで卵が派手に割れました。
おばさんは突然のことに大きな悲鳴をあげて、「どこの子なの!?」と金きり声で洋平を罵りましたが、洋平は身を低くしてすごい速さで走って逃げました。
走って走って、それで初めて男に出会った公園の自動販売機まで行きました。
それで自動販売機の陰に拾った小石を3つ積み上げる。
「泣いてなんかやんねぇ」
そう呟く洋平の顔は、父親にどんなに殴られた後よりも辛そうに歪んでいたのでした。

〜FIN〜

…………あ、いけないけいない、目を開けたまま夢を見てしまいました。(ふゅ〜〜と額の汗を拭いながら)
もう自分がどこに着地しようとしているのか把握しないまま踏み切り板を踏み抜いてジャンプしてしまうので、いつものことですが収拾が付きません。
起承転結じゃなくて私はいつも起起起起です。
キキキキ。猿かよ。
えーまぁそんなわけで、洋平は黒のカタナに乗ったらいいんじゃないですかという話。
ちなみに妹はその黒のカタナのお兄さんのことは全く覚えていません。
そして洋平もあえてそれを思い出させようとしない。
というか洋平はそのお兄さんの話を誰にもしないと思う。
ていうかほんっと今更ですけど、これ全部「♪そうだったらいいのにな」ですから。
なんて悲壮な♪そうだったらいいのにな、なんだ。
我ながら目をそらしてしまいます。

それで洋平は一時期年上の女との情事(!)に溺れたらいいんです。
きっと時期的に妹に初潮が訪れた辺りだから、妹が小6として洋平中2。
え、中2!?
うんまぁ洋平ならアリだなと思わせるところが、洋平が洋平たる所以ですね。
ありえるありえる。
妹に初潮が来て、妹は初めて洋平に距離を起きたがります。
何でもかんでも世話を焼こうとする洋平というか、異性の兄弟が疎ましくなる。(洋平を疎んじてみた〜い(*^_^*)洋平を疎んじられるのってせいぜい妹と花道くらいだと思う……)
それで洋平は今まで妹の面倒見なきゃ、オレがしっかりしなきゃと思っていた緊張の糸が1回ブツリと切れてしまいます。
勿論修復されるのですが、でもその糸が切れた時期に狂ったように情事に耽っていたらいい。
てか、情事って。(薄笑)
家にも帰らず年上の女の家に転がり込んで、もう寝ても冷めてもって感じのただれた日々を過ごす洋平、おおおおお兄ちゃん目を覚ましてェ!!(カーテン引きちぎりながら)
それで上の絵のセリフは、その女に対して言ったものにすればいいジャンと、たった今耳元で妖精が囁きましたのでそれでEジャンと思います。
黒のカタナに乗ることにして、バイクの楽しさに目覚めてしまった洋平が、その女に対して言った決別の言葉。
あーよかった、なんとか着地できた。
長い滞空時間でした。

あと黒のカタナで峠を攻める洋平というのもギリギリギリ……と親指の爪を噛んでしまう勢いで悶絶ものですが、立ち入り禁止の波止場の第3倉庫に8時半チキンレースに挑む洋平というのも選べない、選べないよ……!
一時期洋平は自分が生きているという実感がなくて、無謀なチキンレースを繰り返していたらいいなぁと思います。
チキンレースって説明するまでもないと思いますが、例のアレですよ、度胸試し。
よーいスタート!で並んで全力で走り出して、その走り出した先には壁とか、例えばこの場合の波止場だったら海しかなくて、どちらが先にブレーキを踏むかという。
私痛いのすごく嫌いだしこういうのやる事に対してこれっぽっちも美学を感じないのですが、洋平に限ってはありだと思います。
オールウェイズあり。
それで洋平はチキンレースで当然次々と相手を負かしていき、影で
「あいつ人間じゃねぇよ……」
って言われていたらいい。
ブレーキギリギリまでかけないで、バイクの前輪がへりから少し突き出して海へ乗り上げていても、洋平は薄笑いを浮かべているからです。
でも洋平はその瞬間、限りなく「自分は人間だ!」と思っている。
生きている!と思えるのがその瞬間だけなの。
えーそんな洋平やだ……。(自問自答)
そんなんバイク取り上げます!
鍵隠しちゃいます!
今晩はお鍋にしよ!ね、お兄ちゃん!
今日は奮発してカニも買ってみたんだよ!(一人野球)(一人相撲を超える一人遊び)

20051224(Sat) 
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洋三。
この絵の一番面白いところは、クリスマスイブに描いて更新しているというところです。
笑ってよ、ほら。

こんなんが一番上って嫌だから、次を早く更新する!誓う!

20051223(Fri) 
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藤真。
君の目には銀河が輝きあふれてる。
君が救われないんなら世界中救われないよ!?(金切り声)


今からやらないともう間にあわないので、というかそう考えてもう11月?くらいからちょこちょこオンリー合わせで発行予定のSD本描いているんですが(別に大長編なわけじゃなくて、ただ単にまとまった時間が取れないから少しずつやってるだけです)、この前2年生の時の藤真を書くシーンがあってふと思ったんですけど、藤真は高1の時高3の女子と付き合って痛い目にあい、それ以降彼女作らなかったらいいなーと思いました。
以前から事あるごとに言ってますが、私は藤形なんですけど基本ノーマル萌えなんですね。
基本ノーマルなのに花形を愛じゃなくても恋じゃなくても君を離しはしないな藤真がいいんです。
えーとそれで話は戻りますが、高1の時にうっかり高3の女子と付き合ってしまう藤真萌え。
以前梨乃さん(当時のPNはギンカさん)に妄想バトンというバトンをまわして頂いて、そこで藤真声変わり妄想をした時に書いたネタなのですが。
藤真は中2の時母親に無理矢理つけられた女子大生の家庭教師に、「オトナの私がイケナイ事教えてア・ゲ・ル☆」的勘違ったアプローチを仕掛けられ、それがすごく嫌でトラウマになりかけていたらいいなーという話を以前書きました。
そのネタを引きずりますが、まぁそんなわけで藤真の女性観は捻じ曲がってしまったわけです。
でも女性観が捻じ曲がってしまったとはいえお年頃ですから、そういう事には興味あります。
女の子には興味ないんですけど、女体には興味がある。
それで藤真が翔陽に入学してきた4月、入学式で藤真のその整った顔を見た上級生女子は、マンガで転校生がやってきた!というお約束シーンのように廊下を走りながら「ニュースニュース!」とやります。

A「は?どしたの?」
B「ウィーン少年合唱団が入学してきた!!」
一同「ハァ?」

「何言ってんだか……」と思いつつ、興奮で高揚してしまっているクラスメートにせかされ、皆でそのウィーン少年合唱団とやらを見にいく上級生女子。
すると藤真(@前髪短い初々しい15歳)を見た瞬間、その場にいた全員の脳裏にハーレルヤ!ハーレルヤ!と黄金のチャペルが鳴り響きます。

A「確かに……確かにウィーン少年合唱団……」
B「でしょー!?」

みたいな経緯で、藤真が瞬く間に女子ネットワークを介して有名人になったらいいなぁと思います。
それで3年生に、皆の高嶺の花とされるマドンナ的存在の女子がいたらいい。
美人で勉強もできて運動もできて人望もある、そんな感じの女子。
藤真はそのマドンナから猛烈アプローチを受けます。
レモン差し入れたり、タオル差し入れたり、家庭科の授業で作ったケーキ差し入れたり、お弁当差し入れたり。
藤真はその度に2年3年の先輩たちからすごい羨ましがられます。
15歳の藤真には当然それが幼稚な優越感を満足させ得るもので、中2の時に「女はもういい……」と思ったトラウマも、「まぁ……別に……いいかな……」となってきます。
あと何より女体に興味があった。
それでめでたく付き合う事になるのですが、付き合った途端にその先輩女子が掌返したように文句ばかり言うようになります。
「バスケで帰りが遅くなるから一緒に帰れないっす。帰りに皆で何か食うし」
という藤真に対して、
「待ってるから一緒に帰ろ?それか私も仲間に入れてよ?ね?ね?」
としつこく言ってきて、「や、男だけだし」と断る藤真に対して泣きながら逆ギレみたいな感じの事が続く。
休みの日も疲れている藤真ととにかく会いたがる。
それでやたらと写真を撮りたがる。
藤真は写真を撮られるのがあまり好きではなかったのですが、最初は年上だし気を使って黙って撮られてたけど、ある日もういい加減嫌になってしまって「そんなに写真撮ってどうするんすか?」と聞きます。
マドンナはあっけらかんとした顔で、
「皆に見せるの」
と言います。
そこで藤真は急激にもともと少なかったマドンナに対しての興味がみるみる失せます。
マドンナは藤真が好きなんじゃなくて、藤真と付き合ってる自分が好きなんだという事が聡明な藤真には分かったからです。
それで別れを切り出すのですがまた泣き喚かれ、引っぱたかれ、散々罵られ、中2の時よりひどいトラウマを植えつけられる藤真。
きっと「私のどこが気に入らないの?」って泣いてる女子に、ズバッと「性格」と藤真は言ってしまうと思うなー。
それで結局女体に興味があったのに、乳をもむどころかキスの一つもしないで別れてしまう。
マドンナと別れたその日の夜、藤真は花形に会いに行きます。
花形は頬に手形をつけている藤真に何も聞かないで、一緒にマリオカートをやります。
藤真(クッパ使い)は花形が操作しているキノピオに向かってバナナの皮投げたり甲羅投げたり雷落としたりやりたい放題。
花形はゲームが得意ではないので(コントローラーが小さすぎる)、面白いように藤真の仕掛ける罠にはまってスピンします。
藤真大爆笑。
それで笑いながら「やっぱ女といる時より、ヤローといる時の方が楽しいなー。特にこいつ」と思ってたらいいな!
そしてその時高野は、FF7(古いほう)のティファ(@ポリゴン)でヌケルか否かの挑戦をしています。



