俺の眼鏡を超えてゆけ

20051130(Wed)  もしもSDが再びアニメ化されるとしたらのOP一案・4
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4枚目。
こんな双璧。
こんな太陽系。

あと1枚。

20051128(Mon)  もしもSDが再びアニメ化されるとしたらのOP一案・3
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3枚目。
自分の口から「子猫」という単語が出てくるのが気に入らない藤真。

20051127(Sun)  もしもSDが再びアニメ化されるとしたらのOP一案・2
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2枚目。
大地を揺るがすビブラート。



どーでもいいんですけど、さっきお風呂に入る際バブという入浴剤を入れました。
いつもはもう誰かが入れているか、もしくは自分で入れるとしても完璧に溶けてなくなってから入るという感じだったのですが、先程はバブ投入と同時に湯船に入ってしまい、シュワシュワと溶けていく様をぼんやり見ていました。
それでちょっとチャメッ気を出して溶けている最中のバブを手ですくい、どんな感じで溶けていくのかなーと顔を近づけてみたら思い切りガス?吸い込んでしまい、「え!?催涙スプレー!?」系の喉と目に焼け付くような違和感を覚え、気管支にくるようなデンジャラスな咳き込み方をしてあわや全裸で嘔吐という憂き目に。
危なかった……。
なんか取扱説明書に「まぜるな危険」みたいな感じで注意書きがあるのかもしれないと思って、風呂上りに全裸のままバブの箱を探して読んでしまいましたが、「食べないでください」系の当たり前な注意書きしかありませんでした。
そんなもん食べないから、まずあれが溶けていく過程に出る炭酸ガスに警鐘を鳴らすべきだ。

20051126(Sat)  もしもSDが再びアニメ化されるとしたらのOP一案
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全5Pです。
勢い命だからなるべく連日サクサクアップしていきたい。
元ネタなどの解説は最後のページの日にやります。

20051123(Wed) 
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唐突ですが、私は『あいのり』という番組が大好きです。
年単位で見続けている番組って、ニュースを抜かしたら多分これしかないと思う。(まぁドラマは3ヶ月の1クールで終わるっていうのもありますけど)
いつぐらいからやっているのかよく分かりませんが、番組が始まったごくごく当初は見ていなかったんですけど、それでも視聴歴は結構長い方だと思います。
言葉では上手く説明できない面白さがあるんだよな、あれ……。
それで月曜日の夜にメッセなり電話なりをする際は、私はよく相手の方に「あいのりが終わってから」と言うのですが、ついこの間の月曜日もSHAKAやんに「あいのりが終わってから電話するね」と言って電話しました。
SHAKAやんは視聴歴で言えば私よりも長い人なので、あいのり直後にかけた電話、あいのりフリーク二人が集まってする会話は冬コミの打ち合わせではなくあいのりのことです。
あの人のあの発言が面白かった(「パンって油しみでんのな!」)、あそこのあの行動はちょっとアレだ等、最初は一視聴者としてありがちな感想を言い合っていたのですが、SHAKAやんの一言で内容が一変しました。

S「今までギャル系とか天然系とか内気系とか色んなキャラの人が出てきたけど、オタク系っていなかったよね。電車男で認知度も上がった事だし、いっちょ私オタク系というキャラで応募してみるかな」

ここから延々とSHAKAやんがオタク系というキャラクターでもしもあいのりに出ることになったら、のプロデュース話にオフロード走行していきました。
冬コミのこと、ほとんど具体的に話さなかった!
そんな俺たちの『オタク。をプロデュース』、聞いてくれよな!


・オープニングでの一人一人の自己紹介?VTRでは、美容師だったら人の髪の毛イジりながら笑顔で顔を上げるというようなアピール映像なんですが、オタクは自宅でマンガを一心不乱に描いていて笑顔でカメラに向かって振り返る。
・その顔には墨汁のしみ。
・頭にはトーンカス。
・こたつの上では友達がトーン貼り。
・隅に映っているテレビから流れる映像はウオ〜タ〜ボ〜イズ。
・自己紹介VTRの一言は、「初恋の流川みたいな人、探しに来ました」
・しばらくすると「一緒に合同誌出してくれる人募集中!」になる。
・始まる直前の旅の思い出っぽい映像では、出てくるたびに違うコスプレをして映りこんでいる。
・PNで参加する。
・初登場時に持つ名前入りのボードは、気合の入ったイラスト付き。
・バッグは馬鹿でかい台車(ヤマト御用達)で運ぶ。
・異様に荷物が多いが化粧品や洋服がかさばるのではなく、大量のトーンとコピックを持ってきているため。
・印刷所のダンボールに入れて持ってきている。
・メンバーに会った時の第一声→「こんにちは〜。何か緊張するぞよ。アセアセ。ボクのことは○○(PN)って呼んでにゃ。きゃぴるんっ。ボク、ガクチューん時は相当無茶やって、いつもはぽぉーっとしてるけど怒らせたら怖い人ナンバー1って言われてマシタ。でもまぁ丸くなったのでひとつヨロシク!ところでテニプリの中だったら誰派?ボク跡部とっぴ!」
・あいのり初、ラブワゴンの中で編集して持ってきたカセットテープ(……)を流す。勿論アニソン。
・『残酷な天使のテーゼ』を絶叫で熱唱。
・「人類補完計画」について熱く語りだす。
・女子部屋にて女の子同士で話に花が咲くが、いきなり「ねぇねぇ、ヒデって受けだと思う攻めだと思う?ボク受けだと思うんだよね〜。そんで嵐が攻め!アラヒデってどうよ。あーでも、スーザン入れて三角関係かなー」と言い出す。
・女子、意味が分からないながらもドン引き。
・当然孤立。
・でも一匹狼な自分がカッコいい。
・気を使ったヒデが話しかけてくれようとする。
・でも何か読んでいるので、ヒデは「何読んでるの?」と聞いてくれるが、「印刷所のパンフ」と答える。発展しない会話。
・「最初は旅で辛い事もあると思うけど、絶対得るものが多い旅だから……」とヒデから言われ、「ふむふむ、それって禿同〜。あ、ねぇヒデって詩書くよね?今度の個人誌にゲストキボンヌ〜」
・2ちゃん用語を口語でも日記でも連発。
・一人だけやたら長い日記。
・しかも色んな色のペン多用。
・同人誌でありがちな、既成のキャラを自分の代理として描く手法で、実録4コマを描く。
・海に行くと男性陣にシンクロを強要する。
・怪我もないくせにやたら眼帯や包帯を巻く。
・市場で買い物する時、赤い布を手にとっては「ヴィンセントのコスプレに使えるかも……」、黒いバンダナ頭に巻いては「本気モードのゾロ」等独り言にしてはやたら甲高い声で呟く。
・オタクが出た後のVTRあけでは、加藤はるひこの嫌そう〜〜な顔のアップ。小声で呟く。「ほんとムカツク。ほんとムカツク」
・マチャミ、「うん、まぁ、あれやな、いいトコもきっとあるんやろうけどな」歯切れが悪い。
・今田さんだけ爆笑。「オレ、このコ好きやわ〜〜」
・しかし唐突にリタイア宣言。理由は「夏コミに受かったから」


