20050730(Sat)
春に覚えた技を忘れた 体育館の中残ったボール
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江藤さんに801バトンなるものを回していただきましたよ。 ありがとうございます! 微妙に時期が遅れて変な感じになってしまいましたが(バトンって流れるように繋いでいくものだから)、生まれて二度目に触れるバトンの感触についつい酔いしれ気にしないで書かせて頂きます。 801? 大好物だっつーの!
●Favorite situation(好きなシチュエーション)
カプによって独自の萌状況があるだろうから一概に言えませんけど、基本的に狭い所(トイレ、ロッカーの中、机の下等)で窮屈にしている二人とか、大勢の人たちの中で別にお互い会話するわけでもないのに全神経を相手に集中している感じとか、うるさい所で目と目で通じ合ったりとか、一緒に過ごしている時には絶対告白とかしないのに10年後や20年後離れたときに「あぁ、俺はあれが好きだったのか」とぼんやり思うような感じが好きです。
なんていうのかな、個人的にがっつりホモ!みたいな感じより、普通の男の子が普通の生活をして普通に女の子を気にしたりしている中で、あくまで普通に受けと攻めが出会い普通に友情を育み普通に仲良くなっていき、でもある時ちょっとだけ普通以上に仲良くなってしまえばいいと思うんですよ。 そういう根底があった上で、打ち上げ花火みたいに潔く散るもよし、線香花火のように燻るもよし。 受けと攻めが離れ離れになったとして、お互い好きな女の子(男の子じゃなく女の子。基本的にノンケが萌えです)ができて結婚とかもして本当に大切に思ってるんだけど、例えば最期の瞬間に思い出すのはあの時のアイツとか(ex.「屋上の給水塔で一緒に初めて煙草を吸ってみた俺ら。二人してすごい咽たっけ。あの時のお前の顔といったら……」)(ex2.「電車のドアが俺たちの前で閉まったあの時。俺は電車の中にいて、お前はホームに立っていた。あの時。確かに、確かに俺はお前の乾いた唇が動いたのを見たよ。声は聞こえなかったけど。いや、聞こえないフリをしたのかもしれない。だって仕方ないだろう?あの時俺は18でお前は17だった。中途半端に大人で、中途半端に子どもだったんだ……」)だったりしたらいいなぁと思うわけです。
あーあとね、屈折したエロが好きです。 全然エロじゃない所にエロスを感じてしまうような801が好き。
耳朶の産毛。小指の爪。尖った踝。上下する喉仏。虫歯の奥歯。
とか。 「え?そこ全然別にエロくないよ?」 というようなポイントで何故かグッときてしまうのがいい。 耳朶の産毛と、他人の爪を噛むというテーマで話を書いたことがあるのですが、それらも私の屈折したエロが好きという嗜好からでした。
……なんか微妙に質問への回答とズレてきたような気もしますが、あれだよね、これは好きな場所、っていうんじゃなくてそれを含めた状況?ってことなんですよね? 好きな場所の羅列なら早口言葉の様な勢いでできるんですが(屋上及び屋上へと続く寂れた階段裏庭誰もいない放課後の廊下理科準備室の机の下部室のロッカーの陰当事者でない第三者の友達の家全然弾けないピアノがある音楽室大通りからほんの少しそれた小道日が当たらない図書室)(ちょっとした悪霊なら祓える呪文の様な怨念がこもっている)。 あ、そうだ。 もう2年位前から書きたい書きたいと思っていたシチュエーションがあった。
・放課後の教室、カーテンの中でぐるぐる巻きになって遊ぶ二人。 ・いつもは不利な受の逆襲。 ・片方が片方の足の甲に額を押し付ける。 ・泣いてるように笑う。
こうやって書けば4行で終わったの? どーでもいいけど高校生の時大して親しくなかった男子から、 「COLOの言っている事はよく分からない」 と面と向かって言われて、 「COLOの言っている事はよく分からないという、あなたの言っていることがよく分からない」 と心の中で思った過去があるのですが(口先だけでは謝っておいた)、今ならその時の男子の気持ちが少し分かるような気がする。 確かに私の言っている事はよく分からないよな……。 つい最近も滅茶苦茶正式な場で同じような事言われました。
●The dialog where you bud?(It attacks and both with receiving.) あなたが萌える台詞は?(受と攻両方とも)