ところで話は全く代わってしまうんですが、初めてサイトを立ち上げた2001年の8月に私は自分に対してとある掟を設けました。
『日記は6割の力で書く』
一番最初にやってたサイトの日記でちょろっとだけ書いたことありますが、基本的に今もこの姿勢は変わっていません。
全力でやると羽目を外しすぎるので皆に引かれるというのが最大の理由なんですが、まぁ色々思うところあってそういうスタンスでやっています。
悶々と呪詛を吐くが如く親の仇のようにキーボードを打っていても、実際アップするのって削ってその3分の2くらいになってるしなー。
自意識の強さを戦闘能力で換算すると、軽くスカウターはぶっ壊れてしまうくらいの過剰さです恥ずかしい!
そんな私が重りを入れた両手両足につけているリストバンドを外す時って数えるくらいしかないんですけど(自意識過剰だから。嫌われたくない)、数少ない全力が出せる相手というのが sofaの長谷川さんです。
長谷川さんとのメールのやり取りは日記以上に頑張ってしまい、お互い殺るか殺られるかの応酬みたいな感じで、日常的にそのメールの容量はテキスト形式なのに12kbに及んだりします。
おっまえ、どこまで両手が饒舌なんだよ!
そんな戦地で背中合わせに共同戦線はってきた友達を褒めちぎるのは、傍から見たらかなり寒いと思うのでそこは非常に申し訳ないなぁと思うのですが、でも言いたい!
今年は寒冬らしいから、少しくらい寒くなったって同じじゃない!(手榴弾のピンを口で引き抜きながら)
長谷川さんが藤真×花形テイストのSSを書いてくれました。
すっごいステキなので是非読んでください。

sofaの12月22日の日記から飛べます。
言葉のマジシャン長谷川の華麗なタクトさばきにしかと酔いしれろ!
私は迷惑な長文感想メールを送ったぜ!



唐突ですが。
以前怒ってると勘違いされたことがあるので定期的に言っとかないと不安になるのでまた言いますけど、メールフォームから本当に色々感想などありがとうございます!
すごく嬉しいです。
何回も舐めるように拝見しております。
なのに何故お返事を書かないかというと、レスもままならないほどの人気者だからではなく、ただ単に筆不精なだけです。(青海苔くっつけた前歯で薄笑い)
一方的に元気を搾取して申し訳ありません。
でもすごくうれしいです。
サイト運営の糧になってます。
ありがとうございますね。
これからも頑張ります。


えーとそれでまた質問頂いたのでお答えします。
いよいよ大喜利っぽくなってきた。


Q.COLOさんはブリーチもスラダンもお好きなようですが、もしもスラダンのキャラがブリーチに登場したらとか、死神たちがスラダン世界でバスケしたらを妄想することってアリですか、ナシですか?アリならぜひお聞かせください。

A.考えたこと当たり前ですがありませんでした。
が、ボール投げられたらスライディングでキャッチします。
そして暴投します。
考えました。
花形が尸魂界に行けばいいんじゃないでしょうか。
ルキアのポジションを花形(霊力皆無)に置き換えると萌えます。

・一護の部屋の押入れで暮らす花形。(197センチ)
・囚われの花形を奪還しに尸魂界に乗り込んでくる一護、チャド、石田、織姫。(「花形さんには敵わないな……」と考えている織姫)
・白装束で顔に布をかぶせられ護送される花形。
・牢屋の中で外を飛ぶ地獄蝶に話しかける花形。
・首につけた首輪(?拘束具の一種?)を自分より大分背が小さい市丸につかまれ引きずりあげられる花形。
・処刑台に張り付けにされる花形。
・処刑台から救い、花形を抱える一護。
・花形を恋次に投げる一護。
・花形をキャッチする恋次。
・花形をお姫様抱っこして逃げる恋次。

……今はこれが精一杯。(詰まってしまった万国旗を無理矢理引っ張り出しながら)


Q.「冬コミの原稿」という文字がありましたが、是非購入したいので、参加される予定、サークル情報などを教えていただけると嬉しいです。

A.2日目の芸能でスペース取ってます。
シンクロをする男子高校生にうつつを抜かしています。
終わらない僕らの夏……!
PNがサークル名の一部になっているので、カタログ見たらすぐ分かると思います。
男子高校生が三度の飯より好きですみません。
ちなみにSD本はオンリーで発行なのでこの日はありません。
もしそれを目的にしてらしたご質問でしたら、空振りさせてしまって申し訳ありません。



最後に長谷川さんと同じく電車の中で聞いた愛すべき高校生男子の会話。

A「あれ、なんかすっげーいい匂い。何だろうこの匂い?」(うっとりしながら)
B「あ、オレ」
A「テメーかよ」

桃のガムを噛んでいたみたいなので、それが辺りに確かに漂っていたのですが、それにしたって萌えだろ、それ。
男子高校生ってただちに絶滅危惧種認定して保護しなくちゃいけないと思うんですけど、私の心の檻の中に。

20051219(Mon) 
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小学生の頃のリョータとヤス。
リョータの髪の毛、あれはパーマかけてるんじゃないかなーという気がしてるんですけど、小学生の頃はかけてないんじゃないかと思う、という絵。
そしてヤスはとんでもなくなで肩なんじゃないかという絵。



唐突ですがリョータとヤスについて。
リョータとヤスってゴリと青田並の付き合いの古さなんじゃないかなーと思います。
だって23巻#200の扉にある湘北バスケ部のIH申込書に、それぞれのキャラの身長や生年月日や出身中学校の名前が書いてありますけど、途中で切れてるから完璧に確認はできないけど最初の一文字が同じだし、きっと同じ出身中学だと思うんですよね。
あとVS豊玉戦でヤスがリョータについて、
「小学校からPGのリョータに平面の勝負で勝てるわけがない!!」
と解説している事からも、小学校からの知り合いな事が伺えるので付き合い古いんじゃないかなぁと。
それで1年の桑田君が183センチの板倉とマッチアップしているリョータを心配しているのに対して、ヤスは全面的にリョータを信頼しきっている事から、リョータはヤスのヒーローなんじゃないかなぁと思いました。