結論。
オタクはテレビに出ない方がよい。


次回更新時では2ヶ月前から考えていた、「もしもスラムダンクが再びアニメ化されるとしたら新OPはどういうものか」をやれたらいいなと思っています。
クソ忙しいのに、またマンガ書いてしまった。

20051120(Sun) 





藤真は花形にかけたい一心で、貴重な休みの日は一人で東急ハンズのパーティーグッズ売り場まで足繁く通い、日夜新しい鼻メガネが出荷されていないか目を光らせています。


20051119(Sat) 
再びFF7ACのこと。
私の日頃の行いと反比例するように信じられない位いい人というのは実際いるもので、な、なななんかあれなんですけど、FF7ACを人様から頂いてしまいました……!?
ぎゃーもう嬉しい死ぬ愛してる!
いやー……本当に真顔で共通の友人に「なんで彼女、私にこんなによくしてくれるの?」と聞いてしまいましたが、本当に何でこんなよくしてくれるんだろう……。
軽く靴の裏とか舐めますから……。
もうすごく嬉しくて見まくっていて、見る度にルーファウスの上唇の薄さとかレノの警棒が手から離れないように巻いているベルトの金具とかシドの汗ばんだTシャツ(芸細かすぎだろ)とかその他諸々に目を奪われていて、気がついたら3回とか普通にリピートしたりしている夜更けです。
合計300分。
絵を書くとき私は基本的に無音じゃないとダメなタイプなんですが、ペン入れ以降(消しゴムかけやベタ塗り、トーン貼り、写植など)は後ろでDVD流すのが好きなのでもうこの冬はFF7ACとひょんスペ必須だな!
あ〜もう本当に嬉しい嬉しすぎる。
ありがとうございますありがとうございます、多分ここご覧になってるだろうからまた言うけど本当に死ぬ程ありがとうございます!


そしてまたネタバレしつつ落書き。


お友達のおうちで、焦点が異様に一点に定まっているような感じで5回連続耐久戦にもつれこんだ時は、レノとかレノとかルーファウスとかセフィロスとかあとレノとかを見るのに精一杯で他のところにあまり目が行かなかったんですけど、ロッズ、メチャクチャかわいいじゃねーの……と舌なめずりしています。
声もいいよな…………、あの「ボク、頭悪いです!」みたいな感じの声……たまんないです。
多分本作中で一番ガタイがいいのは彼だと思うんですが、ヒロインのティファよりも、そして幼女のマリンよりも涙腺が弱いのもまた彼だと思います。
萌え……!
あんな巨漢なくせして優男風のカタージュやヤズーにすぐに「泣くなよ」って言われて、「泣いてねーよ!」って涙声で言い返すなんて、私的にはこれ男の人が全裸の上にぶかぶかの男物シャツ(洗いざらしのコットン)一枚ぺラッと羽織って照れくさそうに「…………おはよ」っていう女の子に弱いっていうのと同軸に位置します。
おっまえ……かわいいなぁ!
すぐに「遊ぼう」「遊ぼう」いうし、えぇい!お医者さんごっこしてくれるわ!(萌えギレ)
一押しカプはマリン×ロッズです。
マリン×ヴィンセントも萌えるし、私の中でマリンが総攻めになりつつあります。
幼女という特権をフルに活かしてほしい……!
ていうか今日気づいたんですけど、この子髪型エアリスの真似をしているの……?
きゅんとする……。

例の教会のシーン。




社長もほんっと大好きです……!
あの上辺をツルツル滑るような誠意がない口調で話しかけられたら、うっかり通帳と実印を渡してしまいそうになります。
あーもう本当にカッコいい。
前にも書きましたけど、ACは声優さんのキャスティングが絶妙すぎて肝が震えます。

社長VSカタージュ



ザックス


劇中ではほとんど出番なかったくせに最後の去り方が常軌を逸したキマり具合なので、直前の死闘で発見した「セフィロスが片翼の天使になってる!」とか「セフィロスを倒したクラウドの技はFF7のラスボス後に習得した?リミット技だ!」とかのそういう驚きが全部吹っ飛びます。
視聴直後の感想って、全部この人に持っていかれると思う……。
ずるいお人!
しかしこの去り方は本当にカッコよすぎて、友達のうちではじめてこれを見た時本当にやり場のない怒りに襲われて(カッコよすぎるので)、そこら辺にあった布をギリギリと噛みそうになりました。
そういう去り方、真似したくなるからやめて……!
私の中で別れの挨拶ランキング歴代2位です。
ちなみに1位はこれです。






一時期口癖だったよ。

20051115(Tue) 
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神さんはベネトンとかでモデルやればいいと思う。


いつも感想とか情報とか色々本当にありがとうございます。
リンクのご報告も本当にありがとうございます。
お一人お一人にきちんとありがとうと言いたいのですが、基本ノーリアクションで申し訳ありません……。
どれも「嬉しいなぁ。嬉しいなぁ」とデレデレしながら何度も拝見しておりますよ。
期間を一週間なり10日間なり決めて、その間だけレスページを設けてレスさせて頂くっていうのはどうかなぁと誰とはなしに最近よく考えてみるのですが、そうやって期間決めた途端面白いくらい1通も来ないっていう未来が容易に想像できたので何だかな……と思いました。
いつも私の方ばかり元気を貰ってすみません。
本当にありがとうございますね。

えーとそれで質問にはなるべくお答えしていきたいなと思っているのですが、最近いよいよもって頂くのが質問というかオタク電話相談室かもしくは大喜利みたいな感じになってきましたが、なんかもう別にいいや。
多分全部にはお答えできないと思うんですけど(申し訳ないです……)できる範囲で……。
ていうか実はこういうのやってると幽体離脱のようにもう一人の自分に傍から、「なにDJみたいなことしてんの私……」と問いかけられるようで非常に恥ずかしくもあり、かつ「これ私の自作自演だと思われたら……」というCan't stop 被害妄想もあり…………そろそろ気がつかれている方もいらっしゃるかと思いますが、私の書く文章が異様に一文が長い理由はただ単に文の終わりをどうやって締めたらいいか分からないという短絡的な理由からです。
あっ、どうでもいい。
ちなみに上でこういう大喜利めいたQ&Aはやっていて少し恥ずかしいと書きましたが、私がオンオフ共に同人関係で昔から変わらず最強に恥ずかしい我に返る瞬間というのがあります。
イモドリとか言ってる自分も相当恥ずかしいし、何百枚とコピー機フル稼働させている瞬間も恥ずかしいを通り越し最早げんなりしているのですが、私の最高に恥ずかしい瞬間は、「イベント会場で机の上に布を広げている瞬間」です。
これはもう……毎回布広げながら、
「何やってんだろ、私……。自分の書いた絵を印刷して、人様にお金までとって販売して……。ていうかこんな大きな会場(ビッグサイト)の机に、何で私は自宅から持ってきた布を広げているんだ?ていうかそもそも私何してるの。何で生きてるの。いのちってなに。いきるってなに」
と、?マークの渦に叩き込まれるような、自己矛盾のスパイラルに襲われます。
マンガ描くの好きだしイベントも好きだし同人活動はすごく楽しいのですが、いつまでたってもこの布を広げる瞬間に私を襲う違和感は否めない……。
あっ、これもどうでもいい。


Q.あの質問ですが 花形にモテられたら困るという思惑を持つ藤真と花形妹ちゃんが出会ったら 花形争奪戦が始まるのでしょうか・・・ ?

