俺の眼鏡を超えてゆけ

20060327(Mon) 
続々と集まるゾク情報。
これはもう皆で洋平についての知識を深める絶好のチャンスだと思って、共有財産とします。
みんなァ!試験に出るからチェックしてね!
(情報提供者の皆さん、本当にありがとうございます!)

・特攻服専門業者サイトのURLを送ってくださった方がいらっしゃいました(ありがとうございます)。もう後学の為にも一着くらい買っとくべきですか。
・暴走族には走りの形態がある。
・どこに頭がいて、特攻はここで、旗持ちはここ、みたいな感じ。(旗持ちって旗持つ人ですよね。なんか萌えるなその単語……)
・特攻隊には「ケツ持ち」と言われる役目の人がいて、それは一番重要かつ花形の役割だそうです。
・ケツ持ちとは文字通り暴走族の一番最後に付き、警察の追跡を翻弄するらしい。(そういわれてみればホットロードにそんな描写があったので、また読み込んでおきます)
・Bタイプは抗争用ですが、逆にAタイプは集会用だそうです。あれがヤンキーの正装なんだ……!
・同じヤンキーが出てくる少女漫画としてオススメなのは『ロンタイBABY』。「チャコー歯磨きするべーヤニっこ取ろう」や「あいつはバカなんだお」という感じの言葉遣いだそうです。な、なにそれ、それだけでこんなに読みたくなる……!ヤニっこって、どじょっこだのふなっこだのみたいにキャッチーに言えばいいってものでもないのですが、そんな風に言われたらヤニっこしてない私も「おえーす」とハミガキしについて行ってしまいそうです。しかしどうして80年代?の創作物はチャコという名の登場比率がこんなに高いんですか。
・紡木先生で他にオススメなのは『瞬きもせず』と『かなしみのまち』だそうです。ホットロードでこんなにギュンギュンするんだから、これも絶対はずれってことはないですね!いつか絶対読みたいです。前者は純情物で後者はかなり切ないらしいです。ホットロードですらかなり純情もので、相当せつないと思うのですが、純情加減やせつない度合いは特筆されてるくらいだからホットロードよりは上なんでしょうか。よ、読むしかないじゃん……!
・ケンカ漫画だと高橋ヒロシ先生の『クローズ』や『ワースト』がいいらしいです。洋平に似てる人沢山出てくるんだって!私は『ワースト』は最初の方だけ以前読んだのですが、確かにすごく面白かったので近々また読み直してみたいです。好きなキャラは藤代拓海様です。いつまでたっても実力が未知数なところなんか洋平っぽいですよね。あと九里虎も好き。『クローズ』は未読でしたが今検索かけてみたらいかすスカジャン着た人が表紙だったので、これは是非読まねばなるまいと決心しました。

皆さん、ありがとうございます!
これでまた洋平についての知識を共に深めましょう!


唐突ですがホットロード(洋平好きのバイブル)について、気になったところを箇条書きで書いていきます。
ガンガンネタバレぶっこみますので、未読の方はご注意ください。
ていうかホットロードを完璧に洋平に重ね合わせて読んでいるので、色々意味が分からないことになると思いますがご安心ください、私もちゃんと意味分かってないですから。
読解力云々の次元でない。
見えないモノを見ようとする時、望遠鏡を覗き込まなくても裸眼でも見ようと思えば見えるのです。
そして静寂を切り裂くいくつもの声は、全部私の萌え悲鳴。


・「夜明けの蒼い道 赤いテイルランプ 去ってゆく細いうしろ姿 もう1度 あの頃のあの子たちに逢いたい」

こんなモノローグで始まるホットロード。青じゃなくて蒼い道だったり赤いテイルランプだったりと列挙された単語だけで身悶えしますが、一番ズガンと胸を打ちぬかれたのは「去ってゆく細いうしろ姿」です。洋平!行かないで!去っていかないで!><いやー……洋平は確かにガタイいい方じゃないけど(縦にも横にも)、こんな風にサラッと「細いうしろ姿」とか言われてしまうと私どうしたらいいのかよく分かりません……。ていうかこのモノローグで始まったマンガに洋平が出てこない確率のほうが低いと思うんですが、それは私の贔屓目ですか。

・主人公の和希が冒頭万引きをして警察に捕まってしまうんですが、和希の心の中のセリフでは「万引き」と書いて「ジョブリ」というルビが振ってありました。

ヤンキー用語では私の想像もつかないような隠語が数多くありそうですが、しょっぱなからホットロードで洗礼を受けました。
ジョブリってなんだ。
万引きという単語のどこをどうしたらジョブリになるんですか。
ジョブッと品物を懐やカバンに入れてしまうから?

・和希の隣?のクラスには絵里という横浜からの転校生がいて、絵里は和希以外のクラスメイトから不良という事で怖がられている。

しかしこの皆が不良だと感じる根拠がすごいんです。
1.前の中学にいた時、子どもおろしたことがあるという噂。(あくまで噂)
2.パーマをかけている。
3.体育では赤のジャージを着ている。(本当は紺じゃないといけないらしい)
4.「くつ下なんかすっごいガラっ。あたしおうちでしか、あんなんはいたことないもーん」クラスメイト談。
まぁ最初の二つは80年代のあれから照らし合わせてみたら不良の代名詞なのかもしれません。
3つめもまぁ理解しようと思えばできる。
でも4つ目、すごいですね。
柄物の靴下はいていただけで不良認定な時代だったんだ……。
しかしこのセリフを花形妹が言われていたり、言っていたりする所を想像してなんか得した気分になりました。
花形妹は靴下のガラ如何で不良だ何だと粋がりそうですね。

・ハルヤマ(主人公の好きな人)のバイトがガソリンスタンド。

「怒らせたら怖い」とか「トオルセンパイ(ボーソーゾクの総長と書いてあたまと読む)(トオルとセンパイという単語を組み合わせるとこんなに不良臭漂う淫靡な呼び名になるなんて目から鱗です。しかし同じトオルでも花形のトオルは一生ネルシャツ着ていて欲しいトオルだなぁ)のお気に入り」など色んな触れ込みがありつつのハルヤマ初登場シーン。
スタンドに運転が苦手らしき女の人がガソリン入れにくるんだけど、オタオタしてしまって上手く駐車できない。
そんな女性に向かってハルヤマは
「そぉじゃねーじゃんよぉ。なぁに見てんだよー。ケツこっちにもってくればいんだろぉ?そんぐらいわかんねーのかよー?」
と、バイトにあるまじき態度で出迎えます。女性半泣き。
でもガソリン入れ終わった後「どっちから出る?」と聞き、「え、あ、左ぃ」と女性が答えたら颯爽と車道に出て誘導。
去り際運転席を覗き込んで「ありがとーございましたー」とやる気なさそうにお辞儀するんですが、その後ニッて女性グループ見て笑うんです。
……………………。(頭抱えて)
お、お兄ちゃん、わたし、そうやって色んな女の人に気のあるそぶり見せるの、いけないと思う…………!
もうひどい、やばい、何それ洋平!!
そんなGSバイトいたらそのGSでワックスから洗車からタイヤ交換から車検から全部お願いしてしまう……。
前洋平がGSでバイトしたらというような捏造をここで書いた事ありますが、その時は「洋平はバイトの時はきちんと弁えているから、ムカツク客がいてもさらりと対応できる大人っぽさは持っている」っぽい事書きましたけど、確かに今もそう思っているのですがハルヤマのこのバイト姿勢見ると少しだらしなくバイトしている洋平もまた萌えだなと思います。
くだけた敬語でお客さんに接する洋平とか萌えじゃねーの……!
軽めの女性グループが給油しに来た時、洋平がカッコいいもんだからきゃぴきゃぴと
「ねぇ、いくつなの?」
とか
「バイト終わったら遊びにいこーよ」
とか話しかけるのですが、洋平はニヤニヤしながら
「おねーさん練馬ナンバーだから、ここらの男のナンパには気ィつけなよ」
みたいに、くだけた対応するのも萌えます。
この前まんだらけで買った激萌洋平本の洋平がなんと花屋でバイトしていて、それってちょっと新境地だったのでそういう平和そうなお店でバイトする洋平もいいなーと思ったんですけど、やっぱり洋平のバイト先はガソリンスタンドがいい……!
ていうか3つくらいかけもちでやればいい。
GSと夜間の交通整理辺りは個人的に外せません。

・赤いネオンが眩しい知らない町に、絵里と絵里の先輩のヒロコさんに連れて行かれる主人公。
そこにはトオルセンパイ(ヒロコさんの彼氏)が待ってます。
「行くぞぉ」
うなずくヒロコさん。
大人な雰囲気に押されてしまう絵里と和希。
絵「ね、ね、和希ー。びっくりしたぁ。みんなトオルさんの顔、知ってるみたい。なんかコワソーなひともよけてくじゃん?」
トオルセンパイの意味ありげな笑顔に、顔をしかめるお巡りさん。(悪い意味でも有名人という描写で)
ふとトオルセンパイがそこら辺にいる人に話しかけるのですが、トオルセンパイがすごい人だと知らない通行人はタメ口を利いてしまい、友達に慌てて窘められる。
でもそれを笑顔で流すトオルセンパイ。

これだよ。
これだ。
この感じが、ザ・80年代。
実際2006年現在でこういう事されたらちょっと引くっていうか、「うわー……そう…なんですか…………。すごい……ですね……」とリアルな反応を返してしまう所ですが、これ80年代だから無問題なのです。
それがカッコいいとされた時代だからこそ成立するこの感覚。
ていうかトオルセンパイがカッコいいんだよ〜18歳の洋平って感じなんだよ〜。
トオルセンパイとヒロコさんの大人な雰囲気に中学2年の主人公たち二人が入っていけないという描写に、中2視点でときめいしてしまいました。
この時代の2〜3歳差って信じられないくらい大人に見えるものですよね。
しかし細かい事にいちいち目くじら立てないと言うか、本当にすごい人は強さをひけらかさないという点で、トオルセンパイと洋平は本当に似ているような気がします。
周りが騒いでいるだけなの。
洋平もきっと和光中で大暴れしていた時、自分で「オレは水戸洋平だ!」って名乗ってケンカしていたわけではないと思います。
別に名を売ろうとしていたわけじゃないんだけど、勝手にどんどん大きくなってしまったらいい。
それで尾ひれがついていったりするんだけど、それをいちいち訂正するのも面倒くさくてほっといてしまう洋平萌え。
きっと中学生の時の洋平は今の何倍も刹那主義と言うか快楽至上主義だったと思うので、その日、その時の気分で暴れられたらよくて、それ以降のフォローとかあんまり考えていなかったんじゃないかなー。
それがどうして保護者目線になったかというと、やっぱり花道の存在が大きいと思います。
花道との付き合いは小学生からの様な気がしてるんですけど、花道は小学生の時は遅生まれだしそんなに体格もよくないんです。
でも中学はいって急激に伸びる。
だからいつまでも自分が身体が小さい時の気分のままだから、力の加減がよく分からないというか見ていて危なっかしい時期があって、そういうのを近くで見ていた洋平は自分が好き勝手に暴れていた狂犬時代を卒業して、親鳥時代に突入したらいいですよ。
ていうかもうホットロード関係ないよ、これ。