という前提を踏まえて、ここから鬼のように全て私の捏造です。(大きく振りかぶる構えで)
ヤスは小学校2年の時に、リョータがいる小学校に転入して来た転校生だったらいいなぁと思います。
ヤスはただでさえおとなしい性格な上、誕生日が早生まれ(3月28日。これは私の妄想じゃないです……)であったため成長も遅く(と当時は思われたが、高2となった今でも身長が164センチしかないため、元々きっと小柄だった)、身長も低くてヒョロヒョロしていました。
何か話しかけてもすぐどもって気弱そうに下を向くその姿はいじめっ子たちの格好のターゲットにされ、転入してからほどなくしてヤスはいじめられっ子認定されてしまいます。
そんな中、ヤスと同じクラスにいたのは宮城リョータ(8歳)。
ヤスと同じくらい身長が低かったものの、美容師やってるお母さんがすごく若くてキレイでオシャレなので(さらっと捏造)、リョータは小学校2年生にしてはかなり早熟なオシャレさんです。
他の同級生たちが鼻水たらして膝小僧見せてるような時期に、リョータはませてて毎朝鏡に向かって一生懸命髪の毛をセットしていたと思う!
そんで小さいくせにムースとかワックスとかつけてセットするんです。
で、「どう?」って台所にいるお母さんに毎朝聞く。
するとめちゃくちゃ派手なお母さんはくわえタバコでニカッと笑って、親指立てながら「今日もいい男!」と言います。
8歳のリョータ、満面の笑み。
そんな風におませさんなので、リョータは8歳にして好きな女の子に優しくする術を持っていると思う。
普通小学生男児といったらそれこそ好きな女の子には意地悪してしまう生き物ですが、リョータは高2の時点であれだけ彩ちゃんにストレートに好意を表現できてるんだから、かなり女子にかけてのストレートさは年季が入っているんじゃないかなぁという気がします。
だって高校デビューでいきなりああは優しくならないと思うんですよね。
私自身中学から高校に上がった時、男子が優しくなっていた事に非常にびっくりしたので(遠い目)ある程度高校に入ったら男子は女子に優しくなる生き物なんでしょうけど、リョータのあのストレートな優しさは一朝一夕で身につくものではないと思います。
かなり小さい頃から、リョータは好きな子には好きと言えていたんじゃないかなぁ。
あと女子に意地悪はあんまりしなかったと思う。
なんでこんなリョータがモテない設定なのか、正直ありえない方向に首が曲がるくらい首を傾げてしまいますが、まぁオタクは見て見ぬフリが得意ですから?見たいもの以外見えない桃色眼鏡をかけて妄想特急は続きますけど?(いやみにメガネをくいくい直しながら)
まぁそんなわけでリョータのクラスの中でのポジションは、どこのグループに属するというわけでもないんだけど皆一目置いていて、孤高ではないけどどちらかというと一匹狼より、だけども社交性は非常に高いので何か遊びがあったらまったくのど真ん中ではないけどかなり中心に近い位置にいる、という感じだと思います。
リョータはおませさんだったから、好きな女の子に意地悪して喜んでるような同級生が子どもっぽくて、内心結構バカにしていたんじゃないかなぁ。
それが線を引いているみたいな感じになって、小さい頃は特定の親友みたいな存在はいなかったんだけど、リョータ自身それでいいと思っていたと思う。
バスケがあるから寂しくなかったから。

そして今ふと思ったんですけど、リョータ(@小2)のクラスに教育実習生が来て、あまりに他の児童がうるさくて授業を聞かないので慣れない教育実習生(女)は泣いてしまうんだけど、それまでずっと頬杖ついて黙って見ていたリョータがそれを見ていきなりガン!って机蹴って、シン……とした教室で一言、
「そんで先生、続けて?」
って言ったりしたらいいと思いました。
正義漢ぶって直接生徒を注意したら角が立つけど、リョータはこういう風に幼くしてさりげなく助け舟を出す器用さがあるから生徒はリョータを嫌えないし、先生はもうリョータが救世主と書いてメシアと読むみたいに見える。
そんでその教育実習生が授業終わった後ミニバスがあるから速攻帰ろうとするリョータを引き止めて、
「宮城君、ありがとうね」
と言ったら、リョータはちょっと赤くなってそっぽ向きながら
「別に。母ちゃんが女には優しくしろって言ったから」
って言ったらいい。
え!なにこの小2!?
自分で書いててこの小2の人間できた加減に慄いてしまいます。
私、小2と言ったら拾い食いしてましたよ。
これ、本当に年を重ねるごとに自分の迂闊なバカさ加減に改めて驚愕してしまうんですが、どーでもいいことですが私小2(か小1)の時拾い食いしたことあるんですよ。
道に落ちてたチョコレート(一個一個包装してあるやつ)を「あ!」と思って拾って食べた。
美味しかった。(乾笑)
自分で書いてて情けないですが、拾い食いしたのはこの時ただ一度で今はもうそんな事しないので(打ってて最高に馬鹿らしい)そういう目では見ないでください。
大丈夫、私大人です。

えーとそれで話は戻るのですが、そんなこんなでリョータのクラスにヤスが転入してきます。
リョータはうじうじとはっきりしないタイプが嫌いそうなので、ヤスがイジめられるのも仕方ないな……というか、そういう冷めた目で見ていて最初はこれといってアクション起こしません。
ヤスはいじめられてもうじうじメソメソ泣いているだけで、先生に言いつけたりもしないし、この分だと家族にも相談してそうにない感じです。
それである日リョータは掃除当番で帰りが少し遅くなってしまいます。
いつもはミニバスがあるからランドセルかちゃかちゃ言わせて走って帰っていたのですが、この日は少しいつもより遅くなってしまいました。
近道しようと思って神社の境内を横切ったら、ヤスといじめっ子たち数人がいます。
お約束というかなんというか、ヤスが何か物を取り上げられて、体格のいいいじめっ子がそれを上に持ち上げて「返してよ〜!」「やだね、返して欲しかったら取り返してみな!」的やりとりをしているようでした。
リョータは早くバスケがしたかったので通り過ぎようと思ったのですが、珍しくヤスの大きな声が聞こえてきたので思わずそっちを凝視してしまいます。

ヤ「返せ!返せよ!」(ぴょんぴょんジャンプしながら)
A「お前こんなきったねー交通安全のお守りのどこが大事なんだよ」
B「そうだよそうだよソースだよ。(←小学生にありがち)汚いものはァ〜?」
C「ゴミ箱に捨てましょー!」
A「ゴミはゴミ箱に〜?」
C「捨てましょー!」
B「オレたち美化委員だもんね〜」
ヤ「返せ!やめろ!」

いつもはイジめられてもめそめそ静かに泣くだけだったヤスが、顔を真っ赤にして小さい身体を震わせながら大きないじめっ子に向かっていっていました。
縦にも横にも大きいそのいじめっ子の身体にぶつかって、縦にも横にも小さいヤスは軽く吹っ飛んでその細っこい膝を擦りむいたりしているのですが、そんな事にも気づかない様子で何度もヤスは向かっていきます。

ヤ「おばあちゃんにもらったんだ!返せ!」

それを聞いた瞬間、リョータは地面を蹴って走り出しました。
リョータにはおばあちゃんはいません。
父方の祖母も母方の祖母も、不幸にも早くして亡くなっていたからです。(ほんと今更ですがこれ全部捏造ですので……)
でも赤ん坊のリョータを抱っこして、顔をしわしわにして笑っているおばあちゃんの写真が1枚だけあって、リョータは小さかったので当然おばあちゃんが生きていた時の記憶はないのですが、ヤスが必死になっておばあちゃんから貰った交通安全のお守りを取り返そうとしているところに、1枚だけあるおばあちゃんの写真がオーバーラップして、気がついたら体は動いていました。
ボゴォッ!
と、鈍い音がして、ヤスの細い目を見開く間もなくいじめっ子がブッ飛びます。
リョータの高く綺麗なとび蹴りが炸裂したからです。
ヤスはこんなに高く綺麗に飛ぶ人を初めて見ました。

それでリョータにブッ飛ばされたいじめっ子は、泣きながら「ひでぇよリョータ君!」と言うのですが、リョータのあの柄の悪い目つきで睨まれて、どこまでも王道のようにそそくさと退散します。
リョータは地面に落ちたお守りを拾って埃を払い、ヤスにぽんと投げてあげます。
でもヤスはドンくさいのでそれを上手くキャッチできないであわわわってなる。
リョータはそれを見て少し笑います。

ヤ「あ、ありがとう!」
宮「べつに」

それで今度はヤスが慌てて、辺りに散らばったリョータの教科書やジャポニカ学習帳を拾います。
いじめっ子にとび蹴りをした時、リョータのランドセルの蓋が開いていたため全部ブチ撒けてしまったからです。

ヤ「ご、ごめんね。少し汚くなっちゃった」
宮「いいよ、どーせ使ってないから」

確かに教科書やノートはほとんど開かれた形跡はありませんでした。
ヤスは心の中で「宮城君はふりょうなんだ……。すごい」と考えます。
その後二人は神社の境内にある階段に並んで腰掛けます。

ヤ「み、宮城君はすごいね!」
宮「何が」
ヤ「だって僕と同じくらいでこんなちっちゃいのに、あんなおっきな子ぶっ飛ばしちゃ
宮「ちっちゃい言うな!オレはこれからでっかくなる予定だ」
ヤ「あ、そ、そうだよね。でもほんとすごいなぁ。僕はチビで力もないけど、宮城君はチビでも力持
宮「チビ言うなっつってんだろ!」
ヤ「あわわわ、ごごごごめんなさい」(目に見えてキョドるヤス)
宮「…………まぁそんなに怒ってねーけど…………」
ヤ「あ、あとなんか引き止めちゃってごめんなさい。何か先急いでる風だったよね、ごめんなさい」
宮「お前さ、そんな謝んなくていいよ。確かに少しは急いでたけど、でも別に今から行けば間にあうし」
ヤ「じゅく?」
宮「ハ!オレが塾なんて行くわけねーし」
ヤ「?」
宮「バスケだよ。ミニバスやってんの、オレ」
ヤ「へぇ〜〜〜、バスケ!すごいなぁ……。宮城君、体育とかでもすごいもんね。きっと上手いんだろうな」
宮「うん」