A.
多分始まらないと思います。
というのも、藤真にしても花形妹にしても「争奪戦を勃発させる花形」という構図が許せないから。
妹はそういう花形に対して、
「ちょっと兄貴、まさか今自分がモテてるとか思ってないでしょーね。ちょっとマジご勘弁〜。(額に手を当てて空を仰ぎながら)言っときますけどそれカンチガイですから。思惑チガイですから。(←国語の成績が悪い妹)そーやっていっつもブッチョー面でだんまりしてる自分がカッコいいだなんて、兄貴ってば一体いつの時代の人間なの?時代はねや・さ・し・いオトコなの!兄貴みたいなのはいつだってこっちから願い下げよ!」
と、別に何も言ってないし勘違いもしていない花形に対して、明後日な勘繰りで逆ギレると思います。
あと藤真は争奪戦を勃発させる花形に対してウケてしまう。
「だはははは!おい、お前さ『Break out!』ってラッパーっぽく言ってみろよ。ほら、このラジカセ肩に担いでさ。あとオレとお前の妹が両脇から腕ひっぱってやるから、『俺の身体は一つしかないんだからさぁ〜』も言えよ。オラ、妹!オレが左手引っ張るから、お前右手引っ張れ!」
みたいな感じで。
あと藤真は妹の事バカにしていると思うので(藤真じゃなくても大概バカにされてると思う)、はなから同じ土俵にいないと思います。


Q.友人に「藤真って暴君なの?」って聞いたら 「女帝」と言われました。そうなんですか?笑 (ふざけているようですが真剣です。すいません)

A.
あくまで私個人の意見ですが、藤真は女帝でも暴君でもなくただの男子高校生です。
ただしかなり横暴な。
私の「普通の男子高校生として描きたい」ランキングダントツトップが藤真です。
次点が神さん。
藤真や神さんを普通の男子高校生っぽく描くのって私にはすごい難しくて、そうやって描ける方は本当にすごいと思います。
ていうか藤真は私の中で漢の中の漢なので、「女」がつく表現は少し抵抗があるかなぁ…………お友達の方には申し訳ないです……。(あくまで私の嗜好って事なので別に否定する気は全くありません。読む分にはぺろっと美味しくいただけます)
選手としても一流で監督としての腕も高く買われているであろう藤真が、普通の男子高校生だったらすごい萌えるじゃないですか。
完璧じゃなくて、年齢相応の矛盾を兼ね備えていた方が私にはかなり魅力的に映ります。
真剣だそうなので、私も真剣返しです。


……なんかせっかく質問いただいたのに、やっぱり的を得ていなくてすみません……。
いつも感想下さる皆さん、本当にありがとうございますね。
あ、ていうかこういう書き方だと星の数ほどメール頂いているみたいですけど、私は2以上が「たくさん」で、5以上が「てんもんがくてきすうち」です。
8×9?
わっかんねー!!\(~o~)/

20051114(Mon) 
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1年前に描いたもの。
ぐじゃぐじゃっとなっている所は別に放送禁止用語とか人の悪口とかが書かれていたわけではないです。
これくらいだったら別に問題ないでしょうけど、一応3次元のジャンルなので念には念を入れて。
というか、文字消したらそれが何なのかすら分からなくなるような自分の画力が都合よくもあり、また情けなくもある。

20051113(Sun) 
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そろそろ床屋へ行かないといけない花形透18歳(間違えて画像原寸のまま保存してしまったけどもういい…)。
花形は髪の毛少し伸ばしたら男前度がガクンと急上昇すると思うんですけど、本人は「髪の毛うっとおしい」としか思っていないのに加え、藤真や妹のモテられたら困るという思惑あっての「花形、お前切れよ」「そうそう、お兄ちゃん短い方が似合うよ」という言葉を鵜呑みにし、床屋に行ってもいつもあのもっさりとした髪型にして帰ってくるんじゃないかと思う。
ザ・無頓着。

ちなみに床屋の名前は『ハンサム』だったらいいですよ。
『ハンサム』という床屋はうちの近隣に実在しているのですが、私は1回も行った事ないのですけど並々ならぬ思い入れがあります。
というのも、妹が中学生の時、
「友達にここをオススメされたから、ここで髪の毛切ってくるよ」
と言って消えていった店だからです。
中学生にもなって、友達にわざわざ床屋を薦めるだろうか?と思った私は、店の前まで一緒に来ていたんですけど(何か用があって同じ方向だったので私もいた)、
「何かの間違いなんじゃないの?だって『ハンサム』て。お店の中のお客も皆おじさんばっかりじゃん。友達に明日聞き直して行った方がいいんじゃないの?」
と我ながら至極最もなアドバイスをしたのですが、妙に真っ直ぐな目をした妹は
「いや、いい。ここに入る」
と言って、店に入っていきました。
そして数時間後、妹は帰ってきました。男前になって。
生まれ変わった妹を見て私は噴き出すよりも先に「ルパァ〜〜ン三世ェ〜〜」と似てない物真似を思わずしてしまい、「バカッ!」と強かに背中をぶたれました。
いやー妹がルパンになって帰ってくるとは……。
結構私は予想してましたけども。

C「だから止めたのに……」
妹「うん……何か私も変だなって……。美容師さんが来て首にタオル巻きながら『いいんですか?』って言うし……。そんで『間違えた!』って気づいた……」
C「だから……止めたのに……」

この辺まではまだ笑わないで我慢できてたんですね。
でも妹が「これあげる……」と言って、私に『ハンサム』の割引券を渡したあたりでもう笑い袋が破裂したみたいにけたたましく笑い転げてしまいました。
『ハンサム』の割引券は、水色の色上質紙に青のインクで文字が印刷されている仕様で、この一件は10年近く前のことなのに私はまだ割引券に書かれていた文章を一字一句違わずに覚えています。