・ファミレスでハルヤマと騒いでいるモブの書き文字のセリフ。
「うっぴょーーーおまえ命かけちうーー!?」

何語ですか、これ。
うっぴょーとかもうたまんないな……。
のりピー語を何となく思い出します。
とりあえずマンモスとか言っとけ、とりあえず語尾にぴーってつけとけ、みたいな「とりあえず感」がゾクゾクします。
うっぴょーって、でも私本気で使おうと思ってもどういう時にこういう感嘆の仕方したらいいのか、皆目見当も付きません。
どんなに酔いどれていても咄嗟に「うっぴょー」は出てこないよなぁ。
あ!今気づいたんだけど、「うっぴょー」って「うっそー」をのりぴー語っぽく言った感じなんですか!?
あ、ちょ、これ、そうかもしれない……!
リアルタイムで発見しました。
にしても「命かけちうーー!?」が分からない。
「命を賭ける」関係の表現である事は勿論承知しているのですが、「かけちう」ってなんだ。
「かけてんのかよー!?」って事ですか。
深い、80年代。

・ケンカでボコボコにされたハルヤマの顔を見つめる和希。その視線に気づいたハルヤマの一言。
「ぶたあっ」
「…………」
「うっそ、かわいーじゃんおまえ……」

ゆ る さ な い・・・・・・(歯軋り)
何これ何これ、甘酸っぱすぎて私もう絶えず(☆*☆)こんな顔です。
ひどい、もうやだ、恥ずかしい……。
うっそ、萌えじゃんおまえ……。
今日日最近の少女漫画は結構比較的簡単にやったりやられたりしますよね。
少コミ(大好きなんですが、これはこれで)で連載しているマンガの主人公なんて、連載中何回貞操の危機にあっているのか、ここはダウンタウンかよというような治安の悪さじゃないですか。
特に大河内咲也(少女漫画界の暴れん坊将軍@快フレ)なんてビジュアル系バンドのボーカルと言うより、性犯罪者の域に片足突っ込んでいるような気がしてならないのですが、近頃の少女はそういうすぐにやっちゃうようなマンガより(いやでもそれはそれで本当に面白いんですけど)こういう甘酸っぱいの読んだ方が情操教育にいいよ……。
キスするまでにもう何年もかかってるから、この二人…………。
ていうか洋平に「ぶた」とか「ぶたちゃん」とか言われたりしたら、私もう今度こそ「うっぴょーー」って言えるかもしれない。
やばい、洋平、本当にやばいよそれ…………。(萌泣)

洋「ただいま」(玄関でスカジャン脱ぎながら)
妹「おかえり」
洋「ほい、みやげ。食え」(ビニール袋ガサゴソ渡しながら)
妹「え、なにこれ。プリンにチョコロールにおにぎりだ。どうしたの?」
洋「店長がくれた。賞味期限切れたけど捨てるの勿体無いから。ほんとはダメなんだけどさ。そこはホラ、オレ日頃の行いがいいから」(タバコに火をつけながら)
妹「日頃の行いがいい人はタバコなんか吸いません!」
洋「あーはいはい。お前どれ食う?オレなんか腹減ったから今食っちまうけど」
妹「今から!?もう11時だよ」
洋「べっつにいーべ。ほら、お前どれにすんだよ」
妹「………………こんなに遅くに食べたら太るから明日食べる」
洋「なら今兄ちゃん全部食っちゃうよ」
妹「えー」
洋「ハラ減ってるから。今食うんならわけてやる」
妹「……………………プリン…………」
洋「はい、お食べ。こぶたちゃん」

……………………p(゜o゜)q~~~~****
洋平にこぶたちゃんって言われたい…………。(電信柱に頭ぶつけながら)
洋平は食べても食べても太らない体質だから夜中にいくら甘いもの食べようが気にしないんですが、妹は太りやすい体質だからすごくそういうの気にしていて、無頓着な洋平にその辺からかわれたらいいですよ。
まぁ洋平は基本的に女子に優しいですから、家族以外の女子には冗談でも「ぶた」とかそういう事はいいませんが、でも妹は家族だからそういう冗談言えばいい。
妹はそれに本気でムカついて「ひどい!自分は細いからって!」となるのですが、洋平はそれが自分と付き合っている女性だったら細くてもグラマーでもどっちでも大して気にしないのですが、妹だと「沢山食べて大きくなって欲しい」ので事ある毎に甘いものや色んなものを妹に食べさせようとしたらいいですよ。
あと「こぶたちゃん」と言って妹がむくれるまでが一つのセットで、洋平の中ではそれが家族団欒の一つの形だといいよ。
荒れていた時期(洋平が中2あたり)はそういうやりとりすらなかったので、洋平はわざと妹をからかって家族団欒があるって事を一人で心の中で再確認しているのです……。
妹もこっそりそれ分かっていて、形式めいたふくれっ面すればいい。
でも本気でムカついているんだけども。


……全体の6分の1もまだ言及してないのに、何かもう萌えのあまり疲れてしまいました。
気が向いたら続きはまた今度書きます。
全部こんな感じだよ私。


通販について。
誰かに何か言われたわけではないのですが、人をお待たせするの落ち着かないので一応また書いておきます。
通販ページにも明記しましたし以前日記でも書きましたが、『ALL ABOUT AH-YOUNG』の通販は5月のスパコミ合わせで再販した後至急発送いたします。
あと1ヶ月以上ありますが、気長にお待ちくださいませ。
申し訳ありません。
すでにお申し込み下さった分は、本ができ次第封筒に入れて封をすればいいだけの状態にしてあります。
一気にお手紙書くの大変だから、本はないけど少しずつ今からもう書いてしまいました。
強制では全くないのですが、早いうちにお申し込みを頂ければその分今から準備ができますので、スパコミ明けすぐに発送できます。
「早く届けて欲しいな」と言う方は、4月中にお申し込みくだされば一気にガッと発送できるので、その辺頭の隅にでも置いておいて頂けると助かります。


あ、あとそうだ。
以前から何人かの方に
「イモドリをすぐに読み返せるように独立したコンテンツにしてもらえませんか?」
というような意味のメールを頂いているのですが、そんなの目立って恥ずかしいから私が嫌です。(笑)
基本的に全てにおいて読んだら忘れてほしいので、不親切なサイトですみません。
でも気に入って頂けたというのはすごく嬉しいので、その辺は本当にありがとうございますね。
ご希望に添えなくてすみません。


えーと余談ですが。
妹が韓国在住の韓国人の友達と英語でメッセをしていて、急に
「ねぇのんちゃん。死神が出てるアニメ知ってる?」
と聞いてきました。
なんでもその韓国人の人はオタクらしく、今その日本の死神のアニメが好きらしい。
死神といったらもうBLEACHだろうと思って
「BLEACH?」
と聞いたら、「あーそれそれ!」と言われました。
何か私は嬉しくなってしまって、
「ちょっと私とその人話させてよ。『Do you know BAN-KAI?』って言わせてよ」
と言ったら、「うるさい。あっち行ってて」と言われました。
その後私はちゃんとあっちへ行った。

20060324(Fri) 
先日洋平と特攻服についての日記を書いたら、特攻服事情の情報を親切な方々が送ってくださいました。
どうもありがとうございます!
非常に興味深い情報もあるので、せっかくだからご紹介します。
これであなたも特攻服通。

・「私の家の近所に特攻服の刺繍屋があります」という方がいらっしゃいました。(住宅地で営業してるなんてびっくりです)
・そのお店はヤンキー服も扱っているのですが、スーツも扱っているらしい。(ヤンキーが着るスーツって、薄紫とか赤とか豹柄とかそんな感じなの?)
・特攻服の刺繍は購入時に入れてくれるところが多いらしい。
・制服などを扱っている衣料品店でも頼むとやってくれるらしい。
・刺繍は文字の一覧などがあって、一文字いくら、このサイズだといくらと価格設定がされている。
・制服にも刺繍を入れたりする人もいるらしい。
・それを先輩から受け継いだりするらしい。(ちなみに情報提供者の方のお友達が先輩から受け継いだのは虎柄の短ランだそうです)
・私が3月16日の日記で書いたBタイプの特攻服は、ゾクの間では抗争用とされている。
・「アレの方が動きやすいので殴りあいに向いている」BY元ヤンのお知り合い。

ということらしいです。
貴重な情報、皆さんありがとうございました!(笑)
中でも個人的に釘バットで後頭部を殴られたような衝撃だったのが、Bタイプは抗争用という実に生々しい、さすが元ヤン(メール下さった方のお知り合いが元ヤンだそうで)としか言いようのない血の通った情報です。
というか血が流れたに違いない情報ですね。
「抗争用」っていう響きがもうたまんねーよ………ゾクゾクするよ……。
確かにAタイプは裾が長くてビラビラしているので、そんなもん着て抗争に乗り込んでいったら裾踏まれたり捉まれたりして絶対不利ですよね。
絶対Bタイプの方が動きやすいし、殴り合いに向いてそうです。
しかしヤンキー事情に全く詳しくない私が「Bタイプの方が洋平には似合うと思う」と言っていたのは偶然以外の何者でもないのですが、なんかこう、肌で感じるものがあったのかもしれない……お兄ちゃんはいつでも一人で何かと抗争中だってこと……。(憂いた表情で作った夕食が冷めていくのを見つめながら)

ていうか、あなたの街の電器屋さん並に、ごくごく近隣に根付いているものなんだ、ヤンキーと特攻服って……。
知り合いが元ヤンの方の情報って本当に生々しくて生唾出ました。


えーとそんなわけで日々洋平を深く知るため、ヤンキーの勉強に余念がないわけですが、そんな私にヤベさんがこんなものを貸してくれました。
やばい、これ、やばい。
コマとコマの見えない行間に、私洋平の姿が見えます……!
相当有名なマンガなのでご存知の方の方が多いと思いますが、80年代のヤンキーを描いた少女漫画ではこれが最高峰なんじゃないでしょうか。
暴走族を扱った少年漫画は数あれど、少女漫画で主人公の好きな人がゾクってあんまりないけど、このマンガは「ちょっと不良でカッコいい彼」みたいな軽い描き方で暴走族を扱っていなくて、いい人だったのにシンナー吸いすぎておかしくなってしまった登場人物がいたり、鑑別所送りになってしまった人がいたり、好きな人を心配するあまり物凄く衰弱してしまった女の人がいたりとなかなかにヘビーで、そういう背景込みで「好きな人はゾクでした」みたいな設定なので何かもうたまんないんです……!
うわーもうこれやばいだろう……。
私自身は交通ルールは絶対守るべきだと思うし、殴ったり殴られたりという平たく言えばヤンキーの美学(オモシロ哲学)みたいなものにはついていけないのですが、なんか……この本はすごいよかったです。
時代を正に切り取った感じでした。