それでリョータは腰掛けていた階段から立ち上がって、ヤスを振り返る。

宮「オレにボール持たせたら、6年生でも止められねーよ」

絶えず何事も控えめにやってきたヤスは、そう言って不遜に真っ直ぐニヤリと笑うリョータを見て幼心に電撃が走るみたいに身体が硬直したりしたらいいです。
この瞬間、ヤスの頭の中では昨日見たアニメのヒーロー番組が走馬灯のように流れるといいな。
登場時にお決まりのセリフを名乗るアニメのヒーローが、情けない事に今セーラームーンの「月に変わってお仕置きよ!」しか思い浮かばないので、例えがアニメ化になっていないしきっと子どものヤスは怖くて仮にアニメ化にされていたとしても見れないと思うんですけど、ヤスの脳裏に走馬灯のように浮かぶ映像は例えばジョジョ5部のナランチャが
「ボラボラボラボラボラ、ボラーレ・ヴィーア!(飛んで行きな!)」
と言っているようなシーンだといい。
そこがナランチャの顔じゃなくて、リョータの顔になってるんです。
ヤスの中でリョータはもう無敵のヒーローです。
それがヤスがバスケを始めるきっかけになったらいいなぁ。
その後リョータがいるミニバスへ見学に来て、本当に電光石火なリョータのドリブル見て、また「すごい……!」ってブルブルしたらいい。


というような事が過去にあったかもしれないなぁと考えると、三井バスケ部襲撃事件でヤスが三井に頭を下げたくだりや、
「試合が近いんです。今年はいい新人も入ったし、リョータも戻ったし、もしかしたらいけるかもしれないんです。全国に…」
のシーンの感動もひとしおになるんじゃないの……と、冬コミの原稿が終わってないのに物思いに耽っていた2005師走。
自分のブレーキがどこにあるのか分かりません。

20051215(Thu) 
051215_2314~01.jpg 240×320 24K
花形透18歳、正しいメガネのかけ方。


結構昔に描いた一角やちるのマンガが埋もれていたのを見つけました。


20051214(Wed) 
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トオル君とマキチャン大魔王。
元ネタとの共通点は黒縁メガネただ一点のみ。


近況。
・妹の友達に何故か「のぶえちゃん」と呼ばれる。本名は一文字たりともかすっていない。
・工ミネムの物真似をしていてしょうゆを倒す。

20051211(Sun)  下のほうにマンガがあります
先日「シンナーのことを不良用語で『アンパン』と言いますが、由来はよく知りません」という感じの事を書いたら、由来を教えて下さった方が二人もいらっしゃいました。
ありがとうございます。
皆さん、共に一昔前の不良についての知識を深めようではありませんか。
そんなわけで補足。
アンパンと呼ばれるようになった由来は、ビニール袋にシンナーを入れ袋の口に口をつけて吸っている姿が、アンパンを食べている姿に似ているかららしいです。
かの有名な夜回り先生(教育界での有名人)が薬物防止講演でおっしゃっていたらしいのでまず間違いないとのことです。
そう言われてみれば納得だ。
しかしタバコですら私には理解の範疇外(あんな煙たいもの……)なので、何が楽しくて不良はシンナーを吸っているのか全く理解できません。
吸ってるうちに何か楽しくなってくるのか。そうか。
それにしても、例えば人類で一番最初にウニを食べた人に対して、どうしてあんな黒くてイガイガしたものを割ってわざわざ薄気味悪いものを口に入れようと思ったのか、という感情を抱くのとまったく同列に、何故一番最初にシンナーを吸った不良は、それをビニール袋に入れて吸おうと思ったのかが全く不思議です。
もともと不思議ちゃんだったんだろうか、一番最初にシンナー吸った不良は。



あと忘れないうちにこれもお答えしてしまいますが、2月のオンリーで発行予定のSD本の通販につきましては、現在検討中です。
もうイベントには申し込みましたので(もっとどんどん皆さんサークル参加してくれるといいのに!沢山のSDサークルさんが集結したら夢のようだ)本の発行に向けて頑張りますが、いかんせん需要と供給のバランスが全くつかめないのでどうしようかなと考えています。
1月上旬から中旬にかけて、1週間〜2週間等期間を決めて、試しに本についてのアンケートみたいなのを設置してみたいと現時点では思っています。
発行部数の参考にしたいので。(あくまで参考ですけど)
そこで「イベントで買うor通販」の項目を設けて、通販希望の数が自分の中で一定数に達していれば通販をやることにしようって、現時点では漠然と考えています。
もう不確定要素ばっかだな……すみません。
あくまで予定は未定って感じで。
でも別ジャンルですが春コミはもう申し込んだので、多めに刷って残部を春コミでも販売できたらと思ってますので、オンリーだけが一期一会じゃないかもしれません。
コピー本は再販しませんけど。(オフ本も出したいしコピー本も出したい。どうなるかはギリギリまで分かりません)
まだ何も決まってないのに、ダラダラとすみません。
もう本当にどうやったらいいのか全く分からない……。
すごーく余ったら(あり得るぜ)、5月のスパコミにSDスペも申し込んでもいいしなぁ。
まったくもってまるっと全部未定ですみません。
本当にこういう事は鍵付き日記帳に羽根ペンで書いとけよ!と自分で打ってて思います。
すみません。



話は変わりますが、つい先日安野モヨコの『さくらん』を読みました。
明らかに時期を外していますが、何故か出た当初は全然興味なくて、先日本当にふらっと読んだら腹の底からグツグツ燃える様な萌えがあったのでもっと早く読めばよかったと後悔しています。
有名だし話題にもなった(と思う)本なので、ご存知の方のほうが多いくらいだと思いますが、一言で言うと花魁の話です。
一人の女の子が女衒に連れられて遊郭に売られてきて、そこから禿、引込、新造を経て売れっ妓花魁になるまでの話。
私はこういう昔の風俗事情について全く明るくないのでこのマンガで知ったのですが、禿、引込み、新造、花魁と役職が代わるごとに名前も変わっていたらしいですね。
でも今はめんどくさいので、花魁の時の主人公の名前「きよ葉」で通します。
この話はきよ葉が主人公の話なのですが、時系列が子ども→大人と進んでいなくて、一番最初にもう花魁になったきよ葉が登場してきます。
それでその気が途方もなく強くて食わせ者のきよ葉がどういう経緯を経て花魁になったのかが、後から明らかになっていく流れです。
年齢で言うと、「20代半ば→10歳前後→10台半ば→10代後半」みたいな感じで進んでいきます。