これもキャラの数だけ吐かせたい萌え台詞があるわけだから、簡潔に書けないよ。 何だか私が簡潔かつ的を得た質疑応答ができない人間だということを、不特定多数の人に知らしめているだけのような気がしてきました。
……えーと、あれだ。 考えてみましたが、私は受でも攻でも、片方が全くの第三者にもう片方の説明?をしているようなのが結構萌える性質なんじゃないかと気づきました。 しかも名前で呼んだりしないで、「あの人」や「あいつ」や「彼」とかの呼び方でもなくて、「あれ」って呼ぶのがブルブルする。
「あれは結構ズルイから」
とか、本人のいない所で言ってたりすると、かなり広い範囲(どんなカプでも)でワナワナ萌えます。 夏コミの本でも「このセリフを言わせたい!」という、たった一言のセリフのために20P以上費やしてマンガ書いたのですが、散々言っといてなんですけど、読んでいて 「あぁ、この人このセリフが言わせたかったんだな」 というのが透けて見えると猛烈に恥ずかしいものですよね。 その指摘が当たっていたとしても、「違います。なにいってるの?」と照れ隠しゆえに胡乱な目で返すという、ワケの分からない行動に出てしまうと思う。
あとバトン回してくれた江藤さんも仰っていましたが、受攻問わず 「ん?」 というセリフは、非常にどストライクです。 胸にハート型の風穴が開く。 特にいつもはぶっきらぼうで全然優しくないような人が、ちょっと聞こえなくて聞き返すような時だけ、 「ん?」 って可愛くなるようなのは更にどストライクです。
●The dialog that you wither?(It attacks and both with receiving.) あなたが萎える台詞は?(受と攻両方とも)
台詞っていうか単語なんですけど。 「セックスをする」という意味の使い方で、『抱く』『抱かれる』という表現を用いられると、決して開かなかったビンの蓋とか開けられるような力が湧いてきます。 無性に恥ずかしくなってどうしたらいいのか分からなくなる。 ギャグで 「抱かれたい男ナンバー1の○○です。……抱いてやる!」(指鉄砲) とか言う分には萌え萌えするのですが(今私特定のキャラを想像している)、凄まじくシリアスな流れの話とかで、攻が受に真顔で
「あいつに……抱かれたのか」
とか言ってたりしたら、その攻と受の間に「まぁまぁまぁまぁ」って割って入って、傘を開いてその上で大量に何かを回したくなります。 異常に私の羞恥アンテナに引っかかる。
かなりポピュラーな表現だし、犬も歩けば棒に当たる並に、ウェブを開けば「抱く」に当たると思うのですが、別にその表現を用いてる人を馬鹿にしているとか嫌いだとかそういうのは全くありません。 なんか私が意味もなく恥ずかしがっているだけです。 自分でも何でこんなに勝手に恥ずかしくなるのか甚だ疑問なのですが、なんていうのかな、中学生のダブルデートを見ているような気分になるというか、いや違う、とにかくなんか恥ずかしいの! 恥ずかしいあまり自己分析もできない。 恥と向かい合う度量がない。
というわけで結論は、萎え台詞というより単なる私の羞恥ポイントだったというオチです。
●It is five as for the coupling with giving whole mind. 思い入れのあるカップリングを5つ
★ONE PIECEのサンゾロ(この腐界に骨の髄まで浸かってしまった原因)
★水色妖精のタテタナ(現在進行形)
★水色妖精の立進(現在進行形)
★幽白の蔵飛(生まれて初めて読んだ801本が、アニメイトで間違えて買った蔵馬飛影の同人誌だった。蔵馬と飛影が何でキスしているのか真剣に悩み、友達に相談した)
もう一つは思い浮かびませんでした。
●Next, five people who spend(The person receives or attacks or describe it clearly.) 次にまわす5人(その人が受か攻か明記)
無駄にガラスのハートな私としては、ここでバトン回してスルーされたり断られたりしたらショックなので、傷つかないために誰にも回さない事にしておきます。 針の毛皮を着たオタク。 防御に精一杯だぜ。
バトンを回して下さった江藤さん、ここまで読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました! 身のない回答ですみません。
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