ていうかもうハルヤマとトオルさんって足して2で割ったら洋平なんじゃないんですか!?
あーもうやばい。
紡木たく先生は洋平のマンガ書いた方がいい。
下手したら世界で一番洋平な洋平になりますよ。
井上先生をもってしても洋平は物語後半はほぼモブ、よくて解説役というあれに甘んじているわけですが、紡木先生の手にかかったら絶対ものすごい胸キュンアオハルストーリーに化けるんじゃないかと確信しています。
あーもう本当にこのマンガたまんないです。
このマンガが連載されていた80年代といったら、私はまだパンツ丸出しでおままごとしていた時代なので(下手したら普通に生まれてない方も多そうですね……中学生や高校生のお嬢さんからもメールをよく頂くので)、80年代にリアルタイムで中高生だった人が感じるようなノスタルジーは残念ながら抱けないんですけど、でも言葉遣いとか本当に年代を感じて80年代好きにはぐっと来てしまいます。
そこはかとなくいちいち古いんだよー、でもそこがいいんだよー。
語尾が「だべぇ」や「だっしょぉ?」だったり、普通に「家宅捜索」「苦労」と書けばいい所を「家宅そーさく」「苦ろー」だったり、先輩、自分本当に勉強になります!!
このマンガで得たものを洋平の妄想に精一杯活かそう。
ハルヤマが背が低くて、本当に洋平が14歳の時ってこんな感じなんじゃないだろうかって感じで、トオルさんがカッコよくて、洋平が18歳になったらこんな感じなんじゃないだろうかって感じで、一体誰に感情移入して読めばいいのか大忙しでしたよ。
あとハルヤマ(主人公が好きなゾクの男の子)が主人公の事をよく「ぶたちゃん」って呼ぶんです……もう ゆ る さ な い ・ ・ ・
何それ、萌え死ぬ……。
やり場のない力がここまでふつふつと湧き上がる少女漫画は久しぶりです。
ちょっと今日読んだばっかりでまだ読み込めてないので、明日からじんねりと読み直していつかまたもう少し掘り下げてみたいです。


話は逸れるのですが、少し前に以前読んだ高村薫の『李歐』を読み直したら、新しい発見がいくつもありました。
これも有名な本なので詳しくは書きませんが、端的にどういう話かというと李歐という美貌の中国人(だったかな?)の殺し屋と、日本の大学生の一彰という若者二人が出逢って動き出す一大叙事詩……みたいな感じです。
その一彰が洋平だったらと考えるとすごい萌えるので、もしお手元にこの本がある方は変換しながら読んでみてください。
自分が置かれた状況に応じてその都度「満足」や「幸せ」のレベルを引き下げていく悲しい順応性や、女の人に優しくできて世話も甲斐甲斐しくしてあげて、でもそれにきっぱり見切りをつけてしまえる冷たい所とか、本当に洋平っぽいんです。
ときめく…………。
あと
「君は大陸の覇者になれ、ぼくは君についていく夢を見るから」
というセリフがあるのですが、これ、洋平の花道への応援姿勢とかぶるじゃん……と胸が締め付けられる思いでした。
洋平って自分じゃなくて友達(っていうか花道)にスポットライト当たっている所を見るのが好きそうですよね。
嫉妬や羨望なしにあっけらかんとした好意で、花道の事を
「あいつオレの友達なんだ。最高だろう?」
って通りすがりの人に自慢できそうな気がします。
洋平……もうアンタ本当にイイ男だよ……。

あともう一つの発見と言うのが、タカムラーに唾を吐きかけられても文句は言えないものなんですが。
一彰と李歐の会話で、

「『あんた、名前は』と一彰は尋ねてみた。男は顔を上げ、スプーンの手を止めたとたん、一転して艶やかな笑みを滲み出させて、『惚れた?』ときた。何者かと尋ねるとギャングだと言い、名前を尋ねると、惚れたかとくる。この、ほとんどジェットコースターのような語法はいったい生来のものか、計算したものか(以下略)」

というものがありました。
私、もう一人ジェットコースターのような語法を操る人物知ってる……。
こういう事言うの本当に恐縮なんですけど、オリキャラっていう枠では悪い意味でくくれない、あいつもジェットコースター的語法だと思います。
花形妹。
こいつは絶対生来のものだと思う。
このくだりを読んでからどんなに李歐がカッコよくても頭の隅にチラチラ花形妹が出張ってきてしまい、笑う所じゃないのに笑ったりしながら読んだので大変楽しい読書になりました。
桜の下で華麗に踊る花形妹。
ジャングルのスコールをシャワー代わりに浴びる妖艶な花形妹。
何か知らんけど幽霊になって会いにきた花形妹。
余韻、台無し。

20060323(Thu) 
先日はヤベさんと遊びました。
前々からヤベさんが美味しいカムジャタン(韓国料理)を食べに連れて行ってくれると言っていたので、「いつカムジャる(動詞)?」「早くカムジャろう(動詞)」とお互い口癖のようになっていてやっと都合が合って実現したのですが、ヤベさんが2時間半という豪快な遅刻(っていうかここまで豪気だと遅刻じゃなくて放置プレイの一種として成立していた)をしましたよ。
あーあ、書いちゃった。
私は書くつもりなかったのですがヤベさんが書いていたので、これはもう書いた方がいいのかもと思ったので書いてしまう。
待たされた2時間半の内訳は、テレクラですっぽかされた男性のようにぼんやり立っていた1時間+商店街をウロウロして本を1冊買った30分+その買った本が間違えて以前すでに買ったものだった事に目をそらしつつ読書の1時間、でした。
椅子さえあれば私4時間くらいは何もしないでぼんやりしていられるんですけど、待ち合わせ場所には椅子がなかったので、オバちゃん疲れて移動した。
それで到着したヤベさんに「朝ご飯は食べたの?」と聞いたら「そんな優しさいらんわ!!」と人が大勢いる前で逆ギレされました。
どうでもいいけどぼんやり立っていた1時間の間に3人もの人に道を尋ねられましたが(中年女性1人×2、外国人女性1人←しかも英語だった)、私そんなに中野の主っぽいですか。

えーとそれでカムジャタン食べました。
もうすっごい美味しかった!
ご存知の方も多いと思いますが、カムジャタンというのはブタの背骨とジャガイモを辛くぐつぐつ煮込んだ鍋なんですけど、食べ終わった後そこにご飯やネギや卵を入れて1回で2度美味しいという無駄のない料理です。
すっごい美味しいよ!
それで予約しないと食べれないカムジャタンが来て、写メっておこうと思ったのに忘れてすぐに食べてしまいました。
「あ!撮るの忘れた!」
と私が声を上げた時には、すでに兵どもが夢の跡的にうず高く詰まれた、食い散らかしたブタの背骨・背骨・背骨……。
鬼婆の食卓。
牛も好きだけどブタも美味しいですよね〜、でも鳥も好き。
食べるの大好き。

えーとそれで中野ではまんだらけに行ってSDの同人誌も買ったのでした。
これがもう当たりで当たりで……。
カムジャタン大量に食べ終わった後すぐにまた予約しておいた個室の居酒屋で二人して読んだのですが、1Pめくるごとに「ぎゃーーっ!!」と身悶えしながら読むという、実にマジ病くらい萌えな洋平本だったのです。
あぁよかった、買ってよかった。
表紙や裏表紙にカップリング等の説明が一切なく、あるのは裏表紙にあった「YOUHEY AND NORIO」という文字のみ。

ヤ「洋平と……堀田……?」
C「洋平が攻めで堀田が受けなの……?…………この二人が……?」
ヤ「……やめておいた方がいいよ」
C「……いや、買う。洋平が呼んでいるような気がするから買う」
ヤ「私は止めたからね。一応止めたからね」

というやり取りを経て買ったのですが、いざ読んでみたら洋平と花道の友情と三井と堀田の友情を軸に、洋平と堀田が屋上でタバコふかしながらアオハルしてるすごいぐっとくる話で、しかも絵がもう「何事!?」という個人的ツボをつかれまくった好みのあれだったので、「そら見たことかぁ!?」と止めたヤベさんに向かって指を突きつけたりしました。
惜しむらくは発行が1994年だったこと…………。
今は何をしてらっしゃるんですか、MY GOD……。
この方が描かれたマンガもっと読みたいから、こつこつ探します。
いっそここで情報募りたいくらいなんですが、なけなしの理性を総動員させてやめておきます。

あとこの日も洋平と牧の事を延々話していたのですが、もう全部忘れてしまいました。
ヤベさんと1日遊ぶと30こくらいネタができるのですが、生まれるのと同じスピードで忘れていく蜉蝣のようなちくび泥棒シリーズ。
今度は青山に杏仁豆腐を食べに連れて行ってもらうのと、SDモデル地巡りに連れて行ってもらう約束したので、いつもみたいに口半開きでついていきます。
天性の仕切られ上手で何かすみません。
自分とこのチャットですらきちんと仕切れた試しがない。


そういや以前チラッと書きましたが、何故かよく分かりませんが私よくSDのことでご質問頂くんです。
それが「SDに対する知識」の質問では全くなく、原作に書かれていない隙間を私が勝手に補完してお答えするようなものが非常に多くて、今もう多分50通くらい溜めてしまってどこからお答えしたらいいのか例の如く分からなくなってしまいました。
ていうか原作に書かれていない事を、私がお答えすると言うのもメチャクチャ変な話なのですが。
勘違いDJ風に進行していくQ&Aは、羞恥心だけは人一倍ある私は恥ずかしくてたまらないのですが、さっきたまたま「これかな?」とランダムに開いたメールがそのご質問だったので(メールフォームは全て同一の件名で届くため区別がつかない)、シャム猫のように気紛れにお答えします。
全部にお答えできなくて本当にすみませんていうかなんで私が答えてるのか本当に不思議です(?o?)