「いま!!男を甦らせる
 〜〜ハンサム〜〜」

ちなみに後日判明したのですが、妹の友達がオススメした店は『ハンサム』の2階にある美容室でした。
うちの妹には才能がある。
(余談ですが、この人は高校生になってからもいきなり「友達とバンドを組む、そしてドラムを買う」とか言い出して(よりによってドラム!)家族会議を開いて総動員で思いとどまらせた過去があります。ちなみに私は面白いので止めなかった。更に余談ですが、そんな過去があるにも関わらずつい最近またギターを買うと言い出し、母親の執拗な猛攻にあったのですがやっぱり私は面白いので茶々ばかり入れていたら、とち狂って彼女は白いギターを買ってきた。ちなみに初演奏5分後に弦、切れる。未だ放置)


ところで話は上の絵に戻るのですが、皆さんの萌えコスチュームって何でしょうか。
学ラン?えぇ、基本です。
ブレザー?えぇ、愛してます。
白衣?えぇ、古典です。
軍服?えぇ、スタンダードね。
…………しかし私の最萌えコスチュームは、グレーのくたびれた部屋着スウェット上下なのであります…………!(ハート型のクッションに顔をうずめながら)
もうこれはここ数年変わらない、そしてこれからも変わることはきっとないであろう私の歪んだ嗜好なんですけど、なんでかこう……どんなキャラでもこの格好をさせると当社比3倍でカッコよく見えるのは何故なんだろう……。
なんか異様に萌え心がくすぐられる格好なんですよね……自分でも理由は分からないんですけど……。
SDでそういう部屋着スウェット上下が似合うのって、花形と藤真と洋平だと思う!
神さんは家の中でももう少しちゃんとした格好しそうだし、信長はフードついたパーカーとか着てそうだからこの人選です。

どーでもいいですが、今私もグレーのスウェット着てるんですけど、すごいよこれ。
祖母が「友達から貰ったんだけど、私には派手だからCOLOちゃん着なよ」と言ってくれたものなんですが、すごいよ。
豹。
豹柄じゃなくて豹の絵がプリントされてあるトレーナーですよ。(開き直ってニヤニヤしながら)
着る私も私ですが、祖母と同年代の祖母の友達がセレクトしたトレーナーを「派手だ」と私に流す祖母も少しどうかしていると思う。
着ているだけで気が滅入る、まったくくつろげない部屋着。
このトレーナーに袖を通す度、
「今半径5キロ圏内で一番ダサい20代は私だ」
と思っています。
そういう部屋着を着て、今これを打っています。(遠い目)



ところで今私の脳内で一番熱い妄想は、本当はバスケだけやっていたいけどいよいよ成績がヤバくなってきたため母親に無理矢理塾に入れられた清田信長@中2と、中学生女子から圧倒的な人気があるもののニッコリと上手く交わしつつその実信長を狙っている神宗一郎@ホモのロリコン塾講師の神清パラレルです。
これはいつかマンガにしろ文にしろ、単発でも形にしたい。

20051109(Wed) 
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何から手をつけていいのか分からない時、人は最もやらなくていい事から手をつけてしまう―――――それが今。(より目)


日曜日はヤベさんに遊んでもらいましたよ。
オシャレな若者が集うアジアンカフェみたいなのにまず連れて行ってもらって、緊張のあまりずっと下を向いていてヤベさんのことを間違えて「エビさん」と言ってしまい、その後リアルでの初対面2時間後くらいにカラオケでアニソンとT0KI0メドレーを息切れしながら歌い、それから飲み屋2軒ハシゴしました。
タフすぎだろ。

ヤベさんとお話していて、もう数え切れないくらいSDネタが生まれたのですが、そのほとんどがヤベさんの「それSDで書いたら殺されるよ」というお墨付きばかりで結果的には日の目を見なそうです。
私の手持ちの数少ないカード(=作風)で、「B級官能小説風」というジョーカーがあるのですが(過去、ゾロが太股にサソリの刺青がある凄腕の麻薬囮捜査官という設定のどこまでもベタな官能小説風な本を出したことがあるんですけど、なんとこれが私のワンピ最後の本だった。これがラストか……。もうちょっとちゃんとしたの書きたかった……。ちなみにゾロがお色気でバッタバッタと敵を倒していく本です)それをSDでやるとしたら誰と誰かという議論とか、それで即興でいくつか話作ったような気がするんですけどことごとく覚えていない。
あーでもそれにしてもすごく楽しかったです。
また遊ぶ約束したので楽しみだ!

ちなみにアウェーの渋谷で遊んだんですが、二人で歩いていたらやたらポップでキッチュかつファンシーな建物があったので、私は指を指して言いました。
C「あ、牧のおうちがこんな所に」
ヤ「ディズニ〜ストアですよ」
さすが牧です。生きるお伽噺。



あーそうそう、上で書いたゾロが若き美貌の麻薬囮捜査官についてですが、幸か不幸か探してみたらPCの中でお眠りあそばしていらっしゃいました。
2003年の7月5日に書いたらしい。
しかもこのシリーズの第1弾は2002年の6月に書いたらしい。(こっちのログは紛失しました)
もう色々手に負えないのですがこれも何かの縁かもしれないので、うっかり手が滑って載せてしまいます。
以下ちょっと注意書き。

・サンゾロです。
・女体化では断じてないのに、何故かゾロが不二子ちゃん扱い。
・ていうかそもそも色々メチャクチャ。

それでも大丈夫という方は、一夜の過ちとしてどうぞ。





グリーン・スコーピオン


   〜白夜の淫獣〜




(あらすじ)
ヤッホー。オレ、サンジ。毎度おなじみ、若き美貌の麻薬囮捜査官・グリーン・スコーピオンことロロノア・ゾロの相棒だ。メカならオレに任せろ!
そうそう。オレたち、また厄介な任務を頼まれちゃったんだよね。何と砂漠のカジノ王・クロコダイルの元に大量の麻薬があるというタレコミを入手して、そこに潜入することになったってワケ!あっちゃぁ〜。キケンすぎるって!
ま、そんなこんなで、砂漠の中心に聳え立つクロコダイルの御殿に踊り子と楽隊として忍び込むことに成功したオレたち。今度は一体どんな冒険が待ってるっていうんだぁ〜!?