それで何が萌えたかというと、主人公のきよ葉と見世番の清次の関係です。
あーこれもう本当によかった。すごい萌えた。(ここからネタバレ?入っていきますので、未読の方はご注意ください)
きよ葉が子どもの頃にはもう20代半ば?くらいの清次が廓では働いているのでかなり年の差があるのですが、断じて恋愛には発展しないんです。
きよ葉が遊郭を逃げ出したら清次が連れ帰って、そのおかげでひどい折檻を受けた事もあるし、何よりきよ葉は10代後半に一生に一度と思うような間夫(まぶ。マブの語源ってここからだったのか)を見つけています。
でも何かこう、文字通りつかず離れずで何かいいんだよなー……。
清次の出番はほとんどない(けど、要所要所で上手くツボを押さえた憎い登場をしてくる)のでこれは私の想像でしかないんですけど、清次は自分が廓の見世番である事にある種の誇りすら持っているのだと思います。
自分はプロだという自負がある。
だから幼いきよ葉がひどい折檻受けても眉一つ動かさない冷酷さや、きよ葉が窮地に陥ってもこれといって手を差し伸べない中立さがあるんだけど、それは清次が一重にプロの見世番ゆえの線引きをしているからだと思いました。
一人の女郎に入れ込まない。
そして自分はプロとして、絶対に商品の女郎に惚れ込まないという覚悟。
そういう清次の覚悟を土台にしての、1話目最後、きよ葉が看板花魁になる決意をするくだりは本当に悶えてしまいます。
きよ葉が子どもの時は当たり前だけど子どもに接するようにしていたし、女らしくなってきてからも「しょんべんくさいガキには興味ないね」というスタンスだった清次が、看板花魁になることを渋るきよ葉に対して女将さんから「お前も何とか言ってくれ」と言われて、初めてきよ葉に媚びるような笑みを浮かべ頭を下げる。
「花魁。お願いします。花魁」
全部読み返してからまた1話目読むと、何かもう感動もひとしおでゾクゾクします、本当に。
きよ葉も清次のあの初めて媚を含んだ笑顔を見て、自分が看板花魁、果ては吉原一の花魁になる覚悟ができたんじゃないかなと思います。
清次のきよ葉に対しての媚びは、世間一般で言うような分かりやすい部下が上司に対して売るような単純なものではなくて、清次のプロとしての覚悟から発生されたものだから、ずっとガキとして扱われてきたきよ葉には敏感に「認められた」事が察知できたんじゃないかなぁ。
だから誰に「花魁」と呼ばれる時よりも清次に呼ばれたときの方が、何とも言えない表情をしているんだと思う。
あとつい先刻までガキ扱いしていた女に対してが掌を返したように媚びて頭を下げる姿に、清次のプロフェッショナルさも垣間見える。
きっとこの先吉原一にのし上がっていくきよ葉に清次はずっと敬語だろうから、そういう二人の心情や関係を思うとまた悶え吐きそうになります。
上下関係ではないのに上下関係の様な。
あーもうこういう捻くれたベクトルに向かってしまう、恋ではない何かが私好きすぎる……!
こういう創作物にしても、自分がやる二次創作にしても、私本当にこんな感じが好きだなー。
この感情に名前をつけるとしたら、『愛じゃなくても恋じゃなくても君を離しはしない。決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ』(リンダリンダ、色あせない名曲です)になるんだと思います。
愛はいつか終わるかもしれないし、恋はもっと終わるかもしれない。
でも愛でも恋でもないものは、きっと一生引きずっていくから。
それは多分執着に近いんだと思います。
そういう執着を腹の底にためている男子高校生が三度の飯より好きで、ここ数年はとにかくそれを描きたくてあがいているんですけど上手くいった試しがありません。
チャハ!☆(コツンと自分の頭を叩いて)




で、そーそーそれで思ったんですけどー、洋平も遊郭で見世番やったらいいんじゃないですかねー。(顎の下で両手組んで)
見世番というか履物番。
もうほんっとこういう事してる場合じゃないんですけど、とち狂ってパラレってしまいました。
ま、まさか自分が花魁パラレルを描く日がこようとは……。(真っ赤に染まった己の両手をわなわな凝視しながら)
そんなわけで。

・彩ちゃんが何故かいきなり(笑)(笑)(笑)花魁です。
・洋平がその廓で働く履物番です。
・いつもは洋彩ってわけじゃ断じてないんですが、今だけ便宜上洋彩っぽくなっています。

以上を踏まえて、「大丈夫!いける!」という方はよろしかったらどうぞ。
彩ちゃんの髪の毛ベタ塗るの放棄したので別人っぽいですが、これ彩ちゃんのつもりなんです……。


花魁パラレル


洋平のカッコよさを修羅のように追及していきたい。


20051206(Tue) 
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今の私の机の上。


またいくつか質問頂いたのでまとめてお答えします。
いつも本当にありがとうございます。



Q.洋平物語の中に出てきた「アンパン」てなんですか? 話の流れ的に小学生が売り歩くには不適切な危険な何かかと思うんですが、 もしかして普通のアンパンなんですか? ネットで検索してもアンパンマンしか出てきませんでした。

A.そうきたか!とがら空きだったボディを押さえて呻いてしまいました。
若いお嬢さんはアンパン知らないのか!
リアルにジェネレーションギャップです。
簡潔にお答えしますと、先日の洋平毘沙門天編(今名づけた)で出た「アンパン」というのは、不良用語で「シンナー」の意味です。
由来等は詳しく知らないのですが、何故か一昔前の不良の方々はシンナーのことをアンパンと言っていました。
ちなみに「彼女」のことは「ナオン」(オンナを業界用語風に引っくり返した)と言っていたらしいです。
高校生の時何故か図書室に『暴走族大百科』みたいな、どこかの新聞社が編集した真面目な本なはずなのにどこか外していておかしい、という本がありましてそこから得た知識です。
確か高2の冬辺りに、友達と笑いながら読んだ記憶があります。
だって高名な大学教授や警察の人たちが、真面目に暴走族の習性や生態について語っていたから……。
どことなく外した本でした。
もう1度読みたい。

でも逆に中にあんこが詰まっている、言葉どおりの意味のアンパンでもいいような気もしてきました。
洋平が売り歩くアンパン……。
海原雄山をも唸らせる至高の一品に違いありません。
シンナーだったらシンナーだったでとにかく色々問題が多いですが、アンパン(食べ物の)だったらアンパンだったで逆にこれも手のつけられないワルのやることですね。
きっと無許可だからな、衛生局とか保健所とか色々手続きしなくてはいけないのに。
大事具合では後者の方が上かもしれませんね。
しかし洋平様の事ですから、きっとパンもさぞかし美味しく焼くんじゃないですかね。
『夜鬼殺陣!!邪ぱん』っていうタイトルで、洋平がパンを焼くマンガが始まらないなんて信じない!
……また全く知らないマンガを引き合いに出してしまいました。(少女漫画風に異様に小さい舌をぺロッと出して)
レビューを参考にすると、この漫画の主人公は「パン創りの神が宿る『太陽の手』を持つ」少年らしいですね。
パン作りにとってその人並み外れた温かい手は魔法の手であり、また最強の武器らしいです。
この時点で洋平のキャスティングは無理そうですけどね……。
洋平はきっと夏でも手がメチャクチャ冷たいだろうから。(個人的萌えポイント)
あ、でも思ったんですけど、手が冷たいことが逆に有利な職人さんもいたような気がします。
私の記憶違いじゃなければ、確か和菓子の職人さんは手が冷たい人が向いていたような覚えがあります。
ねりきりとか扱いますもんね。
温かい手で細かい細工するのに弄繰り回していたら、せっかくのあれも味が落ちてしまうのかもしれない。よく分からないんですけど。
それで確か手が冷たい人が向いているから、和菓子の職人さんは他の菓子職人に比べて女性が少ないというのをどこかで聞いたような気がします。
女性は男性に比べて平均的に手が温かいらしいので。
そんなわけで洋平は和菓子職人になったらいいんじゃないですか。
あの白い割烹着なんか萌え吐きそうな勢いで似合うと思いますおええぇぇぇ……。
紺の豆絞りがされた手拭を頭にきちっと巻いて、洋平の手のひらの上では四季折々の和心が生まれてゆくのです。
あぁ……マンマミーヤ……。(頭抱えて)
何か知らないけど例えば場末のラーメン屋がタチの悪い地上げにあっていて、そこの未亡人がちゃきちゃきの江戸っ子でチンピラを水まいたり塩まいたりして追い返すのですが、ある日その未亡人の息子、主人の忘れ形見がチンピラが乗ってきた外国車にぶつかって怪我をしてしまう、まぁ腕を骨折の重傷なんだけど命には別状ない程度の、しかし謝るべきはそのチンピラなのにチンピラがチンピラたる所以と申しますか、高級車に傷がついた賠償しろそれが無理なら土地を明け渡せと無理難題を言ってきて、いつも気丈に振舞っている未亡人ですがほとほと疲れてしまい途方に暮れているところへ登場ですよ水戸洋平(扇子で自分の膝を打ちながら)、目にも留まらぬ早業で投げる焼きごてストライク、あっという間にチンピラ数人をなぎ倒し「覚えてろよ!」と退散する彼奴らをスカッとした思いで見やる未亡人とその息子の問い「ありがとうございます!あの、お名前は……」に「名乗るほどのものじゃござんせん」とあくまでクール、どうしてもお礼にラーメンをという彼らに洋平はお言葉に甘えてご馳走になるのですが、その日の夜のうちに今度はチンピラの親分というか組長がおいでなすって、「うちの者が世話になったそうだな」と凄み、さすがにチンピラとは一味違う風格にびびる親子、しかしあくまで冷静に洋平は「どうですか、組長。オレの創る和菓子がお気に召したら、この店から手を引くってのは」と不敵な笑み、「面白い。よかろう。だが不味かった時は……分かっているんだろうな?」「無論」「おい!何勝手に人ン家賭けてんだよ!オレんちなくなったら兄ちゃんどうしてくれんだよ!」「ハッ、大丈夫だ坊主」洋平は自分より大分低い位置にある息子の頭にそっと手を置きますが、息子は洋平のその手の冷たさにびっくりしますね、「(何だ兄ちゃんのこの手の冷たさは……。冬でもないのにひんやりしてる……)」、そして洋平は言葉では言い表せないほど美しいので言葉では言い表しませんが、とにかく筆舌に尽くしがたいほど美しい和菓子を4つラーメン屋のカウンターで作りまして、それはそれぞれの春夏秋冬を小さくぎゅっと凝縮させたようなもので、皆が息を呑むほど美しいものなのですね、そして「ほう……、でも味が不味けりゃ世話ないぞ」と組長、その和心を口に運び、一言「ふむ」と言ったきりしばらく動かず、やおら立ち上がったかと思うと「おい、オメェら引き上げだ」とその場にいた部下どもに声をかけ、「え!どうしてですか組長!」「この店の土地があれば俺等の元に億って単位の金が「べらんめぇしゃらくせぇ!黙りやがれ!」「く、組長……」「そんな野暮な事言うんじゃねぇ」「組長……」唖然呆然のチンピラ達、しかし組長は洋平を振り返るとにやりと笑って「魅せてもらったぜ、お前さんの心意気」そうして去っていくヤクザ達、泣き笑いで洋平に感謝をする親子、「アンタ、行くとこないのかい?なんだったら……ここに居てもいいんだよ」「そうだよ兄ちゃん!オレ、兄ちゃんみたいな強くてすげぇ和菓子職人になりてぇ!色々教えてよ!」、しかし洋平は朝陽を背に「オレは根無し草。その言葉だけありがたく頂戴します」と純白の割烹着もまぶしく一礼、そして息子の頭に手を置きニカッと笑いながら「坊主、今度はお前が母ちゃんを守ってやるんだぞ」、「うん!分かった!俺が一生母ちゃんを守る!男と男の約束だ!」「あぁ」、そうして町から町へ和菓子職人水戸洋平、今日も行くのでありました。
〜完〜