Q.COLOさんは以前「洋平は花道には無条件で優しい」というようなことを言われていたと思うのですが、そうすると洋平が晴子さんと付き合うということはありえませんか? 私も洋平は男前だと思うので、一緒にいたら晴子さんが惚れてしまってもおかしくないかもと思っていたんですが。

A.一言でいうと、私的にはナシです。
洋平と晴子という組み合わせは可愛くて私大好きなんですが、それはあくまで間に「花道」という共通項があった上での、「桜木君のお友達」と「花道の好きな女の子」いう関係であって、洋平と晴子がお互いを異性として見てときめくって事はないんじゃないかなーと個人的に思います。
勿論洋平は晴子を女の子扱いするし、晴子は洋平を男子として見てるんだけど発展はしないんじゃないかなー。
でも「洋平は男前だと思うので、一緒にいたら晴子さんが惚れてしまってもおかしくないかもと思っていた」という事は、痛いほどよく分かります。
ほんっとよく分かる。
でもね、ここが洋平のすごい所なんですけど(小声で)、洋平は「女の子が自分を好きにならないような絶妙な線の引き方」ができる男なんです。(至って真顔)
洋平はとにかく男友達を大事にする人だと思うので、その男友達が好きな女の子とは絶対色恋沙汰起こしたくないと思う。
だからその女の子と接する時は、あくまで「○○の友達」のポジション、つまり晴子さんだったら「花道の友達」のポジションというスタンスは崩さないような気がします。
必要以上に自分の事話さなかったり、一緒に歩く時は隣を歩かないで斜め前を歩くようにしたり、夜道を送らないといけない時は「もうこの辺でいいよ」と言われたら「そう?」と言って無理矢理最後まで送ろうとしなかったり、あまりに自然だし些細な事だし、相手の女の子はきっと線を引かれている事に気がつかないんだけど、でも友達が好きな女の子には洋平はそういう風に接するんじゃないかなと思います。
これが同い年の女の子だったりしたらほぼ100%気がつかないので問題ないのですが、下手に年上だったりするとその分経験上勘も鋭くなってるので線を引かれている事に気づいてしまって、ひょっとしたらすったもんだがあるかもしれませんが、それも萌え、これも萌えです。


Q.信長と三井、どちらも愛すべきおバカさんとして有名ですが、この二人のバカのベクトルの違いを教えて下さい。

A.例えばこの二人に面と向かって「バカ」と言うとしますよね。
でも言いたくなるシチュエーションの違いが、バカのベクトルの違いを顕著に表しているような気もします。

●信長の場合
土手の野原で二人して転げる。頭に沢山草とかつけながら涙流すほど大笑いして出た一言。
「バーーカ!」

●三井の場合
救急箱を取り出して俯く三井の鼻の頭に絆創膏を貼る。消毒液が滲みると文句を言うのを無視して治療を進めていたら、ポツンと三井が呟く。「悪ィ……」そこで三井の前髪をクシャッとしながら一言。
「バカ…………」

多分一番短い説明だと、ベクトルの違いは私の中ではこうなります。
あと分かりやすい例がまたあった。

●信長が迷子の場合
とにかくひたすら前に進む。
どんどん進む。
自分が迷子かもしれないなんてこれっぽっちも思わない。
なので物凄く遠くで発見され、警察に保護されるものの、満面の笑みを浮かべパトカーでご帰還。
清「神さん、オレ、パトカーなんて初めて乗ったっす!」(警察署でご馳走になったカツ丼のご飯粒を頬に付けて)

●三井が迷子の場合
「こっちでいいんだよな?」
「ちょっと待てよ。本当にこの道か?」
「おいおいおいおい、マジかよ。この看板さっきも見た気がすんだけど」
と一人で三井なりに試行錯誤を繰り返すものの、ウロウロごく狭い範囲で迷ってアセりまくる。
そこを後輩に発見され、内心めちゃくちゃホッとしているものの表面上はクールに。
三「準備運動は終了ってとこか?」(不敵にニヤリ)←迷子

伝われ、この想い!


えーとそうだ、すごいびっくりした事があったのでした。
通販でお手紙同封してくださった方には私なりに丁寧にお返事書かせて頂いているのですが、レターセットを買いに行く時間がなくて家中のレターセットをかき集めた結果、便箋と封筒がちぐはぐだったり、「お前どこの素敵なレディーだよ」というようなド派手な花柄のものしかなかったりと、私の趣味の悪さ(でもちょっとこれ不可抗力……)が露呈するような感じの通販作業だったんです。
それで「私が本気で選んだレターセットがこれだと思われても困る」という見栄で、通販時変なレターセットを使用させて頂いた方にはそういい訳していたのですが、そんな便箋貧乏の私に天使が舞い降りた。
使いそびれたと言う、凄まじく大量のレターセットを送ってくださった方がいらっしゃいました。(笑)
本当にびっくりしました。
気を使わせてしまって何かすみません、ていうかどうもありがとうございます!
ありがたく全部使わせて頂きます!
恐縮されてましたが、本当に嬉しかったです。
真理さん、ありがとうございますね。


いい人が世の中には沢山いらっしゃるのだ……!

20060316(Thu) 



Bタイプ。作業着型。

……サイズ間違えてすっごいデカいまま保存してしまったけど、O型だから気にしない……。

トップに置いたものの原型版です。
いつまでもサイト消失マジック記念(12月後半の日記参照)のままだとアレだと思ったのでこれを加工してトップに置いたのですが、トップに置くものはどうしても少しふざけたがるので背中の文字を変えました。
ヤンキーは誇示したいものを背中に背負いたがる傾向がありますが、洋平は自分がオーバードライブエンジェルしている間家でお留守番している妹に、「カレーはチンして食べなさい」と背中に背負うくらい伝えたかったのです……というイモドリ。

3月10日にやった洋平様チャットで「特攻服の洋平を描いたらいい」という流れになり、何か洋平様と特攻服ってベタ過ぎてきちんと向き合った事なかったんですけど、せっかくだから描いてみました。
なんていうか似合いすぎて怖い。
洋平って生まれた時から特攻服着てたんじゃないですかね。
産着が特攻服。
浸かった産湯は閻魔様の血の涙。
ィ世露死苦ゥ。(初めて喋った言葉)

2通りの特攻服を今回描きましたけど、個人的に好きなのは最初にアップしたAタイプですが洋平に似合うのはBタイプのような気がします。
特攻服事情に明るくないので(何それ)うろ覚えで絵にしてしまいましたが、建築現場のオジさんが着てそうな紺色っぽいジャンパー?を羽織ったタイプのもっさい方が洋平には似合うような気がします。
神奈川というより千葉かもしくは北関東を彷彿とさせるようなあの感じ。
それにしても特攻服にしている刺繍って、ヤンキーの人たちは皆どこでしてもらってるんでしょうか。
刺繍屋さんとかあるの?
何文字何円とかそういう相場でやっていて、露とか羅とか魅とか極とか麗とか画数が多い漢字ごとにプラスアルファがあったりするの?
ヤンキーの人たちはあれをおうちで洗濯したりするんですか?
靴下とかパンツとか干している横で、物騒な特攻服がパタパタと同じ様にのどかに風に翻ったりするんでしょうか。
ちょっと萌えです。

ていうかタマゴが先かニワトリが先かという不毛な論争の如く、洋平が生まれるのが先か特攻服が生まれるのが先かというくらいの勢いで洋平は特攻服を着こなしていると信じて疑わないのですが、ここまで散々言ってきたけどじゃあ洋平は暴走族なの?と言われたら、満面の笑みで「そうです!」とは一概には言えないこの複雑な妹心……。
洋平って基本的に小さい頃から群れるのは好きじゃないような気がします。
きっと桜木軍団が初めてのグループ行動だよ。
悲しくなるからきちんと己の考えた捏造に向き合ってはいないのですが(……)、以前から私が何かと持ち出す水戸家の設定で「母子家庭。母親は水商売。父親とは洋平が小さい頃に離婚していて、その父親は酔っ払ったら洋平に暴力を振るう最低な親父だった」というものがありますが、辛いからきちんと考えていませんけど洋平が父親に暴力を振るわれていたのは6歳くらいからのような気がします……。(あーもーちょーぶるー)(虚目)
きっと洋平が2歳とか3歳とかの時は、幸せな普通の家庭だったんだよ……。
でもきちんと自我が芽生える(2歳や3歳だってきちんとした自我はありますが)4〜5歳の時にはもう両親の仲は冷え切っていて、洋平は良くも悪くも人の顔色を読むことに長けた子どもになってしまいます。
両親がケンカしそうだなと思ったら、さっきまで遊んでいたのに急に静かになって部屋の隅に避難する。
それで自分の膝小僧を眺めたり、畳の目を数えたりしてやり過ごす。
私的イモドリだと洋平と妹は2歳差なので洋平が4〜5歳だと妹は2〜3歳ですが、両親がケンカしている時部屋の隅で洋平は妹を後ろから抱っこしてたらいいです。
そのぽやぽやとした幼児特有の髪の毛に顔をうずめて、ぷっくりとした頬の産毛を撫でたり、パステルカラーのウサギがプリントされてある背中に鼻をくっつけてミルクの匂いを嗅いだり、洋平はそういう何も分かっていない妹に、溺れた者が掴む藁のようにしがみついて何とかやり過ごすんです。
これがイモドリの出発点……。
あーもう洋平の支えになりたい……。

えーまぁそんなこんなで(母親の口癖)洋平は幼くしてもう物事に対して多くは期待しない、執着しない、即座に諦めるという子どもらしからぬ諦観しきった瞳をしているんじゃないかなーと思うわけです。
そんな子どもが、オモチャを買ってもらえないとごねたり夕飯に好きなおかずがないと膨れたりする同年代の子どもと仲良くなれるはずがない。
洋平は小さい頃妹を連れてよく公園に遊びに行ったりもしたと思うんですけど、きっと他の子とは遊ばなかったと思うなー。
妹が砂場で穴掘ったりしてるのを手伝ったり、妹が喜ぶから砂のトンネル作ったり、一見「一緒に幼い兄妹が遊んでるね」と見えるんですが、洋平はもう完璧に子守をしているの。
勿論洋平だってある程度は楽しかったんだろうけど、意識としては「一緒に遊ぶ」じゃなくて「子守」なんです。
だから例えば6歳のお兄ちゃんと4歳の妹が遊んでいたら、きっと6歳のお兄ちゃんは自分のやりたいことやりたくなってしまって妹をほったらかしにしてしまうと思うんですよね。
勿論それは悪い事じゃなくて6歳だったら当たり前です。
でも洋平は当たり前の6歳じゃないの……悲しいけど……。
それで砂場でトンネル作ってる時、両側からお互い掘り進めて砂の下で手が触れて、その手が柔らかくて温かかったもんだから、洋平はその瞬間
「オレがこいつをだいがくまでぜったい行かす」
と思ったらいいですよ。
やだもうお兄ちゃん……私まだ4歳だよぅ……。(虚空に向かって)(こういう事書いてて、誰に申し訳ないってまずうちの両親に申し訳ないですよ)
洋平は近所のお兄さんが「だいがく」という所に行って、井戸端会議でおばちゃんたちが褒めていたのを聞いて、「だいがく」という所が何をする所なのかよく分からないのですがとりあえず妹を「だいがく」に行かそうって幼いながら決心してたら、頭抱えてしまうくらい萌えです。
だから大きくなって自分が青タン作ったり鼻血出しながら帰ってきても、開口一番救急箱持って来た妹に対して
「宿題したのか?」
とか
「勉強はすんだのか?」
とか言えばいい……。