砂漠の夜は長い。月光に照らされた砂塵が風で怪しく巻き上げられる中、クロコダイルの屋敷のホールではパーティーが催されていた。金に糸目をつけずに揃えられた豪華な銀食器や皿には色とりどりの御馳走が並べられ、そこではクロコダイルを始めとしたアラバスタの名士が美女を侍らし酒を酌み交わしていた。中央には余興をやるスペースがあり、先ほどもそこで道化が出し物をしたばかりだ。
「続いての出し物です」
司会役の男が震えた声で言う。道化の出し物がつまらなかったクロコダイルが、気分を害していたからだ。この男の機嫌を損ねるととんでもないことが待っている。和やかなパーティーのような空間だったが、皆腹の底では彼に対する恐怖の念でいっぱいだった。
「!」
ふと、ホールの照明が落ちた。ざわ、と男たちが騒ぐ。クロコダイルは口にくわえた高価な葉巻を弄びながら余興スペースを見やった。

♪ぽろろろろん……

琵琶の様な弦楽器を抱えた男が、気がつけば片隅にいた。目深にかぶったフードからは絹糸のような金髪がこぼれるのが控えめに確認できた。長い指でかき鳴らすのその弦はなかなかの腕前だ。

♪しゃらり   しゃらり

琵琶の他に鈴のような音も聞こえてきた。何処から?明るい照明が不意に消えたことで暗闇に慣れていない視界で、その音の根源を探そうとホールにいる男たちが辺りを見回す。するとホールの中央にあった一本の蝋燭に火が灯された。その炎が淫靡に揺らめく横に、音の根源である一人の男……否、一人の美神(ヴィーナス)がいた。
エメラルドの髪にルビーの如き双眸。そこには炎が蠱惑的に揺れるのが見て取れた。彫刻のように均整の取れたしなやかな肢体を惜しげもなく曝し、申し訳程度に薄いヴェールが秘所を覆っている。
男たちは息を飲んだ。なんだ、この神々しいまでの美しさは。
呆けたように自分を見つめる男たちを見つめ、口元を覆ったヴェールを焦らす様に剥ぎ取ると、男は嫣然と微笑んだ。その唇はイブが口にした林檎のように、一度味わったら決してやめられない危険な果実のようだった。

男がとん、と羽のように舞った。耳飾りが先程のしゃらりという涼しげな鈴の音を奏でる。彼は琵琶の音とはまったく無関係なリズムで舞いだした。ゴーイング舞ウェイ。琵琶師の立つ瀬なしである。
しかしその舞は筆舌に尽くしがたいほど美しかった。蝋燭の灯火と差し込む月光を受けて舞う彼の姿は、まさしく月の女神・アルテミスのそれだ。彼の流し目は赤く燃える彗星のように強烈で、目元に艶やかに光るラメは彗星の周りで煌めく恒星を連想させる。壮絶なまでの色気。彼は一体何者だ。

しゃらり   しゃらり

水面を滑るアメンボのような独特のステップで、踏ん反り返っているクロコダイルに彼は近づいた。ピラミッドのように己の男根をそそり立たせているクロコダイルを挑発するように、彼の上をひらり、ひらりと飛び越える。その度に白檀の香りのするヴェールがクロコダイルの頬を撫で、ますます彼の雄を刺激した。
「お前、名を何と言う」
「ゾロ」
耳に心地よいテノールの声で彼は、ゾロは答えた。
「?」
ふと、妖精のように舞うゾロの太腿に、クロコダイルは何かを発見した。それは黒子か?ゾロの動きがあまりにも早すぎて、よく目で捉えられない。ざわりと心臓がざわめいた。これは恋…………?それとも…………。
「おい、男。舞はもういい。酌をしろ」
「やーだよーだ」
可愛らしくおどけてゾロは身をよじった。
「いいではないか。いいではないか。近ぅ寄れ」
クロコダイルが半ば無理やりゾロの腕をつかみ、その女豹のようなしなやかさで以ってボックスステップを踏む肢体の動きを止める。ふわりと太腿を覆うヴェールが揺れた。
「……?……」
そしてそこにあった黒子が蝋燭の炎で艶やかに照らし出される。いや、それは黒子ではなかった。TATOOであった。太腿の上で怪しく踊る、緑の蠍のTATOOであった。
「緑の蠍のTATOO!?お前、まさかグリーン・スコーピオンか!?」
クロコダイルの目がカッと見開かれるのと同時に、ゾロは流れるようなバク転をし間合いをとる。その手にはいつの間にか和道一文字が握られていた。
「だったらどうなんだよ、この麻薬王」
「曲者だ!であえ!であえ!」
部下がホール中でわめき散らすが、クロコダイルの耳にはそれは届いていなかった。赤い舌で己の上唇をねっとりと舐め上げ、ゾロは妖艶に笑った。


「剣の舞を見せてやろうか……」



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('v')(妙に澄み切った目で小首を傾げながら)


20051105(Sat) 
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ケンカした(=一方的に怒った)妹がトイレに閉じこもり、トイレに行きたいんだけど行けずに「どうしたもんかなぁ……」と思いながらトイレそばの階段に座り込んでぼんやりしている花形透15歳。

のようだ、と今思いました。
花形透15歳以外のコンセプトは今考えたんですけど、そうとしか見えないな……。


ハロウィン仮装パレードに参加しようと思って自分なりに何かの仮装をし、ワクワクしながら家を出たら集合場所には誰もおらず、通りすがりのおじいさんとかに「アンタ、そりゃ5年前の集まりだがね。ここ数年はちぃともやっとらんよ」と言われるくらいの乗り遅れ方ですが、ラ〜メンズって面白いですよね……。
全くお笑いのビデオを見ようと思わない(嫌いというわけではなく、ただ単に選択肢の中に入っていなかった)人間だったのですが、SHAKAやんちで見せてもらったのが異常かつ異様に面白かったので、地元のビデオ屋にあるのを少しずつ楽しみに借りて見ています。
でも2本しか入ってない……。
そして最後の1本を今日借りてきてしまったので、今あるのを見たらもう新しいのが見れなくなってしまう……。
韓流コーナーの十分の一でもいいからスペース削ってそこに特集組んでくれればいいのに。

えーとそう、それでラ〜メンズの背の高い人がカッコいいですねという話。
ラ〜メンズのその人みたいに、背も高くて顔のパーツもすごく整っているのに本人にあまり磨く気がないタイプの人間が大好きだ!という話をヤベさんにしていたんですよ。
そしたらヤベさんは言いました。
「あぁ、花形みたいな」

!!(よろめきながら)(BGM『運命』)


花形の事はすごーくすごーく好きで、どれくらい好きかというとありとあらゆる手段を駆使して困らせてやりたいくらい好きなんですが、じゃぁ「好みのタイプなんですか?」と問われればそれは違うと信じたい。
だって……だって……花形なんだもの!
なんかヤベさんにずばり言われた時、座っているのに眩暈がしてもたれていた壁に手を付いてしまった上に、上擦った声で弱冠反論めいたものを言ったような言わないような。(記憶がない)
そしてその時は気がつかなかったのですが、こうして一人になって冷静に考えてみると、この私の反応は