……ハッ!(鼻ちょうちんをパチンと割って)



Q.思ったのですが、BLEACHでのイモドリはCOLOさん的にはアリですか?

A.アリです。アリじゃないわけないじゃないですか。
BLEACHでは誰が好きってとにかく阿散井恋次が好きなのですが(初登場からジャンプの切抜きを保存してあります)、必ずしも好きなキャラがイモドリに適しているかといったらそういうわけではないんです。
前これを友達に言ったら真顔で「え!そうなの?」と言われましたが、そうなんです、好きなキャラとイモドリは全く別口なんです。
ハンバーグの後にケーキを食べるようなもの。
余裕余裕、全然いける。
えーそんなわけで、BLEACHでのイモドリは全く考えた事がなかったのですが、あえて今考えるとするなら私は綾瀬川弓親の妹になりたい。
兄というより姉というか。
美しくなるための手ほどきを教わりたいというのもあるのですが、それよりお化粧とかそういう類を全く知らないで、
「本当にお前は何も知らないんだね。白粉の叩き方も紅の引き方も。少しは美しくならないと楽しくないだろう」
と小馬鹿にされたい。
それで妹に好きな人ができても、そんな風に美しくないわけだからこっぴどくふられるわけですが、その後妹を振った男が影で「あんな醜女、誰が添うかよ」と悪口言っているところへ弓親が
「うちの妹が世話になったね」
と孔雀の羽根のオーラ纏って登場してくれたら悶絶死しかねない……と今思いました。

ちなみに最近弓親について深く考える事があったのですが、その深く考えている場所が居間で、その場に妹もいて、なおかつテレビがついている状態で、「今やってる99のトーク番組のゲスト誰?」とテレビが見えない方向にいる妹に聞かれました。
そんな状態で弓親のこと考えるなよ、という感じなのですが、私はその時弓親について真剣に考えていた。
それで口をついて出た答えが、
「弓親」
でした。
トーク番組のゲストが弓親。
そんなん絶対見るよ……。
ちなみにそれが徹子の部屋だったらいう事ないです。
それで妹に「ゆみちか?……え、友近……?」と怪訝な顔をされ、慌てて「や、ちがう。かんのみほ」と言い直しました。



Q.先日話題にだされていた花より男子のF4の人選ですが、藤真、神さん、流川は無条件で納得です。しかし主要校4校からとりあげられるというゴロ(?)があるにも関わらず何故陵南からではなく三井寿を挙げたのでしょうか?ミッチーがF4に選ばれたポイントを教えてください。

A.あ、これ照れます……。
照れるけど聞かれたので答えます……。
リアルに好みだからです。(顔を覆って)
私は信長が大好きなんですけど、例えば現実世界に信長の様なルックスや信長の様な性格の人がいても、多分あんまり気にならないと思います。
が、三井は別なんです。
なんていうか……普通に好みなんです……。(しゃがみこんで)



Q.いつも日記で話をされている洋平妹のお話で、実は本当の兄妹じゃないとしたらどういうことになるのでしょうか?これってCOLOさん的には有りですか?

A.すみません。COLOさん的にはそれナシです……!
本当に申し訳ないです。
だって、だって、お兄ちゃんと私が血が繋がってないですって!?
そんなの違うよ!
だって、だって、私がちっちゃい時からお兄ちゃんいてくれたじゃん!いっつもいてくれたじゃん!
そんなの違うもん!


……あ、あのですね、私多分皆さんが思ってるよりずっとまともっていうか普通って言うか、本当はバカになるんならバカになりきった方がいいからこういう事言いたくないんですけど、時々不安になるのでやっぱり仮面は虫干ししたい……。
あの、本当に別に私大丈夫ですから。
前友達に
「SDサイト始めてから、前より遠巻き度が上がったような気がする」
と言ったら、
「あー分かる分かる」
と言われてしまったので、少しあせりました。

20051203(Sat) 
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ルージュの伝言。

最初ただ単純に描いていただけで、加工の段階で鏡に映ってる事にしたので何かいろいろ間違ってますがうるさいな!ほっといて!(勢いよく階段を駆け上がりながら荒々しく自室のドアを閉めて)(思春期の行動)


あーそれにしても洋平カッコよすぎる。
中学生の時の私はバカだったから好きなキャラを弱冠身長で選んでいる節があり(高い方がカッコいいと思っていた)、よって洋平(やリョータ)はまったく気にも留めていなかったのですが、あーもう洋平、すごい。
15歳であの大器ってどんだけ末恐ろしいんだって話ですよ。
どうでもいい話になりますが、私の悪癖「××の妹になりたい」でノット現代部門ランキングの1・2フィニッシュは、1位凶戴斗(@無限の住人)2位セルピコ(@ベルセルク)なんですけど、仮に洋平が彼らとバトルったとしても肩を並べられるんじゃないだろうか。
学園物にあるまじき強さ。
しかも洋平が手にする武器は日本刀やレイピア等のノット現代マンガにおけるポピュラーなものではなくて、現実的にゾッと引くようなものだと思います。
以前ゴツい時計を握りこんでメリケンサック代わりに〜っぽい話を書きましたが、以前パラパラと読んだマンガのとんでもなくイッてしまっている主人公が、車や家の鍵を手のひらに握りこみ、指の隙間から鍵の先端を飛び出させそれで相手を殴るという……、真剣にちょっと引くような戦い方をしていたんですけど(病んでいる設定の主人公だったし)、もう洋平だったら私引かない!
だけど妹としては「やめてお兄ちゃん!……もう……いいから……」と後ろから涙流して抱き付いて止めたい感じですね。
漫画的手法では、自分の血と返り血で染まった洋平の顔は濃い影の斜線で黒々と描かれていて、でも二つの目だけは闇に浮かぶ獣のようにギラギラと白抜きで浮いています。
でも背後から妹に泣きながら抱きつかれた洋平は、あれだけ暴れ狂っていたのにビクッと肩を震わせ、そのまま振り上げていた腕をだらんと下ろします。
そしてチャリーンと握りこんでいた鍵を落とす。
どーでもいいですけど、この舞台は何となく波止場の袋小路のイメージがあります、何となく。
そして更にどーでもいいですが、先程一発変換が「病めてお兄ちゃん!」でした。
このタイトルで妹マンガ連載されたら、秋葉原辺りで火がつきそうじゃないですか。
妙にキャッチーで語呂がいい。
昔本屋でこのタイトル見かけた時心の中でブーッと飲んでもいないお茶を噴出してしまったんですけど、こういうのが本屋に並ぶ時代なんだから「病めてお兄ちゃん」くらい出版業界から見たら赤子の手をひねるようなものだと思う。
ていうかすごいな……。
読んだ事ない(当たり前だ)んですけど、こ、公式ファンブックまであるんですね。
花より男子のファンブックができるのとはワケが違う。
そして上のURLのレビュー欄に「・・ファン絶叫!」と書いてあって、今度は本当に飲んでいたお茶を噴出しそうになりました。
ありそうでなかなかないレビューだ。
「ファン待望!」とか「ファン熱狂!」とかはよくききますが、「・・ファン絶叫!」て。
でも何となくこの本読んでファンが金切り声上げながら絶叫している所が想像できるから不思議です。
主な購買層は小中学生のおしゃまなガールなんでしょうか。
読んだ事ないのにこういうこと言うの本当に申し訳ないんですけど、イモドリだったら恋は無用だという事を懇々と説いて差し上げたい。
粗茶とか出すから。