ていうか今ふと思ったんですけど、洋平って小さい頃鍵っ子…………?
そ、それやばい…………。
でも洋平は鍵をペンダントみたいにしてぶらさげたりしませんよ、きっと。
妹が好きなキャラクターもののキーホルダーをくっつけてると思う。
以前確か10月頃に「洋平のスクーターのキーには妹がつけた妙に可愛いキーホルダーが」というネタを書いたことがありますが、洋平は鍵という鍵を妹の好きなようにしてあげたらいいですよ。
洋平の持ってる何種類かの鍵の横には、いつだって絶対妹が選んだ妙に可愛いキーホルダーが揺れているのです……。
鍵って一つのキーワードというか、「開錠する」という結果以上の大きな意味合いを持つ物の様な気がするので、洋平は基本的に鍵を他人に触らせないといいな。
男の人ってカバン持たないで出かける人多いですけど、多分洋平もそうだと思うんです。
ポケットの中に鍵と財布だけ突っ込んで、支度はおしまいみたいな。
それでそういう人って座る時鍵が当たったりして痛いから、よく鍵をポケットから無造作に出してその辺ジャラッと置いたりしますけど、洋平は絶対他人の手が届く所には鍵は置かないと思う!
三井が洋平のその鍵に可愛いキーホルダーがぶら下がってるのを見つけ、「これでからかってやろう」とそれに手を伸ばそうとしたら、洋平はものすごいさりげなく鍵を三井から遠ざけてポケットにしまうと思う。
三井に鍵を触らせない洋平萌え!
で、三井はそれにちょっとショックを受けるんだけども、基本的に頭が悪いので(萌え……)あんまり深くは考えない。
でもある日花道の前で洋平が鍵を無防備に置いていて、花道に
「洋平、鍵」
って投げられても、
「サンキュ」
と笑っているのを見て、何かショック受けたらいいですよ。
寿、繊細。
でもバカだから(萌え……)またある日リベンジしようと洋平の鍵(家の鍵とバイクの鍵とバイト先のロッカーの鍵とあと意味ありげな鍵が2〜3本)に触ろうとするんですが、またポケットの中に仕舞われてしまう。

…………えーと、この後延々洋三の鍵物語を書いたんですが、これなんだかマンガにした方がいいような気がしてきたので、いけるようだったらやっぱりマンガにします。
オンかオフかどちらかで日の目を見たらいいな。

ていうか、洋平が小さい頃鍵っ子というネタからどうしてこうもオフロード走行していくのか、自分で自分の両手が怖い……。(一見何の変哲もないものなのに、落としたら武道会の地面がひび割れる重さほどのリストバンドをつけた両腕を見やりながら)
あと洋平が気だるそうに鍵を開けている所を想像すると熱くなっていくこの頬も怖い……。
洋平って鍵開けるの絶対色っぽくやると思うんですよね……。
鍵開けるという日常動作に色っぽいも何もありませんが、でもやっぱり何か色っぽく開けるんじゃないかと思う……。
洋平がガチャコ!って鍵開けている所想像すると、やり場のない力が滾々と湧き出ますよ。
えーまぁそれで鍵っ子捏造の続きですが、洋平が小さい頃、洋平は鍵を持たせてもらっているけど、妹は持たせてもらえないと思う。
洋平は小学校が終わったら、妹を保育園に迎えに行ったらいいですよ。
それで一緒に帰って、洋平が鍵を開けたらいい。
妹が小学校に上がってからも、高学年の洋平の授業が終わるのを鉄棒したり色水作ったりしながら待って、それで一緒に帰ってやっぱり洋平が鍵を開けたらいい。
洋平はその小学生の時点で結構問題児というか、教師陣の中ではとにかく扱いにくい生徒として持て余されていたと思うんです。
でも妹との帰り道では、妹が右の路肩に行ってアリの巣を観察したかと思うと左の路肩に行ってタンポポの綿毛を飛ばしたり、そういう風にあっち行ったりこっち行ったりジグザグに歩いているのを、後ろから辛抱強く待っていてあげたらいいなーと思います。
それで鍵っ子の二人が家に帰宅したら小腹も空く時間帯です。
でも普通のお家みたいにお母さんがおやつを用意して待ってくれているわけないので、洋平は自分で用意します。
しっかりしている洋平に水商売で家を開けるお母さんは、何かあった時のためや夕飯用などにいつも千円テーブルの上に置いていくんだけど、洋平はそのお金を基本的にあまり使わなかったらいいな!
私だったら「キャッホー!」ととんがりコーンとかおやつに買って散財してしまうところですが、洋平はおやつを作る。
でも小さい洋平におやつなんて作れないので、水戸家のおやつはたまごかけごはんだったりしたらいいです。
もしくは時々なっとうごはん。
小さい洋平がお椀に卵を一つ落として、一生懸命かぎまぜんだ!
シャカシャカかき混ぜて白身と黄身がきちんと混ざって、すごく綺麗な黄色になる。
そこに醤油を適量入れる。
それを子ども用茶碗にちんまりよそった2人前のご飯に、半分ずつかけて食べます。
洋平は心の中でいつ妹が「他の子のおうちみたく、学校から帰ったらケーキみたいなおやつが食べたい」と言い出すか少し構えている所があるんですが、妹はそういう事は絶対言いません。
いつも
「お兄ちゃんのたまごかけごはん、おいしいね!すっごい黄色できれいだね!」
って美味しそうに楽しそうに食べると思う…………あぁ……めっちゃブルー……。
ていうか、洋平が一番最初に覚えた料理はホットケーキなんじゃないだろうか……。
ホットケーキってまぁ料理と言うほどの料理じゃないですが、そこはまぁアレする方向で。
甘くて絵に描いたようなおやつであるものを妹に食べさせたくて(でもホットケーキをおやつ代わりに食べた事って私ないな……。食べるとしたら朝ごはんでした。随分ボリュームあるよなぁ、ホットケーキって)、多分洋平が初めて作ったのは9歳くらいの時じゃないですか。
それで一旦ガスコンロの火をつける事に抵抗がなくなったら、そこからはもう生来手先の器用だった洋平はどんどん料理をするようになると思う。
とはいっても本見ながら作るような料理じゃなくて、給食の残りのパンがあったらそれをフレンチトーストにするとか、冷蔵庫にある野菜を適当に鍋に入れて煮込むとか、実用的かつ生活的な感じ。
それで小6の時点ではもうかなり色々できるようになっていて、家庭科の実習の時同じ班の女子にびっくりされたらいいですよ。
「怖くて近寄りがたいと思ってた水戸君が、こんなにきれいにタマネギきざんでる……!」って。
女の先生も洋平の包丁裁きにびっくりするんだけど、すぐに訳知り顔になって「水戸君ってエラいのね。先生感心しちゃうわ」って言ったりしたら、洋平静かにムカついてしまうと思う……。
それで急にダン!って強く包丁をまな板に叩き付けて、皆がビク!って怯えているのを尻目に、高1時よりずっとこらえ性のない洋平@小6は「無駄口叩いてないでさっさとやれよ」って言ったらいいんじゃないですか。
誰もそういう洋平に近づこうとはしないし、深く関わろうとはしない。
でも一人だけ追い払っても追い払ってもひょっこり現れる奴がいて、それが花道だったらいいよ。
大楠と野間と高宮は和光中からの付き合いだと思うんですが、花道だけは小学校からだといいな。
それで花道とのファーストインパクトは、花道の無遠慮な
「お前、いっつもイライラしてんなぁ」
というのん気な声だったらいい。
そこから初めて洋平は他人に「こいつと友達になりたい」という思いを抱いて、ロード to 和光中の狂犬に突っ走っていったらいいのになぁ。
…いいのになぁと打ってハッとしましたが、もう我ながら頭抱えてしまいますけど、きっと私当初は最初の流れから言って「洋平はゾクに入っていたかといったら一概にそうでもないと思う。何故なら群れるのが嫌いだから。グループ行動も桜木軍団が初めてだと思う」というのを汲んで、単独行動ばっかりしていた洋平→よってゾク説も薄い?を書こうと思っていたのでした。
ここまで話がどんどん逸れていくって、少し病的なものすら感じて背筋が薄ら寒いです……。
ひ、引く……。

まあ結論から言うと、洋平が昔暴走族であろうとなかろうと、私はお兄ちゃんがだぁ〜い好きってこと!(虚空にウインク)

身も蓋もなさ過ぎる。


ていうか洋平って手先が器用だから、料理は勿論の事裁縫も必要最低限できるんじゃないですか……。

洋「おう、これちょっと破れちゃったんだけど直してくんねぇ?」
妹「いいよー。どれ?」(裁縫箱出しながら)
洋「これ」(特攻服を差し出す洋平)
妹「やだ!」
洋「は?」
妹「これはやだ!これは私直さない!」
洋「…………なんで」
妹「だってこれ悪い事する時着る洋服でしょ。そんなのずっと破れたまんまでいいよ」
洋「……じゃあいいよ。自分で直す」(どかっとあぐらかいて針の穴に糸を通す)
妹「…………」
洋「…………」(糸を歯で噛み切る洋平)
妹「…………なんかカッコ悪い…………」
洋「…………どこが」
妹「そんな怖い服、ちまちま自分で繕うなんて」
洋「はいはい、兄ちゃんはカッコ悪いですよ、って!」(針で指を指してしまい、血の出た所をしゃぶる)

見える……!
そういう水戸家が私には見える……!


ところで特攻服つながりですが、信長が特攻服着たヤンキーたち(別に洋平というわけではなくて)に囲まれたらかなり可愛い事になるんじゃないかと思いました。
一人や二人が相手だったら負けん気強い信長のことだから生意気な態度に出たりもすると思うんですが、チーム単位のヤンキー@特攻服に囲まれてしまった日にはきょどきょどしてしまうと思う。
それで聞かれてもいないのに
「べっ、べつに便所には行きたくありません!!」
とか言ってしまう。
「あと今日は34円しかもっていません!!」
とも言う。
「いくらなんでも34円なんて……」と思ったヤンキーが、びびって硬直している信長のポケットに手を突っ込んでみたら本当に34円しかなくて、あとその他にキン消しと蝉の抜け殻と曲がったボルトと輪ゴム鉄砲とムシキングカード1枚が出てきます。
「これ……電車乗って帰んな……」
思わず千円を渡してしまうヤンキー。
「あ、あ、あっしたー!!」
信長は元気よく90度以上の角度でお辞儀して、電車に乗らず走ってうちまで帰ります。
せんえんもうけたぜ!!\(^o^)/


あ、そうだ、えーとリンク報告とか感想とか本当にありがとうございます!
どれも嬉しくて何度も何度も読み返しております。
レス期間過ぎたらやっぱり元通りのベタ凪ノーリアクションで申し訳ありません。
本当にどれもデレデレしながら拝見してますんで……!
前に何度も言いましたけど、私がお返事書かないのは何か思う所があるわけじゃなくて単なる筆不精ですので、それでもいいという方はどうぞ私を愛したらいいじゃない。(土下座しつつも「これ、ヨガだけど?」みたいな表情で)(私はツンデレの意味を基本的に間違えている)
ていうかこんなに1冊の本で感想頂いた事、初めてですよ。
拙いながら頑張って描いた甲斐がありました。
遠い目しながらトーン貼ってよかった。
本当にありがとうございます。


あと別に誰かに聞かれたというわけではないのですが、今後のオタク活動については春コミに別ジャンルでスペース取っていて、あとスパコミにSDでスペースとっています。
夏コミはジャンル問わず申し込みませんでした。
申し込み用紙買ってたんだけど、最後まで「どうしようかな」と思いましたが結局申し込まなかった。
現時点でそれ以降は9月にある「寿2006」と10月にあるSDオンリーに申し込もうかな、と考えています。
急な予定が入ってしまったらアレなんですけど…………。