妹「あたしの好みのタイプ?えーっとぉ、まず背が高くってぇ、声も低くってぇ、ちっちゃい事ですぐにドーヨーしないどっしりした人でぇ、それからそれから……」(指折り数えながら)
妹の友達「ふふふ、○○。(ご自分の名前を脳内で入れてネ!)それって透さんの事みたい」
妹「な、な、な、ぬわぁ〜んですってぇ!!?やめてよ、××!(お友達の名前を適当に入れてネ!)ペッペッ、口が腐るゥ!だぁ〜れがあんなクソ兄貴!あんなのただデカいだけの人間山脈じゃない。今日だってデカい図体で洗面所占拠して邪魔でしょーがなかったんだから。ヤツが顔洗ってる時にあたしがちょっぴりキュートなイタズラ心を出して、兄貴のメガネをかけてみたらそれがもぉ度が強くてさぁ!ガリベンってほんとヤよね!しかもちょーでっかい手であたしがかけてるメガネをひょいって取り上げて、『目が悪くなるぞ。やめなさい』(渋い声で物真似しながら)とかゆってくんのー!もぉマジ勘弁。あたしカチンときてさ、思わず水が張ってある洗面器に電源つけたままのドライヤー投げ込んじゃったんだけど、兄貴が大慌てでキャッチしたんだっ。あの兄貴の慌てた顔!フフフフ!(思い出し笑い)もーそれくらいで慌てるなんて、なってないショーコだよね♪ちょっとくらい濡れたってドライヤーは壊れないってゆーの。(死の危険性についてちっとも考えが及ばない妹)そういやその後朝ごはんの時も兄貴ッたらさぁー」
友「ハイハイ、ワカリマシタ。(肩すくめながら)透さんのこと、ほんとに大好きなんだね」(微苦笑)
妹「ちッッッッッッがァーーーーーう!!!!!」(大噴火)

っぽいよなぁ……と思いました。
いよいよ手に負えない……のか……?



そういやこの前初めてオレ史上のヤベさんと思いっきり生電話しました。
緊張して最初は「ふふふ、こんばんは」とか「だはは」とか意味不明な挨拶を何回もしたり、いやらしい一人笑いを挟んでいたのですが、話題がSDの事になった辺りから不必要に流暢になり、4時間の長電話の中で泡のように数多生まれたネタを今となってはほとんど覚えていません。
どーでもいいですけど今いきなり思い出しましたが、私の長電話最高記録は8時間で相手はオタクじゃない人だったんだけど、一体オタクじゃない人と8時間も何を話していたんだろう……。
これもまるで思い出せない。

でもヤベさんとの電話の中で出たネタで、忘れないようにメモしたものもありました。
私、「ちょ、待、め、メモる!」と言ってメモっていた。
以下メモ抜粋。行変え、誤字など原文のままです。

洋平 バスケ
  ぶ
TATOO−
がーどれーる

幸いこのメモを取ったのが2日前とかそんなものなので、かろうじて何を言いたいのか分かりますが、多分10日とかしたら自分でも分からなくなると思います。
ので、分かるうちに書く。


ヤベさんが
「どこかで見たんだけど、イノタケ先生は最初洋平をバスケ部に入れようと考えていたらしいよ。でも一緒にバスケをする洋平と、花道のことを見守る立場になる洋平、両方考えてみたら後者の方が先生的にはしっくりきたからこっちになったらしい。という様な事をどこかで見た気がする。本当かどうかは分からないけど。」
と言ったので、もう私の中では瞬く間に洋平が当たり前の様な顔をして湘北スタメンに混じり、バッシュ履いてユニフォーム着てストレッチやっていたり、血気盛んな相手チームのラフプレイにも動じず首をコキコキならしながら「熱いね……おたくら」と挑発めいた事を言っていたりする絵が原作絵で曼荼羅の様に広がりました。
洋平がバスケ部って……そんな……。(青ざめながら)
ちょっとそれいよいよやばいんじゃないですか……。
仮に洋平がバスケ部に入っていたとしたら、ポジションはどこなんだろう?
マンガを見る限りでは身長は170前後のような気がするので、センターは無理ですよね。
でも思ったんですけど、私は洋平は器用貧乏のような気がする。
何でもある程度こなせてしまうから、だからこそ全てに対して熱くなれないというか、何事にも新鮮な驚きがなくて「フーン……こんなモンか……」みたいな。
だからSF、SG、PG辺りのポジションをそつなくこなせて、どこのポジションでもそれぞれの県内ベスト5に入れるくらいの上手さはあるんだけど、言葉は悪いけどそこ止まりみたいな……そんなイメージがあります。
例えば花道といえばリバウンド、三井といえばスリーポイント、宮城といえばスピードみたいな、圧倒的な武器が洋平にはないの。
そして流川ほどの覚悟もない。
花道をドリブルで抜けても宮城は抜けない、三井のシュート体勢崩す事はできても花道のリバウンドは止められない、宮城とマッチアップして当たりでは負けなくても、3Pへのパスを出されてしまう。
こんな感じでオールマイティにできる事への弱みというか。
湘北は全能神な流川(←贔屓目)以外、一芸に極端に秀でた人たちの集まりだし皆とにかくキラキラ一生懸命で眩しいので、洋平にとってはさぞかし居心地の悪い部活動かと思います。
キャプテンなんかも痛いくらい清廉潔白だしな!
でも洋平は自分とは違う人種に囲まれている居心地の悪さを楽しめる人間なので、何だかんだでバスケ部に入っていたとしても上手くはやれると思う。

ただどこかで線は引いているところはあると思います。
練習後、3バカが「ラーメン食い行こうぜ!」と誘っても、2回に1回は断ったりする。
「すんません、今手持ちがなくて」
って苦笑しながら。
そしてさっさと帰ってしまう。
「なんだよ〜付き合い悪ィなぁ〜」
三井がブーブーいじけたように言うのを遮るように花道が「分かった」って言います。
いつもは洋平にはワガママ言ったり甘えたりする花道が、いやにあっさり引き下がるのです。
それでそういうのに聡い宮城は「お」と思う。
三井はその時そこら辺にいた猫をかまっています。(私の中で最近音を立てて三井が愛すべきバカキャラになっていく……。三井というキャラクターが引き起こすエピソードを、感情と原因をまるっと削除してただ単に事象そのものとして捉えた場合、この子相当なオモシロキャラなんです)(例:ポカリを一人で開けられないで泣いちゃった三井)(例2:潮崎「宮城がボロボロにされた頃…三井って人はもう意識がなかったらしい」潮崎に影で「三井って人」呼ばわりされる三井)(例3:桜「おい…洋平にやられた上にゴリにもやられたら、あの女男死ぬぞ」堀「即死かも」ケンカ最弱を堀田にすら見破られている三井)(例4:うんこしている最中トイレで相手チームから陰口言われて怒っちゃう三井)
ラーメン屋に向かう道すがら、宮城は花道に聞きます。
 
宮「あいつ、いつもあんな?」
桜「うん、わりかし」
三「おい、あいつって誰だよ?」
宮「でもお前、随分あっさりと引き下がるもんだよな。そゆとこデリカシーなさそうだけど」
桜「チッチッチッ。(人差し指を横に振りながら)オレを誰だと思っているのだね、リョータ君。気遣いと思いやりが同居する男・桜木花道。つーか別にいいんだ。あいつ、昔からあーなの。話したくなったら話すだろうから、話さないってことは話したくないってだけだよ」
宮「お前……意外と深いな……」
三「だからあいつって誰だよ!!(怒)」