えーとそれで話は戻りますが、あと洋平に似合う武器はスパナだと思います!(挙手!)
以前洋平バイト列伝ネタを書いた際、バイクショップやガソリンスタンドで洋平はバイトをした事があると思うと書きましたが、手先の器用な洋平の事ですから(梅酒のようにサラリと見てきたように)簡単な整備については無資格ながらもこっそりやっていたんじゃないかなーと思うわけです。
こんな男前が車の下から這い出てきたらどうしよう……。
顔に機械油くっつけて、仰向けのまま半身車の下から出て、「あ、ちわす」とか言われたらどうしよう……。
そんなの年に6回くらい車検出しちゃう。
それで洋平はMY工具箱を持っているんです。
少し錆びた冷たくて味気ない工具箱には、妹がふざけて貼ったウッドストック(スヌーピーの)シールが貼ってあります。(サラリとイモドリ)
そしてかくかくしかじかでバイト先の休憩時間に、洋平は昔の不良仲間数人に呼び出されます。
花道たちとつるむようになる前の、いわゆるタチの悪い感じの不良仲間なんですが、桜木軍団とは中学の時からの付き合いだから逆算すると小学校時代の不良仲間ということになりますね。
そんな小学生の不良仲間のやる悪さといったら、ガチャガチャをお金入れないで蹴ってカプセル出させるとか、カミナリ親父の庭の盆栽割ったり柿とって(肩車大作戦で)食ったり、空き家に川原で拾ってきたエロ本を隠して回し読みしたりというスケールの小さいものしか想像できませんが、ここは洋平様、小学生の時から知り合いの工務店から横流しされたシンナーさばいていたり、時と場合によっては拳銃(と書いてチャカと読む)の密輸に関わっていたりしてももういいんじゃないですかね。
洋平に限っては「絶対ない」とは言わせない何かがあると思う……。
そんでそのタチの悪い不良仲間数人に呼び出された洋平。

A「久しぶりだな、水戸」
洋「はぁ」
B「北高の奴らにアンパン大量に売った時以来だから……3年ぶりか?」
洋「そうっすね」
A「何だよ、冷てぇな。昔馴染みに懐かしがる顔ひとつ見せねぇで」
洋「用件は?昔話しにきたわけじゃないんでしょ」
C「お前にまた力貸してほしいんだよ。デカい仕事任されたんだ」
洋「オレ、こー見えても忙しいんで」(スタスタと職場に戻る)
B「まぁ、待てって。お前のダチ……なんつったっけか?あの赤い髪の。バスケ始めたんだろ?」
A「あとお前一人いたよな、妹」
C「そうやってこっちの世界と簡単に縁切れると思わない方が……」

それで馴れ馴れしく洋平の肩に手をかけた男が、振り向きざまにスパナで横っ面を殴られたらいいです。
男は血をダクダク流しながら吹っ飛んで、それを見た仲間の男たちもいきり立ちます。
すると洋平はスパナについた血を手遊びするかのように振り払い、腰からぶら下げている機械油で汚れたタオルで拭きます。

洋「……そうやってさ、オレの周りの奴らのこと引き合いに出して、揺さぶりかけるのやめた方がいーよ」
A「な……っ!」
洋「もう飽きたよ、それ」

それでスパナで自分の肩をトントンと軽く叩きながら、ゆっくりと男たちを振り返る洋平の目は、本当に温度が高い惑星は赤く燃え盛る星じゃなく、青く深深と静かにくすぶっているのだと思い知らせるような静かな目だったりしたらいいです。
洋平はきっと美学を持たないことが美学っぽいところがあるような気がするので、もう武器もじゃんじゃん使うと思うなー。
それで卑怯だ何だと言われても、全く意に介さないそういう種類のプライドの高さがあるので、正にSDで敵に回したくないキャラNO.1だと思います。
あーもう洋平カッコいい。



そういや上で『花より男子』の話出したので思い出したんですけど、今ドラマ化されて放送されてますよね。
1回くらいは見たいものだと思っているのですが、結局まだ1回も見ていません。
私はこのマンガほとんどよく知らないんですけどある意味非常に思い入れの深い作品で、何でかというとこのマンガの事でエジプト人に英語で一方的に怒鳴られたことがあるからです。
以前そんなこんなで何故かエジプト人の女性(勿論日本語少しも分からず)と場に二人きりにされ、私と彼女の共通項が彼女が好きな日本のマンガ『花より男子』しかないという状況に置かれた事があったんですね。(説明めんどくさいからかなり端的に書いてみたら、我ながら奇異な状況だ)
それでもう話すことが『花より男子』の事しかなかったので、
「あなた、『花より男子』好き?」
と英語で聞かれた際、切羽詰って読んだ事ほとんどないくせに親指立てる勢いで「YES!!」と答えてしまいました。
そこから英語で『花より男子』話ですよ。
分かんねぇ〜……。
そんで「あなたはこの中で誰が好きなの?」と聞かれ、別に誰も好きじゃなかったのですが「別に誰もそんなに好きじゃないです」を英語で何と言えばいいのか分からなかったのと、さっき元気よく「好き?」の問いに「YES!!」と答えてしまった手前、唯一きちんと名前が分かっている主人公の名前を「Tsukushi Makino……」と英語の発音で俯きながら言いました。
あの瞬間、激烈恥ずかしかったです。
「どういうところが?」とまた聞かれ、またつくしがどんなキャラだかもあまり知らないくせに、
「彼女はとても強いガールですね」
と当てずっぽうで言ったりしました。
が、大いに共感を得られた。よかった。
その後ここは私も相手の好きなキャラを聞いとくべき?と思い、「あなたは?」と聞いたら彼女は「道明寺」と答えました。
ここからずっと英語で、「彼はお金持ち出しルックスもいいしスタイルもいいしケンカも強いしスポーツ万能だしあと何より一途」みたいな事をまくし立てられ(一部推測)、私は「アーハン、アーハン」とうなずきマシーンと化していました。
それで道明寺自慢が一段落した時、私がボソッとギャグのつもりで
「but strange hair.」
と呟いたら、そこからもうすごい勢いの英語の津波ですよ。
英語で怒鳴られるという事は、多分この先の人生でもなかなかないと思う。
どうしたらいいのか分からなくなって、海外で批難されがちな日本人特有のあの薄い愛想笑いを顔中に浮かべて、「ソーリーソーリー」と暴れ馬をなだめる気弱な農夫のように謝りました。
今度機会があったら、そこまでエジプト人女性を狂わせる道明寺の魅力を解明するためにきちんと最後まで読んでみたいです。

あと今ドラマで道明寺役をやっているマツジュン君は役作りのため変なパーマかけてますが、それでもきちんと笑顔でアイドルやっていて彼のプロ根性が垣間見えました。
この前歌番組見てたらアラシが出てきて、マツジュンの髪形見て妹が「すげー髪型だな……」と呟いたので、猛烈に肩を持ってしまった。
「でもこんな髪型でも全国放送のテレビに映って、しかもステキな笑顔を楽しそうに振りまいてるんだよ!すごいプロだよ!もし私がパーマすごい失敗したら家に閉じこもるよ!」
「それもそうだね……」と妹は言っていました。
ジャニ〜ズで一番麗しいのはV六の岡田君だと思っているのですが、グループ単位で見たらアラシが可愛いと思う。
2の宮君ってトンボみたいで可愛いですよね……あとなんといってもバンビだな!