今まではずっとコンスタントにシティを申し込んでいて(3月や5月の大イベント以外にも、6月や10月や1月等)抜かりないオフラインでしたけど、これからはそこまでシティに出なくてもいいかなーと思っています。
休止というわけでもないんだけど、前よりはイベント参加が減るというか……。
まあ2月に88Pの本出した人間が言っても説得力ないのですが。
大き目のシティとオンリーを中心に今年はのんびりやっていきたいとぼんやり考えています。


死ぬほど余談ですが、オタクとは切っても切り離せない肩こりと腰痛に私もご多分に漏れず悩まされているのですが、さっき母親が
「いいもの買ってきた!」
と言って、変なチューブ?みたいなものを手渡してきました。
それを伸ばしたりひねったりしながら応援団のたすきの様に、背中や肩や腕をくぐらせながら結ぶと何と肩こりや腰痛がよくなる!という、よく分からない代物でした。
胡散臭いけど何やらリハビリでも使われてるみたいなのでやって悪いことはないだろうと思い、日記の途中からそれをつけながら打っているのですが、ちょ、なにこれ……チューブがギリギリ身体を締め付けキーボード打つのも結構力必要なんですけど……。
ていうか私こういうの他にやってる人見たことある……。
その人、野球やってた……巨人に入ろうとしてた……。
まぁその人はめきめき頭角を現して、甲子園で活躍したり大リーガーをこてんぱんにしたりして星になりましたが、私がこの養成ギプスみたいなのつけて日記を書いた結果何が生まれるんだろう……。
日記の星になれますか。

20060314(Tue) 



くぴ。

20060312(Sun) 
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Aタイプ。スタンダード型。

20060311(Sat) 
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洋平が女物のサンダルで風呂上り深夜のコンビニに買い物に来たらだって純情どうしようハートは万華鏡。

確か10月頃に書いた洋平のイモドリ関連のネタで、「ベランダには洗濯物を干す時に履くような女物の華奢なサンダルがあって、洋平はそれを履いて眠っている妹を背負い深夜公園に〜」というものがありました。
この時から私の中で、「女物のサンダルを履く洋平」という妄想が腹の底でブスブスと燻っていたのですが、それってものすごい萌えなんじゃないかと今でも思っています。
ベランダに置いてある女物のサンダルは洋平が小さい頃から置いてあるので母親のもので、子どもの時はそりゃもうカパカパいっていたのですが、高1となった今ではもうキツクてちゃんと入らないんです。
甲の部分を覆う所も年月には敵わずヨレヨレになってる。
洋平は私の中で身長が169〜172センチのような気がしてるんですが、足のサイズは26だと思う。(断・言)
でも骨っぽくて甲もぺったんこで、指も細くて長いので、無理をすれば女物のサンダルも何とか入ります。
踵は勿論余っているんだけど。
学ランの時とかは先が尖がって、「これで蹴られたらさぞかし痛いに違いない……」という靴を履いてるくせに、洗濯物干す時は安っぽいラメとかあしらわれてるような女物のサンダル履く洋平様。
頭も寝癖でボサボサで煙草とか吸いながら、それで洗濯物干せばいいんじゃないですか。(これについてはまたいつか書きたいです)

だけど妹のサンダルは入らないといいなーと思います!
幅が狭いので洋平には入らないの。
なら上で履いてるサンダル誰のだよという感じですが、さばけたお付き合いをしている年上のお姉さんのだったらいいんじゃないですか。
洋平がお付き合いするお姉さんって皆背が高いようなイメージがあります。
170くらいありそう。
だからサンダルもかろうじて洋平は履けるんです。
それでその彼女のうちでお風呂入った後、タバコがないのに気づいて彼女のサンダル履いてダラダラ深夜のコンビニに行けばいいですよと思いながら書いたんですが、そういうのってふけつだとおもいますお兄ちゃん!><
いやー……でも私の絵だとさっぱりですが、これは調理する人によっては最高の料理に化ける素材だと思うんですが……。
すっごいエロスじゃないですか、そんな、女物のサンダル履く洋平だなんて……。(のの字書きつつ恥じ入りながら)
メチャクチャ淫靡じゃねーの……。
しかもそのサンダル、洋平は何も考えないでつっかけて地面に引きずるようにだらしなく歩いてしまうんですが、何気にプラダとかヴィトンとか高価なブランド物だと倍率更にドン!で萌えます。
お姉さんは大人のいい女なので、いちいちそういう事に目くじら立てないんです。

どうでもいいけどふと思いましたが、洋平の財布は黒の三つ折タイプだと思う。
そして更にどうでもいいことふと思いましたが、洋平はコンビニでコンドームを向き出しでそのままレジに持っていける漢だと思います。
他に言い訳のようにガム買ったり雑誌買ったりしないよ。
普通に、本当に普通にレジにサッて置いて買うと思う!
三井は埋もれて隠すようにカップラーメンとか色々沢山買います。
「ハラ減ってんだよ!」と聞かれてもいないのに大声で。


えーとそうだ、昨日は3月10日で水戸の日でしたね。
洋平の事だったら面と向かって他人に声を荒げられるくらい好きですが、いかんせんイベント的なものには腰が重くてこれといった祝い方はしませんでした。
もし何か期待していた方がいらっしゃいましたらすみません。
幸い素敵な企画もありますし、見る側として楽しもうと思っています。
でもこの日Shiasatteは明々後日だからチャットを設置して、最初から最後まで洋平を褒め称えました。
突発的な設置にも関わらず遊んでくださった皆さん、どうもありがとうございました〜!
すごく楽しかったです!
21時から4時までの長丁場、私は持てる語彙と表現力の全てをつぎ込んで洋平を褒めて称えて持ち上げました。
洋平が乗ってる神輿を担ぐ人に、私はなりたい。

それでどういう事を話したかと言うと、前回(1月)に比べて数段にカオス過ぎてよく分からない……。
とにかく尋常じゃないほど、ともすれば「え?これってカッコいいの?」と言うくらいカッコいいと思う洋平を、セガのロボピッチャのように打ち出していたのですが、あのライブ感をここで表現するのはログもないからもう不可能なので、あの日あの時あの場所にいた皆さんは運がいいのか悪いのか。
多分悪いな……。
私もうイタコみたいにキーボード激打していました。
21時から4時までの7時間、私の部屋は恐山と繋がっていた。

とにかくありがとうございました!
すごく楽しかったです!

20060309(Thu) 
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ノッポ。をプロデュース。

藤真は花形がどうやったら自分がときめく面白さになるか、日々研究に余念がありません。
藤真の藤真による藤真のための花形透ショー。


ショーと打って思い出しましたが、唐突ですけど花形は不感症だと思う。
精神的(バスケ除く)にも肉体的にも不感症です。
やおいでは受けの宿命として、「行く先々でフェロモン過多ゆえ犯されそうになる」という理不尽な王道がありますが(でも別に結構好きです…)、それに乗っ取って花形の場合を考えてみると大概の相手は自分よりかなり背が低い事になりますね。
男性向けだとすごく可愛い萌えキャラが、何か小汚い通りすがりの親父数人に襲われてどうのこうのという、綺麗なものを汚いもので汚す?的設定が多いように感じたのですが、花形より大きい通りすがりの親父は果たしてこの世に何人いるだろうか。
しかも花形はのれんや柳やぬかよりも手応えのない人間ですから、例えよくあるシーンのようにシャツをボタンがブチブチィッと乱暴に弾けとぶような感じで引き裂いたとしても、「キャアァァッ!」という反応じゃなくて、
「あ……すみません。ちょっと足どけてもらえますか。ボタンが……。後で付け直すんで」
という実に面白みのない反応になると思います。
そんな図を俯瞰ショーで見ていたい。

個人的に花形には性欲というものが存在しないで欲しい、というより存在しないに違いないと思っています。
淡白を超えた無欲。
前(2月前半?)にもチラッと書きましたが、AVの鑑賞会があっても絶対花形ハブだから。
永野は女教師シリーズみたいなのが好きで、高野は女囚ものが好きで、一志は好みを悟らせなくて、藤真はスタンダードな女子高生ものが好きなんですけど、そういう風にお互いの好みに沿った何かが手に入った時は横流しするか鑑賞会を開きます。
で、花形があまりにもハブなので可哀相に思った永野が、
「今日は花形が好きそうなの手に入れたから」
と優しい笑みを浮かべて花形を誘ったらいいですよ。
初めて鑑賞会に御呼ばれした花形がそこで見たものは、『世界の車窓から』。
延々お経のような単調さでもって流れる色んな国々の車窓と、午後の授業の数学教師の如き眠りを誘うナレーション。
始まってすぐに高野と藤真が爆睡し、次に永野がうつらうつらし始め、最後まで見たのは一志と花形だけです。
それで終わった後、

一「……面白かったか?」
形「あ、うん」
一「…………」
形「(……別にいいんだけど、どうしてオレはこういうの好きだと勘違いされがちなんだろう……)」

実は退屈だった花形。
それでも律儀に最後まで見る。

そういや花形の性欲関係で思い出したのですが、私花形のドリーム小説で過去真面目に歯軋りし拳を震わせた事があったのでした。
もう本当にブッ飛んでしまったのですが、不倫物だった。
数年前に読んだものなので記憶もあやふやなのですが、ヒロインが人妻で、花形(高校生)と不倫するみたいな設定。
ベッドの中で彼奴らはストロベリっていたのですが、その人妻が
「透クンてベッドの中では饒舌なのね」
系のセリフを吐いたのを確認した途端、ドリーム小説なんだからそれ言っているの私なのに(半笑)、
「は〜な〜が〜たァ〜〜……、お前饒舌だそうじゃねぇか……。ちょっと滑舌いいトコ見せてみろや……」
という藤真視点の怒りと、
「ハァァ!?不倫ンン?あのぱくねんじん(朴念仁の間違い)が?ハ!もうちゃんちゃらおかしいのちゃんちきおけさ!せいぜいあのトーヘンボクにお似合いなのは不倫じゃなくて夏の風物詩でっすぅ。それは風鈴。ナンチャッテ。(肩すくめて)そういや風鈴といえば夏に家族旅行で北海道に行った時、アニキってばお土産もの屋さんでアタシにダッサイ風鈴買ってくれたっけ……。なんか牛が書いてあるやつ。アタシそんな風鈴買うくらいだったらネーム入りのキーホルダーが欲しかったんだけど、アニキがあまりに真剣に牛の風鈴にするかマリモの風鈴にするか悩んでたからさ…………へへっ、それ言い出せなかっタ。家に帰ってからもアニキが軒下にその風鈴吊るしてくれたよね。リンリンリンリン、すっごい耳障りだった!(爽快な笑顔で)は?風鈴じゃなくて不倫?ていうかマジであの潔癖症のお堅いアニキに、ふ、ふ、不倫とかそういうの無理なんですけど。ていうかラブホとかもう論外なんですけど。(確かそのドリーム小説はラブホの設定だった)ハァ!?本気ィ?誰が?アニキが?誰に?あんたに?(人妻に向かって)ちょっともー!ナマ言ってんじゃないわよ!JAROに訴えるわよ!うちのアニキがこんなどこの馬の骨とも分からないスレッカラシで淫売の東洋毒婦に引っかかるわけないじゃない!サ!アニキ、家に帰ろ!今日はアニキの好きなハンバーグだよ。まあアタシも好きだけどさ。よぉ〜し、今日はアタシ大奮発しちゃるよ、アタシの分二口あげるっ♪あとニンジンのグラッセもあげるっ♪ねっ?もう帰ろ?帰ろうよぅ。帰ろうってば。……帰るの!帰らないとこれに火ィつけるんだからぁっ!!(ジャケットを勢いよく捲くり、お腹に巻いたダイナマイトを見せ付けながら)」
という妹視点の動揺が私を襲いました。
こんなにドリーム小説に感情移入(しかも間違った方向に)する事になるとは……。
もー花形…不倫だなんておイタが過ぎますよ……。
そんなやんちゃボーイ、お兄ちゃんじゃない……。
しかしそのドリーム小説にここまで熱烈に反応した熱心な読者は、私をおいていないと思う。