カヤの外な三井萌え。


それで洋平はバスケ部の練習の時は絶対半袖のTシャツでタンクトップは着ないんですね。
あと着替える時は、自分のロッカーのドアを開けてその陰に隠れるようにしてさっさと着替える。
そんな洋平の姿を目ざとく見つけた三井は、「はっはァ〜ん……さてはこいつ、身体に自信ががねぇんだな」というオモシロ思考に行き着きます。
そんである日、ロッカーの陰で着替えている最中の洋平を
「まーまーガリだからって気にすんなよ!お前は1年なんだから、まだまだこれから大きくなるぜ!」
と兄貴風吹かして突き飛ばします。
洋平は予測のつかない三井のその言動に大きくよろけ、半裸のままロッカーの陰から出て来てしまいます。
皆の目線が細身だけど引き締まった洋平の背中に集中します。
なんとそこには立派な般若の刺青と、明らかに銃創と見て取れる傷跡が……。
ゴク……と息を呑む一同。

三「………………」
洋「………………」
三「あ、ご、ごめんね」
洋「ははっ、いやに素直じゃないスか。気ッ色悪ィなぁー」(からからと笑う洋平)
桜「洋平、帰ろ」
洋「おう。そんじゃお先っス」

呆然と固まったままのバスケ部一同を置いて、訳知り顔の花道と洋平は部室を後にします。

桑「み、見た……?」
石「見た……」
佐「般若だった…………しかもすごい立派な……」
宮「オレ前テレビで人間国宝が彫る刺青っつーの見たことあるけど、あんな感じだったよ」(比較的平然とシャツのボタンをとめながら)
桑「ほ、ほんとですか!?」
宮「おぉ」(ロッカーのドアを閉める)
佐「そーいやオレ、7組にいる同中の奴に聞いたんだけど……。水戸君ってプールの時間全部見学してんだって……」
石「ま、マジで……」
桑「何してる人なんだろう……」
佐「ていうか、オレらと本当に同い年なんだろうか……」
石「さ、さぁ…………」

みたいなやり取りがあったらいいと思う!
それでその頃の三井はというと、さっきうっかり謝ってしまったことを悔いています。
「『あ、ご、ごめんね』だと?このオレが?ありえねー。マジありえねー。何言ってんだオレ。オレは誰だ?三井寿だぞ?さっきは予想してなかった水戸の背中にちょっと、マジでほんのちょっとビックリしちまっただけだ。つーかよくよく考えてみたら、あれシールじゃね?つーかシールだろ。オレが不良(ワル)だった頃のダチだって、あんなスミ入れてる奴いなかった。鉄男だってせいぜい肩甲骨の辺りに髑髏のヤツいれてるくらいだし。つーかあの鉄男が結構痛いって言ってたし。絶対あれはシールだな。うん。オレ結論。あれ、シール」
と心の中で饒舌になっている三井は、一大決心して洋平に「それ、シールだろ?」と言うために後を追います。
それで走って後を追いかけたら花道と洋平が並んで歩いているところを見つける。
三井の「桜木が水戸の刺青をシールだと知らなかった場合、それをあいつの前でバラすのは水戸が可哀相だ」というよく分からない人道的措置により、声をかけるのは花道がいなくなってからの方がいいかなーとタイミングを伺っているうちに、傍から見ると尾行の様な感じになっています。
それで花道と洋平がとある所で「じゃな」と手を上げて別れます。
「今だ!」と三井は思うのですが、信号が赤になってしまいました。
赤信号鉄男と渡れば怖くない、だった三井ですが、安西先生に以前注意されてから(「赤では止まらなくてはいけませんよ」)三井は頑なにその教えを守っています。
イライラしながら青になるのを待つ三井寿18歳184cm意外と動物好き。(と、私は思う)
ようやく信号が青になって、見失ってしまった洋平(洋平は異様に歩くのが早いと思う)を探してキョロキョロするのですが、ふと「ありがとうございましたー」という店員の声に振り向いてみると、少し離れた花屋から花束を持って洋平が出てくるところでした。
尾行もどきをしていた数分間の条件反射で、電信柱の陰に隠れてしまう三井。
そしてまたここから三井の探偵物語が始まります。
「あいつ……花束なんか持ってどこ行くんだ?まさかオンナのとこか?なんかちょっとムカツクじゃねーの……」
時には壁と壁の隙間に挟まり、また時にはポストの陰に隠れ、またある時には風俗のネオンが点滅する置き看板の裏に身を潜め、三井は洋平の後を尾行します。
三井的には薄汚れた雑居ビルか、地下のスラム街の様なバーかなんかに洋平が入っていくような気がしていたのですが、洋平の足はどんどんネオン街とは正反対の何もない閑散とした方向に進んでいきます。
訝りながらも三井は後をつけていく。
そしてとうとう洋平の足が止まりました。
そこには本当に何もありませんでした。
あるのは薄汚れてちょっとひしゃげたガードレールだけ……。
洋平はそのガードレールを存外細い指先で優しくそっと2、3度撫でてから、緩くその上に腰掛けました。
「何やってんだ?あいつ」
と思いながら見守る三井。
スピードを上げて走り抜ける車のエンジン音に時折かき消されながらも、洋平の低い呟きは三井の下に届きます。

洋「よう、元気か?……ってこともねぇか。ははは。そっちはどうよ。オレの方は相変わらずだよ」

「何独り言いってんだ?」と思う三井をよそに、洋平の独り言は続きます。

洋「毎日それなりにやってるよ。あぁ、そうそう。オレ花道に誘われてバスケ部入ったんだ。花道。知ってるだろ?あの赤い髪のヤツだよ。あいつがいるから正直かなり救われてる部分あるな。バスケ部だってあいつがいるから入ったようなモンだし。つーか、オレがバスケってなぁ。お前だったらガラじゃねぇって笑うのかな…」

辺りは外灯の頼りなげな光だけで、それでも時々通り過ぎる車のヘッドライトで洋平の頬が照らされたりします。
その横顔は三井の知らない大人の男のものでした。

洋「(学ランの内ポケットから煙草を取り出して1本口にくわえ、首を傾けながら火をつける)お前、この煙草好きだったよな。オレさぁ、もう煙草やめたんだよ。花道に言われてさ。でも今日だけ、1本だけ、ここで吸うよ。お前の変わりにここで吸う。煙、そっちまで届いてるか?」

夜空を見上げる洋平。
一方なんかの物陰に隠れている三井寿18歳184cm差し歯。

洋「じゃ、オレ行くわ。もうここには来ない。(ガードレールから腰を浮かして3歩ほど進んで)あ、そうだ、忘れてた。ほら。(花束をガードレールにバサッと添えて)やるよ、それ。生きてる間にやれなくてごめんな」