ところでSDで『花より男子』の話ですけど。(後ろ手でドアの鍵を閉めながら)
いかんせんダブルパロやるにしても元の『花より男子』をあんまりよく知らないので、どのキャラをどれにキャスティングするかも全然分からないのですが、これだけは決まっている。
主人公は清田信長。
家が貧乏で庶民な彼。
うっかりバスケ推薦で金持ち高に入ってしまった、団地の期待の星だったりしたら萌えます。
イジめられてるって言えないんだよ……。
傷だらけで団地に帰ってくると、団地そばの公園にたむろしている子どもや同い年辺りの少年少女に
「あ!信長が帰ってきた!」
「信長兄ちゃん!信長兄ちゃん!今日は学校でどんなことしたの?やっぱ給食ステーキなの?」
ってキラキラした目で聞かれて、ついつい鼻の下こすりながら
「おうよ!オレ今日ふぇらがも食ったもんね!」
と喜ばせたくて言ってしまいます。
ちなみにフォアグラの間違い。

あとF4(花の4人組の略らしい。すごい)は美しくなくてはいけないので、ここは藤真、流川、神、三井の4人でいいんじゃないですか。
このF4が通る度、「キャー藤真様よ!」「流川君!こっち向いて〜」「神さん、今日も麗しい……」「三井さーん、カッコイー!」という、少女漫画のモブにありがちな歓声が聞こえてきます。
藤真や流川はもうそれが慣れっこでそもそも本当に群集はモブとしか思っていないし、神さんは神さんでそういうのを心の中で笑える余裕というものを持っているのですが、三井だけはいつまでたっても慣れないでげんなりしているといい。
「つーかF4て。F4ってなんだよ」
と、よく一人で影では突っ込んでいると思う。

さっきちょっと検索してあらすじさらってみたのですがこのマンガでは、主人公(つくし)の退学賭けて3on3のバスケの試合したエピソードあるらしいですね。
このメンバーでそんなんやったらもう100点ゲームですよ。
めっちゃ高レベルな3on3になってしまう。
少女漫画にあるまじきスピード線と集中線の多さ!

20051201(Thu)  もしもSDが再びアニメ化されるとしたらのOP一案・5
sd57-5.gif 330×446 48K
〜完〜

ここまで来て匙投げて終わりました。
だってもうキリがないから…………。


メール何通か頂いたので(ありがとうございます!)ご存知の方も多いと思いますが、仰るとおり元ネタというよりそのまんまなんですけど、これは以前日曜の朝にやっていた『おジャ魔女どれみ』という小さいお友達をワクワク、大きいお友達をハァハァさせていた魔女っ子アニメのOPテーマです。
何年か続いていましたけど私は最後の方はあまり見ていなかったのですが、このOPはごくごく初期シリーズのテーマソングでした。
これが一番可愛かったなぁ〜!
変身アイテムが何クールかごとに変わり、そしてそれがすかさず商品化されるという子どもがターゲット特有のあざとさがあるアニメでしたが、すごい可愛かったので結構見てました。
そしてこれ見てたからイベントに遅刻した事も幾数回……。

歌詞についてはここを参考にして下さい。
ttp://www.utamap.com/showkasi.php?surl=58290
(コピペして頭にhをつけて飛んでください)
すっごい可愛いんです!
機会があったら是非アニメも見てみてください。


私の絵だと萌えないので、ここは一つ是非原作絵で動くところを想像してみてください。
この歌に合わせて歌い、踊り、跳ねる彼らを。
もー本当に萌え死ぬから!
最初は以前書いたカラオケシリーズ(?)のラストと思って前々から考えていたネタなのですが、オールスターっぽくなりすぎてカラオケというより歌謡祭だし(まぁそれはそれでよかったのかもしれないが)、あと長すぎたので没にしました。
こういう風に没になっているネタが発信している物の2倍はある。
えーまぁそんなわけで1回は没にしたんですが、日々私の脳裏を走馬灯のように鮮やかにこの歌に合わせて動いている彼らが極彩色でよぎるので、やっぱりここはやっとくべき?と思って書いてしまいました。
あとヤベさんが書きなさいと言ったから。
ちなみにヤベさんとカラオケ行った時、私はこの歌を歌いながら(ヤベさんが知らないと言ったから初対面2時間後にこの歌を歌っていた)短い間奏部分で全てこれらの説明を口で行いました。(「ここでゴリが怒って3頭身の3バカがワァーって逃げていって」等)(あと藤牧っぽいのはそのせいです)
ただでさえアップテンポな歌な上間奏が短いので、史上最高に滑舌がよかった、この時の私。
息切れしながらアニソン歌ったの初めてでした。

ていうかもうねー、本当に世が世ならもしこれがSDのOPテーマだったら、この歌を彼ら(の声をやっている声優さん)が歌っていてもおかしくないわけですよ。
何ていったってカラオケのカタログ(というの?)でオザケン引いたら、近くに忍足侑士が載っている時代ですよ。
しかもこの『おジャ魔女カーニバル!!』(この底抜けに明るいタイトル!)はMAHO堂というグループが歌っているのですが、これはメイン3人のおジャ魔女が歌っているという設定なんです。
OK,OK,SDだったらAHO堂だろ?
アナグラムしたらどあほうになるからぴったりじゃないですか。
YOUたち、デビューしちゃいなよ!


あーもう本当に可愛い……この歌に合わせて動いてるSDっ子……。
私の頭の中ではもうすごいいい感じでアニメになってるんですけど、それを上手く表現して皆さんにお見せする事ができなくてもどかしいです。
もうここからは上に記載したURLに皆さんが飛んだこと前提で書いてしまいますが、実は匙投げたけど何となく他のシーンも考えているところはあります。


●「♪テストで3点 笑顔は満点」
ここは青田で。3点のテスト用紙をこちらに見えるように持ち、笑顔で振り返りざま白い歯がキラリ。

●「♪ドキドキワクワクは年中無休 ずっとずっとね 年中無休」
本当はここは歌のラストなんですけど、アニメでは1番のラストがこうなっていました。
なのでSDのアニメでは白い歯がキラリとした青田の上に、3頭身でオールキャラが落ちてきて(アニメの古典的な手法で煙に巻かれてつぶれる青田)、それから8頭身に戻った花道がリングに向かってスラムダンク。
そのリングが真上から見た角度でアップになって、その輪の上にかぶさるようにSLAM DUNKのロゴ。
花道の声「この番組の提供はご覧のスポンサーでお送りするぜ!!」

●「♪きんきら〜中略〜(いーよね!)」
アニメだと2番はないのですがせっかく考えたので。
ここは1番と同じく花道と流川なんですが、「(どーする?)」「(いーよね!)」の合いの手は豊玉高校のメンバーになります。
1番では翔陽のオーバー190チームが応援団で野太い声のバックコーラスでしたが、2番は豊玉勢がヤクザみたいな格好して(趣味の悪いアロハや鎖とか描かれたあの例のブランドのシャツ&紫のスーツ、柄の悪いサングラス着用でセカンドバッグ所持)「(どーやろ?)」「(いーやん!)」とメンチきりながら。

●「♪きっと毎日が〜中略〜しちゃえ」
晴子さんと藤井さんと松井さん。
晴子さんがぽやぽやした感じでウインクとかした後、何もないところでつまずいて転び藤井さんは心配顔で駆け寄り、松井さんは呆れ顔で肩すくめる。

●「♪そんなの〜中略〜しれないよ!?」
1番と同じ。

●「♪大きな声で〜中略〜踊っちゃえ」
陵南チームがキラキラと汗を飛ばしながら練習。
迫力あるブロックショットを披露する魚住、アリウープを炸裂させるフクちゃん、すごい真剣な顔でカッコよくノールックパスを決める仙道。みんなカッコいい。

●「♪パパ ママ〜中略〜かみなり落っこちた」
一点打って変わって合宿の夜皆でプロレスしてうるさい陵南。「パパ」の所で魚住、「ママ」の所で越野がうつる。白熱する仙道VS彦一のプロレス。仙道にヘッドロックかけられすごい大声で痛がる彦一に笑うその他メンバー。「”ねなさーい”」で田岡ふすま開けて乱入。途端にビクッと正座する陵南メンバー。

●「♪お空にひびけ〜中略〜遊んじゃえ」
山王チーム、立て続けにシュートやダンクを決める。最後にファンの女の子に向かって手を振った沢北が河田に殴られる。

●「♪ジュースでカンパイ おかわり100パイ」
信長。オレンジジュース大好き!「おかわり100パイ」のところでは空になったコップが背後に大量に転がり、水っ腹でふくれたおなかをさすりながらゲップする。

●「♪元気がてんこ盛り 年中無休」
パチンコしている桜木軍団の4人。高宮がフィーバー出て4人で大騒ぎ。


みたいな感じで。
あーもうこれ私の頭の中ではすごいきちんとアニメになって放送されているんですけど、上手く説明できなくてもどかしい!
原作絵で想像するとほんっと萌えるんです。
映画だと2番までエンディングロールで流せたりするんで、来春映画化したらEジャンGジャン最高ジャン。


そして今思い出しましたが、SDオンリー第1次〆切が……!
8月から申し込み用紙記入して、実を言うともう30P分くらい本のネタも出していて、あまつさえ10Pくらい下書きまでしていたのに肝心の申し込みをまるっと忘れておりました……。
おおぅ、ジーザス。
でもいい、申し込む。
間にあうといいな……。

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