あ、そうだ。
上の方で翔陽メンバーのAVの好み書いて思い出したのですが、桜木軍団も好みがかなりハッキリしていると思うんです。
AVの好みって言うか、女の子の体型での好み。

桜木……彼はSD上における最大の良心かつサンクチュアリなので、女子を体型で選ぶという事はしないと思う。好きになった子がタイプ。
大楠……スレンダー好み。モデル体型というか、すらっと背が高く細い感じが好きそうな感じがする。乳より足に燃えるタイプ。
野間……ぽっちゃりの安産型が好き。抱き心地重視というか、柔らかくてフワフワした巨乳系に弱い。
洋平……年上の海千山千に可愛がられがちだが、基本的に野間と同じく色白の女らしい丸みを帯びた子がタイプ。でも遊んでる系とはさばけたお付き合いができるし、一途系には真摯に対応する臨機応変さは持ち合わせている。二の腕フェチだといい。
高宮……一番の面食い。金髪のグラマラスが好き。将来はすごい美人を何人も侍らせていそうな気もする。

って感じかなーと思いました。



えーとあれだ、通販の話。
最近不備が目立ち始めてきました。
同封するべきものが同封されてない、という感じの不備。
当たり前ですが私一人で全てやっているので、対応には限界があります。
スムーズに事務作業をやるために、投函前にはどうぞご確認ください。
よろしくお願いします。

いや、しかし通販の事務作業はすごく楽しい……。
私オフで一番好きな作業は人物の上唇にトーンを貼る事なんですけど、多分二番目に通販の事務作業が好きです。
絵を描くのより好きだ。
手紙書いて同封して梱包してみたいな作業がすごく楽しい。
昔からそうなんですけど。
本当にこの作業が好きなので、友達の家に行った時頼まれてもいないのに友達の元に来た通販の事務作業を、一人でやったりした事もありました。
「別にいいよ。好きな事してなよ」と言われても隅の方でせっせと梱包していたけど、これが好きな事なので一人で楽しかった。

20060306(Mon) 
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三井の武勇伝。

20060306(Mon) 
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グレ期三井、育ちの良さは隠せない。

三井は基本的に温室で育ったというか、ごく普通の家庭で何不自由なくごく普通に育ち、それで高1の膝故障の一件で坂道を転がり落ちるおむすびのようにすっとんとんしたわけだから、ワルぶって(なんて三井に似合う単語)はみるもののどうも方向性を間違えているといいと思います。
とりあえず三井の中では母親の事を「クソババア」と呼び、やたらめったら大声を出すというのである程度の不良要素はクリアしているので、肩で風切って歩いたりしていますが、ナチュラルに「おみかん」とか言って欲しいです。
三つ子の魂百まで。
小さい時にインプットされた単語は、深く意味を考えずかなり大きくなるまで染み付いているものなので、三井もそうだったらいいですよ。
きっと鉄男や堀田や竜たちとつるんで食事しようとなった時でも、

堀「三っちゃん、何食いたい?」
三「あー……おうどん」
鉄「(おうどん)」
竜「(…………おうどん)」

となってほしい。
そんな三井に対して堀田の子分みたいなメガネの長ラン(7巻では洋平にメガネごとブッ飛ばされ、「ザコはどいてろよ」と言われた人。名前失念)が
「あははっ。三井君、『おうどん』って言うんだね。なんかかわ……」
と言いかけるのですが、鉄男と堀田にブン殴られ最後まで言えません。
お前は一生そのままでいてくれ、三井。

ちなみに牧もナチュラルに
「お池にボールが落ちてしまった!」
とか言うと思う。
王者海南はツッコミ不在(神はツッコミではなく、川の流れのように流すだけです)なので、せいぜい返ってくる反応といえば信長の
「お池に!?さぁ大変っす!」
くらいです。



PNについて質問いただいたのでお答えします。(笑)

Q.洋平の夢の4コマのCOLOさん、コロ助ですよね?COLOさんのCOLOは『コロ助』のCOLOなんですか?(読み方はコロでいいんですよね…?)

A.読み方はコロでいいし、今まで結構自画像?として描き易くて便利なのでコロ助を用いてきましたが、コロ助が由来ではありません。
私にはSHAKAやんという友達がいて合同サークルで活動しているのですが、お互いSHAKAとCOLOという名前を決める前、カラオケでぐだぐだしていました。
そこで流れるパラダイス銀河。(多分私が入力した)

『♪大人は見えない〜しゃかりきコロンブス〜』
C「しゃかりきころんぶす」
S「すごいな」
C「これ何かに使えるんじゃないの」
S「PNやサークル名でもういいんじゃないの。私、SHAKA」
C「じゃあ私COLO」

ということで、COLOのコロはコロンブスのCOLOなのでした。
もう2年以上この名前で活動してるけど、今初めて由来語りました。
聞かなきゃよかったと思ってるダロ?(顎をクイッと持ち上げて)

20060304(Sat) 
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こういう夢を見ました。
2頭身のが私です。
ちなみに3コマ目の「○○(本名)さん」は苗字でした。
よ、洋平に苗字で呼ばれたァ〜〜い!!p(>_<)q
しかも洋平がギャグをわざわざ言ってくれ(夢の中だったからいまいちよく分からない脈絡のないものだったけど)、それを指摘された途端私本当に
「アハハハハ!」
とロボットみたいな引っくり返った甲高い声で笑っていました。
笑う所教えてくれるなんて洋平ってば本当に親切な人だなぁ。

余談ですがナチュラルに敬語だった私。


通販について。

『ALL ABOUT AH-YOUNG』は完売しました。
今日以降お申し込み下さった方への発送は、再販の関係で5月のスパコミ明けを予定しています。
お待たせしてしまう事になり本当に申し訳ありません。
通販時に注文のメモ以外にお手紙同封してくださった方には、私なりに丁寧にお返事書いているつもりなのですが、5月発送までまだ大分時間ありますし一層丁寧にお返事書くつもりです。
何か言いたいこと等ありましたら、どうぞお気軽に同封してやってください。

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チャオ・ソレッラ!


前ヤベさんと本屋を歩いていたらマリみてコーナーがあり、上記の本があってサブタイトルが目に付いたので
「あ、牧の寝言だよ」
と言ったら奇声をあげたヤベさんに背中をぶっ叩かれました。


マリみては原作も漫画もアニメも見た事ないのですが、例によって例の如くSDでやればいいんじゃないですか。
スラダればいいんじゃないですか。
読んだ事ないので知識もいい加減なのですが、この話は清純なお嬢様学校を舞台に、「スール」という上級生と下級生の間で結ぶ擬似姉妹関係?を軸に展開していきます。
「スール」はロザリオを渡され、それを受け取ると成立します。
また呼び名はベタに「お姉様」です。
あと学園では特に人気と人望があるお姉様たちには、「紅薔薇」「黄薔薇」「白薔薇」など薔薇をモチーフにした通り名?がつけられていて、その薔薇のお姉様のスールは「○薔薇のつぼみ」と呼ばれています。

ということを踏まえて、ヤベさんと考えてみました。


『地蔵様がみてる』

・山奥にある全寮制の仏教系男子校が舞台。
・スールと言う擬似兄弟関係があるが、数珠を渡す事によってそれは成立される。
・皆大きな身体を折り曲げて地面にしゃがみこみ、毎朝敬虔にお地蔵様にお祈りします。
・一見カルトっぽい。
・文化祭後、月明かりの下でお兄様から数珠を渡されスールになったりする。
・三井は以前流川のスールになろうとして数珠を渡したが、あっさり断られた過去がある。
・三「何でだよ!オレがスールになってやろうっつってんだぞ!!」
・流「いや、いい……」
・三「どうしてだ!?やっぱあれか?牧とか藤真とかなのか!?」
・流「近いから」(茂一のスカウト断ったノリで)
・なんか近い人が他にいたらしい流川。
・寮の部屋?
・流川のスールは木暮さんでいいんじゃないですか。
・二人がスールを結ぶ事になった経緯。
・木暮さんが数珠を落とす。
・流川がそれをたまたま見ていて拾ってあげる。
・木「あ、ありがとう流川。助かったよ」
・流「うす」
・清「あーーーっ!神さん!こいつらもスールっすよ!オレ見た!今、スールしてた!スールする。だっはっはっは!」
・物影からいきなり飛び出してきた信長。
・以降、信長が広めた噂の流れでなんとなくスール関係になった木暮さんと流川。
・三井は紅薔薇。藤真は緑薔薇。
・高野「みどりばら。つぼみじゃねーか。花かもわかんねーよ、緑て」
・神は青薔薇。
・遺伝子操作をもってしても作れない青い薔薇。


みたいな。
あと原作で駆け落ちシーン(勿論女と女で)があったらしいんですね。
しかも成功しなかったらしい。
私にとって「成功しない駆け落ち」というのは、男の人で言えばスリットから覗くガーターベルトのようなものです。
大好きでございます。(不穏な笑みで騎士の会釈)
いいじゃないですか、若さゆえの無鉄砲。
マリみてでは下級生はきちんと待っていたのに上級生がそれをすっぽかしたらしいんですけど、ジゾ見てではそのすっぽかされた下級生は洋平で、すっぽかした上級生は三井だといいと思います。
洋平ってどうしてこうも悲恋が似合うの……。
洋平はリアリストだから、本当は駆け落ちなんかしたくないんです。
先が見えない、不透明で馬鹿げた事はしたくない。
でも三井があんまり楽しそうに駆け落ちのことを語るもんだから、ついついほだされて人知れず決行の時に備えて準備をしています。
16で住み込みで働ける場所を見つけた。
退学届も書いておいた。
友達も両親も家族も皆捨てる決意もできた。(そんなのやだよお兄ちゃん)
洋平は地に足が着いているから、「駆け落ち」という無鉄砲な行為に対しても実に着実にステップ踏んで準備しておくんです。
でも三井が怖気づく。
高校を中退してその後どうなるのか?
そんなんで働いて暮らしていけるのか?先はあるのか?
本当にもう誰にも、自分たちを知っている人たちに会えなくなるのか?
三井は待ち合わせの時間、駅のホームに行きません。