そして三井が完全に腰砕けになるセリフを最後に洋平は吐きます。

洋「あばよ」

何この鬼の様なカッコよさ!もとい、カッコ悪さ!
でも私洋平はこれくらいで丁度いいと思っているんですよね。
どこまでもお約束な80年代のアレ(上手くいえない)っぽさがある男であってほしい、洋平様……。
そしてガードレールに花添えて青春あばよと言う洋平の頬に涙が一筋キラリ☆と光ったような気がして、三井はあらゆる意味で「なんてこった!」と思い呆然としているのですが、その後洋平に「……で、アンタほんと暇だね三井サン」と言われてしまいます。
余裕で気づかれていた三井。
そんな洋平バスケ部物語…………。


という感じのことを実に端的にヤベさんに言ったら、「三井、アホの子じゃん」と言われました。
三井、マジで本当に可愛いな……。
洋平も死ぬほどカッコいいな……。



「オススメのチョコレートあったら教えてください」って書いたら、きなこポッキーとホワイトロリータというチョコレート菓子をオススメ頂きました。
わーい、ありがとうございます!
絶対買います。楽しみだ〜。
ところで鼻の下にニキビができました。(遠い目)
チョコレートばっかり食べてるからだよ。火を見るより明らかだよ。
そういや私が前回書いたやたらド派手な箱に入っているチョコレートですが、私が軽い捻挫を複雑骨折の如く書きたてる女なので(全てにおいて大体話半分どころか話四分の一くらいで聞いてください)誤解を招いたみたいで申し訳なかったのですが、このチョコ、安いですよ。(照笑)
だって私生協で買ったんだもの。
コンビニにももしかしたらあるかもしれません。不二家のです。
オススメなので気が向いたら食べてみてください。

そして余談ですが、私は「二十歳過ぎても吹き出物の事をニキビと言う」軍として世の中に反旗を翻したい。
レジスタンスとして活動します、あんまり見えないところで。
だからひかるさんみたいに「二十歳過ぎたら吹き出物だよ〜」というような人はちょっとぶつ!

20051102(Wed) 
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とある洋画でこういう風に三本指を立て上のセリフを吐くシーンがありました。
アメリカなのにこの奥ゆかしさはなんだろう!?と感動したのと同時に、藤真がこれをやってくれたら!と思ったので。
いやーしかしこれはすぐにファックやビッチというセリフが飛び交うアメリカ映画にあるまじき所作じゃないだろうか。
この奥ゆかしさは、京都では早く帰ってほしい客にお茶漬けを出すという習慣がありますけど、それに通じるものがあると思いました。
すごい気に入ったのでいつかやってみたいものだと思っているのですが、永遠に出番は来ないであろう事は当たり前のように分かっています。
私が唯一言えるスラング「俺様を誰だと思ってやがんだ」も、アルコールを摂取した日本人相手にしか言った事ありません。
微笑されたし。私。



最近私の中でお香をたいた部屋で、熱〜いお湯で入れた紅茶を飲みながらチョコレートを食べるのが流行っています。
あんまり食べたら年甲斐もなくニキビができるので(そういや以前どこかで「20歳過ぎたらニキビといわずに吹き出物という」という意見を見かけて、地球が滅びたらいいのにと思いました)、ネットやる時とかに1つだけ食べたりする。
あ、いや、2つ食べた、今…………。(はにかみながら鼻の下をこすって)
galbo(ガルボ)というチョコレートが大好きでバカの一つ覚えみたいにそればっかり食べていたのですが、今日FEEL ENVYというチョコレートを買って食べてみたらこれもすごく美味しかったので今すごい幸せです。
冷やしてから食べると、薄いフォルムなのでパキパキ言ってすごい気持ちいいのだ。
味も美味しいです。
あと箱のデザインもすごい凝っていてチョコレートを食べながら、
「金で箔押しした上にフルカラー印刷のチョコや背景の絵をスポットクリアや盛り上げなどで加工した上に、箱全体にも名称の想像もつかないような加工が施されていて、なおかつ蓋を開けたところにも三色刷りの印刷がある。一体元手はいくらかけているんだ……」
と考えていました。
これだからオタクってイヤですよね√☆(舌出して肩すくめながら)
いや、しかし捨てられる運命にあるお菓子の箱にしてはえらく気張ったものなんですよ。
私、「これ、アナスイのピアスが入ってた箱なんだ」って言われれば絶対信じる。
それくらい無意味に気合の入った箱なんです。
中の三色刷りはいらないから、中身を2つくらい増やしてくれればいいのになぁと思いました。

何かオススメのチョコレートがあったら教えてやってください。
秋や冬って何でチョコレートが異様に美味しく感じられるんだろう……。
お菓子メーカーの手のひらの上で、まんまとダンシンです。

20051101(Tue) 
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以前「洋平の姪ドリってCOLOさん的にどう思われますか?」という質問と、「陵南の池上のイモドリってCOLOさんはアリですか?ナシですか?」という質問をそれぞれ違う方から頂きました。(ありがとうございます)
二つまとめてお答えします。
池上の姪ドリがいいです。(迷いのない目で)

池上には年の離れた姉がいて、その娘、つまり姪になって、陵南メンバーが沢山いる前で「おじちゃん」と呼んでやりたい。
仙道が笑いながら「池上さん、『おじちゃん』なんて呼ばれてんすか?」とか言うと、「あ、あぁ……」と口ごもる池上の足元に無邪気にまとわりつきたいです。
ていうか池上に5歳くらいの姪がいて、小さい子にどう接していいものか分からないながらも、たどたどしくおままごとして遊ぶ池上というのもなかなかどうして乙なものです。
しかもあの池上に赤ちゃんの役割とか割り振りたい。

姪「はい、ごはんのよういができましたよ。たべましょうね〜。お〜よちよち」
池「い、いただきます……」
姪「もー!おじちゃん、だめだってば!なんど言えばわかるの!?赤ちゃんはそーゆーふうに言いません!」
池「あ、う、うん」
姪「はい、やりなおし。ごはんのよういができましたよ。たべましょうね〜」
池「……ちゃ、……ちゃーん……」(こんな所1,2年に見られたら死ねると思いながら、目をそらしつつ呟く池上)


池上の乏しい赤ちゃんイメージでは、赤ん坊とは「ハーイ」と「ちゃーん」と「ばーぶー」しか言わない生き物です。
このあと姪、また激怒。



前回の日記で書いた100質について、URL教えて下さった方ありがとうございます〜。
やっぱり答えてみたくなってウキウキしながら飛んでみたら、「全部答えられない人はやらないでください」っぽい注意書きがあり、最初のふるいわけでザックリ落とされてしまいました。
全部答えられる自信皆無です。
最初の10問くらいで力尽きる予感リンリンです。
つくづく的を得た簡潔な質疑応答ができない人間だ私は……。

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