一睡もできなかった。
夜は更けきっていたが、三井はベッドに寝転がったまま乾いた眼球を大儀そうに動かし、部屋の隅においてあるスポーツバッグを見つめた。
チャックは開いたままだ。
付近にタオルや下着、バッシュにボールなどが転がっている。
三井はこれらをカバンに詰める事ができなかった。
何を連れて行き、何を置いていくか。その取捨選択の作業は18の三井には重すぎた。
Tシャツ数枚選ぶのだって何時間もかかったのだ。
きっと水戸だってそうだろう。
これからの人生がかかっているという局面で、あの慎重な男の事だ。
抜かりなく事を運ぶために吟味に吟味を重ねたに違いない。
しかしそこまで考えて、いや待てよと三井は思った。
だるそうに寝返りを一つ打つ。
水戸は本当にオレと同じように感じただろうか?
カバンを前にして、一つ一つに思い出と決別する儀式をあいつはしただろうか?
三井には水戸の躊躇う背中が想像できなかった。
あいつならあっさり全部捨てるか、それとも逆に全部墓の中までもっていくかだ。そういう男なんだ。

〜中略〜

〜回想シーン〜

「じゃあさ、合図決めようぜ」
「合図?」
水戸は「また急に何を馬鹿なことを」という思いを唇の片端にだけ表したが、三井は辺りを見回して長身を屈め、やたら厳かに耳打ちした。
「オレとお前がスールだって合図だよ」
「別にそんな合図しなくても」
近づいた分いつもより明瞭に確認できる三井の顎の傷を視界にとらえ、水戸はほんの少し笑った。
水戸がこういう笑い方をする時は、あとほんの一押しなのだ。
三井は水戸のこの表情が好きだ。
自分を甘やかしてくれるこの笑い方が好きだ。
「朝メシの時、食堂に集まんだろ。そん時お前さ、オレに『おはようございます』って言え」
「いつも言ってるじゃないすか」
「だからその時、他の奴らに分からないように、どこでもいいからオレに触れ」
それを二人の合図にしよう。

〜中略〜

結局三井は駅には行かなかった。
正確に言うと行けなかったのだ。
三井は同い年の赤木や木暮に比べると格段に考え方は幼かったが、それでも18歳で、駅に行けばこれからの生活がどうなるかということは少しくらいは分かっていた。
カバンに詰めるものを選んでいくみたいに、人生の選択肢がいくつも削られる。
TシャツやGパンを選んで捨てていくのとはワケが違うのだ。
そう考えると荷造り途中のスポーツバッグは、囚人の足枷の鉄球のようにどこまでも暗く重く感じられた。
そうだ。一言で言うと三井は怖気づいたのだ。
約束の時間になっても三井はベッドから起き上がれなかった。
寮の中とはいえ刺すように冷える部屋の空気は、三井の溜息を白く染める。
駅で待っているであろう水戸の鼻は赤くなっているだろうか。
布団を深くかぶり直したが、指の先の震えは収まらなかった。

〜中略〜

朝の食堂は戦場だ。
様々な学年の生徒が急ぎ足で行きかい、食器が触れあう音が賑やかに響く。
「三井どうした?顔色が悪いぞ。寝てないのか?」
木暮が人の良さそうな眉を八の字に下げ顔を覗き込んできた。
三井はもごもごと心配ないというような意味のことを呟き、配膳を待つ列から離れた。
水戸だ。水戸を探さなくては。
本来なら二人して電車に揺られている時間だ。
もしかしたら水戸は三井に愛想をつかして一人で行ってしまったかもしれないし、どこかの賢い犬のように駅で三井を未だ待っているかもしれない。
でも自分みたいにひょっとしたら直前で怖気づいた可能性だってあるのだ。
顔をあわせても何から伝えればいいのか頭の悪い三井には皆目見当もつかなかったが、それでも目線は水戸を探して忙しなく彷徨った。
水戸はいた。
あっさりといつもの指定席で、桜木達と楽しげに朝食を取る水戸がいた。
三井は一瞬自分の事を棚に上げ、水戸を憎らしく思った。
自分は一睡もできず食事も喉を通らないほど思いつめたというのに、水戸は何事もなかったかのように桜木がこぼした味噌汁を布巾でふきながら笑っていた。
そんな水戸の姿は、幼稚な駆け落ちを真に受けてキリキリしていた自分がまるで少女のようで、急に恥ずかしく思わせるのに十分なものだった。
「ちょっと布巾洗ってくるわ。味噌臭くてかなわねーよ」
そう言って水戸が席を立つ。
背後で図体ばっかりデカい子供の様な桜木の「面倒かけるね」という声と、それに突っ込む大楠たちの笑い声が聞こえる。
「あ」
「み、と」
心の準備がまだできていないまま正面から目があった。
三井は自分の喉が不恰好にやけに大きく鳴ったのを、どこか他人事のように感じた。
すると水戸はふ、と薄い唇をあげ、ちょっと困ったように背の高い三井を見上げ笑った。
「おはようございます」
すれ違った。
空気だけが動いた。
あの時のように指と爪が触れ合う事もなかったし、肩と肩がぶつかる事もなかった。
爪先と踵が当たる事もなく、また産毛を空気で撫でられる事もなかった。
ただすれ違っただけだった。
だけどもそれは、激しくなじられるよりも手酷く三井の心を切り裂いた。
行ったのだ。
水戸は駅に行ったのだ。
それで三井が怖気づくであろう事もきっと彼は知っていたのだ。
三井は自分が本当に子どもであった事を、この瞬間痛烈に恥じた。
膝を折って、額を地面にこすりつけ、水戸の靴に頬擦りしたっていい。
それで許して貰えるなら安いものだ。
だけど水戸はそれでも許さないだろう。
三井は自分の好きな水戸の笑い方を思い出そうとした。
あの水戸の笑い方、困ったような笑い方。水戸がその笑い方をする時、目の端に悲しい諦めめいたものを乗せてはいなかっただろうか。
けれども思い出そうとすればするほど、視界はぼやけて上手く思い出せなかった。
おはようございます。
これから毎日囁かれる朝の挨拶は、三井にとって緩やかなさようならの宣告だ。
ゆったりと喉仏を押されるような息苦しさに、三井は思わず瞠目した。



そして私も思わず瞠目した。
「ジゾみて、どシリアスじゃん……」と。

20060303(Fri) 
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洋平様に見下され隊。

洋平は地味に手がキレイだといい。
あといつも手が冷たいといい。


通販についてご質問いただいたのでお答えします。

Q.MEMOの方を読んだんですが、届くのは5月になるんですよね?

A.手元にある分は順次発送していきますが、在庫がなくなったら再販が5月なのでお届けも5月になります。
今日(3月3日現在)までにお申し込み頂いた分はもう確保しており、リョータの電光石火パスを目標に発送しています。
在庫はあと4冊です。
明日何通のお申し込みをいただくか分からないので、「○日までにお申し込み頂いた分は確保できます」とはっきり言えないのですが、あるうちは前述しましたが速攻でお届けできますので。
もしスパコミに直接遊びに来る通販組(ださい言い方!)の方がいらっしゃれば、わざわざ通販しなくても直接買えますので(スペース取れていればだけども……)その方がいいかと思います。
ただ今回の再販は主に通販ご希望の方のためになので、スパコミまでに通販のお申し込み頂いた分は確実に取り置きしておきます。
その辺のメリットデメリットを考えて、お好きなほうをお選びください。


えーとあと返信用封筒のことなのですが。
皆さんご存知かと思って説明を省略してしまいましたが、同人界でいう返信用封筒とは「自分(←お申し込みくださる方)の住所・名前を記入した80円切手が貼ってある封筒」のことです。
これは当サークルのみのルールでなく、色んなサークルさんで使っている用語だし手法なので、覚えておくと便利だと思いますよ。
これからお申し込みくださる方も、この点ご注意いただけるとすごく助かります。

20060301(Wed)  通販のお知らせ
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ごまかしたりモミ消したりする正義の味方。


▼通販のお知らせ

インフォメのページにもアップしましたが、『ALL ABOUT AH-YOUNG』は完売してしまいました。
正確にはあと少しあるのですが、明日か明後日に届くであろうお申し込みで完売となる見込みです。(まだ在庫があるうちは順次死に物狂いで発送していきます。焦りが感染して目の下にクマつくって梱包しています)
事前にアンケートを取ったのにこういう事態になってしまい、本当に申し訳ありません。

それで色々考えたのですが、やっぱり再販する事にしました。
残部が少しである事が結果的に皆様を煽ってしまい、お申し込みを急がせてしまった事、深く反省しています。
ごめんなさい。
金曜の夜に通販受付開始したので、翌日わざわざ郵便局の本局へ走ってくださった方や速達でお申し込みくださった方、お仕事の昼休みに小為替買いに奔走してくださった方等、沢山の方を振り回してしまった挙句の再販で、「だったらこんなに急がなかったよ!」という感じで死ぬほど申し訳なく……。
本当にすみません。
お詫びといってはなんですが、もうお申し込みくださった方々には「前代未聞の早さです」とすでに感想頂くくらい早くに発送しております。
何のお詫びにもならないのですが……。

再販についてですが、諸事情で5月のスパコミ合わせになります。
なもんで、発送もそれ以降になってしまいます。
本当に申し訳ありません。私人待たせるの大嫌いなのに!


お問い合わせフォームから問い合わせて私から返信をもらったけど、そんなには待てないという方も勿論いらっしゃると思いますが、当たり前ですがキャンセル可能ですので。
ご連絡も不要です。


実際に小為替等を郵送してお申し込み下さった方で、「やっぱり待てない」という方がいらっしゃいましたらお気軽にメールでご一報ください。
お名前と住所を教えていただければ、至急返金いたします。


「大丈夫、待てる」という方は、そのままインフォメページの説明に沿ったやり方でお申し込みください。
再販して在庫が確保できるまで私が大事にお申し込みを保管させていただき、5月のスパコミ明けに速攻でお送りします。


色々二転三転して皆さんを混乱させ、本当に申し訳ありません。
でも私もすごい混乱してる……!

今回再販に踏み切ったきっかけは、すでにお申し込み下さった方々のお手紙でした。
「私も欲しいですが、私以降に申し込んだ方々にも本が行き渡るように祈ってます」という意味のお手紙を数通いただき、感動しました。
私なんて、自分がよければそれでいいのに……!
オンリーの時だって、丁度私が買ったら完売してしまったサークルさんがいらしたんですが、私は後の方のことなんてこれっぽっちも考えませんでしたよ。
「やったね!最後の一冊だったよ!」
とあろうことかヤベさんに自慢したりしていたよ。
反省。


色々本当に本当に申し訳ありません。
少しでも待つのに値する本だといいのですが……。

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